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無垢一枚板の手作り家具とオーダー家具





里山便り
 
 
2012.12.25
「今年もありがとうございました」
工房の雪景色

工房の雪景色
今年も終わりに近づきました。あっという間でした。

世の中どこもかしこも「不景気」でありまして、我々小さな自営業者には厳しい時代が続いています。そういう意味でも今年は、例年にもましてお客様から仕事を頂ける事のありがたみを感じた1年でもありました。

ですから、私にとってはもう一度初心を思い出し、自分の仕事というものを振り返るという意味において、重要な1年だったと思います。

皆様ありがとうございました。よい年をお迎え下さい。
 
2012.12.20
「デジカメ」
先日娘がデジカメを買ってきました。「むむっ!確かデジカメは1台持っていたはずではないのか?また買うのか?贅沢な」と、ひがみ根性丸出しで父親の私はぶつぶつ…。

デジカメ この頃のデジカメはこんな感じ。まるで昔のカメラみたいです。こんなケースに入ったカメラは、確か私のおじいさんかひいおじいさんか誰かが持っていたはず。

デザインなんてそんなもの。結局ぐるぐるめぐっているだけ。私は家具制作にあたっても、いわゆる「デザイン」にはあまり興味が無いのですが、理由はそんな所にもあります。

デザインだけをあまりにも重視して物づくりをしていると、結局その時代の波に乗っているだけという事になりかねないと思っています。(こんな書き方をするとまた誤解を受けそうですが、適切な言い方が無いのでそれもやむなし…。) デザインよりももっと大切な人の心を捉えるものがあるはずだと思っているので…。

デジカメ

デジカメ
脱線しました。ところで私が持っているカメラはこちら。コンパクトデジカメはPanasonicの「DMC-FX01」。もう7年以上前に購入したもので、画素数は600万画素ぐらい。娘のが1000何百万画素だと言っていたので、ずっと性能は落ちます。

でも、十分役に立っています。わりと広角に撮影できるので、狭い室内で家具を撮影しなければならない事が多い私たちにとっては便利なカメラです。ホームページに載せてある写真のほぼ9割はこのカメラで撮っています。液晶画面が割れちゃっていますが、全然問題ありません。愛用の1台です。

デジカメそして、もう1台はこちら。何年か前にどうしても一眼レフが欲しくなって、ヤフーオークションで比較的安く買ったのがこのカメラ。PENTAX K-mです。300mm望遠レンズも
買って(付いていました)、息子の野球の試合など主にプライベートな写真を多く撮っています。勿論、これで撮った写真もホームページに載せています。

でも何ですねぇ…最近のカメラはすごい画素数ですね。きっときれいな写真が撮れるんでしょうね。確かに同業者のホームページやブログなどを見ると、本当にきれいに家具の写真が載せてあります。

撮り方も上手なんでしょう。それに比べると私のはこんなデジカメですから、それほどきれいには撮れていないかもしれません。でもね、写真よりは絶対実物の方がいいという事は言えるわけで…。写真を見たらいかにもいい家具だけど、実物がそれほどじゃなかったって事にはなりません。…って事は、今のままあのカメラで撮り続けるのが正解という事になります。(と、自分を納得させます。)

欅無垢一枚板ダイニングセット
ところで今年も終わりに近づきました。工房では近々納品の欅(ケヤキ)無垢一枚板ダイニングセットの制作を終え、年明けに納品の栃(トチ)無垢一枚板ダイニングセットの制作に取り掛かっています。こちらは現在ベンチとπチェアーの制作から進めています。

師走の工房 師走の工房 師走の工房
師走の工房 師走の工房

師走の工房は、大体毎年こんな感じです。A様、H様、楽しみにお待ち下さい。
2012.12.10
「お便り」
約2年半ほど前にダイニングテーブルを制作させて頂いたお客様から、突然のお便り(メール)を頂きました。
半布里工房
佐藤様

ご無沙汰しております、柏のY.Kです。ダイニングテーブルを山桜で作っていただいてから、もうずいぶん日がたち、早く写真を送らなくてはと思いつつ、今日になってしまいました。

山桜のダイニングテーブル白木だった桜もずいぶんいい色合いになってきました。写真でもおわかりいただけると思いますが、手前側にはいつもなにやら小物をごちゃごちゃ置いていますので、そこだけ元の色(に近い)を保っているようです。

椅子が情けないので何とかしなければと思いつつ、これはというものが見当たらないのと、今の椅子への思い入れ、それから椅子は座ってみないと良し悪しが判断つきにくいなどで、買い替えかねています。

長さを詰めていただきましたが、足の位置の関係から、1800はあってもよかったかなと、それだけは後悔していますが、テーブルそのものは、足を含めて仕上がりがとてもていねいですばらしく、とっても満足しています。どうもありがとうございました。またいろいろとご相談にのってください。どうぞよろしくお願いいたします。
山桜のダイニングテーブルY.K様にはおよそ3年ほど前の1月にダイニングテーブルのお問合わせを頂き、2月には遠く千葉県から工房にお越し頂き、ご注文を頂きました。

このように制作した(お嫁に出した?)私の家具が今はどのようになっているのか本当に知りたいですが、なかなかそのためだけに見に行く事もできず、結局大半はそのままになっている事が多いです。しかし、時々このようなお便りを頂き、(自分の娘に例えると)「あぁ元気でやっているんだなあ」と安心する事が出来ます。本当に嬉しい事です。ありがとうございます。

今までに一体どれぐらいの数の家具を制作して納めてきた事か分かりませんが、どの家具もその時その時に精一杯の仕事をして納めてきたつもりです。ですから全てに愛着があります。本当にそれらにもう一度会いたいと思います。(もちろんそういう機会を頂いている場合もいくつかありますが…。)皆さん、もしよろしければ又会いに行けるような機会を是非私に与えて下さい。
2012.11.26
「オガクズストーブ」
オガクズストーブ

オガクズ
今日は雨が降っているので、肌寒いぐらいです。そこでオガクズストーブを焚きました。じわーっと暖かくなってなかなかいい感じです。

さて、これからますます寒くなってくるので、工房のストーブも活躍するようになるでしょう。しかし、問題は燃料となる薪です。うちでは端材がためてありますのでそれを燃やす事が出来ます。

今年は夏前ぐらいから端材を袋に詰めて貯め始めました。倉庫には30袋ほどの端材が積んであります。しかし、今年はピザ窯でも使いたいので、これだけでは足りません。最近は薪ストーブ人気のせいもあってか薪の価格も結構高いです。インターネットで調べても1ケージ(これだけでおそらく1週間分あるか否かといったところでしょう)買って10,000円ぐらいします。

そこでオガクズストーブが役に立つというわけです。こちらは燃料となるオガクズは日々出ますから、たっぷりあるというわけです。薪は買わないと手に入らないと思いますが、オガクズは今のところどこへ行っても無料でくれると思います。みなさん処分するのにお金を払っているのですから。

オガクズストーブそういうわけで、本当にオガクズストーブは優れものです。うちでははじめはオガクズだけで焚いていて、途中から端材の木っ端を入れて火力を上げるという風にして使っています。

