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2018.04.10 |
「続々開花の兆し」 |
桜の花は散り、春が進んでいます。我が「jagar's
garden」でも、様々な花たちがその花芽を膨らまして開花の準備を始めています。こういう姿を見ているとわくわくしてきます。シャクヤクの花芽…。 |
モッコウバラもいっぱい花芽を付けています。 |
ミヤコワスレ、卯の花、ジャスミンなどなど…。 |
先日の日曜日は地元の神社で春祭りがありました。今年は我が町内が当元なので、その準備が大変でした。 |
また前回の里山だよりで書きましたが、7日(土)と8日(日)にはお寺で木工展がありました。家具数点と木工品を展示しました。 |
さて、工房では「極上杢栃無垢一枚板テーブル」が塗装を終わり、完成しました。 |
あとは納品の日を待つばかりです。 |
また、学習机用の「デスクサイドチェスト」も完成しました。今回はニューバージョンです。また詳細はアップしていくつもりです。 |
「new
KOSI-KAKE」も完成しました。これから来月の展示会に向けての準備に追われることになりそうです。 |
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2018.04.04 |
「いろいろ」 |
桜の花は散り始めました。スイセンもそろそろ終わりとなります。替わってチューリップやアネモネ、ビオラなどが今とてもきれいな我が庭です。 |
ジューンベリーの花も咲いてきれいです。ハーブもいっせいに芽を出し始めました。 |
お世話になっている園芸店の社長が言っていました。「牡丹もいいですが、私は春に地面からむくむくと力強く芽を出してくるシャクヤクのあの姿が大好きです。」
庭のあちこちでシャクヤクが力強く芽を出してきました。 |
畑では玉ねぎやエンドウが勢いよく育ってきました。余った苗を鉢に植えておいたイチゴですが、水やりがしやすいように庭の近くに持ってきました。 |
さて、工房では「極上杢栃無垢一枚板テーブル」が、最終段階の塗装の作業に入っています。
毎度言いますが、オイルを塗った時に現れてくる美しい表情を見られるのは制作者だけの特権です。キラキラの杢が美しいです。あと数回繰り返して完成です。
同時に先日やりかけだった学習机用の「デスクサイドチェスト」の方も引き出しの仕込みを終えました。取っ手を作って取り付けたら塗装をして完成です。
また同時に「new KOSI-KAKE」の制作にも取り掛かりました。
ところで急なことですが…今週の土・日(7日・8日)に、近くのお寺で展示会をやることになりました。主に檀家さんが見にいらっしゃることになると思います。家具数点と小物を展示する予定です。
日時: 4月7日(土)、8日(日)
場所: 光宗寺(〒501-3301 岐阜県加茂郡富加町加治田682) |
8日には春祭りですが、地元の神社の神事があります。今年は我が町内が当元となっていて、準備などでいろいろ大変です。なんだかいろいろあって忙しいです。 |
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2018.03.30 |
「引き寄せない(?)」 |
工房の裏手にある龍福寺の桜が満開です。この桜は本当に見事です。地蔵堂との組み合わせが何とも言えずいい感じです。参道の桜も八分咲きぐらいになっています。 |
畑の菜の花にミツバチがいっぱい集まっていました。いかにも春らしい光景です。 |
庭では雪柳が今や盛りと、まるで花神輿のように白い花を咲かせています。 |
昨秋妻が種から育てたたくさんのビオラ、パンジーで庭が賑やかになってきました。 |
チューリップも咲き始ました。これからしばらくの間、アネモネとともにその可愛らしい姿を楽しめそうです。 |
ほかにもシャクヤク、クレマチス、フロックスその他さまざまな花が元気に芽を伸ばしています。いよいよ花の季節がやってくるんだなあと思うとわくわくします。これから毎日庭を眺めるのが楽しみです。

新たに作ったバラのコーナーもいよいよ始まりといった感じです。つるバラ、木立性のバラ取り混ぜて4本ほど苗を買ってきました。とりあえずは夏ごろまで鉢のまま置いておきます。最初の花が咲き終わってから地面に植えなおすつもりでいます。 |
