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無垢一枚板の手作り家具とオーダー家具





里山便り
 
 
2017.06.30
「盛夏近し」
新作の手作り椅子工房で制作中の新作椅子もだんだん形になってきました。脚や背・肘のスピンドルを木工ろくろで挽きました。大分慣れてきたので早くなってきました。削れるときに出る「シャーッ」という音が心地よく感じられるようになりました。
新作の手作り椅子任意の角度の穴をあけるのにも、少しの工夫が要ります。こんな何でもないような木っ端でも、大事な役割をします。
ろくろで挽いた丸棒は、さらに鉋を掛けて仕上げます。鉋の跡はそのまま残します。その方がいい感じになります。当工房の他の作品の多くもこんな風に手鉋の跡を残すようにしています。

新作椅子の制作 新作椅子の制作 新作椅子の制作

新作の手作り椅子ここで一度仮組みをしてみます。バランスを見たり、座板や肘の形態(デザイン)を検討して決定します。
新作の手作り椅子もちろん腰掛けてみて、すわり心地も確かめます。まだ接着剤はつけていませんが、すでにしっかり組み合わされてびくともしません。すわり心地は合格点です。肘や背板、座板を整形し、座板に座刳りを施せばさらにすわり心地は良くなるはずです。
新作の手作り椅子 新作の手作り椅子背板、肘、座板のデザインを決定したので整形します。あと一頑張りです。
さて畑の方ではいろんな野菜が収穫間近となっています。トマト、スイカ、ネットメロン、トウモロコシなどなど…こういう野菜が取れ始めるといよいよ夏だなあと感じます。

トマトトマト、ミニトマトが取れ始めました。今年初めて食べたミニトマトに妻が「すごく甘い!今までで一番甘かった時と同じぐらい!」と言っていました。

その年、取れたトマトを差し上げたある人が(うちにいらっしゃってその場で食べなさったのですが)今だに「あのミニトマトの味が忘れられない」と言っているそうです。そんなにおいしかったかな?(でも野菜を作っているとそういう時があります。私もかつて作ったスイカの味がいまだに忘れられません。その味を再び味わいたくて毎年スイカを作っているのです。) 今年はおいしいトマトが食べれそうです。

スイカそのスイカも大きくなってきました。一つだけは結構大きそうです。
トウモロコシトウモロコシは髭が枯れ始めました。もう少しで食べれそうです。うちのトウモロコシは今のところ猿にやられることなく無事です。(隣の畑では大被害になっています。) このままもう少し無事でいてほしい…。
スイカネットメロンもいい感じにネットが入り始めました。こちらは食べられるようになるまでにはまだ時間がかかります。
マクワウリ マクワウリ畝が余ったので一株だけ植えておいたマクワウリです。実ができ始めました。

最近はやりのさまざまなメロンと比べるともちろん味は淡白で甘みが少ないですが、何と言っても懐かしい味です。私の子どもの頃にはこれぐらいしかありませんでした。でもおばあさんが畑から取ってきてくれたマクワウリを皮をむいて切ってもらって、少し塩を付けて食べたあのおいしさは今でも覚えています。何もなかったころはそんなものでも本当においしく感じられたのですね。幸せとは…幸せな時代とは…。

実はひそかに楽しみにしているのが、工房のすぐ下のところに作っているこの枝豆です。上手に出来たらビールのつまみにして食べます。ところが、枝豆というのは意外と作るのが難しいのです。いい感じに育っているなあと思っていたら葉や茎だけ大きく育って実が全然出来ていなかったり、夏の暑さにやられて枯れてしまったり…今まで失敗の連続です。

枝豆ですから、たいていの人はこの時期には枝豆(大豆)は作っていません。大体7月の終わりごろに種を蒔いて秋に(大豆として)収穫という感じです。でもそれではビールのおいしい時期に食べたい枝豆としては間に合わないので私はあえて今作っているのです。

枝豆(大豆。以前テレビでやっていましたが枝豆が大豆と同じものだということを知らない人が大変多いのですね)は、肥沃な土壌は好まないみたいです。それに結構灌水も必要みたいです。工房の下の一番痩せた土のところであまり肥料はやらずに今年は育ててみました。さてうまく行くでしょうか…。
 