エコ?と上段に構えて行っているわけではありませんよ。もったいないし、お金もかからないから…ただそれだけの事です。

ピザ

ピザ
P.S. 一昨日は息子が友だちを連れて帰省したので、ピザを作ってみんなで食べました。ベーコンとオニオンでマルゲリータ風のピザと、明太子クリームでチキンとコーン、ジャガイモを載せたオリジナルピザです。

焼き方も少し上手になってきました。天気も良く、東屋の下で美味しくいただきました。
 
2012.11.14
「いす・椅子・イス展」
明日から27日まで愛知県犬山市にある「ぎゃらりぃ木屋」にて、「いす・椅子・イス展」が始まります。本日搬入をしました。10名の木工家の方の様々な椅子が並びますので、よかったらご来場下さい。画像は搬入を終えたばかりの様子なので少し雑然としていますが、まぁこんな感じです。
いす・椅子・イス展 いす・椅子・イス展 いす・椅子・イス展

ところで、展示会参加は「超久しぶり」です。あまり積極的になれない理由もあるのですが、又「半布里工房のひとりごと」にでも書きます。

展示会にはあまり出ていませんが、それでも現在結構注文をいただき、仕事ができているという事は大変ありがたい事です。(まだまだいっぱい欲しいですから、皆さんどしどし注文して下さい。学習机も今ならまだ新入学に間に合いますので、お早めにどうぞ。)

今日は突然「雹(ひょう)」が降りだしました。寒くなってくるみたいです。そろそろ自宅にもストーブを出そうかなぁ…。
 
2012.10.31
「久しぶり」
本日、仕事をしていると、お客様がみえました。見ると、見覚えのある方でした。これまでにも何回かお友達と一緒に工房に来て頂いた事がある方でしたが、前回娘さんご夫婦を伴っておみえになったのはいつの事だったか…娘さんご夫婦のダイニングセットを検討中との事でした。その時に抱いてみえた赤ちゃんがもう4歳になってみえましたから、もう3年以上前という事になります。

その後、もうその話は無くなったものだと思っていましたが、本日突然おみえになって娘さんから「ダイニングセットをお願いしたいです」と言われました。私が「覚えて頂いていたとは本当にうれしいです。私はもうてっきり無くなった話だと思っていました…」などと言うと、「そんなことないです。とにかく佐藤さんに作ってほしいと思っていましたから。でも、今度来る時は必ず注文をする時だと決めてましたから、やっと…です。ホームページもずっと見ていますよ。楽しみにしてるんです」と言われました。

(※ちなみにこの方のお母さんのお友達の家のダイニングセットと、お母さんの実家のダイニングセットも以前制作させて頂きました。)

こういう事は本当にうれしい事です。お客様の中に数年間、当工房の事が存在していたわけですから。そう思うと私の方が「もう無くなった話だ」と片付ける事が申し訳ない気がします。それにホームページもこういうお客様がみえるのですから、ありがたい事です。あまり更新できなくてすみません。頑張ります。ダイニングセットは精一杯作らせて頂きます。

※写真は文章とは関係ないですが、現在制作中の「山桜3枚接ぎこたつ座卓」(島根県のお客様)と「山桜2枚接ぎこたつ座卓」(愛知県刈谷市)です。奇遇にも同じような時期に納品が重なりました。どちらも大型のこたつ座卓です。

こたつ座卓 こたつ座卓 こたつ座卓
 
2012.10.29
「畑」
秋本番となってきました。この頃の様子からダイジェスト風に載せます。

畑には秋冬野菜が育っています。今まで秋冬野菜はあまり作ってこなかったので、これほどいろいろ作るのも初めてと言っていいくらいです。ですから、まだまだ素人です。大根、白菜、ねぎ、キャベツ、レタス、正月菜、小松菜、ホウレンソウ、ミズ菜、チンゲンサイ、カブ、サツマイモなど… それなりに順調に育っています。

秋冬野菜 秋冬野菜 秋冬野菜

イチゴ今年はイチゴの苗も順調に育ったので、たくさん定植する事が出来ました。あまった苗は近所の人に少し分けてあげたり、鉢にも植えて庭に置きました。種類は「おおきみ」と「カレンベリー」の2種類です。
秋ナス今年は秋ナスがうまく育ちました。未だに結構なナスが取れます。しょうがもそろそろ掘ります。
秋の庭 秋の庭秋の庭は少しさびしいですが、ダリア、サルビア、チェリーセージなどがすごい勢いで咲いています。

スノーグース(バラ)も可愛らしい花を咲かせています。もうすぐオールドローズなども咲くはず(?)です。

ピザ一昨日は妻のお友達がみえたので、例のピザ窯でピザを焼いて食べました。アウトドアを楽しむには良い季節です。ピザ、おいしかったです。
薪ストーブ先週の金曜日に今年初めて薪ストーブを焚いてみました。畑で取れたサツマイモを焼き芋にするのも兼ねての試運転です。最近朝晩は特に寒いですから薪ストーブのあたたかみはやはりいいです。

これからしばらく日中はぽかぽかとした良い季節が続きます。ぜひ工房へお出でください。
2012.10.01
「お客様からの便り」
以前、「山桜2枚接ぎダイニングテーブル」と「椅子5脚」のセットをお納めしたお客様から、又メールを頂きました。

半布里工房 佐藤様

ご無沙汰しています。テーブルと椅子を納めていただいて、10ヶ月ほどになります。すっかり部屋にもなじんできましたが、その存在感は訪れた人にいつも褒められます。

すっかり食後のテーブル拭きは私の日課となり、そのせいかだんだん良い色に染まっています。チェリーの椅子も、想像した以上に赤味と光沢が増しています。

月日とともに深まりを増す色合いを、ご報告を兼ねてお便りしました。(写真では微妙な色合いは、やはり難しいです。)
可児市 M.H



山桜2枚接ぎダイニングテーブル

πチェア

このようなお便りを頂けて、本当に嬉しく思います。ところで、この仕事をしていてつくづく思う事があります。それは…

我々はお客様にご注文を頂いて、家具を制作します。そして完成してお客様のお宅にお納めします。しかし、それはあくまでも始まりにすぎません。本当の完成は、実はお客様自身が日々お使い頂く中で成し遂げられるのだろうと思います。

年月を経て風合いを増した家具は、私どもが制作完成した時とは又すっかり違った物になっているのでしょう。いっそう深い美しさをまとった物に変化しているのでしょう。

又、そういう変化を遂げる事ができるような家具作りを、我々はしなければなりません。いわば出来上がった時点がピークでだんだん下がっていくような家具ではなく、出来上がった時点からさらに完成度が深まっていくような家具です。無垢の家具作り、そして伝統的な仕口にこだわった手仕上げの家具作りの存在意義はそこにあります。