畑の方も草引きをしてきれいになりました。ネギの苗も伏せておきました。すごく小さい苗なので恥ずかしいぐらいですが、大丈夫でしょう。イチゴの苗も少しづつ大きくなっています。

さて、工房で制作中の「極上杢栃無垢一枚板テーブル」ですが、おおかた完成に近づいています。以前この板を購入した銘木店の社長さんが言われた言葉が心に残っています。それは「100年、200年という長い年月をかけて大きくなった木です。そういう木への畏敬の念も込めて、板を自分に引き寄せるのではなく、自分が板の方に寄っていかなければいけません」という言葉でした。
どういう意味かというと、こちらの都合で慌てて形にしてしまうのではなく、木を見ながら、木と相談しながら、時間をかけて制作していくということです。木への畏敬の念を忘れないということです。
この板を購入したのは2年前の1月のことでした。それから工房の中に置いておき、ときどき反りなどの様子を見ながらいつも眺めてきました。そして今回制作に入ってからもじっくりと時間を掛けて制作をしてきました。そういう意味で「引き寄せない」で制作できたのではないかと思います。
脚部のデザインを決めるために合板に鉛筆で下書きをしてみます。決定したら、それを型紙にして板に写し取り、そのラインに従ってカットし、鉋で整形していきます。側面は緩やかな「蛇腹面」にしておきました。 |
いよいよ仕上げに入ります。脚部の部材にサンディングをします。 |
天板の方も仕上げに入ります。まずは耳の部分をきれいにします。 |
木口にも鉋掛けをし、その後裏面、表面とサンディングをしていきます。残すはいよいよ塗装のみとなりました。 |
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2018.03.22 |
「春」 |
「菜の花畑に
入日薄れ♪ 見渡す山の端 かすみ深し♪…」
菜の花というのは畑の野菜から芽が出て咲いた黄色い花の総称のことを言うのでしょうか?畑には今「菜の花」がきれいに咲いています。カブや白菜の菜の花…。 |
こちらは食用の「ナバナ」。摘み取っておひたしなどにしていただきます。畑のそばの空き地には土筆がいっぱい出ています。これも摘み取って炒めてお醤油をつけていただきます。これら旬のものが本当においしいです。 |
庭のあちこちにスイセンが咲き、ビオラも咲き始めました。まだまだこれから賑やかになります。 |
チューリップがだいぶん大きくなってきました。クリスマスローズも元気に花を咲かせています。 |
畑ではエンドウが勢いづき始めました。玉ねぎは草に覆われていたので、きれいに草引きをして助けてやりました。 |
ダイコンはもう終わりです。最後に切り干し大根にしました。 |
さて、工房では「極上杢栃無垢一枚板テーブル(座卓兼用)」の制作中です。天板の表側の鉋掛けをしました。 |
裏もきれいでしたが、表は赤味もほとんど無く総白太で、素晴らしい杢が浮き上がって来ました。すごいです。 |
一部耳が汚く欠けている所がありますので、ノミや彫刻刀で掘って体裁よく整えます。 |
テッポウ(虫の穴)には樹脂を充填しておきます。乾いてから鉋で削るときれいに埋まります。
天板の方はここで一旦止めておき、脚部の方に移ります。脚部の部材をカットして、大きさのバランスを見ます。一応図面で考えたサイズもありますが、少し大きめに切っておいてバランスを見て修正します。
やはり机上で考えるサイズと、実物を見て考えるサイズは違ってきたりするものです。いい感じになるように見て決めます。 |
脚部の部材に一旦鉋掛けをします。

一度組んでみて、これからバランスを見ながら整形に取り掛かっていくのです。これでやっと7合目あたりかな? |
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2018.03.13 |
「いよいよ」 |
スイセンやクロッカスの花が咲き、庭のあちらこちらから花の芽が伸びて来ました。気の早い土筆も見つけました。いよいよ春ですね。
畑では先週の水曜日にジャガイモの種イモを植え付けました。今年も8列、約150個ほどの種イモを植えました。毎年恒例なので過去の里山だよりにも書いています。
大きめの種イモは半分に切って藁灰を付けておいてから植えます。これから畑の季節が始まります。
