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無垢一枚板の手作り家具とオーダー家具





里山便り
 
 
2014.12.24
「年末のあいさつ」
衆院選では予想通り自民党が圧勝に終わるという、後味の悪い今年の締めくくりになってしまいました。しかし、仕事の方は今年一年大変忙しく、沢山のお仕事を頂いて充実した1年となりました。これをアベノミクスの影響というならば自民党には少しは感謝をしなければならず、複雑な気持ちです。

ベイマツ無垢一枚板ダイニングテーブル ベイマツ無垢一枚板ダイニングテーブルさて今年最後の仕事は神戸のお客様のベイマツ無垢一枚板ダイニングテーブルとなりました。

長さ2m、奥行き90cmもある大きなベイマツの無垢一枚板です。しかもよく目が詰まっていて美しく、松特有のヤニがほとんど出ていない上等な板で、一般にそういったベイマツの板は「ピーラー」と呼ばれます。普段広葉樹がほとんどですので、こういった針葉樹のテーブルは珍しいです。どんな風に仕上がるのか楽しみです。I様楽しみにお待ち下さい。

工房での作業本当に今年は土日も無く、ずっと工房で仕事をしていた印象です。息抜きの旅行なんて、とても出来ないような状態でした。さすがに少しストレスもたまった感がありますが、嬉しい事ですし、好きな仕事ですから贅沢は言いません。
工房での作業今年おみえになったお客様の多くが、一様に当工房の制作に対する構えを気に入って頂いてご注文を頂きました。長年スタイルを変えず、こだわりを捨てずにやってきてよかったなぁと改めて感じています。

来年も多くのお客様に喜んで頂けるように、精一杯の仕事をしたいと思います。今年一年ありがとうございました。
 
2014.12.22
「木工ってやつは」
車庫前々回の里山だよりでも少し書きましたが、工房の外側に車庫を増設しました。増設と言っても、カーポートを作ってもらっただけですが…。
端材置き場 このカーポート、車も当然置きますが、本来の目的は工房内にあふれかえった端材、残材の山を片付けるため、棚を作って置く場所を確保するためでした。

近頃端材や残材が増えすぎて場所を圧迫し、仕事がやりにくくなってきていたので、これでようやく少しやりやすくなりました。ビフォーアフター風に写真を並べます。

端材置き場 端材置き場 端材置き場
before   After After

それにしても木工というのは場所をとる仕事です。まずは材料を置く場所を確保しなければなりません。工房の車庫でも本当は2台分置ける広さがあったのですが、半分は材料に取られ1台しか置いてません。そして実は、少し離れたところですが別に材料を置く倉庫(使わなくなった豚小屋の隅っこですが)も借りているのです。畑のそばの車庫も、とっくの昔に車ではなく材木を置く場所になっています。又、機械が増えれば増えるほど、工房内は機械にも場所をとられます。まったく木工ってやつはやっかいな仕事です。

椅子の制作
さて工房では、可児市のお客様の椅子の制作中ですが、上記のような作業があったりして制作も滞り気味です。もう少しで完成です。年内納品を目ざしてスパートです。N様もうちょっとだけお待ち下さい。

さて、今年1年思いつきで更新してきたこの「里山だより」…年内の更新はあと12月24日分で終わりとなります。全く自分勝手な更新で申し訳ありませんが、お客様とお話をしているうちに結構楽しみにしておられる方も多いという事も分かりました。あまり中身が無くて恥ずかしいばかりですが、そういう方々がいらっしゃるという事も励みになりますので、来年もがんばって更新していきたいと思っています。みなさんよろしくお願いします。
 
2014.12.16
「頑固」
先日奈良県からおみえになったお客様の事…この方はご自分でも木で器などを作られるいわば作家さんなのですが、個性的な無垢一枚板のテーブルが欲しくて当工房に頼って来られました。その方がこんな事を言ってみえました。

「半布里工房さんのように木に対するこだわりや制作に対するこだわりを持ってやっているところはいろいろ探したけど、なかなか無いです。」

私としては大変嬉しかったのですが、同時にびっくりもしました。「えっ!本当ですか?そんな工房、結構あるんじゃないですか?」と逆に聞き返したほどです。つまり、私としては決して特別な事をしているつもりは無く、必要だと思って、当たり前だと思ってやっている事ばかりだからです。

無垢の木へのこだわり。鉋がけや手仕事へのこだわり。吸い付き桟蟻組みほぞ加工などといった伝統的技法へのこだわり。などなど…。

いずれもこの仕事を始めた当初から何も変わっていません。当たり前の事を当たり前にやっているだけです。それが珍しいと言う事を言われたのです。不思議な気分です。他のお客様からも同様の事をよく言われます。

又、常日頃お付き合いをしてもらっている材木店の社長さんにもよく言われます。「今どき、佐藤さんのような手仕事や伝統的な技法を使って作っているところは本当に少ないですよ。一枚板の鉋仕上げだってやらないところがほとんどですから。むしろうちの方が鉋がけをやっていると思いますよ(笑)」(その材木店さんはご自分でも鉋で板を仕上げてみえます。)

いずれにせよ、私は頑固なんだと思います。奈良のお客様にも申しました。「私は頑固です。頑固にやり続けているだけです」と。もともと頑固ではありましたが、この仕事を始めてからいっそう頑固になっているかもしれません。

猫 猫でも、ユニクロ大好き、コンビニコーヒー大好き、superfly、e-girls、西野カナ…新しい音楽も好き。(もちろん古い音楽も大好きですけど。)

何でもかんでも頑固じゃないです。
2014.12.12
「コーヒーブレイク 今日はろくろ師」
カウンターチェア可児市のお客様のカウンターチェアの制作が少し進んだところで、一旦ストップしました。(又今日から再開しております。)

一昨日のお昼から昨日まで、前からやっておきたかった事をやる事にしました。

端材それは小物の制作です。工房の中はずいぶん前から、日々出てくる端材というか残材であふれかえっています。もうすでに置く場所が無くなってきているというような状態で、仕事がやりにくくなっています。しかし、前にも書きましたが性分のせいで捨てる事ができません。

そこで、まずは外に車庫を増設してその隅に置き場を確保しようとしています。(近々工事をします。)そしてもう一つは、とにかく端材を使って何かを作ろうという事です。春には又「いなか舎てくてくめぐり」が開催されるので、その時のためにも小物を作っておこうという事もあります

一輪挿しそこで第一弾として、「一輪挿し」を作る事にしました。まずは角材を作って、ガラス管を入れる穴をあけます。
押さえのための部品 押さえのための部品次にこんなものを作ります。何になるのかというと…右の写真のように木工ろくろに取り付けて使います。

押さえのための部品になりました。
ろくろ作業そして、いよいよろくろ作業です。この作業、結構楽しいです。なぜならばみるみる形になっていくからです。

木工というと段取りや手間が大変多くかかり、形になるのには相当時間がかかる事が多いものです。どんな簡単なものでも1日で出来るというのはまずありません。

よく「木工教室」などというものがありますが、あれは本当に「木工」教室と言えるのでしょうか?木と木を釘で打ちつけて作ったり、あるいはほとんど前もって作ってありそれを組み立てるだけであったり、ひどい場合は仕上げのペーパーがけかオイル塗装だけをするのであったり…まぁ「大工教室」と言った方が適切な場合もあります。私が「木工教室」にあまり乗り気になれないのはそんなところに理由もありますが…。

ろくろ作業話がずれましたが、要はこのろくろ作業だけは唯一短時間で形になっていく木工のジャンルなのかもしれないという事です。どちらかといえば「陶芸」に似ている。可塑性も高く、思いつきで形をどんどん変える事もできる。

(以前、私の親しいある人が言っておりました。「私は木工より陶芸の方が向いている。木工でもろくろならやってみたい。とにかく時間がかかるのは無理」と。)

一輪挿し 一輪挿しさて、こんな風にろくろ作業を楽しみながら進めました。
一輪挿しやりながら、途中で少しアレンジを楽しみました。上を丸くしたり2段にしてみたり…でもシンプルな形が一番ですね。

とりあえず13個ほど作りました。続きはどうせ暇なお正月休みに、お餅でも食べながらゆっくりやろうと思っています。又これから春までに、あと2、3種類小物を作ろうと思っています。
2014.12.08
「いろいろ」
行ってきました「サラ・ブライトマン」コンサート!先週の金曜日、愛知県体育館で世界的な歌姫サラ・ブライトマンのコンサートがありました。先行抽選に当たりチケットを購入できたので、妻と二人で行ってきました。実は今回で2回目…前回以上に堪能できました。(前回よりも近い席だったし、オーケストラをバックにしていい感じでした。)

サラ・ブライトマンのコンサート私は「クロスオーバー」というジャンルの音楽が大好きで、他にもSissel Kyrkjebo、Charlotte Church、Hayley Westenra 、Celtic Woman など好んで聴きます。その中でサラ・ブライトマンは別格のすごさだなと感じます。圧巻のパフォーマンスでした。写真は一切撮れなかったので、YouTubeのリンクをご紹介しておきます。

Sarah Brightman - Live In Vienna COMPLETE

おがくずストーブ先週末から急に寒くなってきたので、たまらず工房の「おがくずストーブ」(参考:2012年1月10日の日記2012年1月26日の日記2012年11月26日の日記)を炊きはじめました。

一度火を点けると3時間ぐらいはもちますので、大変便利です。少し火が小さくなって「寒いなぁ」と思ったら、木っ端を投入すれば又たちどころに火が大きくなり、暖かくなります。二重構造なので安心、火をつけたままでちょっとぐらい出かけても心配はいりません。優れものです。

おがくずストーブ唯一の問題は、おがくずをペール缶につめるのがちょっと面倒です。手でぐっ、ぐっと押し込んでつめるのですが、これをもう少し楽になるように何かいい方法は無いものかと思案中です。
降雪 降雪土曜日には初雪が降りました。すでに全国ニュースでも「列島大雪」と大々的に報じられていますが、当地でも結構沢山降りました。ただし、日曜日にはもう融けてなくなりました。

山の講日曜日には地域の行事「山の講」が行われました。山の神様のところで竹や木を切ってちょっとしたやぐらを組んで燃やし、神様に皆でおまいりをします。その後はこの火を囲んでお神酒を飲み、いわしを焼いて食べます。

古老から聞きましたが、春と秋に田んぼの神様をお参りする行事を行うのですが(「お日待ち」といいます)、実はこの神様が冬には山の神様に姿を変えて山を守ってくれるのだそうで、それをお参りするのがこの「山の講」だそうな。昔はこれは子ども(男の子だけ)が行う行事で、「山の子」と言っていたものです。今では子どもがいなくなり、代わりに大人がやっているというわけです。

カウンターチェアさて工房では三重のお客様の栃無垢一枚板ダイニングテーブルと、桜のπチェアも完成し、引き続き可児市のお客様のウォールナットのカウンターチェア2脚(+在庫分 ナラのカウンターチェア1脚)の制作にかかりました。ストーブをたいて温まりながら頑張ります。

栃無垢一枚板ダイニングテーブル 栃無垢一枚板ダイニングテーブル 桜のパイチェア
 
2014.12.02
「石釜パン」
一昨日の日曜日、前々からやってみたかった事をやりました。

「石釜パン作ろう♪♪」

土曜の夜、寝る前からパン生地を用意して(用意したのは妻ですけど…)いざ日曜日、ぽかぽか陽気で最高の気分の中、初挑戦の石釜パン作りが始まりました。(正確にはピザ窯なんですけど…)

石釜ピザ 石釜ピザまずはいつもの感じでピザを2枚焼きました。1枚はイーストが入った普通のピザ、もう一枚はイーストが入っていないクリスピーピザです。

今回は家族3人だけなのであまり力は入ってません。トッピングもありあわせのものです。でも、やはり味は間違いありません。

石釜パンそうやってまずは窯を暖めておいて、それから少し温度を確かめて大体200度ぐらいにして(そのあたりはまぁまぁ適当なんですが)いよいよパンを投入します。それから約20分待って出してみました。(今回は失敗するかもしれないと思って、あまり細かく写真は撮ってありませんでしたので、詳しい事はまた次回にでも載せます。)

見た目はいい感じ!中はどう?味は?外側はパリッと(少し固めですが、問題になるほどではありません)中はふわっと、もちっとしてなかなか上出来です。味は…今回はライ麦入りでいい感じの味です。マーガリンやケーキシロップをつけて食べてみると、おいしかったです。思わず3個も食べてしまいました。
石釜パン 石釜パン 石釜パン

初回にしては大成功!と言っていいんじゃないですか。なんだ、やればできるじゃないの!又もう一度やりたくなりました。今度は違う種類も一緒に焼いてみようかな。

猫のジャガー猫のジャガーも一緒に…「何か、問題でも?」


翌朝、残ったパンをレンジで1分ほど温めてから再度オーブンで焼いて食べました。こうすればいいんだと分かりました。
 
2014.11.28
「深まる秋」
工房裏のお寺のもみじが真っ赤に燃え、きれいです。錦秋です。工房周りの風景は一段と穏やかさ静かさを醸し出し、秋の深まりを感じます。

