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木のこだわり手作り家具
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いつまでも永く使い続けられるダイニングテーブルなどの手作り家具を

毎日の暮らしの中に自然に溶け込み、20年、30年…と永く使い続けられる「相棒」のような家具を作りたい。そして、それを「子供や孫にも引き継いでいきたい」と思えるような愛着を持って使い続けられる家具を作りたい。

「佐藤さんの作る家具はなんかいいわ」「ずっと前からそこにあったかのような感じがする家具だわ」…そんな言葉をいただけるならこれ以上の喜びはありません。

そんな家具を作るために、技術の鍛錬はもちろんのこと、永く使っても飽きることのないデザインを生み出すこと、そして本物の素材を選んで使うことなどに心がけていこうと思っています。
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最新の里山便り
「πチェア」
2024.04.19
桜の終わりあっという間に桜の季節も終わりました。
工房の庭庭ではジューンベリーも満開となり、そして花が散りました。
工房の庭今はフロックスの可憐な花が足元で咲いています。壁全体に覆っているモッコウバラの花芽も膨らんで、ちらほらと花を咲かせ始めました。
工房の畑畑ではジャガイモの芽が出そろい、少し大きくなったところで間引きをした後、第一回目の追肥と土寄せをしておきました。
孫の1歳の誕生日祝い孫の1歳の誕生日祝い先日は孫の1歳の誕生日。お祝いをしました。ヨーグルトのケーキを作り、一升餅を背負わせて…一生食べ物には困らないようにするためだとか…。
ウォールナットの椅子さて、工房ではウォールナットのπチェアがほぼ完成しております。座板の裏側に幕板で反り止め加工をします。
肘(背もたれ)の加工です。背柱が入る溝を掘ったり、バンドソーという機械で形を大まかに切り出したりします。
ウォールナットの椅子 ウォールナットの椅子 ウォールナットの椅子
ウォールナットの椅子成形加工に入ります。電動工具で荒削りをした後、南京鉋で削って形を整えていきます。
ウォールナットの椅子 ウォールナットの椅子 ウォールナットの椅子
ウォールナットの椅子サンディングをして仕上げます。
ウォールナットの椅子後脚も南京鉋で削って成形します。
ウォールナットの椅子座板の方は座繰りをします。先の肘の加工もこの座繰り加工も、インスタグラムの方には動画を載せておきました。よかったら見てください。
ウォールナットの椅子ウォールナットの椅子つるつるに仕上げて完成です。
ウォールナットの椅子ウォールナットの椅子座板と脚の成形加工、仕上げ加工を行い、組み立てをします。
ウォールナットの椅子そして、肘(背もたれ)も組み立てます。
接着剤が乾くと、ここから彫刻(?)作業が始まります。切り出しナイフや彫刻刀などを駆使して、脚と肘が滑らかにつながっていくように削って仕上げていきます。
ウォールナットの椅子 ウォールナットの椅子 ウォールナットの椅子
ウォールナットの椅子最後はサンディングをして仕上げます。長丁場の加工も終了です。やっとほっとします。
オイルで仕上げて完成となります。
椅子のオイル仕上げ 椅子のオイル仕上げ 椅子のオイル仕上げ
これまでに百数十脚は作ってきたでしょうか…このπチェア。制作は一筋縄ではいかない難しい椅子です。こうやって加工をできるようにするまでにさまざまな苦労があり、少しづつ改善を重ね、治具を増やしていったり加工の勘所をつかんできたものです。

制作にかなり時間もかかり、材料代もかかるために価格もだんだんと高くなって来ました。年々注文も減ってきてはいます。

でも私自身、この椅子には(苦労を掛け、時間をかけてきた分)愛着があるので、制作を続けてきました。出来る限り作り続けていきたいと思うのですが…。
更新履歴
2024.04.19
里山便りを更新しました。
2024.04.05
里山便りを更新しました。
2024.03.29
お客様の声を追加しました。