ところで「富加町いなか舎てくてくめぐり」は、平穏に終わりました。今年は小物のレパートリーに茶托も加えて陳列しておきました。
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毎年のことですが、こんな田舎に「無垢の家具屋」があるということを知らない方が多いようです。そんなこともあるので「もう少しだけ地元の方たちにも当工房の存在を知ってもらう」ということで、5月に近くで展示会をやることになりました。(詳細はまた後日ホームページで紹介します。)
そこでDM用の写真を撮るためにすぐ近くのお客さんの家を借りて撮影をしました。
このお宅は(今までにいろいろな家具を製作納品させていただいておりますが)、木や自然素材にこだわった建てた本当に素敵なお宅です。(うらやましい)
場所は最高なのですが、私の写真撮影技術が未熟なのが玉にキズです。
さて、現在工房では「極上杢栃無垢一枚板テーブル」の制作中です。2年越しの仕事です。いよいよ…という感じです。おそらく今国内を探してもこのクラスの栃無垢一枚板は非常に少ないでしょう。この板の購入先である全国的に有名な銘木店の社長が「うちでは最高の栃です」と言ってみえました。この先こんな板を扱える仕事はそうそう無いだろうと思います。ですから慎重に丁寧に仕事を進めたいと思っています。
まずは天板裏面の鉋掛けからです。先日仕込みを終えたおニューの鉋も活躍します。 |
鉋掛けをするたびに現れてくる素晴らしい杢。この感動を味わえるのも制作者だけのものです。 |
何丁かの鉋を使い、何回も刃を研ぎなおして鉋掛けを繰り返し、ようやく裏面の鉋掛けを終わりました。杢が見事です。
お客様、そんな感じで少し時間を掛けて仕事を進めていくつもりですので、よろしくお願いします。
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2018.03.02 |
「里山てくてくめぐり」の準備」 |
知らぬ間に庭のクリローさんが花を開いていました。また、チューリップの芽も出てきました。春が間近になってきたのですね。 |
先日来制作していた学習机用「デスクサイドチェスト」は、本体はすでに完成しています。引き出し用材の都合があってこのまま少し停止し、後回しとなりました。 |
次に取り掛かるは「極上杢栃無垢一枚板ダイニングテーブル」ですが、木取りに少し悩みます。なにせ貴重な極上の材料なので、最高のパフォーマンスをすべく木取りも大事です。
大方決まったところで、次は板の荒削りというところです。ところがその前に目前に迫った「里山てくてくめぐり(富加町まるごと博物館)」のために急遽小物を作らなければいけなくなりました。
当初は展示品を見てもらうだけのつもりでしたが、要請もあり急遽作ることにしました。 |
私の場合小物は本業ではないので、基本的なスタンスは「木の良さをより多くの方に伝えたい。そのために日頃家具製作で出た貴重な材料の端材を薪にしたり、捨ててしまうのはもったいないから、有効利用して小物を作る」ということです。
ですから、価格は(小物専門で作っている方々には叱られると思いますが)安いです。でも、本当に木の良さが分かる人に(なんならタダでも)お分けしたいっていうぐらいの気持ちです。
ですから、デザインよりも素材の良さが伝わるようにという気持ちで作っています。一番の売りは材料がいいということでしょうか。
明日から始まります。当工房は3日(土)と4日(日)、そして10日(土)にオープンしています。いい天気になりそうですから、ゆったりと田舎の景色を眺めながらぜひ富加町へお越しいただければと思います。 |
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2018.02.20 |
「苦行の日」 |
先週の土曜日、今年のピザ窯の窯開きをしました。いつものメンバーでまたピザを焼き、バーベキューをし、妻の手作りの料理を食べて楽しく過ごしました。
バーベキュー担当がいつものように牡蠣を焼き、肉や魚を焼いてくれました。年に何回も牡蠣を食べれるなんて、珍しいのでは?幸せなことです。
ワインソムリエは今回は日本酒の熱燗セットをご持参でふるまってくれました。また、この日はすぐ近くの酒造場が蔵開きをやっているので、みなさんそちらの方へも行って新酒を何本も買っていかれました。