もみじ もみじ 錦秋

ドウダンつつじ本宅の玄関脇に植えてあるドウダンつつじも真っ赤です。サザンカも沢山花を咲かせています。我が家のドウダンは結構大きな木で、珍しい方だと思います。

我が「jagar's garden」ではウインターコスモスがきれいに花を咲かせています。来年の春夏に咲く花の苗や球根の植え付けもとっくに終わっています。これからしばらくの間はパンジー、ビオラが主役となってくれるでしょう。

ウインターコスモス パンジー ビオラ

秋冬野菜畑では秋冬野菜(主に葉物野菜です)がこちらもじっくり成長しています。秋冬野菜は寒くなればなるほどおいしくなります。
さて工房では三重県のお客様の極上杢栃無垢一枚板座卓が完成し、引き続き製作中の栃無垢一枚板ダイニングテーブルとπチェアの完成を待っています。

極上杢栃無垢一枚板座卓 極上杢栃無垢一枚板座卓 極上杢栃無垢一枚板座卓
栃無垢一枚板ダイニングテーブル 栃無垢一枚板ダイニングテーブル パイチェア

これから先、可児市N様のカウンターチェア2脚、神戸市I様のベイマツ無垢一枚板ダイニングテーブルとπチェア4脚(πチェアはすでに完成)、東京都I様の胡桃(クルミ)のダイニングテーブルと桜のπチェア2脚および胡桃(クルミ)のベンチのセット、ランチョントレー、そしてその後に北名古屋市M様の学習机セット、福岡県のS様のタモのこたつ座卓、岡山県のK様のウォルナット無垢一枚板のコタツ座卓とウォルナットのテレビ台、奈良県のM様の栃無垢一枚板ダイニングテーブル…と進めてまいります。日程はハードですが、何とか予定通り進めていきます。しばらくお待ち下さい。
2014.11.20
「密かな楽しみ」
木工ネタですみません。現在三重県のお客様の「極上杢 栃(トチ)無垢一枚板 座卓」の制作中です。「極上」というにふさわしい、すごいが出ている栃(トチ)の無垢一枚板です。おそらくこれほどの栃(トチ)の一枚板を使う仕事はこれから先何度も無いでしょう。(一度も無いかもしれない?いや、またあってほしい!) ですから、こういう機会に恵まれた事に感謝です。

鉋がけ極上の杢を台無しにすることの無いよう、逆目(さかめ)を起こさないように慎重に鉋がけをします。
極上杢栃無垢一枚板座卓一削りするごとに表れてくるきらきらとした木目に魅了されます。削りあがった板の表面は、まるで木では無いみたいです。シルクのようにきらきらと光る漣のような模様がすごく美しいです。この後丁寧にサンディングをして、耳や木口など細部を丁寧に仕上げていきます。
極上杢栃無垢一枚板座卓そしていよいよ塗装に入ります。白くなっている板の表面にオイルを塗るとすばらしい木目が浮き上がってきます。この瞬間が作っている者にしか味わえない楽しみの瞬間です。毎度「うわぁ、すごい!」と感動しますが、この板はまた特別すごいです。
極上杢栃無垢一枚板座卓こうして何度も塗り重ねていくのです。もう少しで完成です。このように制作の過程では、我々制作者でしか味わう事のできない楽しい瞬間があります。役得です。
栃無垢一枚板ダイニングテーブルまた、数日前から、同じお客様の「栃(トチ)無垢一枚板ダイニングテーブル」と桜のπチェアの方も制作にかかっております。
栃無垢一枚板ダイニングテーブル裏側をきれいに仕上げた後、「吸い付き桟」の加工をしました。
パイチェアπチェアの方は上記の座卓やテーブルの合間を縫って、少しずつ進めていっていますので遅々として進まずですが、こんな感じになっております。

もうすぐ12月になります。もう1年の終わりなんですね。早いです。まだ今年中に納品の仕事が他にも待っているのでがんばらなくては。
2014.11.13
「極上の栃無垢一枚板座卓」
寄せ植え 寄せ植え最近納品をさせて頂いたお客様の事…お宅に伺うと、とてもきれいな庭がありました。その中に素敵な寄せ植えなどが置かれていました。もう1軒のお宅もやはり様々な花を植えられた庭をお持ちでした。2階の屋根に届くかというほど高く伸びた皇帝ダリヤもあってびっくりもしました。

以前も書きましたが、私が作っているような無垢の家具と庭造り(ガーデニング)、そして畑作りなどはやはり同じ根っこでつながっているのでしょう。花や畑仕事に興味をお持ちのお客様は多いと感じています。納品のついでにガーデニングや畑の話題で盛り上がる事も多いです。納品の帰りには今回もお客様が花の苗を分けて下さるというおまけつきでした。

玉葱の苗畑の方はこの秋最後の植え付けになるであろう玉葱の苗を300〜400本ほど植えました。
極上杢栃無垢一枚板座卓さて、工房の方は「極上杢栃無垢一枚板座卓」の制作が佳境に入っております。今回もまた反り止めとして「寄せ蟻」を加工しました。
極上杢栃無垢一枚板座卓脚の部材も天板に負けない「」入りの材料です。
極上杢栃無垢一枚板座卓これから天板表の削り、仕上げに入っていきます。

ところで、今回の板の表面の鉋がけをするのを機に、ずっと気になっていた「鉋の刃口埋め」をする事にしました。より美しい鉋削りをするためにはぜひやっておきたい作業です。

「鉋は台で削る」とはよく言われる事です。いくら刃をきれいに研いだとしても台の方が適切に調整されていなければ鉋はうまく削れません。ですので、鉋削りをする前に「鉋の台直し」をよく行うのですが、そうするとだんだん台の方が削られて薄くなっていきます。(最後はぺらっぺらになってしまう?)

鉋画像の手前が普段よく使う鉋で、奥の方はあまり使っていない鉋です。その台の厚みの違いが分かると思います。
鉋そうやって台を削っていくと、刃の出る部分(刃口と言います)が画像のようにだんだん広がってしまいます。
鉋このままでは逆目(さかめ)が起きやすくなったり、削る際に障害が出てきます。ここに木を埋めて刃口を狭くするのです。

これで鉋削りがやりやすくなると思います。「やろう」と思っていてもなかなかできないんですが、いい機会を得てやる事ができました。これでまた鉋がけも楽しくなる事でしょう。
 
2014.10.31
「いろいろあって大変」
防災訓練 防災訓練秋も深まり、少し寒くなってきました。先日我が町内会では「防災訓練」が行われました。地元の消防署の方々、地域の消防団の方々、はたまた町長以下役場からも数人が参加され、みっちり2時間半の訓練でした。

消火栓を使っての放水訓練(水は出してないですが)、家庭用消火器を使っての消化訓練、119番通報の練習やその他、最近心配な風水害、土砂災害についての講話、質疑応答などいろいろ盛り沢山で行われました。

畑の作物もこんな感じで大きくなっています。ねぎ、白菜、キャベツ、ブロッコリー、レタス、大根、菜っ葉、カブ、菜花、エンドウ、イチゴなどです。そろそろ玉葱の苗を400本ほど植える予定です。

畑の作物 畑の作物 畑の作物

大量の虫ところで今年は菜っ葉を中心に大量の虫(幼虫)にやられてしまっています。黒くて小さな幼虫が大発生しているのです。何が原因でしょうか?

私は殺虫剤や消毒をすることが嫌いなので、そのままほったらかしです。殺虫剤などをやってしまったら、せっかく家庭菜園で健康安全な野菜を作っているのが台無しだと思っているので…でも、そうすると菜っ葉などはほぼ全滅です。誰のために種をまいたのかわかりませんね。ジレンマです。

栃の極上杢無垢一枚板座卓さて、工房では一昨日から「栃の極上杢無垢一枚板座卓」の制作に取り掛かりました。あまりにも美しい杢の板にビビりそうです。
栃の極上杢無垢一枚板座卓 栃の極上杢無垢一枚板座卓 まずは片面を平面に削り基準面を作ります。そして両面を削って荒仕上げが済みました。

白くなって見にくいですが、細かい美しい縮み杢のような杢が全面に出ています。完成までしばらくかかりますが、オイルを塗る瞬間が楽しみです。

パイチェア ナラのサイドボード 最近の仕事から…4種類の異素材πチェアとナラのサイドボードです。

現在は上記の栃極上杢無垢一枚板座卓と桜のπチェア、胡桃のランチョントレー6枚、そして胡桃の置き床(すでに完成)の設置を同時に進めています。相変わらずスクランブルな毎日が続きます。
 
2014.10.24
「寒い冬を越してこそ」
花の苗 球根注文していた花の苗や球根が届きました。パンジー、ビオラ、ジギタリス、ルピナスなどの苗とチューリップ、クロッカス、ユリの球根です。12月にはクリスマスローズの苗も送られてくる予定です。

パンジーとビオラはこれからにぎやかに咲いてくれますが、他のものはどれも来年の春から夏にかけて咲くものです。実は今年の春先に花屋さんで売られていたルピナスやジギタリスを植えてみたのです。ところが特にルピナスはうまく育たず、枯れてしまいました。もちろん土に原因があったかもしれません。それにしてもどうしてかなと思っていました。

そんな時にプロの園芸家の方から「ジギタリスは一応宿根草になっていますが、この地域では(気候の関係で)宿根させるのは無理です。私は毎年苗を植えますよ。秋にね。秋に植えて寒い冬を越させなければしっかりした花は咲いてくれませんよ」と教えられました。

そうなんです。やはり秋に植えて冬の寒さを経験させなければだめなのです。イチゴも同じですね。この時期(10月)に本植えをして寒い冬を越させるのです。そうすると春以降にしっかりと根が張り、株が大きくなり、やがて甘いイチゴがいっぱいなるのです。

考えてみるとこれは人間にも当てはまりそうです。やはり人間も人生のある時期に寒い冬、厳しい冬を経験してこそ大きくなれるのでしょう。我が家もそんな時期がありました。私の転勤、転職の時期がそんな時だったかもしれません。家族を連れて転居していたので、妻や子どもにも大変苦労をさせました。

娘も2回も保育園、学校を変わるという苦労をさせましたし、息子などはまだ歩く事もできない0歳で保育園に預ける事になりました。息子は特に幼い頃よく風邪を引いたので、共働きの私たち夫婦は次の日仕事を休む事もできず、大雪や吹雪の中、夜中に義理の母を迎えに4時間をかけて飛騨の山を峠越えした事もありました。ワイパーもきかないほどの吹雪の中、100メートル進んでは車を下りてフロントガラスの雪を手で払い落とし、又進むという事をずっと繰り返して進ませた事を昨日のように思い出します。あるいは出勤時間に間に合うように、朝5時に息子を妻の実家に送り届け、1時間半の道を往復して会社に行った事も何度もありました。

もちろんこの他にもまだまだいろんな事で苦労はありますが、いずれにせよ子ども達は今二人とも立派に成長してくれています。二人とも私の若い頃より、よほど立派なものです。もちろん苦労なんて進んでするものではありませんが、そういう厳しさを乗り越えると人間はまた大きくなるものなんだと思います。花の苗を見ながらそんな事を考えたのでした。

引き出しの制作さて話はがらっと変わり、少し前の事になりますが引き出しの制作をしていました。全部で8杯。それをすべて「蟻組み」で行いました。すでに何度も書いていますが、私はこの作業を完全に手加工で行います。8杯の引き出しの蟻組みとなると結構大変です。しかも手でやるなんて。

同業者なら分かると思いますが、「私はごめんだ」という人も多いと思います。「馬鹿じゃないの」とも言われそうです。良く言えば「愚直」?機械でやる事も(場合によっては)できます(でも機械には限界があります)。しかし、手でやる事に何らかの意味を見出しているので、又そういう事をあまり苦にしないたち(性質)だし、経験を積めばそれなりに早く上手にできるようになってくるので私はやっています。

引き出しの制作今回も全て一発仕上げでなんとかうまくできました。こんな事をやっている人もいるのだ…という事を分かってもらえれば嬉しいです。
 
2014.10.10
「みんな違ってみんないい」
久しぶりの更新です。9月の後半はお客様対応やら材料仕入れやらなんだかんだあって忙しさは変わらずですが、制作の方は遅れ気味となってしまいました。春以降ずっとほぼ休みなしで来ていたので、ここに来てちょっと停滞の波が来たのかもしれません。(Tさん、この言葉使わせてもらいましたよ。)