2017.06.27
「こぼれ種」
テーブル用子ども椅子 テーブル用子ども椅子工房では「テーブル用子ども椅子」が塗装も終わり完成しました。
新作椅子の制作 新作椅子の制作引き続き、新作椅子の制作にかかっています。

まずはいろいろと治具も作らなければなりません。いろんな角度の付いた穴を掘るための治具が必須です。
新作椅子の制作一つの椅子にこれだけの穴があきました。…ということは、その数だけの丸棒(脚とスピンドル)を作らなくちゃいけないということ…。(-_-;) でも、楽しみです。
きゅうり前回の里山だよりで、きゅうりが取れすぎて困るということを書きました。
きゅうり きゅうり やむなく妻がキュウリのキュウちゃんやキムチ漬けにしてくれました。ビールのつまみにちょうど良いです。うれしい…。
庭ところで庭の方ですが、あちこちに昨年咲いた花のこぼれ種が芽を出しています。これは千日紅。
日日草これは日日草。
庭 庭ほかにもマリーゴールドや朝顔や…。
やはり理想は、苗や種をできるだけ買ってこなくても自家栽培で済むようにすることです。できるだけ宿根草をたくさん植えるのもそのためだし、種を取っておいてその種で増やすようにしていこうと思っています。

庭こちらのコーナーは、いろんな花がこぼれ種から芽を出すワイルドフラワーコーナーです。毎年シーズンが終わり、花の種が落ちてしまったころに、管理機でだーっと混ぜてしまいます。

すると春になるとまたいろんな花の芽が出てきます。「何が出るかな?」と楽しみです。草もいっぱい生えてきますので、間違えて引いてしまわないようにしなければいけません。

ジャーマンカモミールはこちらから苗を移植して植えています。ほかにもポピー、百日草、トラノオ、ダイアンサスやその他名も知らない花がいっぱい咲いてきます。ヒマワリもいっぱい芽を出しています。こちらから掘り起こしてジャガーズガーデンのほうに移植してやったりします。

庭千日紅も掘り起こして移植してやります。
現在のジャガーズガーデンはタチアオイやハーブやアジサイがきれいです。ダリアも咲き始めました。

ジャガーズガーデン ジャガーズガーデン ジャガーズガーデン

ハマユウハマユウの花も咲きました。
源平シモツケこれは珍しい「源平シモツケ」という花です。一つの花の中に赤い花と白い花が混じって咲きます。
デルフィニウムデルフィニウムは2回目の芽を出し始めています。上手に育てると年に3、4回は花が楽しめるみたいです。デルフィニウムは庭の主役になる花です。お勧めです。
2017.06.22
「肝要なのは風通しの良さ」
工房の壁工房の壁にこんなものが取り付けてあります。何に使うのでしょう?

…正解は角材や丸棒などの中心を見つける道具です。昔小中学校で「対角線と対角線の交点が中心」とか「直径は円の中心を通る直線」などと習ったものですが、それです。小中学校の算数(数学)が日常的に使われるのが木工の仕事です。

中心を見つける道具 中心を見つける道具 中心を見つける道具

ところで、只今ひたすら木工ろくろの仕事をしています。丸棒を作って脚やスピンドルにした椅子作りです。

木工ろくろ 木工ろくろ 木工ろくろ

椅子作り丸い穴にちょうど合う嵌め合いにするのは、結構微妙な作業になります。一旦組み立ててみて様子を見ます。何とかうまくいきそうです。
新作椅子の図面新作の椅子は同じく丸棒を使った「ウインザーチェア風」の椅子です。この後も当分ろくろ師としての生活が続きそうです。

大抵の家具は普通は十分の一(または五分の一)ぐらいの縮小図面でいけるのですが、今回は難しそうなので実寸図面を書いてみました。作る前からすでにわくわくしています。


トマト畑の方ですが野菜は順調です。トマトは6段〜7段ぐらいまで花が咲いて実がたくさんついてきました。

トマトは結構手をかけて育てます。毎日様子を見て、脇芽を取ってやることはもちろん、混み合っている葉っぱを取って風通しを良くしてやります。トマトの下には千切った葉っぱがいっぱい落ちています。花でも何でもそうですがやはり風通しを良くしてやることがすごく大事だと思っています。風通しを良くして日もよく当たるようにしてやります。