時々お客様からこのようなお便りを頂いたり、直接お言葉を頂いたりする事があります。そのたびに大切にお使い頂いている事を知り、制作者としてこの上ない喜びを感じます。これからも、少しでも多くのお客様にこのような感想を持って頂けるような仕事をしていかなければと思います。
2012.09.26
「千切り、千切り、そしてまた千切り…」
お客様の持ち込み板を使ってのテーブル制作をしました。今回は幅が60cm以上ある大きな桧(ひのき)の板2枚を接ぎ合わせて、幅1800mm×奥行960mm×高さ700mm(板厚52mm)というサイズのテーブルになりました。天板のサイドは耳部分を落として、まっすぐにカットして仕上げてあります。ですので、全て赤味部分だけを使った2枚接ぎで960mmというサイズはなかなかのものです。(後日また作品例で掲載します。)

ところで、今回お客様が持ってみえたこの板、実は相当な割れが入っていて大変な板でした。しかし、購入してから7年ほど経っているという事(乾燥は十分だと判断)、そしてその大きさにも魅かれ、あまり持ち込み板による制作はしない私も思わず引き受けました。

しかしそれにしてもこの割れは相当ひどく、結局割れ止めの千切りを表に12個、裏に17個、合わせて29個も入れる事になりました。この千切り作業だけでも相当手間がかかります。 延々と同じ事を繰り返すこの作業…同業者でもあまりこれほどの千切りを入れる事は無いのではないでしょうか。たいてい皆さん厭だと思いますよ。

千切り 千切り 千切り 千切り

確かに大変ですが、私はどうかというと「喜々として」とまではいきませんが、さほど苦にはならない質(たち)のようです。思えば昔から「まめやねえ」とよく言われました。例えば、子どもの頃は絵を描く時も結構没頭して描き続けていましたし、学生時代ホルンを吹いていた時も延々と何時間も吹き続けてました。他にもいろいろ…基本的に同じ事を延々と繰り返す事の多いこの木工という仕事ですが、その事が苦になる事はほとんどありません。まぁそのぐらいしか他に取り得もありませんが…単純なんですね。頭を使う事よりも体を動かす事の方が合っているというか…。

というわけで、「桧(ひのき)2枚接ぎダイニングテーブル with "千切り"」の完成です。しかし、桧(ひのき)もなかなかいいものですね。この仕事を始めた当初は「ベニマツ」に凝った時もありましたが、だんだんと広葉樹に移行してしまいました。しかし今回を契機に、桧(ひのき)やベニマツなどの針葉樹も又使ってみようかなと思っています。

面棒P.S.全く関係ありませんが、先日妻に頼まれてピザ生地をのばす面棒を木工ろくろで作りました。ちゃちゃっと約30分で出来上がり。役得(?)ですね。
 
2012.09.12
「ピザ窯完成」
ピザ窯 ピザ窯先日ついにピザ窯が完成しました。完成してからはまず2、3度試し焚きを行い、徐々に窯を火に慣らしました。

つなぎの耐火モルタルの部分に少しひびが入ったりしましたが、とりあえずそのまま様子見という事で気にせず使います。
ピザ ピザ窯
そして、先日の日曜日にいよいよ初めてのピザを焼きました。うまく焼けるかどうか心配でしたが、何とか出来ました。
ピザ ピザ窯初めの一枚はアルミホイールに載せたままで焼きましたが、2回目以降は直接焼き台に載せました。その方がうまく焼けておいしく出来ました。
ピザ窯
屋根も作りましたので、雨が降っても安心です。
ピザピールピザピールももちろん自作品です。山桜の無垢板で、贅沢です。使い心地もグッドでした。

初めてのピザでしたが、焼きたてはやはりおいしかったです。もっと美味しく焼けるように火の調節やら何やらいろいろ工夫したいと思います。又、熾き火を利用してダッチオーブンでもおいしいものを作りたいと思っています。
 
2012.08.24
「ピザ窯制作」
里山便りを長い間更新をしないまま「暑い暑い」と言いながら過ごしていたら、知らないうちにもう8月も終わりに近づいています。8月に入ってからは、ぼちぼちとピザ窯の制作をしています。だいぶん形になってきましたので、その様子を書きます。

ピザ窯土台まずはブロックを積んで土台を作ります。12cmブロックを3段積んで、その上に40mm厚のコンクリートの柵板を敷きます。
ピザ窯土台 ピザ窯土台次に1段目のレンガを敷き詰めます。今回使ったモルタルは「耐火キャスタブル」とモルタルと砂を5:3:2で混ぜたものです。(以後同じ)

ピザ窯

ピザ窯
周りのレンガを積んでいきます。5段積みます。通常「ピザ窯」というと「耐火レンガ」で作るのが常識となっていますが、レンガを買いに行ったところレンガ屋さんが「耐火レンガじゃなくて普通のレンガで充分ですよ。大体ピザぐらいを作るのにそんな無茶苦茶高温になる事はありませんから。」

「それに耐火レンガは水に弱いから雨に当たらないように屋根をつけなきゃいけないけど、普通のレンガだったら雨にぬれても大丈夫。うちのピザ窯もうちの暖炉も全部普通のレンガで造ってありますよ」と言って見せてくれました。

大きな暖炉も普通のレンガで造ってありました。その言葉を信じて普通のレンガで造る事になりました。価格的にも3分の1以下で済みます。

ピザ窯

ピザ窯
上段のアーチ部分を作ります。コンパネなどを使って型を作り、その上にレンガを並べます。ちょうど良いアーチ形に角度の付いた耐火レンガが売ってあったのでそれを使いました。

レンガとレンガの間に木で楔を作って差しこみ、モルタルを詰めていきますが、これがなかなか難しく、奥の方までうまく詰まってくれません。悪戦苦闘しました。
ピザ窯結局、奥の方(アーチの裏側)は結構隙間ができてしまいましたが、「まあいいか」と言って終わっちゃいました。後で型をはずしてから裏側から埋める事にしました。
ピザ窯後ろ側にもレンガを積みます。何となく形になってきました。もともと角の取れたアンティーク風のレンガを選んだ事もありますが、モルタルの詰め方もアバウトなので、新しい感じでなく既に風合いが出た感じになっています。
ピザ窯 ピザ窯煙突部分を作ります。「ダンパー」を作り煙をシャットアウトできるようにしておきます。レンガで3段積んで、その上に煙突を立てます。
焼き床ピザを載せて焼く部分「焼き床」を作ります。ここで使ったのは「アサヒキャスター」という耐火モルタルです。1袋で送料を入れて4,800円ですから結構高いです。

型を作って流し込み平らにします。あとは乾くのを待って型をはずします。

今日現在、ここまで出来ています。まだ窯口周りを仕上げたり、蓋をつけたりなどが残っていますが、完成も近づきました。たくさんの人がずいぶん前から「ピザ窯はまだ(出来ないの)?」と言って待ってみえます。出来たらお呼びします。(でも本当にうまく焼けるのかなあ…。)
 