お帰りの際には畑から大根や白菜を取ってきてお持ち帰りいただきました。毎回のことですが楽しい時間を過ごさせてもらい、うれしいです。
さて、工房では山桜ブックマッチ2枚接ぎのダイニングテーブルが完成しました。 |
すごく木味の良い幅広の山桜の無垢板2枚を、ぜいたくに耳を落としてストレートなラインで仕上げました。 |
脚部は天板に「寄せ蟻」で組み込んであります。脚部も良質な山桜の分厚い材で作ってあり、いい色をしています。
またいずれ正式にお知らせいたしますが、5月に行う展示会にこのテーブルも展示するつもりです。先日の日曜日にお見えになったお客様がすでに「欲しいなぁ」と言ってみえました。
現在は学習机の「デスクサイドチェスト」の制作中です。
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ところで、ずっと使い続けている愛用の鉋もずいぶん小さく(薄く)なり、また長年の酷使によって使いにくくなってきました。そこで新しい鉋を仕込むことにしました。
鉋というのは買ってきてすぐ使えるものではありません。「仕込み」の作業が必要です。今回仕込むのは「寸八」と呼ばれる「仕上げ鉋」を1丁、「寸六」と呼ばれる「中仕上げ鉋」を1丁、そして「南京鉋」を1丁です。
鉋の台(樫の木で出来ています)はまず「油台」にします。食用油を一度煮て水分を飛ばしてからさまし、それに漬けて油をしみ込ませます。
木口(こちらは大抵の場合ロウが塗ってあるのでそれを削って落とします)側から木の導管が油を吸って上がっているのが分かるでしょうか。こうして何日か放っておきます。
さて刃の方ですが、まずは「裏押し」という作業をします。専用の鉄の台の上に「金剛砂」を振って強くこすりつけます。大きな刃は押し棒を当ててこすりつけますが、押し棒が使えない小さい刃は指の先に力を込めてこすりつけます。
実はこの作業がすごくえらいのです。まさに「苦行」と言ってもいいぐらい。刃の裏が3ミリぐらいの幅でてかてかに光る(ということは平滑になるということですが)まで指、腕、肩に思いっきり力を込めてこすりつけます。
金剛砂に水を付けて、それが乾くまで一気に行うのですが、指、肩が悲鳴を上げるほどになります。もちろん一度ではなく、何回も何回もそれを繰り返さないと硬い鋼(はがね)はなかなかすり減ってくれません。
昔、まだ技能専門校にいたころ、この実習をすると必ず「意地の悪い」(笑)教官が金剛砂に水滴を大量につけに来ました。大量に水を付けられるとその分こすりつけるのに(乾くのに)時間がかかるのです。本当に辛かったです。でもそれも修業です。多分私ももし弟子がいたならば、その教官と同じことをするでしょう(笑)。
今回は刃、裏刃そしてノミと合わせて9枚の裏押しをしました。えらいので休み休み行い、たっぷり半日かかりました。
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その後、今度は刃を研ぎます。
これで終わりじゃありません。この後、いよいよ台の方の仕込みを始めます。鉋は買ったばかりの時は刃が途中までしか入らないように作ってありますから、いい感じで刃が入っていくように各部を削って調整します。
また台の裏側も微妙に削って調整しなければなりません。その作業はこの先となります。実際に使えるまでには時間がかかるのです。 |
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2018.02.13 |
「山桜のテーブル」 |
相変わらず寒いです。でも北陸地方の方々のことを思ったら、そんなことは言ってられません。昨日ネットで接着剤を注文したら、(石川県にあるその会社から)電話がかかってきて、「流通が困難な状況なので配送が遅れますがいいですか?」とのこと…もちろん「全然構いません。大変なことは承知しています。待ちますから大丈夫です」と返事をしておきました。ご苦労様です。
さて、制作中の山桜ブックマッチ2枚接ぎテーブルの方はだいぶん形になって来ました。 脚部の脚下の模様(デザイン)でしばし悩みます。紙にいくつか書いてみて考えます。 |
以前に作ったベニマツのテーブルや、胡桃(クルミ)の円卓などはこんな感じ。 |