トマト風通しが悪いと虫も付きやすくなりますし、病気にもなりやすいです。少しおかしいと思った葉っぱがあれば、早めに取り除きます。
ナスナスも同じです。混み合っていると中にまで日が当たらないので良いナスができません。下の方の葉は早めに取り去り、混んでいるところは切ってしまっても構いません。私はナスを収穫したら、その上の葉一枚を残してその上からばっさり切ってしまいます。(その葉の脇にはすでに新しい芽が出来ています。それがまた伸びてきます。)

その上にも実がついていることが多いのでもったいないようにも思えますが、構うことはありません。昨年このやり方をしたら、秋まで何もしなくてもたくさんのナスが取れました。

とにかくさっきも書きましたが、植物は花でも野菜でも風通しを良くしてやることが本当に大事です。そうしないと蒸れて弱ったり病気になったり、いろいろ弊害が出てきます。(我々の社会でも風通しの良い社会であることが大切ですね。)

ミニトマト言い忘れましたが、唯一ミニトマトは私の場合は「放ったらかし」農法です。ジャングルのようになっています。でも毎年このやり方で、すごくおいしいミニトマトがたくさん取れています。もちろん風通しを良くするために葉っぱを切って取ったり、あまりにも混み合っているところは切って取ったりぐらいはしますけど。
ネットメロンネットメロンのほうも、実がたくさんついています。

本などを読むと「小蔓を3本ぐらい伸ばし、主蔓の何節目で切り、さらに孫蔓の何節目で切り取る…」等々いろいろ書いてありますが、それは大変難しいです。出たとこ勝負の佐藤農法ではまず適当に放っておきます。そのうち実がついてきますので、様子を見ていいものだけを一株に8個ほど残すようにして、あとは取ってしまいます。

ネットメロン今回も思い切ってばっさり切り取ってしまいました。すっきりしました。今まで実をつけすぎては枯れて終わり…というような失敗を何度も繰り返してきました。今回はうまくいきますように。
きゅうりきゅうりの方は毎日取れすぎで困っています。今日もこんなに…毎回言いますがこれを処理するのは妻です。この間もやむなく大量に「きゅうりのキュウちゃん」にしてくれました。「また!」という声が聞こえてきそうです。
夏野菜 夏野菜そんなわけで畑では夏野菜が続々と収穫の時を迎えています。

それに伴って、猿の大襲来も予想されます。(すでに毎日のように猿が来ています。ロケット花火で対抗する毎日が続いています。) それでトウモロコシ、トマト、スイカ、メロンなど主だったものは網で囲っておきました。

我が家では「野菜の摂取が足りない」ということだけはありません。

畑の野菜 畑の野菜 畑の野菜
 
2017.06.16
「ジャガイモ収穫」
ジューンベリーの実前回の里山だよりにに書きましたが、ジューンベリーの実がなっていたので収穫してジャムを作りました。今年はジューンベリーの実が豊作です。ボールにいっぱい取れました。測ってみたら650gほどでした。
ジューンベリーのジャム ジューンベリーのジャムこれを煮て、裏ごししたらこんなに少なくなってしまいました。私が作ったので味はまあまあかな?(ちょっと砂糖を入れすぎたかな?)でもおいしいです。
イチゴジャムこちらは今年取れたイチゴでちょっと前に(妻が)作ったイチゴジャムです。もうだいぶん食べましたが…。自分で言うのもナンデスガ、今まで食べたイチゴジャムの中で一番おいしいです。今年はイチゴが豊作ですごく甘かったです。

ところで、昨日、今日と2日間に分けてジャガイモの収穫をしました。2日間もかかったのは、このところの日照り続きで土がカチカチになっていて掘るのが大変だったからで、無理せず半分づつ収穫することにしました。カチカチの土である上に畝間に草も生えていて、それを抜いたりしながら掘るので余分な手間でした。

生育の良い年は茎葉も大きく育つので、その陰になって草はあまり生えません。(誰かが「茎があまり大きくなると栄養が茎の方に行ってしまうから良くない」と言っていましたが、そんなことは絶対ありません。やはり茎葉もある程度大きくしっかり育った方がいいです。私の経験上そう思います。) そういう意味でも今年はあまり良くないと思います。

