ダイニングテーブルや座卓等の手作り家具/オーダー家具を無垢一枚板で制作しています。細部にまでこだわり、古の工法を使い、ひとつひとつ丁寧に制作しています。

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里山便り
 
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2008.02.08
「薪ストーブの楽しみ」
薪ストーブ

お餅
仕事の合間にちょっと一息。薪ストーブのそばに座って、コーヒーを飲んでほっとする時間が私は好きです。

肉体労働ですから、結構おなかもすいたりします。そんな時、私はこの薪ストーブでお餅を焼いたり、焼き芋をして食べたりします。

これが結構美味い。妻や子供たちにも焼いてあげるのですが、みんなおいしいと言ってくれます。しょうゆをつけて2度焼きにしたお餅は、香ばしくて、外も中もすごく柔らかくて、本当においしいのです。

妻曰く「こんなおいしいお餅は食べたことがない。」と。 たしかに普通に焚き火の火や、ましてやガスで焼いて食べたのではこんなふうには出来ないでしょう。薪ストーブの遠赤外線効果(?)のおかげなのでしょうか…。

小さな幸せのひと時です。
 
2008.02.04
「接ぎ合わせ」
接ぎ合わせ

接ぎ合わせ
このところ椅子の注文も多く、座板の接ぎ合わせ制作をする事も多いのですが、木工作業の中でも板接ぎは神経を使う作業の一つです。いや「私の場合特に」と言った方が良いかもしれません。

その訳は少し昔にさかのぼります。まだ木工所で働いていた頃の事…。ある日ぺザントチェアの別注制作が入り、椅子の背板を接ぎ合わせる作業となりました。

「佐藤さん、接ぎ合わせをするから手押し(手押し鉋盤の事)をかけておいて。」と言われ、ホイきたとばかり、あまり考えもせず普通に手押しをかけました。

確か30脚近い数の背板の部材であったと思います。通常の接ぎ合わせと違って少し角度のついた接ぎ合わせででしたから、難しい作業であったかもしれませんが、いずれにせよ難なく作業は終わったと思っていました。そしてすべての工程を終えて出荷となりました。

ところがしばらくして、「背板の接ぎが切れた」との苦情の電話が入りました。そして次々と戻されてくる椅子たち…。私は真っ青になるばかりでした。結局、先輩の職人の方がもう一度切りなおして接ぎ合わせなおし、うまく対応して送り返してくれました。

そのときに「接ぎ合わせ」の難しさと、それを甘く見ていた自分の未熟さを知り、それ以来、接ぎ合わせには神経を使うようになりました。

先輩の言葉の「接ぎ合わせのときは手押しをそれ用に調整する方法がある。」というのも、そのときはあまりよく分かりませんでしたが、やっているうちに分かるようになりました。

と言うわけで、今では「接ぎ合わせは得意な方だ」と言えるようになりました。あのときの痛い失敗のおかげです。社長、先輩、ありがとうございました。

「失敗は成功の元」というお話でした。
 
2008.01.31
「窓」
工房

工房

工房
窓が気になっていた。去年もまた大掃除の時に工房の窓拭きまで出来ずに終わっていた。

工房を建ててすでに6年近くになるが、なかなか出来ず、埃や汚れが相当たまっていた。気になるものの、窓枠の数およそ100枚の窓拭きとなるとついつい及び腰になり、「またいつか」で終わっていたのだ。

ところがついに今日、作業のぽっかり空いたすきまの時間に、思い切ってやることにした。結果はどうだ。今までと見違えるように外の景色がきれいだ。たったこれだけのことでこんなに違うのなら、もっと早くやればよかった。

この工房はもともと、構造部分だけ大工さんに建ててもらい、床張り、壁張り、水道工事、窓・扉などの建具作りはすべて自分で行ったものだ。工房を建てる時一番考えたことは、「自分が生まれ育ったこの穏やかで美しい里山風景を壊すことのないような建物にしよう。」ということだった。

すでにずいぶん昔に廃校になってしまったが、自分が通った小学校が100mほどのすぐ近くにあって、一部二階造りという珍しい木造校舎だった。(どこかに移築して保存するという話もあったようだが、結局実現しなかった。)

全校児童数100名に満たない小さな小学校の校舎だったが、この校舎が懐かしかった。それが今は無い。「ならばそんな感じの建物にしよう。」それが思い付きだった。 それに、私は木の窓が好きだ。それも格子で仕切られている木の窓が。格子から見える外の景色が好きなのかもしれない。

先日BSでJane Austen原作の映画「Pride and Prejudice」を放映していたので、学生気分に戻りそれを見たが、イギリスのビクトリア朝時代(?)を背景にしたこの映画は主人公のキーラ・ナイトレーの美しさもさることながら、「窓」から見えるイギリスの田園風景が美しかった。

私がまだ学生の頃、イギリスやフランスの田舎の風景や住居が載っている雑誌を好んで見ていた。その中にも美しい格子窓がいっぱい載っていて、そんな家に住みたいと憧れていたものだった。(実はこのあたりに私が家具作りを志すことになったルーツがあると思うのだが。)

そんなこともあって、私は格子窓とそこから見える外の景色に魅かれる。逆に格子窓から見える温かな光のともった室内の景色もいいものだ。

工房 工房扉の取っ手は、インターネットでイギリスのメーカーを探して直輸入したものだ。すべて英語でのやり取りで、到着するまで本当に間違いなく伝わっているかどうかドキドキしたものだったが、無事着いた。

しかも、手作りのものにしてはおどろくほど安く、日本円にして3,000円ぐらいだったと記憶している。国内にこんなものはまずないだろうし、もしあったとしても10,000円以上はするのではないか。

工房アルミサッシの窓に比べると、隙間風は入るし、風が吹くとガタガタ音は鳴るし、断熱性も劣る。それでも木の格子窓は見ていて安らぐ。

それになんと言っても、自分で作れば安いし…(たしか材料代 は(水に強いヒバ材だが)窓10箇所20枚、扉8枚合わせて10万円もいってなかったと思う。)

先日もお見えになったお客さんがこの格子窓と周りの風景を褒めてくださった。建築当初と比べると年季もまして渋い色合い(古いだけ?)になってきたこの窓と扉。これからもたまには掃除をしよう。
 
2008.01.01
「新年のご挨拶」
工房

工房
あけましておめでとうございます。

昨年も皆様のおかげで忙しい日々を過ごさせて頂く事が出来ました。多くのお客様との出会いの中で、昨年は一人一人のお客様とより密で良好な関係を築く事の大切さを学ぶ事が出来ました。

今年もより一層精進し、お客様に喜んで頂けるような仕事をしていきたいと思います。本年もよろしくお願いします。
マスコット猫「ジャガー」我が家のマスコット猫「ジャガー」です。

「今年はネズミを捕るのを少しひかえようかな。」
 
 
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