πチェア現在は神戸のお客様のπチェア4脚(異素材)が完成して塗装待ちとなっている他、各務原のお客様のサイドボードの制作中です。また三重のお客様の桜のπチェアの方も取り掛かったところです。
秋冬野菜畑の方は秋冬野菜が育っています。大根、キャベツ、白菜、ブロッコリー、レタス、菜花、正月菜、カブなどです。玉葱とねぎの苗も育ててあります。
イチゴつい最近イチゴも定植しました。私の場合、畝間を広く取って作ります。後で世話するのに都合が良いことと、いずれランナー(子株、孫株)ができた時に地面に勝手に根付くので、その後に仮植え、本植えをするのに都合が良いからです。
イチゴ今年はたくさん子株、孫株ができたのでいっぱい余ってしまいました。もったいないのでとりあえず鉢に植えておき、知人・親類に差し上げることにしました。
携帯カバー話は変わりますが、私はソフトバンクのiPhoneを使っています。その携帯カバーはあるメーカーのものを気に入って使っていますが、新しいのを買っておきました。これで三代そろい踏みです。

一番右の汚いのが初代、真ん中のが現在使っているもの。左が新しく購入したものです。私は工房で木屑やホコリにまみれて仕事をしているので、こんな風に全体を覆ってくれるカバーが好都合です。畑にも持っていって土で汚れた手で触ったりしてしまうので、すぐに汚くなってしまいます。

携帯カバーところで、同じ種類・色の皮のケースですが、どれもすべて違います。当たり前なんですが本皮だから、言わば自然素材なのでどれ一つとっても同じものはありません。質感も色も本当に違います。

私が仕事で扱っている無垢の木も同じです。同じ樹種であっても毎回色も木目も違います。同じ板の中でも部分によって色も違ったりします。それが無垢の木というものです。それは決して欠点ではありません。それがまた味わいなのです。金子みすずの詩じゃないですが「みんな違ってみんないい」そんな気持ちで見て頂きたいなと思うのです。
 
2014.09.19
「時は過ぎ…」
彼岸花 彼岸花工房や家の周りには彼岸花が咲きました。今年は秋が少し早いです。

先週の日曜日にお客様がみえました。以前(5年ほど前)、ナラ拭き漆の食器棚をご注文頂いたお客様で、久しぶりの対面となりました。食器棚も喜んでお使い頂いているようで、「拭き漆の色がいい感じになってますよ」と言ってみえました。私もまた見に行きたくなりました。

学習机のセットその時まだ1歳だった娘さんが今度の4月に小学校に入学との事で、今回は学習机のセット(学習机、椅子、サイドワゴン、本立て)を注文したいという事でした。あの時、喜んで食器棚の一角を自分のおもちゃ入れに占拠していた女の子が、もうそんなに大きくなったとは…時の経過の速さをあらためて感じました。

そうなんですね、もう学習机の季節なんですね。今ご注文頂ければ来年の4月に間に合います。こちらとしても何台かまとめて制作できればお安くできます。この際にぜひお問い合わせ下さい…って宣伝でした。

この間の月曜日は以前ダイニングセットやパソコン机、ランチョントレーなどをご注文頂いたお客様がおみえになりました。先日すでにご注文頂いている置き床のほかに、今回は息子さんご夫婦を伴ってのご来房でした。息子さんの新居に置くダイニングセットを注文したいとの事でした。

工房を開いてからかれこれ17、8年になります。ここ数年新規のお客様も多くなりましたが、リピートのお客様(そしてそのお客様からの口コミのお客様)が一段と多くなってきました。考えてみると、かつてご注文頂いた時から何年か経ち、子どもが大きくなったり成人して所帯を持ったりなど家族の姿も変わってきて、新たな住空間の必要性が出てきたという事でしょう。そんな中でまた私どもの事を覚えていて下さり、「またお願いします」と声をかけて頂けるという事は本当に嬉しく、ありがたい事です。長く続けているといい事もありますね。

集塵機

手仕事の証
話は変わり、仕事のこと…工房では、日々木を削ったくずなどのごみが大量に出ます。集塵機もありますが、たいていの工房にあるこの集塵機(通称オバQ)は、大きな木工所の設備のように性能の良い集塵機ではないので、結構機械の回りにくずが飛び散ります。ですから、結局あとでほうきで掃いて掃除をする事になります。

でも、その作業も決して悪いものではなく、そうやって掃除をしている間に次の段取りを考えたり、気分転換になったり…無駄な時間ではないのです。素晴らしい集塵設備を求める人もいると思いますが、私は今のままで十分です。

それに、全く手仕事をせず機械作業だけで制作する人たちは集塵という事をより必要とするかもしれませんが、手仕事の率が多ければ多いほど結局は木屑は増えるものなのです。ごみの多さは手仕事の証でもあるのです。

工房の様子さて、現在工房では、神戸のお客様のπチェア4脚と、栃木県のお客様の山桜ちゃぶ台の制作真っ最中です。最近お客様対応やら図面引きやら材料探しなど、いろいろ事務仕事も多く制作の方が滞りがちですが、がんばって間に合わせます。もう少しお待ちください。

工房の様子 工房の様子 工房の様子 工房の様子
2014.09.02
「田舎の暮らし」
豪雨、日照不足といった何とも変てこな夏が終わりを告げようとしています。これから9月、10月になると、私が住むこの里はいろんな行事が行われます。先日の日曜日は、集落営農による今夏3回目の集団畦草刈り作業でした。今週はリサイクル、そしてその後集団営農の説明会および臨時総会。今月末には毎年恒例の「秋のお日待ち」(豊作を祈りみんなで集まり酒食をともにするもの)もあります。

その後、町民運動会なども行われますが、実は我が町内は今年から参加を取り止める事になりました。理由は高齢化です。町内の人のほとんどが50歳以上(おおかた60歳以上)になり、しかも町内に小学生も中学生もいなくなって早や数年以上になります。しかも毎年参加人数も減ってきて、これまでなんとか無理して参加していたという感じでした。やむをえません。

地蔵堂

地蔵堂

地蔵堂
他にもちょうど昨日、今日と「盂蘭盆」で、地蔵堂の行事もやっています。当番になった班の人たちが飾りつけと番をします。私たちの班も一昨年行いました。お彼岸(23日)になると、その前後1週間にわたって町内全員で交代でこの地蔵堂の番もします。これも毎年恒例の行事です。

日本という国は実に不思議な国です。それぞれの家庭で独自の宗教に入っていながら(我が家は浄土真宗西本願寺派です)、地域の神社にもお参りしたり、山の講のように山の神をお祭りしたり、このようにお地蔵さんも御祭りします。

当地ではその他にも清水寺というお寺(もとは浄土宗だったようです)を皆さんでお守りをしています。(詳しくはこちらもご覧下さい。) 神も仏も何もかもすべてを尊ぶのです。それがずっと昔から続く、日本人の日本人たる所以なのです。特にこうした田舎に暮らす限りは、そういった事も受け入れていく必要があります。

ちょうど番をしてみえた方たちと話をしていたら、「猿が来て飾り付けのお菓子やら花を持っていってしまったりいたずらをするから、ずっと番をしていなきゃならない」と言ってみえました。

荒らされた畑猿といえば、相変わらず畑を荒らしていますが、この頃はイノシシもひどいです。畑を囲った網をあちこち食い破って入り、一晩でサツマイモをすべて食べていきました。囲いを破られるのは初めてです。イノシシが凶暴に進化したのか、種類が変わったのか…今までこんな事はありませんでした。全く困りものです。

地域の方もいろいろありますが、仕事の方もまだまだずっと忙しさが続きます。こんな感じで年末まで行きそうな気配です。なんだか今年は例年以上に忙しいです。最近数ヶ月でまともに休みを取った(全然仕事をしなかった)のはお盆の1日とあと1日、2日ぐらいかもしれません。この先もなかなか大変そうな感じです。がんばらなければ。

パイチェア 山桜ちゃぶ台の材料画像は神戸のお客様のπチェアの制作中画像と、栃木のお客様の山桜ちゃぶ台の材料です。
 
2014.08.26
「ピザ」
ピザ窯以前にも書いたように我が「jagar's garden」には手作りのピザ窯があります。このピザ窯、かなり活躍しています。この窯のおかげで今年も何度もピザパーティーができました。
ピザ窯 ピザ窯 ピザ窯
ピザ窯 ピザ窯 ピザ窯

この窯で焼いたピザを食べるとその辺のお店のピザは食べられません。本当においしいです。(断言してしまいました。いや、もちろんどこかのすごくおいしいチーズが載ったピザなんかは一度食べてみたいですけど…。) 季節によって、畑で取れた旬の野菜などが乗りますから、いっそうおいしくなります。窯が温まってくるとほんのわずか1〜2分で焼けてしまいます。うっかりおしゃべりに夢中になっていて焦がしてしまうという事もしょっちゅうあります。

今まで焼いて食べたピザの写真を載せます。味が伝わらないのが本当に残念です。順番に…左からバジルソースとジャコ、えびのピザ、トマトソースにベーコン、えびのピザ、明太子ソースにジャコ、えびのピザです。

バジルソースとジャコ、えびのピザ トマトソースにベーコン、えびのピザ 明太子ソースにジャコ、えびのピザ

あとは書ききれないので写真だけですみません。
ピザ ピザ ピザ
ピザ ピザ ピザ

ピザパーティーをやってほしいという人は多く、こちらも順番待ち(?)…もう少ししたら秋になります。過ごしやすい季節になったらまたいっぱいやろうかななんて思っています。

メープルのチェストさて工房では、厨子のお客様のメープルのチェストが完成しました。引き続き、神戸のお客様のダイニングセットの制作に入りました。(まずは樹種違いのπチェア4脚から)

又、並行して栃木県のお客様のちゃぶ台の制作も行っていく予定です。しばらくお待ち下さい。
 
2014.08.18
「人として」
お盆に妻の実家の郡上八幡に行ってきました。以前もこの里山だより(2007年8月16日2007年8月20日)で書いたことがありますが、郡上八幡は風情のある、人情味あふれた良い町です。しかし、話をしていると以前とは少しづつ変わってきているなと感じました。

「郡上八幡が乗っ取られる!?」…近年たとえば「京都の町家」などのように、古いものを生かして新しい感覚で商売に結びつけるというようなことが流行しています。そういうことはよくあります。「古民家を改造してギャラリーに」とか「昭和の建物をリフォームしてカフェに」とか…何も珍しいことではありません。そういうムーブメントを起こしている中心的な勢力は30代前後の若い人たちです。(自称アーティストという人たちも多く含まれます。木工の中にもそういう人たちは多くいます。)

郡上八幡も同じような状況が起きているようです。もともと風情あふれる民家が立ち並ぶ町家の町並みです。中には空き家になっていたり、持て余していたりという家もいっぱいあります。あるいは古くからの商店が後継ぎがいなくて閉めていったりというようなことも少なくありません。もちろんこのままではいずれ廃れていくことになるかもしれません。

そこに目をつけたのか、よそからやってきた若い人たちが家を借りて商売を始めているというわけです。有数の観光地郡上八幡ですから、お客さんは年中いっぱい来ますし、家賃だっておそらくそんなに高くないと思われます。商売をするにはこんなに良いところはありません。

しかし、問題はその人たちです。話を聞くと、私なんかは考えられない感覚ですね。地元に大変お世話になっているわりに、地元の付き合いはしない。商工会のイベントを上手に利用しつつも商工会のルールには従わない。自分たちの好きなように商売をして、したい放題。ある人の話では、空き家をそういう人に貸したのですが、その人たちはろくろく(大家であるその人に)連絡もせずにリフォームを始めてしまったということです。

しかし商売、世渡りはうまい。上手に周りの人に甘えて利用する。郡上の人たちは良い人が多いです。人情あふれる町です。それを逆手に取っているような感じになっています。若い人に上手に甘えられると「仕方ないな、やってやるわ」みたいな感じになってしまいます。そうやって恩恵を受けておきながら、あいさつもお礼もそこそこに…。

以前に、我が工房の裏手にあるお寺で「境内マルシェ」が行われているということを書きました。実はその時、あまりにもお客さんが多くてお寺の駐車場だけでは入りきらないので、遠く離れた公民館の駐車場なども利用していたようですが、それを見ていて「良かったらうちの工房の前も使ってもらっていいですよ」と言ってあげました。そしてその日は係の方の誘導で何台かのお客さんが入れ替わり置いていかれました。そしてマルシェが終わり、知らないうちに皆さん跡形もなく帰って行かれました。もちろんうちにお礼の一つもありませんでした。

ある時、メールが来ました。九州で染色作家をしている方からです。「一緒に展示会をしませんか」という内容でした。そんな大事なことをメールで済ませますか?(しかも私の想像するところ、同内容のメールを他にも複数の人に送っているのではないかと思います。誰かひっかかってきたら儲けもの?)私だったら出来ません。一応お会いして話をします。

最近はどうなっているのでしょうね?最近流行りの言葉。「コラボしませんか?」「シェアしましょう」…私も何度か言われました。ちょっと話が広がりすぎました。今流行りの自称「作家」さん、あるいは自称「アーティスト」さん、人として大事なことを忘れていませんか。ちょっと軽すぎませんか?