2012.07.06
「畑真っ盛り」
きゅうり、ナス、スイカ、ネットメロン、レタス、トマト、ミニトマト7月になりました。毎日暑くてじめじめしていてうっとおしいですね。でもこの時期、畑は野菜の収穫が真っ盛りとなっています。毎朝、仕事を始める前に30分ほど畑に行って、野菜を採ってくるのが日課となっています。いつもかご盛り1杯に野菜が収穫されます。きゅうり、ナス、スイカ、ネットメロン、レタス、トマト、ミニトマトなどです。

きゅうり きゅうりきゅうりは毎日食べきれないぐらい取れます。第1弾の盛期が過ぎようとしており、時差で種をまいた第2弾のきゅうりの盛期に移ります。

そしてまた時差で種をまいた第3弾のキュウリも芽を出しています。もう少しして第4弾の種をまく予定です。

ナス ナスナスもたくさん実がなっています。こちらも毎日2、3本ほど収穫できます。食べきれません。ですからきゅうりやナスは妻が職場でおすそ分けをしています。

きゅうりとナスは追肥を施してあります。(追肥も水もやらないという育て方もあるようですが、どちらがいいのかよく分かりません。うちでは今までの経験上、水も追肥もやった方がよいと考えています。) ナスは以前NHKのテレビ「趣味の園芸」で見た時に覚えた手の取り方がしてあります。ナスの重さで折れたりしないし、大げさな設備でないので大変具合がいいです。

トマトもミニトマトも順調です。これからどんどん赤くなってどんどんおいしいトマトが収穫できます。そのためにももう少しお日様に照って欲しいところです。

トマト トマト ミニトマト

ちなみに我が家のトマトは2本仕立てです。何年もこのやり方で育てています。ミニトマトは放ったらかしで伸び放題伸ばしています。すでに私の身長ははるかに超え、上に覆ったビニールの屋根を押し上げるようになっています。トマトもミニトマトもすごく甘くてしっかりしています。ミニトマトは「これがミニトマト?」っていうくらい大きいです。「半布里工房のトマトはまだ取れませんか」と待っている人もいるぐらいなんですよ。(うちは家具屋なんですけど…。)

ちなみに、うちのトマトは肥料もほとんど(全く)与えていません。2月ごろに畑全体に牛糞堆肥を混ぜて、5月に畝を作る時に「苦土石灰(JAの「アズミン苦土石灰」)」を混ぜただけです。水はいっさい与えません。(というか雨にも当たらないようにビニールで覆います。)追肥も一切なしです。つまり大変厳しく育てている事になります。自己流ですが、その方がトマトは甘く強く育つように思っています。でも毎朝様子を見て優しく管理はしているんですよ。

スイカスイカも取れ始めました。まず5個を収穫しました。バスケットボール大かあるいはそれより少し大きいぐらいのスイカが取れています。まだ半分ぐらいが畑に残っています。


ネットメロンネットメロンもつるが枯れて、そろそろ黄色くなってきました。収穫です。少し置いておくと甘く熟しておいしくなるはず(?)です。楽しみです。


レタス ゴーヤー今年は珍しくレタスの種も撒いて作りました。いっぱい芽が出てくるので、少しずつ抜いては食べています。

ゴーヤーもジャングルのように育っています。たった4本苗を植えただけなのにこの有様です。ゴーヤーはほとんど放ったらかしで、こんな風に育ちます。すごい生命力です。収穫までもう少しです。

イチゴ イチゴはその後どうなっているかというと、現在はこんな様子です。あたりいっぱいに「ランナー」を伸ばして「子株」「孫株」を増やし続けています。この子株、孫株をポットに受けて育てて、秋になったらそれを畑に植えるのです。

しかし、あまりにも多すぎて困ってしまいます。近所の人が見に来てびっくりしていました。(欲張っていっぱいポットを作ってしまいました。近所の人にも分けてあげる事にしています。)

しょうが サツマイモしょうがもサツマイモも順調に育っています。収穫はずいぶん先になりますが、こちらも楽しみです。

このように日々たくさんの野菜が取れておいしくいただいています。家族みんな毎日おいしい野菜をいただける事を本当に幸せに感じています。

でもこんな声も聞かれます。「こんなに取れてどうするの。お父さんは取ってくるだけだから。(料理をするのは私だから。)」「毎日野菜ばかりの食事で力が出ないよ。もっと肉が食べたいよ。」…誰の声か想像はつきますよね。野菜がいっぱい取れて嬉しいやら悲しいやら…現場からの声でした。
2012.06.25
「ちょこっと新作(?)2点」
桜の木 桜の木 6年前に、裏のお寺の山門に植えてある桜の木を枝打ちされて、その時に頂いたという桜の木がありました。

その後、製材して工房の天井に干してありましたが、最近ようやくこれを使ってスツールを作りました。
桜のスツール 桜のスツール 桜のスツール

板を削って穴をあけ、丸い脚を4本付けただけという何ともシンプルな、というか何でもないスツールです。サイズもそれほど大きくはありません。一人掛けと二人掛けの2種類です。でも、ちょっと腰かけるにはなかなかいいです。

それに大げさなことを言えば、何といっても捨てられる運命にあった枝に再び命を吹き込んだという所に意味があるんじゃないでしょうか?節穴や割れもあったりしますがそれはそのまま…ワイルドだぜえ。(笑) でも一応それなりに技は使ってます。8個作りましたが2個はお寺に寄付します。残りは…一応こちらにも載せておきます。よかったら買って下さい。

ランチョントレー ランチョントレーそしてもう一つ。以前お客様の家に伺いました折に頼まれていた「ランチョンマット」ならぬ「ランチョントレー」を作りました。

板を削ってアクセントに千切りを入れただけという、こちらも何でもないシンプルなものです。半布里工房はいつもこんな感じです。ひねりが無くてすみません。

ランチョントレーでも一応薄く見せる工夫がしてありますし、「ブックマッチ」の2枚接ぎにもなっています。まあ、それなりに少しは考えてあります。

材は工房にあった胡桃(クルミ)か栗(クリ)か栓(セン)です。(勿論他の材でもできます。)お客様にも喜んで頂けました。めでたし、めでたし。これも一応こちらに載せておきますので、よかったら見て下さい。

以上、本日は珍しく木工ネタでした。
 
2012.06.19
「収穫」
梅雨の時期になりました。この時期になると、待ちに待ったジャガイモの収穫になります。ジャガイモの茎葉の様子を見ながら、一方で天気予報と相談しながら芋掘りのタイミングを決めます。

本当はもう4、5日待ちたい感じなのですが、当分雨が続きそうなので昨日思い切って
掘る事にしました。そしてその判断は大正解でした。大きさも収量も満足のいく結果となりました。あと1週間経つと大きくなりすぎて真中に割れが入ったり、あるいは暑くなりすぎて腐るという結果にならないとも限りません。