ようやく決まって削りにかかります。際鉋やノミを使って整形していきます。
削り跡はそのまま残します。だから慎重に丁寧に…。 天板の方は表側の面取りなど最終仕上げをして、サンディングをします。 |
脚部も全ての部材に鉋掛けをし、仕上げをし、サンディングをしてから組み立てをします。
その後、接着剤が乾いてから通しほぞの部分を仕上げて完成です。(…と、簡単に書きましたが結構時間はかかっています。) |
こうしてあとは塗装に入って行くのです。オイルを塗る一瞬が楽しみです。 |
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2018.02.06 |
「ルーティーン」 |
以前、私の朝のルーティーンのことを書きましたが、我が家の猫ジャガーにもルーティーンがあります。いやむしろ人間よりも動物の方がルーティーンは多いように思います。
朝妻が起きて朝食の準備の後に洗濯を干しに外へ出ようとすると、必ず付いて行きます。というか、妻を待ちきれないのかすでにドアの前に座り、行く準備をしています。そして妻が洗濯物を干している間中何をするでもなくずっとそばにいるのです。
その後妻に体をなでてもらうと満足して家の周りをお散歩…その後私が工房に向かうと、工房のドアの外でかならずニャーという声。「中に入れろ」と言っています。少しだけ入れてやり、なでてやると満足します。そして外へ出すと家の中へと帰っていきます。通る道にもルーティーンがあるようです。必ず同じ道筋を通って帰ります。
さて、工房では山桜ブックマッチの2枚接ぎダイニングテーブルを制作中です。接ぎ合わせの後、まず裏側を鉋掛けします。その後一旦サンディングをします。
今回は「反り止め」に「寄せ蟻」方式を使用します。通常の反り止めよりも面倒で手間がかかりますが、余分なものが不必要ですっきりと美しいです。
微妙な調整を何度も繰り返し、何とかうまくいきました。 |
その後、今回はここで天板の表側も仕上げることにしました。表側の鉋掛けに移ります。最近は極寒で、工房の中も厚着をしてなければ仕事が出来ないほどですが、鉋掛けを行うとたちまち汗が出るほど暑くなってきます。最終的には上着を脱いでシャツ一枚という風になってしまいます。
木端(こば:板の側面)と木口(こぐち:板の妻手側の側面)にも鉋掛けをします。
桜は結構重いので(今回厚みは42mmほどにしてありますが)、私一人で立てたりするのもなかなか大変です。しかも、仕上げてあるので傷つけないように慎重にしなければいけませんし。
その後、裏側をサンディングして、(水引きをしてさらにもう一回)仕上げます。そして裏側の面取りをして、一応裏側を完成させておきます。 |
それから脚部の加工に入ります。シンプルなI型の脚部です。シンプルなだけに精度高く加工をしなければいけません。
脚材も10年〜20年乾燥の真桜の盤から挽き出したものです。とてもいい色合いをしています。私たちの仕事はいつの場合でもそうですが、失敗したら代用が無い場合がほとんどです。慎重にかつスピーディーに…ということになります。 |

ところで…話は変わりますが、もうすぐ恒例の「いなか舎てくてくめぐり」(とみかまるごと博物館)が開催されます。
年々参加ギャラリーが増え、今年は30ヶ所になります。当工房は3月3日と4日、そして10日に参加します。よかったらどうぞお越しください。
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2018.01.16 |
「着々と」 |
先週は全国的に(特に日本海側は)雪が多かったようですが、当地はほとんど雪が降っていません。今冬はまだ一度も積雪がありません。これはめずらしいことです。とはいえ、寒いことは寒いです。毎日薪ストーブが活躍しています。
猿の襲来はあまりに日常的過ぎて、当たり前の風景になっています。少しぐらいやられるのはもう想定内といったところです。共存共栄というわけではありませんが…。
せっかく少し大きくなってきた玉ねぎも猿にやられてしまいました。ほとんどすべて上の方をかじられています。でも今ならまだ大丈夫だと思います。いずれまた大きくなっていくでしょう。 |
さて工房では相変わらずちゃぶ台とおにぎりスツールの制作に追われています。
完成したちゃぶ台はいくつか出荷も終えました。 |