箱物制作

箱物制作
さて、工房では現在厨子のお客様のメイプルのチェスト(整理箪笥)を制作中です。最近ずっと雨続きで、こういった箱物制作は苦労します。木が湿気を吸って膨らむからです。

本日納品の書斎机セットの引き出しだって、完成して納品を待っている間にもどんどん膨らんで、また調整しなおしというような事態が起きました。

しかも今回のチェストは「板指し」で制作しますので、なおさらです。製作中も板が反ったり、狂ったりしないようにあれこれ工夫をしながら何とか進めています。

本当にこの天気にはうんざりです。早く雨が上がってからっと暑いいつもの夏に戻ってほしいです。(暑ければ暑いで「この猛暑はたまらん!」と嘆くくせにね。勝手なこと言ってますね。)
2014.08.08
「引き出し作り」
現在工房では、書斎机セットの制作が佳境に入っています。本体の加工は終わって、引き出しの加工、組み立て、そして仕込みです。引き出しの仕込みについては、詳しくは「木になる話」にも書いておきましたのでそちらもご覧下さい。又、別に項を追加して書くつもりでもいます。

引き出しの加工とにかく引き出しの加工は手間がかかります。前板、側板、向板それぞれに加工をします。今回はまた蟻組み(天秤差し)加工をしました。
引き出しの加工それぞれ仕上げ削りをした後、さらにもう一手間加えます。前板は上部、下部ともに内側にテーパーをつけて削っておきます。引き出しを入れる時に幕板に当たらないようにするためです。
引き出しの加工向板は上部、下部ともに側板よりも1mm強ほど削って、幅を狭くしておきます。これも上と同じ理由です。
面取り全部の部材に対して、組み立てた後からでは出来ない部分を先に面取りしておきます。
鉋がけ組み立てた後は鉋で一通り削ります。
仕込み仕込みに入ります。全部は入らない状態から、少しずつ削って合わせて行きます。
微調整当たっている所に鉛筆で印をつけながら削って微調整をしていきます。
面取りきれいに納まりました。この後全体に面取りをして仕上げます。
つまみもちろんつまみも自作します。(木になる話「つまみ、取っ手」の項もご覧下さい。)
ストッパー取付け引き出しの奥にストッパーもつけます。微妙な長さを調整してつけます。
マスキング塗装の前には、オイルを塗るところと塗らないところの境目にマスキングテープを張っておきます。
完成した引き出し 完成した引き出しこうして大体終わります。たかが引き出し、されど引き出しです。
 
2014.07.30
「真夏の畑仕事」
毎日猛暑が続いています。工房の中はおそらく40度近い温度になっているでしょう。夕方になっても、外は涼しいのに工房の中は熱気がこもって大変暑いです。汗だくになりながらも大型扇風機とスポットクーラーでなんとか乗り切っています。

畑の方は夏野菜の盛期は過ぎました。スイカもナスもトマトもとうもろこしも大体終わりました。残すはゴーヤーとピーマン、ししとうといった野菜ぐらいです。

畑 畑野菜は終わりになっても、畑仕事が終わりというわけにはいきません。ほうっておくと草がすごい事になってしまいます。

ずっと草引きができなかったのでこんな有様ですが、これ以上ほうっておくと後がますます大変になるので、朝早起きして草引きをしました(なんちゃって、いつも6時前には目が覚めているんですが…)。6時前から2時間ぐらいやりましたが、7時を過ぎるとすでに暑いです。でも、なんとか2日ほどがんばりました。きれいになりました。

畑 畑 畑

書斎机セット

書斎机セット
さて工房では、浜松のお客様のミズメザクラ一枚板のテーブルにはじまる一連のプロジェクトの最後のアイテム「書斎机セット」の制作真っ最中です。「学習机(DSK004)」を書斎机仕様にアレンジしたもので、個性的なブラックウォールナットの一枚板天板を使います。

途中、材料に思わぬハプニング(?)があり、すったもんだしましたが、その後は何とか無事進めています。もう一がんばりです。

その後、厨子のお客様のメイプルのチェスト、神戸のお客様のπチェア4脚とピーラー一枚板のダイニングテーブルのセット、栃木県真岡市のお客様の特注ちゃぶ台、美濃市のお客様のセンターテーブル(再生家具)、三重県津市のお客様の座卓にはじまる一連のプロジェクト、各務原市のお客様のサイドボード…と進めていきます。又その都度ご連絡を差し上げながら進めていきますので、よろしくお願いします。

暑い夏、世間では「夏休み」もあるようですが、当工房はそんなゆったり過ごすことは出来なさそうです。

妻:「あなたどうして太れないの?病気じゃないの?」
私:「毎日暑い工房で大量に汗をかいて力仕事してるんだから、太れるわけないよ。」

チャンチャン…。
 
2014.07.18
「あれやこれや」
トマトあんなに順調に行っていたはずの我が畑…急に様子がおかしくなってきました。コロたんのつるもやはり急に枯れてしまい、いっぱいついている実もあまり甘くなりそうにもありません。

それよりひどいのがトマトです。大量に虫(何かの幼虫)が発生し、トマトを食ってしまいます。下にはトマトがいっぱい落ちてしまっています。せっかく楽しみにしていたのに…。殺虫剤は使いたくないので、もうあきらめるしかなさそうです。まあ食べれるトマトも結構あるのでよしとしましょう。

野菜それでも野菜は大量に取れるわけで、それを食卓に乗せるのが大変です。カミさんもちょっと迷惑そう…。
野菜 スイカ結局食べきれずに腐っていってしまうものも多く…。

スイカもまだたくさんあるから腐ってしまう前に何とかしなきゃ。一人でやけ食いです。甘くておいしいんだけどね。
コバエ対策 コバエ対策ところで、前回書いた「コバエ」ですが、工房の中では工業用扇風機をつけて吹き飛ばす作戦に出ています。とりあえず、これで体にまとわりつくのは防げます。

蚊取り線香も常時2個つけています。1個は腰につけて動いています。まあ気休め程度ですが効果はあると思っています。

コバエ対策本宅の方ですが、一番多く入ってくるのが娘の部屋の南東の出窓のところです。雨戸が付けられないので、中から黒いビニールで覆ってしまいました。(p.s 今朝様子を見ると、ビニールのわずかな隙間から入ってきていました。徹底的に黒いテープで貼ってふさいでおきました。)

ウォルナットのπチェア特注型さて、工房ではウォルナットのπチェア特注(フラット肘)型もおおかた完成し、あとは肘と脚の継ぎ目の部分を彫刻したり、その他細かい部分の仕上げを残すのみとなっています。
ミズメザクラのベンチ 飾り棚現在はミズメザクラのベンチと可児市のN様の飾り棚の制作も同時に行っています。

あれやこれや、いろいろ大変です。
 
2014.07.14
「コバエ」
まずは業務連絡です。7/10にdocomoのメールアドレスよりお問い合わせを頂いたお客様(K.T.様)…メールアドレスが間違っているようで、ご連絡を取る事ができませんので、できましたら再度ご連絡を頂けますと助かります

ここのところ長雨やら台風やら、あるいは猿の来襲やらと何かと大変な我が里ですが、ここに来ていよいよ本格的な「コバエ」の発生が始まったかと思われるこの頃です。(参考:昨年の里山だより

実はもう既に6月の終わり頃から少しづつは出てきているのですが、昨年と比べるとまだまだ少ないので、「今年は少しはいいかも?」と思っていました。畑や工房の中は朝8時から10時ぐらいをピークに結構出ていて全くうっとおしいのですが、本宅の方はさほど入ってきておらず、ありがたく思っていたのです。ところがここ数日、本宅のほうもじわじわと入ってきており、「ついに始まるか?」という感じになっています。

昨年の経験を生かし、本宅の方は午前中は雨戸の閉めれるところは全て閉めて真っ暗にしてしまいます。雨戸のついてないサッシは、これから黒い布を買ってきて中から貼ってしまうつもりです。玄関も黒いカーテンで覆ってしまおうかなと思案中です。誰かが我が家を見た時に「このうちは何なんだ?」とびっくりされるかもしれませんが、これから数ヶ月続くコバエとの戦いを思ったら、それもやむおえません。毎日1時間もかけて大掃除なんて、たまったもんじゃないですから。

(昨年の経験から確実に一つ分かった事があります。それはこのコバエは「好光性」があるという事です。明るいところ、明るい色、白い色、光るもの…そういうものに集まってきます。ですから暗いところ、黒い色にはあまり集まってこないのです。白いシャツなど着てたら大変ですよ。)

しかし工房の方はどうしようもありません。大量のコバエが舞う中、集中して加工をしている時に首筋のあたりに止まって「モゾッ」とするとその集中が切れてしまうので、本当に困りものです。機械を使っている時もありますから、危なくもあります。機械で指を飛ばす事のないように気をつけなくっちゃ。「絶対これは害虫だ!」と大声で叫びたくなります。

ところがこのコバエ(正式名称は「クロバネキノコバエ」)、今年は結構いろんなところに発生しているようです。我が町よりもひどいところもたくさんあるみたいです。既に毎日家中の大掃除をしなければならない状態のところもあったり、隣の市では学校の給食センターに発生して、2〜3日給食が作れなくて給食停止になったりしたそうです。

私は思います。いっそ東京の国会議事堂の中や首相官邸に大量発生して欲しい。そうすれば国会議員の方がその権力を駆使して、真剣にコバエ対策に乗り出すのでは…そんなわけないよね。でも少なくともテレビのニュースでは大々的に流れるでしょうね。まぁ、なんだかんだ言って日本は関東中心に回っているのです。関東に何か起きないと全国的な話題にはならないのでしょう。

このコバエについては専門で研究している学者さんも少ないそうです。ですから、何が原因だかどうやって対策するか分からない事が多いらしいです。いや!本当は分かっているはずだ!私は勝手にその発生の原因を結論付けています…それは言えません。でも、自然界には「食物連鎖」というのがあるでしょう。それと関係があるとすれば必然的にその発生の原因にたどり着くのではないかと。

「草刈りの後ほったらかしにしておくのがいけない。ちゃんと焼却しておいて下さい」ですって?何を言ってるんですか!日本の田舎は何十年も何百年もそうやって草刈りをしてきたのです。何で今になってそれが原因と言うのですか。同じようにしてても昔は発生しませんでしたよ。原因は他にあるんです。

さて話は変わり、工房では「ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル」も塗装が終わって完成しました。引き続き椅子とベンチの方を製作しております。以下、その様子を画像で載せておきます。

ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル
ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル
ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル 椅子とベンチ
 
2014.07.07
「収穫〜味覚の夏」
畑の野菜じめじめ、蒸し蒸しと嫌な天気が続いています。この気候の中、畑や庭では作物、植物が大きく育っています。(草もまたすごい勢いで伸び放題。草引きもままならず、ちょっと荒れ放題ですが…。)
トマト トマトトマト、ミニトマトは私の背をすでに超えて、特にミニトマトはジャングル状態です。実も色づき始め、いよいよこれから収穫できそうです。
ネットメロンネットメロンは放ったらかしにしておいたら、つるが枯れてしまいました。急激な暑さのせいかなと思っていましたが、調べてみると「実を付けすぎると栄養が実のほうに向かいつるが枯れる事があります。実は一株に4個ぐらいにしましょう」などと書いてありました。

私はたくさんついた実を見て、欲張りな事にも「しめしめ」とそのままにしておいたので、それが原因でしょう。また一つ勉強になりました。ネットメロンは難しいです。でもすでに熟しているものも何個かあり、食べたらすごく甘くておいしかったです。

コロたんコロたんは大丈夫のようです。こちらは一株に大体10個ぐらい実ができています。あとは余分なのでちぎって取っています。うっすらネットが入りはじめました。
畑の野菜これが本日の収穫です。すいか、ネットメロン、とうもろこし、トマト、ミニトマト、ピーマン、ししとう、あまなが、万願寺トウガラシ、なす、きゅうりです。やはり旬の野菜ほどおいしいものはないですね。

よく「味覚の秋」と言いますが、私に言わせれば「味覚の夏」です。きゅうりやナスはもう今までにずいぶんいただきました。きゅうりは第1弾の終わりを迎えています。また第2弾が育っています。

jagar's garden ハーブやダリヤjagar's gardenは最近は手入れ不足でちょっと荒れています。花がらをつんだり、剪定もしなければいけないのですが…。ハーブやダリヤも伸び放題に伸びて、私の背丈を越えています。
ぶどうぶどうの実がだいぶん大きくなってきました。袋をかぶせた方がいいのでしょうか?どんな味になるか楽しみです。