ジャガイモ収穫かごに4杯弱、ざっと700個以上のジャガイモが収穫できました。親戚や知り合いにおすそ分けしたりしながら、来年の春先までおいしいジャガイモがいただけます。
玉ねぎ後先になりますが、先々週には玉ねぎの収穫もしました。こちらも上出来で、200個以上の玉ねぎが収穫できました。車庫の隅っこに吊るして保存しています。
庭の看板「JAGAR'S GARDEN」ところで庭の方ですが、この庭のタイトル看板ができました。「JAGAR'S GARDEN」です。猫のジャガーの名前をそのまま付けただけです。ひねりも何もありません。桜の板にトールペイントで娘と妻が描きました。なかなかいいでしょう?
ガーデンテーブル ガーデンテーブルそして、ガーデンテーブルも完成しました。栃の一枚板のテーブルです。

先日みえたお客様が「(庭に置くなんて)もったいない。うちに欲しいわ」などとおっしゃっていました。家具屋ならではの特権です。このくらいの贅沢はお許し下さい。(椅子はまだできてません。とりあえずキャンプセットを置いています。)

材料 材料 材料もちろん大きな穴のあいた天板ですし、脚の材料も工房にあったあり合わせの欠点だらけの材料ですから、それほどもったいない事もないです。(でも結構いい感じですし、強度的には問題ありません。)

※ちなみにこのぐらいのテーブルでよろしければ格安にお作りします。(あり合わせの材料を使ったりするので)ある程度「おまかせ」制作になると思いますが…またお問い合わせ下さい。

テーブル天板は脚に載せるだけ…裏側を上にした方が広くなるので、大勢で食事をする場合はこの方がいいかも。当工房へお見えの際にはこの庭で、そしてこのテーブルでお茶でもいかがでしょうか?お待ちしております。
 
2012.06.05
「花」
この春から初夏の今日まで我が庭にもさまざまな美しい花が咲きました。すでに花期を終えてしまっているものもありますが、こんな感じです。

芍薬(しゃくやく)
芍薬(しゃくやく)
 
バラ(アンジェラ
バラ(アンジェラ)
 
バラ(スノーグース)
バラ(スノーグース)
         
バラ(プリンセス・ドゥ・モナコ)
バラ(プリンセス・ドゥ・モナコ)
 
バラ(オールドローズ コーネリア)
バラ(オールドローズ コーネリア)
 
ルピナス
ルピナス
         
バーベナ
バーベナ
 
カラミンサ
カラミンサ
 
ブラックベリー
ブラックベリー

ジューンベリー
ジューンベリー
 
ジューンベリー
ジューンベリー
 
ジギタリス
ジギタリス
 
ジギタリス(カフェクリーム)
ジギタリス(カフェクリーム)
玄関の花たち 表札の多肉植物玄関の花たちと表札の多肉植物です。
ハーブレモンバーム、キャットニップ、ゴールデンタイム、スイートバジル、ポリジなどのハーブもあります。
ハーブ水連とめだかの鉢の周りには、ギボウシ、姫ウツギ、カラー、アヤメなどがあります。

この他にもクレマチス、ヒヤシンス、名前のわからない花たちが植えてあります。

今年はまだ植えたばかりなので、馴染んでいるという感じではありませんが、ひと冬を過ごし来年になるとまた株も大きくなり、いい感じに庭に馴染んでくれると思っています。

でも、虫にやられてしまったり、病気になったりと、なかなか難しいものです。野菜作りと同じですね。やはり、手をかけなければ花だってきれいには咲いてくれません。
 
2012.05.30
「庭作り、その後」
ゴールデンウイークに東屋を棟上げしてから1ヶ月弱になりますが、我が庭づくりも順調に進んでおります。ビフォーアフター式に画像で見て頂くと、こんな感じです。

庭づくり前 庭づくり後
庭づくり前 庭づくり後

どうです。ずいぶん変わったでしょう?

東屋東屋は屋根に防水のルーフィングを貼ってからトタンを貼りました。車庫作りに次いで2回目になりますので、少し上手になりました。1ヶ所だけ腰壁も張りました。
東屋手前の中央には土を盛り上げて、中心にメインツリーとなる「ジューンベリー」を植えました。周りを石で囲い、西側に腰高の塀を作りました。その前には「ブラックベリー」を植えておきました。この塀に這わせる予定です。
芝生広場反対側の広いスペースは「芝生広場」にします。まず土を掘り起こして石を取り除きます。大変な作業なので「ふるい」とそれを載せて転がすローラーを作りました。これで断然効率が違ってきます。それに何といっても楽です。
芝生広場 芝生広場 その後、整地をして芝生用の「床土」を入れました。それから芝生を張り、そしてまた「目土」をかぶせました。
パーゴラ又、東屋からフェンスにかけてパーゴラを作ります。緩やかな日よけの役目もありますが、これにまたバラかぶどうでも這わせるというつもりでいます。
庭づくりそして通路には「透水性の防草シート」を全体に敷きました。この上に、芝生作りの際に出た大量の小石を撒くつもりです。

だんだん形になってくる庭です。季節が良い事もありますが、植えた花の様子を見ながら涼しい風に吹かれて、この場所にいるのが一番心地よいです。猫たちもまるで自分の場所であるかのように一日中この東屋にいます。最近ではここが我が家の第2の居間となっています。
 
2012.05.28
「畑のこと」
畑 畑暑くなってきました。畑のシーズンです。今年も我が畑にはたくさんの野菜が育っています。

メイン農場には、イチゴ、きゅうり(北進)、ゴーヤー、しょうが、ナス(黒陽、庄屋)、ブロッコリー、トマト、ミニトマト、スイカ、サツマイモ、ジャガイモの11種類が育っています。

ジャガイモジャガイモは我が家の一番の自慢で、年々作る量が増えてしまい、今年は畝が9列にもなってしまいました。春先の寒さとこのところの日照りの影響だと思いますが、生育はすこぶる良好とはいえませんが、まずまずという感じでしょうか。

イチゴ イチゴすでに2週間ほど前からイチゴの収穫期に入っており、毎朝イチゴを摘んでは食べています。

今年は新しい種類のイチゴ苗(あまおう、カレンベリー、愛ベリー)を育てており、昨年までのものよりはるかに大きく甘いイチゴです。一番のお気に入りは「あまおう」です。買って食べると高いだろうと思いますし、これほどの甘みも無いと思います。幸せです。

イチゴジャムとイチゴジュース 食べきれないほど取れるので、近所や親せきに上げたり、残りはイチゴジャムやイチゴジュースにして頂きました。イチゴの旬ももう残りわずかのようです。短い期間ですが充分楽しんでいただいております。

畑工房前の第二農場には、玉ねぎ、サニーレタス、レタス、きゅうり(夏すずみ)、ねぎ、キャベツ、ネットメロン、ピーマン、ししとう、青シソなど10種類が育ててあります。もうまもなく玉ねぎの収穫時期になります。

キャベツ

キャベツ
基本的に無農薬栽培なので、キャベツなどはあおむしにやられて大変です。朝と夕方の2回このあおむしを取り除くのですが、取っても取っても後から後から出てきてキリがありません。

取ったあおむしはどうするかですって?勿論つぶして殺してしまいます。残酷でしょう?でもね…こういう事は田舎で農業をやっていく上では別に変わった事でもなく、当たり前なんだと思っています。