胡桃(クルミ)のちゃぶ台はまず板接ぎをし、鉋掛けをします。 |
丸くカットしてからサイド面を「蛇腹面」に加工します。 |
内丸鉋という鉋で面を仕上げていきます。 |
現在は仕上げも終わり、塗装中です。脚部はすでに完成しているので、合体させて最終塗装を終えたらもうすぐ完成、出荷となります。 |
おにぎりスツールの方もだんだん完成に近づいています。
座板に鉋掛けをし、アールを付けて、サンディングをして仕上げます。 脚の丸棒をろくろで挽きます。
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結構な本数ですので、気合を入れて向かいます。 |

ろくろの後は所定の長さにカットし、鉋でさらに仕上げていきます。このひと手間が大事なのです。
組み立てにはエポキシという接着剤を使います。このエポキシという接着剤は強度も強く、隙間充填性もあります。ぬるっとしているので挿入の時にもすべりがいいです。酢ビ系のボンドと違って水にも強く、劣化が少ないというわけです。そういう理由で選んでいます。
ただし、2液性ですので毎回かき混ぜて使わなければいけませんし、すぐに固まってしまうので一度に大量に作れません。ですから1脚ごとに作って使います。結構手間になります。 |
また、酢ビ系のボンドと違って水に溶けませんので、はみ出したものは水では拭き取れず、シンナーで拭き取ります。この作業も結構手間がかかります。 |
表にはみ出したものはそのまま放っておき、あとでカットしてもう一度鉋で削って仕上げます。 |
こんな感じに進んでいます。もうすぐ仕上がります。順次発送していきます。 |
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2018.01.09 |
「タイ紀行 その2」 |
工房ではふるさと納税分のちゃぶ台、スツールの制作に追われています。ちゃぶ台はもうあと一息といったところです。 |
スツールの方は、これから怒涛のろくろ作業に入ります。何十本と積まれた材料を見るだけで気が遠くなりそうです。 |
さて前回の続きですが、タイ紀行です。楽しい夜の宴も終わり、目覚めた朝…いよいよホストファミリーともお別れの日となりました。 |
まずは以前住んでいた家(息子が泊まらせてもらっていた家)を見せてあげると言うので行って来ました。その隣にはまた親戚の人が住んでいて、その方たちにもいろいろお世話になっていたようでした。(とにかくホストマザーの兄弟は10人もいて、その多くがこの小さな村の中に住んでいるので、本当に近い関係でいるのです。)
行くと、すぐに(また)お父さんがココナツを取って来てくれてジュースを飲ませてくれました。この家も十分大きな家でした。
そのあと学校へお別れに行くと言うので、ついていきました。本当にタイの田舎の村という感じで、牛などがのんびり道路を歩いていました。びっくりするのは犬がそこらあたりにいっぱいいるということです。野犬も飼い犬も基本的に放し飼いです。 |
本日、学校は本来はお休みの日なのですが、たまたまクリスマスパーティー(新年のお祝いも兼ねたようなもの)をやるというので、子どもたちがみんな登校していました。 |
「講堂の中に入って見てください」と言われました。可愛い子どもたちがそれぞれ家から持ってきたプレゼントを交換し合うようです。カラオケも歌って楽しそうでした。 |
くじを引いてプレゼントをもらうのですが、面白いのは大音量で流れている音楽に合わせて上手に踊った子から順番にくじを引かせてもらっているという所でした。ですからみんな必死で、でも楽しそうに踊っていました。
田舎の子どもたちですから、とかくシャイになりがちなので、おそらく自己表現力を高めるという教育的な意図もあったのだと思います。
最後に先生たちと記念撮影。こうしてホストファミリーとの夢のような時間に別れを告げたのでした。もし日本に来られることがあれば、必ずや恩返しをしたいと思ったのでした。 |
その後(途中渋滞にも遭い)バスで5時間、バンコクに到着。
とりあえずホテルにチェックインし、夕食に出かけました。川沿いにあるホテルですが、対岸にレストランがあるのでボートで渡りました。
ここでもタイ料理を中心にオーダーし、おいしくいただきました。