そんなわけで植物の生長に追いついていけない毎日です。
2014.07.03
「表情」
おにぎりスツールおにぎりスツール」を作ってました。完成したものを上から眺めると、まるで「ひょっとこ」のようなとぼけた顔に…実はこれ、脚を差し込んだ時に曲がってしまったので、そのまま楔(くさび)を打ち込んで完成させちゃったもの。でも、なんだかおもしろい表情になりました。
おにぎりスツール普通はこれ。ニコッと笑ったおりこうさんの顔です。まあそれぞれにおもしろいという事です。
ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブルさて、工房では「ミズメザクラ」一枚板のダイニングテーブルの制作真っ最中です。

ミズメザクラは大変稀少な木材で、しかもこのぐらい美しい木目が出て幅広の一枚板となるとなかなか入手できません。超貴重な板です。畢竟腕にも力が入るというもの。裏側に付ける吸い付き桟は、今回も「寄せ蟻」の技法を使いました。

ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル木目(杢)が美しい板は今までもたくさん扱ってきましたが、このミズメという材もまたすばらしいですね。最終研磨の前に一度水拭きをしてみるとこの通り!ダイナミックな杢が一面に「どうだ!」と言わんばかりに現れました。そんなわけで「早く完成した姿が見たい!」とワクワクしながら作業をしております。
しかしこのミズメザクラ、すごく重いです。これまでずいぶんたくさんの無垢一枚板を扱ってきましたが、自分一人でひっくり返す事もできないほど重かったのは、確か3回か4回ぐらいでしょうか。(長さ2m70cmの栃無垢一枚板の時と、移動していて自分の方に倒れてきて危うく死にそうになったケヤキの無垢一枚板の時、そして今回も又…。)

それに脚部に使う部材も結構重量感のあるミズメザクラの無垢材ですので、それらも加工の際には結構大変です。現在は着々と脚部の制作にかかっております。T様楽しみにお待ち下さい。来週からはπチェアとベンチの方も制作にかかる予定です。

ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル ミズメザクラ一枚板のダイニングテーブル
 
2014.06.30
「夏は来ぬ〜里山自然」
唱歌の中にも本当に良い歌があります。中でも「夏は来ぬ」は、「おぼろ月夜」と並んで好きな歌の一つです。

動揺「夏は来ぬ」歌唱(ユーチューブ)

こういう歌を聴くと「日本語」って何て美しい言葉なんだろうとあらためて思います。歌詞の中に出てくる、「忍音」「早乙女」「裳裾」「玉苗」「おこたり諌(いさ)むる」「夕月すずしき」「五月(さつき)やみ」「早苗(さなえ)植えわたす」…何て美しい響きでしょうか。なんと叙情的なのでしょうか。

短い言葉にどれだけの情景や意味を持たせているのでしょうか。日本語というのは本来そういうすばらしい言葉なんですね。それがどんどん失われ、死語となっていってしまいます…本当に残念な事です。

「玉苗」なんていう言葉は(本当はどういう意味か知りませんが)、昔田植えを手でやっていた頃に苗を片手に一束持って植えていましたが、その様子が丸い玉(束)のようであった事も思い出されますし、又「玉のような赤ん坊」というように「玉」というのはすごく大切なものという意味も持っている事も考えると、「玉苗」という言葉は本当に絶妙な表現だと考える事もできます。

「早苗(さなえ)植えわたす」…その情景が目に浮かびます。美しい日本語をいつまでも大切にしたいですね。

さて、前置きが長くてすみませんでした。私の住む町はこの日記のタイトルどおり、周りを「里山」に囲まれた田園風景あふれる静かでのどかな町です。(工房にいらっしゃるお客様皆さんが「のどかないいところですね」と言って下さいます。)

里山風景

里山風景
この季節は田植えも終わり、上記の「夏は来ぬ」の歌詞に書かれているような田んぼの風景が広がっています。この写真に見える山すそに我が工房がある集落が広がっています。

昨日は私も所属している「営農組合」の集団草刈りが行われ、朝7時から3時間ほど田んぼのあぜの草刈りに行ってきました。みんな幼い頃からの知り合いばかりで「○○ちゃん」「○○君」と呼び合ういわば竹馬の友ばかりです。(みんな還暦近くなっていいおじさんばかりですが…)誰かはマムシを捕まえてペットボトルに入れて持っていました。焼酎漬けにするみたいです。

私の住むこの地域では10年ほど前から「営農組合」という組織を作って米作りをしています。ご承知のように個人で田んぼを作っていくのは難しい時代になったという事で、各戸が所有している田んぼを「営農組合」に一旦預け、全員で共同で稲作をするというものです。そして最終的にはそれぞれの保有面積に合わせて分配金をいただくという形になっています。又、作業に出れる人は出た分だけ作業代としていただいています。

川浦川 川浦川そして、我が家のすぐ近くに川があります。「長良川」の支流「津保川」のそのまた支流である「川浦川」という小川です。

小川と言っても私が子供だったころは(小学校にプールもなかったので)この川が水泳場でした。結構深いところもありましたし、子供心に大きな川だったという印象が残っています。(通称「大川(おおかわ)」と呼ばれています。)昼間はこんな感じです。

この川浦川には蛍が飛びます。一時は護岸工事のせいでいなくなってしまいましたが、いつ頃からか復活して又たくさんの蛍が飛ぶようになりました。一番多い時にはこの川からずっと田んぼを越えて家の方まで蛍が飛んでくるぐらいでした。夏の夜に家族で見に行きますと(猫のジャガーも一緒についてきます)、本当にゆったりした気分になります。

美しい里山風景というのは人間が自然と共生する事でいつまでも守られていくものです。壊してはいけない、ほったらかしではだめ、自然のリズムに合わせて人間が生きていく事が肝要なのです。

p.s.畑の作物も大きくなっています。

畑の作物 畑の作物 畑の作物
畑の作物 畑の作物 畑の作物
2014.06.24
「気持ちをこめて一枚板に取り組む」
一枚板 一枚板お客様からご依頼があり、(時にはお客様も一緒に)材木店へ一枚板を選びに行く事がよくあります。つい先日もまた一枚板を選びに行ってきました。

便宜上A材木店としておきます。この材木店は国内でも有名な材木店で信頼度の高い材木点です。この材木店で板を見ている時に話題になったのが(他の材木店でも同様な話は出ますが)、最近いい板が少なくなってきたという事…当然全体に価格も高くなっています。社長いわく「おそらくもう切りつくした(伐採し尽くした)んじゃないでしょうか」との事。「これから先はいい板というのはあまり出なくなると思いますよ。」

一枚板 一枚板今までよく「一枚板は出会いですから」などと簡単に言ったりしてきましたが、これから先はその出会いさえ少なくなるのだろうと思います。待っていればまた出てくるとは言いにくくなったという事です。むしろいい板と出会って「いいなあ」と思ったらその機会を逃さず買った方がいいのかもしれません。

ところでそんな貴重な一枚板を扱っているこの材木店。社長がよく言われる事ですが、それを聞くたびに心に刻まれる言葉があります。

お客様にはいろんな方が見えますので、当然置かれるスペースの問題などで長さも決められます。「うちは最大でも長さは180cmまでしか置けないから180cmで制作して下さい」など。それはごく当然の事です。使う方の都合で切るのは当たり前の事です。ただ、一枚板というのは大体が2m以上の長さで売られています。2m40cmであったり、2m70cmであったり…様々な長い長さで売られているものです。例えば気に入った板が2m20cmであったとします。お客様は170cmの長さにして欲しいと言われます。当然私はそのように制作します。

しかしこの材木店の社長さんはよく「できる限りこの長さいっぱいで使ってあげてほしいですねえ」などと言われます。もちろんそれは無理な話です。お客様の都合があるのですから。でも、この社長の気持ちは十分理解できます。100年も200年もかけて育った木…それを伐採、製材して、長年手塩にかけて管理(乾燥も含む)してきた板なのです。それだけのこだわりを持ってこの板をここまでにしたのだという自負があるのです。
 
そういう言葉を聞くにつけ、あるいは最初に話したようにだんだん一枚板も貴重なものになってくるという事もあり、私は決して手抜きをしないでいい仕事をしようという気になります。いわば木(板)に対する敬意を忘れないでおこうという事です。

大量に一枚板のテーブルを作って販売している家具店や材木店、個人工房がよくありますが、それらの多くはスピード重視で、できるだけ簡単に作ってしまおうというスタイルです。そしてよくこんな事を言われるようです。

「鉋がけをしてもサンダーだけで仕上げても変わりはないですよ」
(一般の人にはその差はまず分からないでしょう。)
「反り止め(吸い付き桟)なんか付けても付けなくても変わらないですよ」

…この言葉をあえて否定しようというつもりはありません。(当然反論もできますが、その気もおきませんし、そういう考え方も一つでしょうから。) でも、上記のような事を考えたら、そんな事は私にはできません。できるだけ手間をかけて仕上げてあげようと思います。

そんなわけで今も(いつも)一枚板と格闘しています。鉋がけをしてその板の最高の表情を出します。

鉋がけ 鉋がけ 鉋がけ

今回は反り止めの吸い付き桟には「寄せ蟻」の技法を使いました。

寄せ蟻 寄せ蟻 寄せ蟻

すでに全体の加工は終わり、塗装に入っています。この板の最高の表情が出るまで、私は塗装にもこだわって納得いくまでやります。…そんなわけでN様、いい感じになっていますよ!
 
2014.06.18
「夏の庭」
夏の庭は元気です。茎葉が旺盛に成長し、緑が濃いです。春の庭は可憐という感じですが、夏の庭には勢い、エネルギーを感じます。庭作り3年目にして宿根草がしっかり根付いて大きく生長したのも一つの要因でしょう。

夏の庭 夏の庭 夏の庭
夏の庭 夏の庭

アジサイのアナベルアジサイのアナベルがきれいに花を咲かせました。昨年家族で行った鎌倉のように何種類ものアジサイをきれいに咲かせるのが目下の目標です。庭には4種類のアジサイが植えてあります。今のところ大きく育っているのはこのアナベルだけです。他も頑張れ!
ジュビリーセレブレーション プリンセス・ドゥ・モナコ木立ち性のバラ「ジュビリーセレブレーション」と「プリンセス・ドゥ・モナコ」も美しく花を開いています。
カラー地植えをした「カラー」が3年目にしてこんなに大きく育ち、きれいな花を咲かせました。昨年までは「死んでしまったかな」とあきらめていたカラーですが、全くそうではなく見事に大きく育っていました。

今年になってこういうことが他の宿根草にも見られました。「(死にかけたように見えていても)あきらめてはいけないんだな」ということを花たちから教えてもらいました。

畑仕事からもいろんなことを教わりましたが、この庭造りも私に大事なことを教えてくれます。水やり一つとっても結構難しいもので、一つ一つの花の性質に合った水やりをしなければいけません。又、同じ庭の中でも植える場所によって同じ花に生長に差が出てきます。適材適所というのがあるのです。…いろいろ勉強になります。

ブラックベリーブラックベリーは大量の実が今にも熟さんばかりとなっています。しかしブラックベリーの生命力はすごい。たった1株なのにこのとおりです。
トマト畑ではトマトの実が大きくなって来ました。一般的には皆さん「一本仕立て」で育てられることが多いと思いますが、私は以前から「二本仕立て」で育てています。現在5段から6段目に花を付けています。1段目はこんなに大きな実を付けています。
トマト今まで花がついてもそのままにしていましたが、今年は花を少し摘むことにしました。大体1段に6個〜7個ぐらいの花を付けますが、そのうち4個ぐらいを残してあとは摘みました。どんな風にできるか楽しみです。
 
2014.06.16
「ジャガイモの収穫」
前回の里山だよりで「来週か再来週ぐらいに」と書きましたが、いつもより少し早くジャガイモを全部掘りました。理由は2つ…1つは、今年は例年より生長が早いという事。十分大きくなっていて今掘った方がよりきれいで美味しいジャガイモが取れるだろうと思った事。(欲を出してもう少し先延ばしをすると表面にぶつぶつができてきて汚くなったり、大きなジャガイモは中に割れが入っていたり、ひどい場合は高温と多湿のために土の中で腐ってしまったりなどの弊害が出てくる可能性があります。)そして、もう1つは「猿に取られる前に収穫してしまおう」と思った事です。

ジャガイモの収穫そういうわけでこの土日に収穫致しました。今年も又例年以上に豊作でした。大きさも十分なものがたくさん(大小あわせると大体800個〜1000個ぐらい?)取れました。
ジャガイモの収穫これを大きさに分けて米袋に入れ、土蔵の中に保存しておきます。そして約1年間食べる事ができます。もちろんうちで食べるだけでなく、親戚や知人などにおすそ分けもします。それでも食べきれない量です。
Lサイズのジャガイモ LLサイズのジャガイモ大体野球のボールぐらいのものをLサイズ(左画像)としています。それより大きいサイズはLLサイズ(右画像)としています。

