毎日の暮らしの中に自然に溶け込み、20年、30年…と永く使い続けられる「相棒」のような家具を作りたい。そして、それを「子供や孫にも引き継いでいきたい」と思えるような愛着を持って使い続けられる家具を作りたい。
「佐藤さんの作る家具はなんかいいわ」「ずっと前からそこにあったかのような感じがする家具だわ」…そんな言葉をいただけるならこれ以上の喜びはありません。
そんな家具を作るために、技術の鍛錬はもちろんのこと、永く使っても飽きることのないデザインを生み出すこと、そして本物の素材を選んで使うことなどに心がけていこうと思っています。
「佐藤さんの作る家具はなんかいいわ」「ずっと前からそこにあったかのような感じがする家具だわ」…そんな言葉をいただけるならこれ以上の喜びはありません。
そんな家具を作るために、技術の鍛錬はもちろんのこと、永く使っても飽きることのないデザインを生み出すこと、そして本物の素材を選んで使うことなどに心がけていこうと思っています。
「写真に思う」
2024.02.28
K様の胡桃(クルミ)の本棚は完成し、お客様自ら引き取りに来られました。
今回はお客様自身のラフ図面を基に制作しましたので、ほぼお客様の思い通りのデザインとサイズになりましたが、満足いただけて良かったです。
今回はお客様自身のラフ図面を基に制作しましたので、ほぼお客様の思い通りのデザインとサイズになりましたが、満足いただけて良かったです。
一段一段が結構大きめのサイズですが、大きな雑誌を入れられるということで「これでいいです」とのことでした。
そして、I様のチェリーのちゃぶ台も制作が進んでいます。脚部の方は大体完成しました。
直径110cmという大きめのちゃぶ台なので、それに伴って高さも高くすることが可能です。お客様のご希望だった高さ37cmというのも実現できそうです。
直径110cmという大きめのちゃぶ台なので、それに伴って高さも高くすることが可能です。お客様のご希望だった高さ37cmというのも実現できそうです。
天秤指しもばっちり決まりました。
さて、話は変わりますが…工房の入り口には昔から写真を飾っています。子供たち(娘と息子)の写真です。まだ小さいころで、私が工房を始める直前の頃の写真です。
私がこの道を志すきっかけにもなった、ある有名な工房を子供たちと一緒に訪ねた時の写真です。「初心忘るべからず」という気持ちでこの写真を飾っていますが、それだけでなく、子供たちの写真を見ては「父ちゃん、頑張らねば…」と自分自身を鼓舞する意味でも飾ってきました。完成したばかりの工房の写真や、若かりし私の姿も映っています。
私がこの道を志すきっかけにもなった、ある有名な工房を子供たちと一緒に訪ねた時の写真です。「初心忘るべからず」という気持ちでこの写真を飾っていますが、それだけでなく、子供たちの写真を見ては「父ちゃん、頑張らねば…」と自分自身を鼓舞する意味でも飾ってきました。完成したばかりの工房の写真や、若かりし私の姿も映っています。
スマホというものができて以来、写真を撮るのが本当に簡単になりました。しかも高画質で、プロ顔負けの写真が簡単に撮れます。昔は違いました。フィルムカメラでしたから撮れる枚数も限られ、しかも出来栄えは写真屋さんに行って現像してもらわないとわかりません。今はすぐにその場で確認できますし、パソコンにつなげば大きな画面で確認することもできます。それに簡単に撮れるし、枚数も限りなく撮ることができます。だからついつい撮ってしまいます。
でも、昔と比べると決定的に違うのは現像(印刷)しなくなったということです。たいていはパソコンに保存して終わりじゃないでしょうか?もちろん自分でも我が家のプリンターで簡単に印刷することはできますが、それでも「現像(印刷)しなくても見れるからいいや」という気持ちなのでしょう…現像(印刷)することがなくなったのです。
つい最近、どうしても大判で高画質の写真を現像して欲しくて隣町の写真屋さんに行きました。そこは自分でスマホをつなげば印刷することができます。しかし、たまたま機械が壊れていて使えませんでした。「ほかに写真屋さんはありませんかね?」と聞くと「この町(比較的大きな市です)では、あと一つ(大型ショッピングモールの中の店)しかありませんね」との返事。
我が町の写真屋さんは、すでにずいぶん昔(10数年も前?)に無くなりました。写真屋さんもどんどん無くなっているというのが現実です。でも、やはり高画質の写真は写真屋さんでないと印刷できません。我が家のプリンターと市販の写真用紙では心もとないです。
一昨日、息子たちが帰って来ていたので妻が久しぶりに昔のアルバムを出して来てみんなで見ていました。孫の顔が息子の小さいころにそっくりだということで、大きく盛り上がっていました。こういうことも写真として印刷してあったからこそできることです。今はほとんど現像(印刷)してないので、将来どんな風になるのだろうと思ったりします。やはり時々は写真として印刷して、アルバムに貼っておくことも大切だなと思いました。
それに、初めに書いたように写真として飾っておくことで自分の気持ちを鼓舞したり、癒されたり、幸せな気持ちになったりすることができるのです。そういうことが大切なことだなと思う今日この頃です。
でも、昔と比べると決定的に違うのは現像(印刷)しなくなったということです。たいていはパソコンに保存して終わりじゃないでしょうか?もちろん自分でも我が家のプリンターで簡単に印刷することはできますが、それでも「現像(印刷)しなくても見れるからいいや」という気持ちなのでしょう…現像(印刷)することがなくなったのです。
つい最近、どうしても大判で高画質の写真を現像して欲しくて隣町の写真屋さんに行きました。そこは自分でスマホをつなげば印刷することができます。しかし、たまたま機械が壊れていて使えませんでした。「ほかに写真屋さんはありませんかね?」と聞くと「この町(比較的大きな市です)では、あと一つ(大型ショッピングモールの中の店)しかありませんね」との返事。
我が町の写真屋さんは、すでにずいぶん昔(10数年も前?)に無くなりました。写真屋さんもどんどん無くなっているというのが現実です。でも、やはり高画質の写真は写真屋さんでないと印刷できません。我が家のプリンターと市販の写真用紙では心もとないです。
一昨日、息子たちが帰って来ていたので妻が久しぶりに昔のアルバムを出して来てみんなで見ていました。孫の顔が息子の小さいころにそっくりだということで、大きく盛り上がっていました。こういうことも写真として印刷してあったからこそできることです。今はほとんど現像(印刷)してないので、将来どんな風になるのだろうと思ったりします。やはり時々は写真として印刷して、アルバムに貼っておくことも大切だなと思いました。
それに、初めに書いたように写真として飾っておくことで自分の気持ちを鼓舞したり、癒されたり、幸せな気持ちになったりすることができるのです。そういうことが大切なことだなと思う今日この頃です。