都会の小さな家庭菜園やベランダ菜園で少しだけ野菜を育てるならば、「かわいそうだから殺さずにおこう」という事でやって行けると思いますし、私もきっとそうするだろうと思います。でもある程度大量に作るとなるとそれは全然違う話です。

祖母などは農作業をしていて、よく服に虫や幼虫が付いていましたが、そんなのを見つけるとすぐつぶしていました。でも祖母は決して非情な人間ではなく、それはそれは優しい人でした。思うに、祖母など田舎の農家の人々はそれ自身が自然の一部なのだと思います。無用な殺生はしない代わりに自然淘汰という自然界のおきての中で暮らしていくという事なんだと思います。それにしてもあまりに多いあおむしの数です。来年はこの時期にキャベツを作るのはやめようと思っています。

猿のおりところで、最近うちの畑のすぐ裏に「猿捕獲用おり」が設置されました。猿の被害にあうようになってすでに長いです。今までも行政やJAなどに対策をお願いしたりしましたが、なかなか動いて頂けないので、結局「自衛するしかない」というのが結論でした。

それぞれの農家で畑を囲って何とか被害を最小限に留めるようにしてきました。下世話な話ですが、それだけで結構な費用がかかっています。それでもせっかく丹精込めて作った野菜を守りたいという気持ちからやってきました。

その後で遅ればせながら町は「鳥獣被害防止対策補助金」という施策を出してきましたが、その交付を受けるためには提出資料が多すぎて煩雑なため、だれも申請をしないそうです。それに私たちのように既に囲いをつくってしまったような者には1銭の補助も出ません。(レシートなど必要な書類がそろいませんから)

猿のおりそしてやっとこの「おり」です。どれだけの効果があるでしょうか?ちなみに大きさは6畳ほどあって結構でかいです。「きけん」と書かれた張り紙が貼ってありますが、子どもや猫が引っ掛からない事を祈っています。
 
2012.05.08
「東屋を作る」
東屋作り

東屋作り

東屋作り

東屋作り

東屋作り

東屋作り
皆さんゴールデンウイークはどのように過ごされたでしょうか?私は納品1件とお客様対応を含めた少しの仕事のほか、大半を畑仕事と庭作りで過ごしました。

中でも一番の出来事は待望の東屋制作です。ゴールデンウイークには息子が帰省するというので、この機会に建て前をやってしまおうと計画し、事を進めました。

まず、独立基礎を作りました。掘立小屋の独立基礎は意外と難しいという事が分かりました。水平を出す事は勿論、1センチでも狂っているとボルトがはまらないわけですから。近所の大工さんも「ぼくらでも独立基礎は難しいよ」と言っていました。

かみさんに頼んでホースの先を持ってもらい、水平を出します。そして娘にも頼んでひもを持っていてもらい、ピタゴラスの定理を駆使して直角を出し、なんとかぴったりの位置に独立基礎を据え付けました。

次に柱や梁の刻みをしました。これは仕事柄それほど難しくはありません。防腐剤も塗っておきました。そしていよいよ息子が帰って来た日に建て前となりました。

息子との共同作業もウッドデッキ、車庫に次いでこれで3回目となりましたが、何とか東屋らしく出来ました。私としては上出来です。

屋根材貼りと腰壁作りなどが残っていますが、もうほとんど完成と言っていいでしょう。有意義なゴールデンウイークになりました。
 
2012.04.19
「庭作り」
昨年の11月から手を付け始めた旧工房跡地の庭作り。遅々として進まずですが、ぼちぼちやっています。モットーは「できるだけお金をかけない」「できるだけその辺にある材料を使う」…そうする事によって、どこかの造園業者が作るような「いかにも」”庭”というような「きれいな」庭ではなく、素朴な田舎の(カントリー風の)庭を作ろうとしています。雑草や草花さえも楽しむようなそんな庭がいいなあ。

例えばボーダーはレンガやなんかじゃなくて、その辺に落ちている大きめの石や古くなった枕木。家にあった大きな甕を埋めて水生植物を育てる場所にしたり、昔米つきに使っていた重い石を置いて飾りにしたり。盛り土は「水資源公団」へ行って川の土を再利用した物をもらってきたり…勿論、塀やら構造物はできるだけ自分で作ります。(そうなるとどうしても木製という事になってしまいますが)

土留め 土作りで…やったことは…最初に(昨年)隣地との境の塀を作った後、南側の溝沿いにブロックを積んで土留めをしました。

次に、全体に水はけが悪い土ですので、花を植える部分を深く起こして牛糞堆肥や落ち葉堆肥(これも自分で作ったもの)を混ぜくっておきました。

庭造り少しづつ花も植え始めました。モッコウバラを塀のそばに2株。これが塀全面を覆う日がとても楽しみです。鉢植えのブルーベリーを移植もしました。

宿根草を数種類。エキノプス、ジギタリス、カラミンサ、ルピナス、オダマキ、アジュガ、コレオプシス、都忘れなどなど…何をどのように植えたらよいのやら良く分かりませんが、適当に植えてあります。そして、半つる性のバラ1株と木立ち性のバラを1株、延長して作った塀の前に植えました。

庭造り 庭造り 庭造り

切り株

庭造り
直径30cmほどあるモチの木を切り倒したので大きな根株が残っています。これを人力で掘り起こして除去しようというのだから大変です。掘っても掘っても次から次へと根が出てきて…そしてこの間ついに抜けました。

まだまだ通路に砕石を入れて固めたり、東屋(パーゴラ?)を作る構想があったり、シンボルツリーを植えたり、さらにさらに…まだまだ今年いっぱい(ひょっとすると来年?)はかかりそうです。

いや本当に庭らしくなるには数年かかるかもしれません。きっと失敗も数々あるでしょうが、それもまた良し。でもやはり自分で作るのって楽しいですね。

庭造り 庭造り 庭造り

ところで、思う事があります。以前は「花」「植物」なんて全くと言っていいほど興味がありませんでした。ところが亡き母親は大変花や植物が好きな人で、家中のいたるところにいろんな植物を植え育てました。近隣を見ても我が家は植栽の多い方だと思います。様々な木や宿根草、山野草、イングリッシュ風、和風などスタイルを問わず、様々な植栽を作りました。よくある植物から大変珍しいものまで数知れず植えてありました。

しかしその頃の私は何の興味も持たず、母親が亡くなってからも庭を放ったらかしにしていました。どんどんはびこる「あまちゃヅル」などを見て、「全く何でこんなものを植えるんだ」と逆に怒っていたぐらいでした。そんなわけでどこも庭は荒れ放題という状況でした。

ところが、いつからか興味が出てきて今こうして庭づくりをしています。花木センターなどで花の苗などを見たり、あらためて庭を見ていると「あれ?こんなところにクリスマスローズがあるぞ」「これは珍しい花だぞ」「これは母親が植えていた花だぞ」などと気がつく事が多いのです。そして不思議な事に私が今植えようと考えている植物が、母親が植えていたものと同じという事が多いのです。つまり、結局私は母親と同じ事をしているのに気づくのです。