今年は出来が良かったので全15袋のうち、Lサイズが8袋、LLサイズが1袋、Mサイズ2袋、Sサイズ3袋、ミニサイズ1袋という結果でした。(このサイズ分けは私の独断と勘で適当にやっています。正確に測って決めてはいません。)

私の畑仕事の中でも一番といってよいぐらいの大行事がこうして無事終わりました。良かった良かった。今日から又美味しいジャガイモをいただく事ができます。ありがとう。
2014.06.12
「畑の様子」
畑の囲いこの頃また猿が来始めました。そこで、畑はこんな感じで二重に囲いを作りました。トマト、スイカ、とうもろこし、メロン、ナスなどはこれでまず取られることはないでしょう。
畑の野菜 畑の野菜さて、畑の野菜は順調にすくすくと育っております。とうもろこしは実が大きくなり始めました。花粉をいっぱい浴びてふくらんでおります。
メロン メロンネットメロン、コロたん(ミニメロン)もすごい勢いで伸びています。まだ小さいですが実をいっぱい付けています。
トマト ナストマト、ミニトマトも順調です。ミニトマトはすでに私の背ほど大きくなり、ジャングルになっています。ナスも大きくなり、もうすぐ実が取れそうです。
スイカ スイカスイカもこのとおり。ここ2週間ぐらいは毎朝受粉作業をしてきました。まだ小さいですが実ができています。
ゴーヤー畑で作るゴーヤーはやはりプランターのと比べると全然勢いが違いますね。
ジャガイモジャガイモはすっかり茎葉も倒れ、枯れはじめました。収穫してもよいという合図です。(すでに少しづつ掘って食べはじめていますが…すごく甘くてホクホクでおいしいです。)来週か再来週ぐらいに収穫しようかと思っています。

第2農園ではキュウリがなりはじめ、すでにいただいております。これからジャガイモ、とうもろこし、きゅうりをいただき、7月にはいるとスイカ、トマト、メロンなどをいただく事ができます。自家製の旬の野菜ほどおいしい野菜はありません。(無農薬ですし)こういうのを「ぜいたく」と言うんですね。猿対策にかける費用や世話の手間以上のものが得られます。
2014.06.05
「椅子の座刳り」
πチェア久しぶりの木工ネタです。当工房の代表的な椅子といえば「πチェア」になります。今年は又この椅子をたくさん作らせて頂く事になっています。

ところで当工房は椅子は板座(座面が板で作られている椅子)にこだわって作っています。クッションの椅子(布張り、革張りなど)やテープや紐、籐などで編んだ椅子(編み座の椅子)もよくありますが、うちではこれからもできるだけ「板座」にこだわっていこうと思っています。

「板座」の椅子は「硬くて冷たくて痛いのでは?」と思われるかもしれませんが、そうではなくて板の表面を掘り込む「座刳り」という加工を施せば、座った感じがお尻にフィットしてやわらかく感じます。適切な座刳りが施してあれば長時間座っていても疲れません。それに木というのは座っているうちに暖かく感じるのです。

πチェアそんなわけで、今「πチェア」を作っています。この椅子は他の椅子と比べてその作り方がかなり複雑で、大変手間がかかります。いわば、全て一つ一つを手作りするような感じです。しかも彫刻的なアート的な作り方になっています。ですから大変なのです。当然価格的にも安くはありません。

ならば、「なぜ作るのか?」ですね。それは簡単です。お客様が「すごくいい」と褒めて頂けるからです。椅子好きのお客様で、世界の名作椅子やら国内の有名な椅子を見比べてきた方などに「今まで見た中で一番の椅子です。今の価格の倍でもいいですよ」などと言われた日には、単純な私はすぐに調子付いてしまい、図に乗ってしまい、「これからもこの椅子は作り続けていこう!」と思ってしまうのです。…あっ、話がだんだん違う方へ行きそうになりました。πチェアの話はまた違う所に書きたいと思います。

座刳り今日は「座刳り」の事です。「πチェア」に限らず板座の椅子にはほとんどの場合座刳りを施します。メーカーであれば「NC」というようなハイテク機械を使ってあっという間にやってしまうでしょう。

でもうちには当然そんな機械はありませんから、まず電動工具を使って荒掘りをした後、「かんな」を使って手掘りをしていきます。(それにやはり手で掘っていく座刳りは、NCが掘ったものとは味が全然違うと思います。)使用するのは「四方反り台かんな」というものです。大きさの違う2個の鉋を使って仕上げていきます。

座刳り専用のモックアップに置いてすわり心地を確かめては彫っていきます。といっても、いつも大体一発で終わりという感じです。今までたくさん掘ってきましたので、「大体こんな感じ」という風に感覚を覚えています。一番深い部分の深さを調べる治具を当ててみて、あとの部分は手で触ってみて「この辺もう少しだな」という感じです。

なんだか簡単そうに言っちゃいましたが、実際は結構大変です。曲面を掘るわけですから、様々な方向から掘らなければいけません。当然「順目(ならい目)」「逆目(さか目)」があるわけです。まっすぐ削ったり横削りをしたり、円弧状に削ってみたり。刃先の出し方を変えてみたり。…いろいろやっているわけです。

座刳り 座刳り 座刳り

座刳り 座刳りそれにもう一つこの座刳りをする時のこだわりがあります。それは「ライン(シルエット)をきれいに出す事」です。座板表面に型紙を当てて引いた線(画像の赤い線)がありますが、その線ぎりぎりを攻めるといった感じです。

この線をきれいに出すコツは直接その線ぎりぎりを慎重に掘るというのではなくて、周りを順番に掘り込んでいって(いわば外堀から攻めていって)最後に一発でその線を削るという感じでしょうか…。(まだまだ未熟ですが、うまくいった時は一発でそのラインが出ます。)

座刳り 座刳りそれと真ん中の縦の線をきれいにまっすぐに残すという事。

これが斜めになっていたり、くにゃくにゃ曲がっていたりしないで、できるだけきれいにまっすぐになるように気をつけます。しかもこの線は最深部に向かって下がっていき自然と消えていきます。

座刳り 座刳りそうやって掘ったあとサンダーという工具を使って滑らかに磨いて仕上げます。

そんなわけでたかが「座刳り」ですが、その中にはいろいろ技が詰まっているのです。
玉葱話は変わり、畑の事…玉葱を収穫しました。猿が下りてきたので、とられる前にと思いあわてて収穫しました。今年は出来がよく、型のいいものがたくさん収穫できました。また知り合いにおすそ分けをしたり、我が家で1年間いただきます。
堆肥玉葱の切った葉や茎の部分は、細かく刻んで畑にまいておきました。堆肥になります。
 
2014.06.02
「オープンガーデン」
一昨日、昨日の事…趣味の庭造りで知り合いになったプロのガーデニングデザイナーの方が、ご自分の庭でオープンガーデンをされるという話でしたので、「ぜひ見に行きたい」と言いますと「それならあなたの家具も並べませんか」と言われました。それで、庭に合いそうな家具を数点並べさせて頂く事になったというわけです。

我がjagar's gardenの3倍ほどはあろうかという広い庭に、とてもきれいな花や木が植えられ、きれいに咲いていました。その中にホールベンチなどを置かせてもらいました。手前味噌になるかもしれませんが、やはり無垢の木の家具はそのナチュラルな感じがこういう空間にはよく合いますね。それにしても、この2日間は35℃にもなろうかという酷暑となり、その中に置かれた家具たちは少しかわいそうでもありました…。

庭の中の家具 庭の中の家具 庭の中の家具

庭ですが、さすがプロの庭ですね。数え切れないほどの種類のきれいな花たちがすばらしかったです。言葉では言い表せません。こんな感じです。

プロの庭 プロの庭 プロの庭
プロの庭 プロの庭

寄せ植え又、さすがプロです。たくさんの「寄せ植え」があちらこちらに置かれていました。我が庭も今後これを増やしていけたらと思いました。
jagar's gardenオカリナ演奏や何とかセラピーなども庭内で行われ、花の苗や庭園グッズの即売なども行われました。私の家具は即売ではありませんが、ご注文を受けるという形でした。おかげさまで何件かお話も頂き、ありがとうございました。

いずれ我が庭でもこれほどではありませんが「プチ」オープンガーデン(オープン工房)を行いたいと思っております。(ピザはついてきますよ!)それまで、もう少しいろいろやる事がありそうです。
 
2014.05.28
「移り変わる主役たち」
前回、庭の様子を書いたのは約3週間前になります。それから庭を彩った花たちは、次々とその姿を変えていきました。まさに次々と主役が交代していったわけです。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden芍薬が華やかな姿で庭をにぎやかにしてくれました。テッセンと芍薬のコラボレーションはなかなかきれいなものでした。
jagar's garden jagar's garden北側に配置した「ちょっと和」のスペースは、あやめやショウブ、そしてギボウシがとてもきれいでした。
スイレンそういえば、今年初めてスイレンが一輪可憐な花を咲かせてくれました。植えてから確か3年にもなると思います。あきらめていたので、サプライズでした。
そして、その後の主役は何と言ってもバラ達です。今が盛りとたくさんの花を咲かせて、一気に庭の主役となりました。

バラ バラ バラ バラ

宿根草 バラの下では様々な種類の宿根草がいよいよ出番と大きく茎葉を伸ばし、花を開きだしました。ペンステモン、ナデシコ、ジギタリス、ホタルブクロ、そのほか名は知りませんがいろいろ…。

これから先まだまだ私の好きなエキノプスやラムズイヤーなども大きくなって花を咲かせてくれます。いよいよ夏の庭になってきます。

ジューンベリー ブラックベリー ジューンベリーも実を付け始め、垣根に植えたブラックベリーは花を咲かせ始めています。
ぶどう(巨峰)それともう一つ、一昨年植えたぶどう(巨峰)がかわいらしい実を初めて付けました。うまく大きくなってほしいです。
ハーブガーデンハーブガーデンもすっかりにぎやかになりました。すでにピザに載せたり、ハーブティーで頂いております。
アジサイアジサイも大きくなって来ました。花芽がふくらんでいます。
ピザ 「石釜ピザ」のお店こんな庭で花々に囲まれて、ピザ釜で焼いたピザを食べるとすごくおいしいです。

先日裏のお寺で「月曜マルシェ」をやっていましたが、そのとき「石釜ピザ」のお店が来ていたので買って食べてみました。これ(右側の写真)と比べても、うちのピザ(左側の写真)は全然負けていませんでしたよ。

そんなわけで、我が「jagar's garden」は今にぎやかとなっております。以下点景。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden
jagar's garden jagar's garden jagar's garden
2014.05.20
「日本昭和村」
このホームページでも「近隣の観光地」の一つとして載せています「日本昭和村」…実は、私自身は今まで一度も行った事がなかったのです。一度は行って来なきゃと思っていましたが…。

そしてついに先日行って来ました!中に入ると昭和の暮らしを彷彿とさせる建物や内部展示がいっぱいありました。

日本昭和村 日本昭和村こちらが「かいこの家」です。私ぐらいの世代が「ああ、なつかしい」「昔うちにもあった」というような物もいっぱいありました。
日本昭和村 日本昭和村こちらは「駄菓子屋さん」。子供のころに近所の駄菓子屋さんへ10円玉を握って行って買ったような駄菓子が売っていました。
日本昭和村この村の村長さんは中村玉緒さんです。ちゃぶ台、テレビ、火鉢、掛け時計、黒電話…まさに昔うちでもこんな感じでした。
日本昭和村 日本昭和村園内にはいろんな体験ができる場所が多くあります。左の写真は「創作工房わらべ」。昔の子供が遊んだ竹とんぼなどを作って遊ぶところです。

他にも陶芸体験、機織体験、そば打ち体験、乗馬など…いろいろあります。紙芝居もやっていました。

日本昭和村 日本昭和村広大な敷地内に昔なつかしい建物が建っています。バスで回ることもできます。
日本昭和村どゆこと?
日本昭和村そのとおり。昭和時代は「モラル」を公言しても恥ずかしくない時代でした。平成は「モラル」という言葉さえ死語となっているような気がします。
日本昭和村 日本昭和村 日本昭和村
子供も大人も遊べる施設も充実していました。
日本昭和村帰りには「青空市場」で野菜も買えます。私もレタスの苗とシモツケの苗を買って帰りました。

我が家は昭和に親が建てた家ですが、それを10年近く前に建築士にお願いして大々的にリフォームしたものです。ですから中に入るとそこかしこに昭和の匂いが感じられます。間取りや建ちの高さ。玄関の引き戸や室内の建具は一部昔のものをそのまま使っています。ですから(私にとってだけかもしれませんが)落ち着くのです。敷地内に蔵(土蔵)もあります。昭和そのものです。