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一夜明けて次の日1日はバンコク観光です。近場に有名なお寺がまとまってあるので、まずはそちらへ。ボートでの移動です。大変便利です。
まずは「ワット
アルン」…タイルのちりばめられた塔がとてもきれいでした。 |
次は有名な「ワット
ポー」…黄金の涅槃仏があります。誰かが言いました。「寝ている仏様は悟りを開ききった最終形なんだって。座っているのはまだ悟りを習得中。だからいつも家で横になっているばかりの私は悟りを開ききっているということだからね(笑)」
そういえば前に書いた「ワット バン ライ」の高僧はいつもその辺のヤンキーの兄ちゃんたちのようないわゆる「うんこ座り」で、国王に対しても「お前」呼ばわりだったとか。人間、悟りを開くと形なんかどうでもいいことのようになるのでしょうか…。
そして3つ目は最も大きく有名な寺院「ワット
プラケオ」へ。さすがにすごい人が集まっていました。警備も厳しく、入場料もかなり高かったです。敷地内では新国王の即位記念のフェアもやっていて、大混雑でした。
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その後、少し離れた所にある市場へ。「チャトゥチャック週末市場」というところです。
とにかく無数のお店があり(おそらく1000軒以上?)中はあたかも迷宮のよう…タイの民芸品や食料品がいっぱい売ってありました。ここでいくつかお土産を購入しました。
しかし、バンコクはどこへ行っても車、車…車社会です。それは日本以上です。地下鉄や電車が発達していないことが原因なのでしょう。移動はやはりタクシーが安心です。(結構なドライビングテクニックで、間をスイスイと走り抜けてくれました。) |
こうして最後の夜を楽しみ、次の朝早く空港へ。岐路に着いたのでした。家に着いたのはちょうど「紅白歌合戦」で安室ちゃんが歌っていたころでした。何とか年越しに間に合いました。
こうして念願のタイ旅行が終わりました。お礼に行くつもりが逆にお世話になりっぱなしで申し訳なかったですが、実際にホストファミリーに会えて本当に良かったなと思いました。また家族でこうして一緒に海外旅行もそんなにできるわけでもないので、思い切って行って良かったと思いました。
「微笑みの国」と言われるだけあってタイは本当に良いところでした。もちろん私が行ったのが田舎の方だから余計にそう思ったのかもしれません。今回5日間という日程(実際は中3日ということになります)でしたが、ホストファミリーたちみんなが「短すぎる!もっといてくれればもっといろんな所へ連れて行ってあげるのに!」と言ってくれました。日本では5日休みを取るというのも結構難しいことです。社会全体がもっとゆったりするといいなとつくづく思うのでした。
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2018.01.05 |
「タイ紀行 その1」 |
新年は3日から始動しました。まずは年末から続く「ふるさと納税」商品の制作に追われています。ありがたいことに多くの注文をいただき、少々悲鳴を上げています。 |
ところで、実は昨年末に家族でタイへ旅行に行ってきました。以前書いたことがあります(2015年7月6日の日記、2015年8月5日の日記)が、息子が以前タイへボランティアで行っていた時にお世話になっていたホストファミリーの家を再訪することが大きな目的です。ついでに観光もしようということで、家族で行ってきました。
名古屋空港から上海を経由して9時間…現地時間の18:00ぐらいにバンコクのスワンナブーム国際空港に着きました。当初はバンコクで1泊してから次の朝早くバスでホストファミリーの住む場所まで行くつもりでしたが、事前に「空港まで迎えに行くからいいよ」とありがたい連絡があったので、お言葉に甘えてそうさせてもらうことにしました。
そんなわけでホストファミリーが車で空港にお迎えに来てくれて、一路タイ東北部のナコンラチャシーマというところへ向かいました。ところが、(年末の帰省ラッシュということもあったのか)そこからずっと道路は大渋滞…通常でも4時間はかかるところ、家に着いたのは夜中の2時ぐらいでした。延々7時間ぐらいずっとホストファーザーには運転しっぱなしでずいぶんお疲れになったでしょう。これだけで本当に申し訳ないと思いました。