ジャガイモそんなわけで、結果を言うと今年は不作です。(昨年は大豊作で、一昨年は不作でした。なんだか一年おきみたいになってます。) 全体に小ぶりのようです。LLサイズはあまり無く、Lサイズ、Mサイズが多いようです。(このことは過去の里山だよりにも書いています。)
ジャガイモ不作の原因はおそらく雨が少なかったことでしょう。葉っぱに病気も出てしまいました。(食べるのには何も影響はありません。)

前から「今年はあまり良くないぞ」と思っていましたので、粘って収穫を待ちました。でも、あまり遅くなると芋の表面が汚くなったりします(ぶつぶつができる)し、それに妻が「あまり大きいのよりも小さい方がいいよ。大きいのは中にすが入っていたりするし…」と言ったので収穫することにしました。

それでも収穫かごに4杯分しっかり取れたので、収量は十分です。実はこのジャガイモの収穫が畑づくりの中では一年で一番の楽しみの時であります。すでに何回も掘って食べていますが、味は例年通り、大変おいしいです。先日ピザ会をやりましたが、その時にも芋を掘って(玉ねぎも一緒に)お持ち帰りいただきました。また親戚にあげたり、知人にあげたりもします。皆さんが喜んで下さるのでうれしいです。

ピザ ピザさてそのピザ会ですがこの間の土曜日に行いました。このメンバーでは今年になってから3回目のピザ会です。今までにこのメンバーで何回のピザ会をやったでしょうか。おそらく、20回以上になるのではないでしょうか。

もう皆さん慣れたもので、準備から片づけまでさっさとやってくれます。大いに助かります。それにピザを作る人、焼く人(私)、バーベキュー担当の人(牡蠣職人)、ワインソムリエ(バーテンダー)などなど役割が決まっていますので、そういう点でもスムーズです。

毎回わが農園から直送の野菜が料理に並びます。おいしいです。(言うまでもないですが…。)

農園野菜を使った料理 農園野菜を使った料理 農園野菜を使った料理 農園野菜を使った料理

燻製チーズ今回はワインソムリエの燻製チーズも並びました。これもおいしいと評判でした。

私は毎回ソムリエ特性のおいしいカクテルが飲めるのを楽しみにしています。また、毎回焼き牡蠣、大あさり焼きなどが食べられます。こんなにしょっちゅう食べれるのも贅沢です。そういえば鮎の塩焼きもしました。(いずれも写真を撮ってなくてすみません。)

今回は料理もいろいろ作りましたので、パンやダッチオーブンの料理は無しでした。またドイツパンなどにも挑戦したいと思っています。
2017.06.14
「6月」
早いものでもう6月も半ば。あと少しで今年も半分を過ぎようとしています。庭の花も移り変わり、初夏の庭の様相を呈しています。

たまに早めに仕事を終えて、薄暮時にこの庭の東屋(あずまや)の下で一人でビールを飲むことがあります。夕方の気持ち良い時間、車の音も人の声もほとんど聞こえず、聞こえる音と言えば、風が木々を揺らす音と鳥の声ぐらいしかありません。そんな中で丹精した庭と猫を眺めながら飲むビール…これほど美味しいものはありません。

アジサイアジサイのアナベルが咲き始めました。このアジサイはボリュームがあります。昨年剪定をしておいたのですが、それでもこんなに大きくなってしまいました。
アジサイ両側に違う種類のアジサイが2種類植えてあるのですが、アナベルに押されて窮屈そうです。今年は終わったらもっと思い切って剪定をしようと思います。
タチアオイタチアオイが咲き始めました。この花は実に丈夫です。今年で3年目になります。年々株が大きく、強くなっています。
ハーブコーナーハーブコーナーも、うっそうと茂ってきています。いろんな種類のミントやレモンバーム、カモミール、ローズマリーなどがびっしり育っています。