又、以前にも書きましたが、我が工房の建物は私が通った小学校の木造校舎(すでにずいぶん昔に取り壊されてしまいました)を懐かしんで、その雰囲気を残すような感じで建てました。

昭和はいろんな意味でいい時代だったと思います。里の暮らしも自然も人情もモラルも生きていました。私も私なりにこの仕事や我が暮らしぶりを通じて少しでもそれを残し、実践していけたらいいなと思っています。
 
2014.05.12
「夏野菜苗の植え付け」
この時期はどうしても「農業ネタ」が多くなってしまい、恐縮です。私にとってこれも記録の一つなので、すみません、悪しからずお付き合い下さい。

さて、少し前(ゴールデンウィークの頃)になりますが、今年も夏野菜の苗をたくさん植え付け完了しました。今年は例年より数日早く植え付けをしました。なので、寒さ対策のため苗にはしっかり袋をかぶせておきました。(最近になってはずしました。あまり過保護にしてもいけないので。)

第一農園 第一農園第一農園には(手前から)ネットメロン3株、ミニメロンのコロたん2株、万願寺とうがらし1、甘長1、とうもろこし(おひさまコーン)20数株、なす8株(黒陽なす4株、庄屋長なす4株)、トマト7株(ホーム桃太郎6株、レッドオーレ1株)、ミニトマト4株、大玉すいか4株、ゴーヤー6株と種、サツマイモ(安納芋20本、関東八号15本)などを植えつけました。

第2農園第2農園には、きゅうり7株、ピーマン2株、ししとう2株、青しそ、しょうがなどを植えつけておきました。すでに以前に植えたレタスやキャベツ、玉葱、エンドウ、ねぎなどはずいぶん大きくなっています。

私の場合はもうかれこれ20年ぐらいのキャリアになります。ですのでもう毎年やることは大体決まっています。たとえばトマトの棚作りを例に取ると、支柱、アーチ、ビニールなどはトマト用と決めて一まとめにしてしまってあるので、それを出してきて作るだけです。

トマトの棚作り トマトの棚作り トマトの棚作り

トマト他の野菜もすべて、その野菜専用にビニールや支柱を分けてしまってあります。ですから、意外と簡単にこれだけ出来てしまいます。スイカやメロンはもう少し大きくなったら全体にビニール(トンネル)をかけてあげます。トマトとスイカはまとめて全体に防護柵を作り、ネットをかけて猿対策を万全なものにします。

ジャガイモ ジャガイモジャガイモはもうこんなに大きく育っています。1週間ほど前に2回目の「追肥、土寄せ」をしておきました。後は収穫まで楽しみに待つだけです。

「追肥、土寄せ」はジャガイモ作りでは大切な作業です。ジャガイモは種芋の上に(下ではないですよ)芋ができてきますので、土をかぶせてやらなければだめなんです。追肥する事で栄養を補給し、鍬を入れる事で根元に酸素を供給し、土をかぶせる事でジャガイモを肥大化させるのです。今年も生育は順調です。

イチゴ イチゴイチゴも大きくなってきました。すでに赤くなってきて食べ始めています。これから少しの間、あまーくて大きないちごがたくさん取れます。

ゴールデンウィークに帰ってきた息子たちもすでに何個か食べました。「あまーい!」と喜んで食べていました。今年は昨年以上に甘くておいしいです。先日友達と「いちご狩り」に行ってきた娘が言っていました。「たしかにイチゴ狩り農園のイチゴはすごく甘いけど、いちごの味の濃さはこちらのほうが全然上だわ。イチゴ狩り農園のイチゴは無理やり付けたような甘さだから、食べているうちに飽きる」だそうです。

エンドウ第2農園のエンドウはこんなに大きくなってジャングル状態です。いっぱい実を付けています。今が旬です。地味噌のお味噌汁に入れていただきました。おいしかったです。

これから先、エンドウ、イチゴをいただき、レタスなど葉物野菜を味わい、今月下旬ごろには新玉葱の収穫となり、6月にはいよいよジャガイモの収穫、そして7月から8月にかけて夏野菜の盛期を迎える事になります。楽しみな夏になります。
 
2014.05.07
「百花繚乱」
いい季節になりました。我が庭「jagar's garden」も今まさに花盛りです。そして、楽しみなのは毎日その様子がどんどん変わっていく事です。いや、毎日どころかその日のうちでも変わっていくぐらいです。次から次へと新しく花が開き、つぼみがふくらみ、芽が出、そして盛りを過ぎて終わっていく花もあります。

クレマチス クレマチス今の盛りは何と言ってもクレマチスです。モンタナスノーフレークの白いかわいい花が、アーチいっぱいに花を咲かせています。
クレマチス クレマチスそして他のクレマチスも咲き始めました。ヤング、テッセンといった種類のクレマチスも、これからますます華やかに咲き揃います。
モッコウバラ モッコウバラモッコウバラも塀いっぱいに花を開かせて一番の存在感です。3年目にしてようやくこれだけのボリューム感になりました。黄花と白花が咲いています。
他にも、イベリス、オダマキ、フロックス、ミヤコワスレ、イワダレソウ、アジュガなどなど…。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden
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バラや芍薬のつぼみも膨らみ、ショウブやあやめももうすぐ咲きそうです。ダリヤやグラジオラスも芽を出し始めました。まだまだ楽しみはつきません。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden jagar's garden

ハーブハーブも育ってきました。バジル、レモンバーム、オレガノ、キャットニップ、カモミール、ローズマリー、ラベンダーなど…もう1、2種類植えようかと思っています。
半布里工房庭造りをしていて感じる事ですが、木工も庭造りもそして畑作りも、結局その根っこは同じなんだなという事です。いずれも共通の思想と感性で成り立っています。花盛りの工房へどうぞお越し下さい。

さて、工房では東京のお客様のウォールナットのこたつ座卓がほぼ完成し、最終塗装段階です。もうまもなく発送ができそうです。少しお待ち下さい。

そして現在は小牧市のお客様の椅子6脚(πチェア2脚、KOSI-KAKE4脚)+スツール1脚の制作にかかっています。こちらも今しばらくお待ち下さい。

その後、可児市のお客様の銘木栃無垢一枚板座卓、そして浜松市のお客様の一大プロジェクト(銘木ミズメザクラのダイニングセット、他いろいろ)、神戸市のお客様のπチェア4脚(異材質で)とピーラー(ベイマツ)無垢一枚板ダイニングテーブル、逗子市のお客様のチェスト(整理ダンス)…という風に制作を進めていきます。順次ご連絡を取らせて頂きながら進めて参りますので、よろしくお願い致します。
 
2014.04.28
「jagar's garden」
ゴールデンウィークに入っています。皆さんはどのように過ごしておられるでしょうか?私といえば、毎年どうしても行かなければいけない事がない限り、ゴールデンウィークはずっと家にいます。たいてい仕事をしているか、野良仕事をするか、あるいは知り合いが訪ねてきて家でピザパーティをやっているかという、そんなとこです。

今年も前半は、(仕事以外では)畑仕事と庭いじりで過ぎていきます。畑の方は夏野菜の苗をたくさん植えました。庭の方は草引きをしてきれいにしました。畑の事はまたいずれ書くとして、我が「jagar's garden」ですが、3年目に入り少し庭らしくなってきました。これなら少しは他人にお見せしてもいいかなという感じです。

今、庭ではモッコウバラやクレマチスが花をたくさん開き始めました。他にも数々の可憐な花が咲いています。自分が手をかけた庭で数々の花に囲まれてゆったりビールを飲むのが最高に気持ちがいいです。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden
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2014.04.17
「変貌する景色」
このところ日中は汗ばむような陽気が続いています。そのせいで畑の作物も庭の植物もすくすくと成長しています。

ジャガイモの芽 イチゴの花ジャガイモが芽を出しました。そろそろ芽かきをしてやらなくてはいけません。イチゴは花をいっぱい付け始めました。

玉葱とエンドウ玉葱は猿よけの覆いを突き破るほど大きくなり、エンドウは腰の高さぐらいまで育っています。

我がjagar's gardenはもらい物の枕木を壁のように立てて、その前に一部石垣を積んで変化を付けました。いい感じになったと思います。今、チューリップや柴桜が盛りです。他にもエキノプス、ジギタリス、カンパニュラ、フロックス、わすれな草、マーガレット、デイジー、リシマキア、ネペタ、ペンステモン、バーベナ、なでしこ、ガーベラなど書ききれないほどいろんな花の苗が植えてあります。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden

少し前までは真っ盛りだったスイセンやムスカリなど盛りを過ぎて終わっていくものもあれば、モッコウバラやミヤコワスレなど花芽を付け始めいよいよ盛りを迎えようとするものもあります。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden

ギボウシ シャクヤクギボウシやシャクヤクも大きく育ち始めております。
ドウダンつつじ 母屋の前の庭にあるドウダンつつじもいっぱい花を咲かせ始めました。ここまで大きなものは珍しいようで、プチ自慢です。
庭の花これから5月、6月とかけて庭や畑がにぎやかで楽しい季節になります。よかったら庭や畑も見に来てやってください。
看板ところで、この間から壊れてしまった看板を新しく作り直しています。ブロックを積み、ブロックを切り、看板をはめ込む枠を作って入れて、漆喰を塗り…何とかここまでできました。

あっ、看板は以前の物をそのまま使います。愛着がありますから。反対側には新しいのを作ってはめ込むつもりですけど。前の部分に花を植えれるように石垣を積んで、もう少しで完成します。
 
2014.04.03
「桜咲き、春」
桜 桜ぽかぽか陽気で眠くなってきそうなこの頃です。裏のお寺の桜もきれいに咲き、まさに満開です。
庭の花 庭の花我が「jagar's garden」もスイセンなどの球根植物が花開き、楽しくなってきました。
庭の花 庭の花花屋さんで花の苗をたくさん買ってきて花壇や鉢に植えました。

今はまだ植えたばかりで少し寂しいですが、初夏にかけて成長してくれ、にぎやかになる事を願うばかりです。
2014.03.20
「最近のこと」
境内マルシェ

境内マルシェ
先日、裏のお寺の方が何やらにぎやかな雰囲気なので、ちょっと行ってみました。すると、境内で何件かの出店が開かれており、食べ物や手作り小物などの販売をしていました。

名づけて「境内マルシェ」だそうです。ネーミングもおしゃれですね。その感覚、見習いたい…。揚げパンがおいしそうだったので買ってきて食べました。シナモン風味のやつをチョイス。おいしかったです。こんな田舎でも今時のイベントが行われるようになったのですね。

話は変わりこちら、一部で「かわいい!」と評判(?)のうちの猫「ジャガー」です。書き出すときりが無いくらい色々なことが書けますが、「親バカ」と言われるのが落ちなので書きません。とにかく我が家にとっては特別な猫なのです。私の良き相棒であります。

猫のジャガー 猫のジャガー 猫のジャガー

季刊誌「住む」 季刊誌「住む」ところで、本日発売の季刊誌「住む」(泰文館発行)に当工房も掲載して頂きました。誌上ギャラリーに載っています。

この雑誌、以前載せて頂いた「チルチンびと」同様に、自然素材の「住」を扱ったなかなか良い雑誌です。よかったら見てやって下さい。
 
2014.03.14
「ジャガイモの植え付け」
ジャガイモの植え付け先日の日曜日(9日)にジャガイモの種芋を植え付けしました。今年も大量に大体150個ほどの種芋を植え付けしました。収穫まで3ヶ月ほど…楽しみです。

植え付けの様子は詳しくは過去の里山便り(2013年3月6日2010年3月16日)にも書いてありますが、私のやり方は昔祖母に習ったやり方をいまだにずっとやり続けています。

家庭菜園がブームになって久しいですが、本屋さんに行けば様々な入門書、解説書などが並んでいます。それを読むと色々なやり方が書いてあり、すぐに誰にでもできます。又、インターネットでも簡単に調べられます。ですが、私はなるべくそういうものには目をくれないようにしたいといつも思っています。一つの事で十分です。あとはやってみて失敗して自分で覚えていけばいいのだと思っています。実際、このやり方でこれまで本当においしい野菜を作る事ができるようになってきました。

こういう態度は私の家具作りにも共通です。大事にしている事は「情報過多」にならない事です。調べようと思えばどんな方法でもできるのが現代です。うっかりしていると「情報」に飲みつくされます。いくら膨大な情報に取り巻かれようが、そういうものに惑わされない強靭な意志、圧倒的な「自分」というものを持っている人は大丈夫でしょう。

でも、私らのような凡人はなかなかそれは難しい事です。そうならないように、できるだけ情報に疎くなるようにした方が実はいいのではないかと思っています。歩みはのろいですし、答えにたどり着くのは遅くなるかもしれませんが、その方が確実な「自分」が出来上がっていくのだと信じています。