途中、夕ご飯を食べるためにわざわざお店にも立ち寄っていただきました。夜10:00ぐらいなのにまだまだお店はやっていました。 |
さっそく現地の人が普段食べているような本格タイ料理を御馳走になりました。すごくおいしかったです。 |
そして、さらに数時間すごい渋滞でした。しかし夜中だというのに道路沿いにはお店がいっぱい営業していて、ちょっと驚きました。ようやく家に着き、すぐにその日は就寝となりました。
泊めていただいた家は新築の豪邸でした。聞けば息子がいたころから「今度家を建てるからそこに君のファミリーをお迎えするつもりだ」とファーザーが言っていたそうで、今回私たちの到着に合わせて予定を早めて建てて下さったとのことでした。またまた申し訳ない思いでした。(事実まだ完成していないような部分もありました。)
そこはタイ東北部のナコンラチャシーマという州の中でも田舎なので、周りには何もないような所でした。本当に田舎の小さな村といったところでした。サトウキビ畑が広がり、家のそばにはバナナやココナツなどの木がいっぱい植えられていました。 |
朝食は息子も毎朝食べていたという「スティッキーライス」と豚肉の空揚げやハムの揚げ物などでした。「スティッキーライス」というのはもち米のような物で、それを手で丸めて食べます。これがかなりおいしかったです。もちろん空揚げも。
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その後、隣に住むホストマザーの兄弟の家へ。息子は毎日ここでもお世話になっていたようでした。ここのお父さんとは毎晩一緒にお酒を飲むほど親しくなったみたいです。
その彼がすぐにバナナとココナツを取ってきてくれて、食べさせてもらいました。バナナがすごく甘かったです。
それから息子がボランティアをしていた小学校へ。ホストファーザーとマザーはここの先生をしています。
子どもたちも息子のことを覚えていてくれて、久しぶりの再会を楽しんでいました。
その後、親戚の娘さんの案内で近くの有名なお寺を観光に行きました。「ワット バン ライ」というお寺で、タイ国内でも有名な高僧のいた(数年前に亡くなったということです)お寺です。みんなから親しまれた超有名な僧侶だったそうです。
象の形をした寺院が作られていて圧巻でした。
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周りには大変ユニークな絵が描かれていました。これを建てた時、アーチストなどみんなで描いたとのことでした。おおらかな感じがしました。 |
その後、近くのマーケットへ連れて行ってくれました。町の中はやはり車、車…地方の田舎町ですが、活気にあふれていました。 |
夜はそのホストマザーの兄弟の家でみんなで夕食、酒盛りとなりました。床に料理を並べてみんなでつっつき合うタイスタイルの食事です。今回どの料理も少しピリ辛のタイ独特の味付けですが、いずれもとてもおいしかったです。行く前に一番心配していたのが「食事が合わなくてお腹を壊さないか?」ということでしたが、全く大丈夫でした。
そして、とにかく今回一番うれしかったのは、ホストファーザー、マザーはもちろん、会う人みんなが息子のことを「my
son!(私の息子よ!)」と言って懐かしがってくれるのです。みんなに大事にしてもらって本当に幸せだったなとつくづく思ったのでした。思い切って学生時代に行かせて良かったなと思いました。…続く |
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2018.01.01 |
「年始のあいさつ」 |
あけましておめでとうございます。
今年は当工房の開業21年目となります。20年を一区切りとして、今年からまた新たにスタートだというフレッシュな気持ちでいます。
今年は久しぶりの展示会(個展)のほか、新たなプロジェクトも計画され、皆様と新たな出会いができることと思っています。
わくわくドキドキの2018年のスタートです。今年1年皆様にとっても良い年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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