ハーブティーにして飲んだりします。これはベルガモットです。この花が結構好きです。2種類のベルガモットが植えてあります。
名前の分からない花名前の分からない花です(誰か知っていたら教えてください)。クレマチスのところに植えておいたら、きれいに花を咲かせました。
ペンステモン5月の華々しい時期を過ぎて(デルフィニウム、バラ、クレマチス、オルレア、ジギタリス、アヤメやショウブなどの花が終わってしまい)、少しの間庭がさみしい時にがんばってにぎわせてくれたのが、このペンステモンやホタルブクロです。ありがたい花です。丈夫でよく株が増えます。もう終わりに近づいています。ご苦労様。
カラー北側の水回りコーナー(私は「夏の庭コーナー」もしくは「和のコーナー」と呼んでいますが)では、ギボウシの傍らにカラーが咲き始めました。ピンクの色が可憐です。これも年々株を増やして大きくなっています。
ホテイアオイメダカの鉢に浮かべておいたホテイアオイも花を咲かせました。隣の鉢にはスイレンも植えてありますが、果たして花は咲くのか?
ジューンベリー 庭の中央に植えてあるシンボルツリーのジューンベリーは、いっぱい実をならせて今まさに取頃です。食べてみるとすごく甘いです(種がありますが)。昨年はほとんど鳥に食べられましたが、今年は鳥も気が付いていない(?)ようです。早くとらなきゃ。
ところで、庭の手入れについて書きます。私は毎朝、毎夕必ず庭を散策(?それほど大げさなものではありませんが…)し、ついでにほとんど必ずやることが2つあります。一つは散水です。1日に1回でいいです。散水(水やり)と簡単に言いますが、誰かが言いました「散水7年」…そのくらい結構散水はコツがいるものらしいです。やりすぎてもいけないし、足りないといけないし…やらなければいけない植物もあればあまりやってはいけない植物もあるし…。今年で5年目の庭です。まだまだです。

庭の手入れ 庭の手入れもう一つは枯れた花を(切って)摘むことです。これは大切です。花をたくさん咲かせようと思ったら、とにかくこまめに終わった花を(しかも早めに)摘み取ることです。

花は(特にバラなどは)花を切られると防衛本能が働くのか、より一層花を咲かせようと頑張るらしいです。「花は切れ!」これがコツみたいです。

さて工房では「ベニマツのテーブル」も塗装を終わり完成です。「憧れのベニマツの大テーブル」です。天板のサイズは奥行90cm×長さ190cm×天板の厚み45mmぐらい。シンプルな中央脚にカントリーチックな脚の模様!「素敵だな!」と一人悦に入っております。
ベニマツのテーブル ベニマツのテーブル ベニマツのテーブル

実は何を隠そうこのテーブル、我が家の住人からのずいぶん以前からの(十数年も前からの)リクエストに応えて作ったものでした。我が家で今使っているテーブルは私がかつて木工所で働いていた時に作ったもので、あまり手作り家具っぽくないものです。天板はある程度数を作ったものの残り物が出たので、それを社長に頼んでいただきましたが、脚部は完全に自分で作ったので愛着があってずっと使ってきたものです。

でも、「いつかはベニマツのテーブルを作る」と言い続けて、ようやく実現したのです。今やこれだけのクオリティーのベニマツのテーブルは、日本広しと言えどもそうそう無いと思います。感無量…。

ベニマツのテーブル今回はさらに特別仕様で、天板の下に物が置けるように簡易的な棚を付けました。着脱可能です。

さて、このあとご注文の仕事をこなしながら、我が家のダイニングチェアも作って行きます。新作の椅子になります。2種類考えています。こちらも楽しみです。
2017.06.09
「ベニマツテーブル」
ベニマツのダイニングテーブル工房で制作中のベニマツ2枚接ぎのテーブルがほぼ出来上がりました。脚下の部分に飾りを刻みます。ベニマツのような木にはこういう飾り(デザイン)が似合います。際鉋や彫刻刀を使って整形します。
ベニマツのダイニングテーブル上下のほぞはこんな感じで組み込まれます。シンプルな中央脚と反り止めのみで大きな天板を支える構造ですので、強度の出るほぞ組みを使います。
ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブル脚部の組み立てが終わりました。続いて貫の加工も行います。貫には記念の年号を彫り込みました。ベニマツはこういう彫刻もしやすい木で、そういうところも好きな理由の一つです。
ベニマツのダイニングテーブル前回の里山だよりの中に「鉋掛けをした後は傷がつかないように、汚れないように大変神経を使って扱うことになります。(やわらかい木ですので、ちょっとのことで傷がついてしまいます。)」と書きましたが、やっぱりやってしまいました。