いくら反発をしていても結局はDNAなんでしょうか。同じ道を行くのですね。今では「もう少し母親が生きている間にいろいろ教わっておけばよかった」などと思ったりもしますが、時すでに遅しです。素人ですが、私は私なりの庭を作りたいと思います。
2012.04.11
「お客様からの言葉」
遠い福島県のお客様に「栓(セン)2枚接ぎこたつ座卓」をお作りし、納品後の感想のお言葉を頂きました。


先日、「セン2枚接ぎ板こたつ」を受け取りました。短期間で仕上げていただき有難うございました。佐藤様から、「注文の品出来上がりました。思った以上の素晴らしい材料でした」との電話をいただき、楽しみにして待っていました。ちょうどその日は母親の介護ヘルパーさんもいた時で、搬送業者の方が梱包を外して設置したところ、ヘルパーさんが「これ何ですか。すごい。もったいなくて使えませんよね。でも早くそこでお茶飲みしましょう」…私も妻もその素晴らしさに言葉も出ませんでした。

ここ、いわき市の私方は、昨年3・11震災で幸い津波の被害は約200メートルで免れましたが、原発事故の風評等に現在も苦しんでいます。思い描いていた夢や計画の変更余儀なくに至り、無気力状態が続いていました。そんな折、地震で傷ついた既製品のこたつの上で、ネット検索をしていたところ半布里工房さんに行き当たりました。「一枚板のこのようなこたつでお茶でもゆっくり飲みたいなー」と妻と意見の一致を見たのでした。

栓(セン)2枚接ぎこたつ座卓

栓(セン)2枚接ぎこたつ座卓

栓(セン)2枚接ぎこたつ座卓
今使用している食卓テーブルが無垢一枚板のセン材ですので、佐藤様からご提案のあったセン材に決めました。接ぎ部分に飾りとしてチギリを入れていただきました。植物オイル仕上げという点も食卓テーブルと同じです。ウレタン塗装とは違って、素材の感触が直に伝わってくることが嬉しいです。

加工後まだ日が浅いために色白の表情をしていますが、約5年使用している食卓テーブル同様、徐々にうっすらと色がついてくるものと思われ楽しみにしています。

こんなこともありました。先日突然帰宅した、自然素材の素晴らしさなど理解していない二男が、帰る際に「このこたつと食卓テーブルは兄貴と弟にはやらないで。僕がもらうから」素晴らしいこのこたつが何らかのメッセージを発し、彼の心のドアをノックしたのかもしれません。勿論、私達夫婦は喜びでいっぱいです。

最後になりましたが、その最初から納品後に至る現在まで、佐藤様には当地の震災被害を気にかけていただきましたこと、本当に有難うございます。退職まであと7年となりましたが、ぜひ夫婦で半布里工房さんを旅行で訪ねてみたいと思っている次第です。


今回最初にメールが来た時、その住所が福島県でしたので当然の事ながら昨年の「3.11東日本大震災」の事、そして「原発事故」の事を真っ先に思いました。しかも、住所からすると福島原発から程遠くない場所であるようで、被害は如何ばかりかと心配をしました。きっと大きな被害や苦しみの中で過ごされていることであろうと想像をしました。しかし、そんな状況の中で当工房にお問い合わせ、ご注文を頂いたという事に尋常でない喜びを感じざるを得ませんでした。

話は少し離れます。昨年の「3.11」以来、無数のメディアやサイト、あるいは個人のブログなどでその事に触れて論じています。被害状況、ボランティアの報告、原発の是非、個人の感想や意見などなど…数え上げればきりがありません。個人のサイトの多くは、どこか専門家の文章の受け売りやコピーである場合も多かったと思います。そしてそれらが、インターネットサイトの特性上仕方がない事ではありますが、「無責任」な投稿・記述であります。(信じるかどうかは読む人の自己責任という事。)お叱りを受けるのは覚悟の上で言うと、単に更新の「ネタ」の一つとしてこの事に触れているものも多かったと思います。

私は昨年「3.11」が起こった直後、多くの方と同様に衝撃を受け、しばらくの間やはり平常心ではいられませんでした。何をしていても、何を考えていても全て「3.11」に結びつき、思考停止・行動停止という精神的な状況もありました。「里山便り」も、さて書こうとすると全て「3.11」の事につながってしまい書けませんでした。中途半端に触れる事は罪悪のように思ったからです。

例えば、当工房のお客様の中にも関東地方のお客様は多く見えます。「大丈夫なんだろうか」と思った事はたびたびあります。テレビのニュースで見るたびに「あの方の住んで見える地域に近いぞ」と心配する事は多かったです。でも、そう思うだけで連絡をする事も何もしてはきませんでした。何故ならば…

私自身は何もできませんが、おかげさまで被害を受けなかった当地で生活している事に感謝しつつ、日々の生活・仕事を今までと何ら変わりなく過ごしていく事が一番大事なことであるというスタンスでやってきました。ですので、このホームページではあえてこの震災の事には一切触れて来なかったのです。そういうスタンスでしたから。

今回ご縁があって福島のお客様からお仕事を頂けた時には、「精一杯良い物を作ってお客様に喜んで頂ける事が、今回の震災に対しても私ができる一番の事なんだ。私の作ったこたつの上でお茶をすすりながらのひと時に、いくばくかの癒しを感じて頂けるならば最高に幸せな事だ」と思ったわけでありました。おかげさまで、お客様にも喜んで頂けたようで嬉しく思います。

3.11直後は、「日々食べて寝て生きていく事だけでも大変なのに、私のしている仕事は何の役に立つのだろうか。食べ物や生活必需品ならともかく、私の作っているものが本当に人々に必要とされるのだろうか」などと思った事もたびたびありました。何を今さらと思われるかもしれませんが、そのくらい動揺していました。しかし、今回お客様に感想を頂き、逆に少し元気づけられた感じがしました。

福島のお客様、どうもありがとうございました。
2012.01.26
「オガクズストーブその後」
オガクズストーブ先日の里山便りに書きましたオガクズストーブ。室内で使ってみると言いながらなかなか煙突工事ができず、やっと今日設置しました。そしていよいよ工房の中で焚いてみました。使用感を書きます。

まず着火するのに1発でいかず手間取りましたが、これは慣れてくればうまく出来るようになるはずです。ちなみに、2回目はうまくいきました。しみこませた灯油に着火して大きく火が立った後に一度火が消えたようになりますが、そこであせらずティッシュに火を付けてくすぶった煙にもう一度着火してやれば、今度は完全に燃えだします。

ストーブ内部次に、温まってくるのに結構時間がかかりました。大体1時間ぐらいたってからようやく温かくなってきた感じです。これではだめです。どうしたらいいか考えました。せっかく温まったストーブ内部の熱気がどこかへ逃げていっているのだと思います。 その原因はストーブ内部に入れた底板だと思いました。