ソファベンチさて、工房では加茂郡のお客様のソファベンチが完成し、納品を待っています。胡桃(クルミ)の板座のベンチにクッションを乗せて使います。又いずれ詳しく紹介できると思います。
木馬又、在庫切れとなっていた「木馬」も3台ほど作っておきました。
ベンチ2台とスツール2脚そして、現在は埼玉のお客様のベンチ2台とスツール2脚の制作にかかっています。

来週は暖かくなると天気予報が言っていました。待望の春です。
 
2014.03.07
「春はもうすぐ」
雪がちらほらと舞っています。3月だというのになかなか暖かくなりません。我が「Jagar's garden」もまだ殺風景で寂しい限りです。

それでも、よく見るとそこここに春の芽吹きが見られます。チューリップやスイセン、クリスマスローズが芽を出しています。

春の芽吹き 春の芽吹き 春の芽吹き

各種のハーブやバラが元気に新しい芽を出してきています。

春の芽吹き 春の芽吹き 春の芽吹き

畑 畑畑では菜花がちょうど食べごろとなり、玉葱やエンドウが勢いづきました。
畑 畑 そろそろ、ジャガイモの種芋を植え付ける予定です。すでに2月中に牛糞堆肥を畑に混ぜておきました。もう少し土が乾いたら実行します。

というわけで、春に向けて少しづつ動き始めている今日この頃です。
2014.03.03
「いなか舎てくてくめぐり」
「いなか舎」てくてくめぐり3月1日(土)から「いなか舎てくてくめぐり」が始まりました。このイベントは富加町の「住民提案型協働事業」です。富加町に在住の有志の力によって運営されています。

今年で7回目を迎えます。(当工房は参加して3回目になります)年々中身が充実してきて、新聞や色々な媒体での宣伝効果のせいもあってか、周辺の市町村の方々にも少しづつ知れ渡り、にぎやかになってきました。今年は昨年にも増して多くの方が来て下さいました。中心になって動いて頂いている方々、本当にご苦労様と言いたいです。

又、例えば昨年の事ですが、終わってから意見を聞かれ、来て頂いた方が車を止める所に少し困ってみえた事を言いましたが(うちは表に駐車場が無いので)、すると今年は「駐車場案内の看板」を作って持ってみえました。「これに簡単でいいので地図を書いて貼っておいて下さい」と。昨年の反省を生かしてすぐに改善していかれるところなど「素晴らしいなぁ」と本当に感心しました。いつも「例年通り」と言って何も変わっていかないどこかとは大違いです。

さて、当工房の展示の様子です。相変わらずの家具・木工品の展示ですが今年初めて来たという方が多く、喜んで頂けました。

「いなか舎」てくてくめぐり 「いなか舎」てくてくめぐり 「いなか舎」てくてくめぐり

今年は母親の書と木目込み人形の作品、そして父親の刻字の作品(書は母親のもの)も展示して見て頂きました。

「いなか舎」てくてくめぐり 「いなか舎」てくてくめぐり 「いなか舎」てくてくめぐり

このイベントをやっていると久しぶりに会う人や、思わぬ知り合いに会う事があり、嬉しかったりびっくりしたりします。今年も同級生や父母とかつて縁があったという人、はたまた小学校の時の先生など色々な人にお会いしました。しばし昔話に花が咲き、楽しいひと時をもつ事ができました。

「いなか舎」てくてくめぐり又、「松井屋酒造場」ではうちの親類の方がコンサートをしました。会場に入りきれないほどのお客様で大盛況だったようです。コンサートをやった本人も、聞きにきて頂いたお客様も大満足だったようで、まずは「よかった、よかった」。

又来週の土日もあります。よかったらどうぞお越し下さい。
2014.02.14
「いなか舎てくてくめぐり」
「いなか舎」てくてくめぐり

「いなか舎」てくてくめぐり
3月1日から我が富加町内で「いなか舎てくてくめぐり」という催しが開催されます。今年で7回目になりますが、当工房も数年前から参加させて頂いております。(※詳しくはこちら

主に、町内で趣味でものづくりをしておられる方が自分の作品を自宅にて展示され、この期間に皆さんに見て頂こうという企画です。

ちょうど「おひな祭り」の期間と重なりますので、「雛人形」というのも飾られるところが多いようです。

「いなか舎」てくてくめぐり当工房はいつもどおりギャラリーに展示してある家具、木工品を見て頂くほか、昨年は母親の刺し子・パッチワークなども展示して見て頂きました。今年は父親の篆刻、母親の書なども展示しようかと考えています。

うららかな春の一日、ゆっくりとお散歩気分で巡り歩くのも一興かと思います。良かったらどうぞお越し下さい。

それと、当工房のすぐ近く「松井屋酒造場」というところで、3月1日(土)にうちの親類の方が「ヴィオリラと大正琴のコンサート」をされます。よかったらこちらへもどうぞお越し下さい。

以下、昨年の展示の様子です。

「いなか舎」てくてくめぐり 「いなか舎」てくてくめぐり 「いなか舎」てくてくめぐり
2014.02.10
「日常」
週末の積雪先週末は雪でした。今季初めての積雪となりました。それでもこちらはこのぐらいで済んでよかったです。折りしも、東京のお客様から「吹雪いています!」とのメールあり…関東の方が大変だったようですね。日曜日には雪も止んで、ぽかぽか陽気でした。

ところで私、先週はインフルエンザにかかってしまい、3日ほど仕事ができませんでした。私の場合、平素工房に一人で閉じこもって仕事をしている事が多く、人ごみの中に出かける事はそれほどありませんし、人と接触する率も他の方と比べるとずっと少ないという事もあり、今まで「自分はインフルエンザにはかからない」という根拠の無い自信がありました。

しかし、ついにかかってしまいました。(前回かかったのはいつだったか記憶にも無いほどです。)家庭内隔離生活を3日ほど続け、金曜日ぐらいからようやく仕事を再開しました。もう大丈夫です。

現在取り掛かっているのは、名古屋市のお客様のウォルナットのネストテーブルと、加茂郡のお客様のソファです。ネストテーブル(LOW005)は「蟻組み」の加工を行います。この「蟻組み」については、皆さんそれぞれの流儀でいろんなやり方をしてみえると思います。機械を駆使してきれいに制作される方もみえるでしょう。

手加工による蟻組み 手加工による蟻組みしかし、私は完全に手加工で行います。ノコギリとノミでこつこつと…。

先に言いましたが、もちろん機械で行う事も可能です。(ただし、物が大きくなればなるほど、機械にかかりにくくなるので、機械で行う事は難しくなりますが…。)

機械でやった方が、あるいは早くきれいに仕上がるかもしれません。しかし、手加工にこだわるのは訳があります。その理由を書くと長くなるのでやめますが、とにかくこういうやり方を選択して行っています。もちろん、長くやらないと感覚を忘れてしまいそうですが、不思議な事に、ありがたくもこういう仕事が年に数回、その感覚を忘れない程度の頻度で入ってきます。

余談ですが、タモや胡桃(クルミ)、ナラなど、他の材の場合は比較的良いのですが、ウォルナットの場合困る事がひとつあります。それは、ウォルナットは色が黒っぽいので「墨線」が見えにくいという事なんです。

これまで、色つきのシャープペンシルなどでやってみたりもしましたが、結局やりにくくて、結果やはり普通に鉛筆の線が一番見えやすいというところに落ち着きました。ですから、できる限り日中の明るいうちにこの仕事を終えるようにしています。

手加工による蟻組み今日のところは、ノコギリで引き込みを入れて、仕事を終了しました。2台分行うと、挽き込み回数はざっと1000本以上になります。持病の肩痛が悪化しそうです。こうしておいて、明日余分なところをノミで落として仕上げます。
手加工による蟻組みp.s. 次の日…ノミ仕事はこんな感じです。名古屋市のI様、もうしばらくお待ち下さい。
 
2014.01.28
「箱物制作」
今、工房では春日井市のお客様の「胡桃のサイドボード」を制作中です。従来の「胡桃サイドボード(BOX009)」をもう少し簡易にしたようなデザインで、「胡桃MIZU-YA(BOX012)」や「胡桃MIZU-YA2(BOX018)」などと同様に縦格子の引き戸3枚が付いたものです。「BOX009」と同じように麻布を挟み込んであります。

このような「板指し」構造の箱物を制作する場合、たいていの場合は「ホゾ」と「ホゾ穴」を加工し、接着剤を付けて組み立てるという方法を使います。ただ、無垢の板ですから将来的に反ってきたりするとホゾが緩んで抜けるということも考えられるので、補助的にネジで止めて隠したりします。

蟻桟

蟻桟
しかし、当工房ではよく「蟻桟」の技法を使います。つまり天板、地板に対して側板や方立て板などを組み込むのに蟻加工をして、それぞれに差し込んできつく緊結するというものです。

これであれば無垢の板の反りを抑えつつ、動き(板の収縮)にも対応しますし(接着剤は付けません)、見栄えもいいです(隠しネジの必要もありませんから)。それこそ長い年月使い続ける事ができます。

というわけで、それなりに考えて制作しております。さて、ようやく本体は完成し、塗装も終わり、扉もまもなく完成します。F様、まもなくお届けできると思います。楽しみにお待ち下さい。

胡桃のサイドボード 胡桃のサイドボード 胡桃のサイドボード
 
2014.01.10
「新年の始動」
ダイニングテーブル半布里工房は新年4日から始動致しました。新年最初の仕事は、山桜2枚接ぎダイニングテーブルとベンチの制作です。テーブルはまもなく完成し、ベンチの制作に取り掛かります。T様もう少しだけお待ち下さい。

最近の仕事と言えば、年末に納品しました楢(ナラ)のダイニングテーブル(座卓兼用脚付き)と太鼓です。

ダイニングテーブル 座卓楢(ナラ)のダイニングテーブルは座卓としても使えるように、同じデザイン(H脚型)で座卓用の脚もお作りしました。大変喜んで頂けて良かったです。

あともうひとつ、サイドボード(テレビ台)の制作も残っていますが、まもなく取り掛かる予定です。H様よろしくお願いします。

もうひとつは太鼓です。芸大の先生のご注文で、自らデザインを書いて持ってきて頂いたので、ほぼそのとおりに制作しました。本体のどこを叩いても結構いい音が出ます。又、内部にもちょっとした仕掛けがしてあり、音を変える事もできるようになっています。(※お客様のご要望により写真は載せる事が出来ません。)

本体に使ってある材はマホガニーと縮み杢のメイプルです。これもお客様自ら持ち込み頂きました。本体の上には複雑な模様の芸術的な板が載せてありますが、これもお客様が自らお作りになったものです。この上に、これもまた自らお作りになるというカスタネットを載せて使います。

そうすると「なぜ半布里工房で?」という事になるわけですが、箱の組み手などにこだわって作りたいという事で、当工房にご依頼を頂いたという事です。片方には「天秤差し」を、もう片方には「留形隠し蟻組接ぎ」を使って箱を組みました。

又、側板の下の方にある模様も後で彫って入れたのではなく、これ自体が「通しホゾ」になっています。新しい試みです。難しかったですが、まずまずの出来となりました。この後、お客様がご自分で塗装をされますので、どんな仕上がりになるか楽しみです。

ところでお昼ごはんですが(話がガラッと変わってすみません)、いつもは冷凍の物をチンして食べるか、カップ麺、菓子パンぐらいになってしまいます。(ニュースでマルハニチロの事やっているさなか、妻が「いつも同じ冷凍食品ばかりを食べているのは良くないよ」と警告してくれますが…。)

お昼ご飯しかし、今日はちょっと変えて、薪ストーブでお餅を焼き、畑で取れた安納芋を切干にしたものと、また畑で取れたしょうがでしょうが湯を作って頂きました。サラ・ブライトマンの「Nella Fantasia」などを聞きながら優雅な昼食です。
焼き餅以前にも書きましたが、しょうゆを付けて2度焼きするこの焼きお餅はいつ食べてもおいしいです。私はお雑煮でもそうですが、1回でお餅は4個ぐらい食べます。全然食べないという人も多いみたいですが、うちでは昔からよく食べます。

今は亡き父親などは、若い頃は1回で10個以上食べていたそうで、驚きです。まあ、戦中戦後は食べるものがあまり無かったわけですから、お餅がご馳走だったのでしょう。

安納芋の切干安納芋の切干もしょうが湯も妻が作ってくれました。(いつも私は畑から収穫してくるだけで、それを食べれるようにしてくれるのは妻です。)

昼ごはん、おいしく頂きました。
 
2014.01.01
「新年のご挨拶」
皆様、あけましておめでとうございます。昨年も多くの方に出会わせて頂き、幸せに仕事をさせて頂きました。まだまだ未熟な私ですが、今年も様々な事に挑戦して自分磨きをしていきたいと思っています。

千切り 仕口 仕口

春にはまたイベントを計画しています。又このホームページでお知らせ致します。本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
 
 
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