ストーブ本体の内寸は直径600mmですが、この底板は入れやすくするように直径590mmで作りました。そうすると、周りに5mmほどの隙間があく事になります。これが原因じゃないか…つまり、せっかく温まった熱気がこの隙間から逃げていくのか、あるいは本来は中央の直径70mmの穴からだけ空気が入ってくるはずなのが、この隙間からも入ってくるのでうまく熱がストーブの中で対流を起こしていないという事ではないか?結果、ストーブの中がなかなか温かくならない…。

隙間ふさぎそこで、この隙間をふさぐ事にしました。煙突工事の時に使った耐熱材の切れ端があったので、それをこの隙間に詰めました。この耐熱材は800℃まで大丈夫だそうです。こうして2回目をやってみると、全然違いました。火を付けてすぐにストーブ本体が熱くなってきました。熱気がストーブの中でうまくこもっているのが分かります。

熱量の調節それからもう一つ。やはり薪ストーブと比べると熱量が弱いです。もう少し熱くなって欲しいです。そこで、オガクズがある程度燃えてから、その上に薪を少し入れました。すぐに薪が燃えだし、熱くなってきました。

つまり、薪を入れる事で熱量の調節もできるという事です。常時はオガクズだけでやわらかく温め、時に薪を入れてどかどかと燃やすという使い方です。しかも良い事は、前回も書きましたようにオガクズは4、5時間燃え続けますから種火はその間残っています。その間いつでも薪を入れればすぐに火が付きます。

こうして、今日はまずまずの結果になりました。今までの薪ストーブとこのオガクズストーブをうまく兼用すれば、冬場の暖は完璧です。次回は羽釜をのせてご飯を炊いてみようと思います。
2012.01.10
「念願のオガクズストーブ」
オガクズ日常的に木工の工房からは木を削った屑(鉋くずやオガクズなど)が大量に出ます。そして右の写真のような集塵機の袋にいっぱいたまります。我が工房では大体1ヶ月半でこのような袋が軽トラ1杯分(6袋)たまります。そして産業廃棄物として近隣の廃棄物処理場に持って行っては処分費用を払って捨ててきました。

昔高山の木工所で修業していた頃は、これを近くの牛舎の方が取りに来て牛糞と混ぜて堆肥にして再利用していました。勿論、こちらの方でもそういう処理の仕方をしてみえる方もあると思います。環境問題の見地から。

ただ、私はこれを堆肥にする気持ちが起きません。詳しく書く事はしませんが、このごみが堆肥として利用された時、それが本当に体にいいものなのか疑問を感じるからです。日ごろ実際に野菜作りをしているから、よけいにそういう事に敏感になるかもしれません。(牛糞堆肥にするならオガクズよりはもみ殻を混ぜたほうが絶対いい堆肥が出来ますよ。)

さて話を戻します。日々大量に出るこのオガクズを「有効に利用できたらなぁ」と思うのはごく当たり前の事でしょう。そこでずっと前から「ソーダストーブ」ならぬ「オガクズストーブ」を作って工房で使おうと思っていました。九州のある木工家の方が実際に使っておられるのを知り、真似をして作る事にしました。

実は1年前に近隣の野菜農家の方にも話をしたので、ようやく約束を果たせた事になります。その方はビニールハウス内の保温にいい方法はないかと考えておられました。重油の価格も高騰していますし、大量の燃料が必要だから何か良い方法はないものかと…。

ストーブカマドまず、HONMA製作所の「ストーブカマド」を購入。このままでは使い勝手が悪いので少しだけ改造をします。灰受けを作って入れたり、ロストルを少しだけ切ったり、蓋に取っ手を付けたり、中央の穴からだけ効率的に空気が上がってくるように底板を作って入れたり…。
ペール缶次に20リットルのペール缶を用意します。近所の自動車修理屋さんにもらってきます。このペール缶も、もったいない事に結局使い捨てなんですね。「どうぞどうぞ、どれだけでも持って行って下さい」という事でした。本当にありがたい事です。そして底に空気の穴(直径70mmほど)を開けます。
オガクズ燃料その中にオガクズを詰めていきます。真中に丸い棒を立ててその周りに詰めていきます。丸棒作りは木工ろくろで簡単に出来ます。下(直径70mm弱)から上へと少しテーパーを付けて丸棒は作っておきます。後で引き抜きやすくするためです。

こうして詰め固めたオガクズ入りペール缶をストーブの中に置いて、丸棒を引き抜きます。ドーナツ状のオガクズ燃料が入りました。少しだけぼろぼろと下の灰受けに落ちますが、これは着火の際に下からの追い炊きになります。

オガクズストーブ オガクズストーブいよいよ着火です。内部の丸い穴の部分に少しだけ灯油を沁み込ませ、着火します。そして灰受けに少しだけ落ちたオガクズにも少し灯油をしみこませてこちらにも着火します。

初めは黒い煙、そして白い煙が出てくすぶったようになりました。「失敗かな?」「バックドラフトか?」と心配になりましたが、様子見…少し時間が経つと内部から勢いよく炎が上がってきました。

オガクズストーブ

オガクズストーブ
火はいい感じに燃え上がりました。今回は燃焼実験として屋外でやりましたので(しかも今日は風が強く寒い日でした)温かさはいまいちよくわかりませんでしたが、上部に置いた鍋の水が沸騰するぐらいに温まりましたので結構いい感じだと思います。

中を開けて覗いて見るとよく燃えていました。こうしてペール缶1杯に詰めたオガクズ燃料は結局5時間ぐらい燃え続けました。オガクズの量としては本当に少ない量ですが、これで5時間ももつのですから、これは効率の高いストーブになります。

今使っている薪ストーブも勿論とても気に入っていますが、欠点の一つとして薪が燃え尽きるのが早くて、常に薪を追加しなければならない事です。薪の量も大量に要ります。それに比べるとこちらは燃料が少なくて済むし、一度つけたら追加しなくてもずっと長くもちます。

今日は初めての燃焼実験という事で屋外でやりましたので、実際の温かさを体感するために次は屋内でやってみるつもりです。今日の感触からすると結構温かくなりそうな感じがします。それにこのストーブ、上の部分でふかしイモを作ったり、ご飯釜などが置けます。いろいろに使えそうな気配が…楽しみです。
 
2012.01.01
「年始のご挨拶」
仕事 作品あけましておめでとうございます。昨年も多くのお客様に恵まれ、良い出会いをさせて頂きました。この仕事の喜びはそういったお客様との出会いでもあります。今年もどうぞよろしくお願い致します。

内輪の話になりますが、昨年は我が家にとっても良い1年であったと思います。娘は就職が決まり、長年の念願であった職に就く事ができました。

高校野球息子は高校野球夏の大会で岐阜県ベスト8。3試合に登板し、充分な活躍をしてくれました。延長15回2アウトランナー無しという崖っぷちの状況からの逆転さよなら勝ちなど、素晴らしい試合も見せてくれました。現在は大学入試に奮闘中です。私たち夫婦もそれぞれの仕事で忙しく過ごしました。

さて今年は我が家にとっては新しい「出発(たびだち)の年」となりそうです。希望にあふれた未来の礎の年となるよう、精一杯頑張りたいと思います。
 
 
 
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