ベニマツのダイニングテーブル 組み立ての時に角をこつんとぶつけて、少しへこませてしまいました。綿に水を含ませて湿らせて元に戻します。
ベニマツのダイニングテーブル割楔を打ち込みます。
さて、いよいよ天板と脚部を合体させます。嵌め合いもきつきつに作ってありますので、少しづつ少しづつ両側を交互に叩き込んでいきます。最後にあり溝の端っこを埋めて仕上げます。

通常テーブルを作る場合、搬入のことを考えて天板と脚部とが分解できるように(現場で組み立てられるように)「ノックダウン式」で作ることがほとんどですが、今回は初めから一体型で作っています。(搬入の心配がないので。)

ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブル

ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブル側を削ったり、面取りをしたりな最終的など仕上げをして完成です。あとは塗装に入ります。
久しぶりのベニマツの家具作りでした。なんだかとても楽しかったです。工房を始めたころの気持ちを少し思い出しました。私の家具作りの原点に立ち返ることが出来て、なんだか忘れていたものを思い出したような気持になりました。この気持ち、大切にしたいと思いました。

ジャガイモ話は変わりますが、畑では夏野菜が育っています。ジャガイモはすっかり茎が倒れていて、通常であればもう掘っても良いという合図です。

でも、先日来2、3株掘ってみましたがまだ少し早いような感じです。今年はちょっと調子が悪いかも…。でも食べたら、甘くてすごくおいしかったです。味はやはり例年通り、間違いありませんでした。いずれにせよ来週ぐらいには収穫しようかなと考えているところです。

畑 畑レタス、キャベツ、きゅうりなど、すでに頂いております。
トマトトマトも順調に育っています。
スイカスイカは花が咲き始めました。これから毎日受粉作業を行います。雄花を千切って花粉を雌花に擦り付けてやります。受粉させたという印にビニールひもをしばっておきます。
畑これから7月まで畑が楽しみな季節となります。
2017.06.06
「ベニマツ」
現在工房では、ベニマツ2枚接ぎのダイニングテーブルの制作中です。

ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブル雇い核接ぎの加工です。小穴(溝)を突いた後、それに合わせて雇い核を作り、さらにビスケットジョイントの加工もします。
ベニマツのダイニングテーブルボンドを塗ってハタガネで締め付け、一昼夜放置します。
ベニマツのダイニングテーブル裏側を鉋掛けして一旦仕上げます。
ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブル吸い付き桟の加工です。今回はシンプルな脚部デザインにしたので、なおさらのこと精度が必要になってきます。慎重に加工を進めます。

今回はわけあって、この段階で天板の表側も鉋掛けをします。ベニマツを使って家具を作る場合、私は基本的にサンディングをしません。鉋掛けが仕上げとなります。ですから鉋掛けをした後は傷がつかないように、汚れないように大変神経を使って扱うことになります。(やわらかい木ですので、ちょっとのことで傷がついてしまいます。例えば少しゴミをかんだだけでも傷になってしまいます。)

ベニマツのダイニングテーブル ベニマツのダイニングテーブルそういうわけで、鉋掛けの前に作業台の周りをきれいに掃除します。(板の上に乗って鉋掛けをするので、足に小石や砂などがついたまま乗るといけませんので。)

ところでこのベニマツという木ですが、私は大好きな木です。我が家の家具もカップボード、ソファベンチ、サイドテーブル、子どものベッド2台などベニマツで作ってきました。「ベニマツの家具に囲まれて暮らしたい」と思ってきました。そのくらい好きなのです。

やわらかいから傷つきやすいし、木目がきれいだとか面白いわけでもないし、オイルを塗っても濡れ色がつかないから変わり映えがしないし…なのになぜ好きなのかということです。

ベニマツの家具 ベニマツの家具一つは、完成した時よりも経年変化で徐々に飴色に変化して味わいが深まって行くことです。完成した時は色白です。それはそれでいいですが、長年使っていくうちにこんな感じに色が深まっていい感じになります。(写真では分かりにくいと思いますが…)

ベニマツ二つ目は、「松」として優良であるということです。第一にシベリアという寒い大地で育ってきたため、非常に木目が緻密です。また節も非常に少ないです。通常松というと節が多く入っているイメージですが、これだけの大きさの板でもほとんど節が見られません。

第二に松と言えば「ヤニ」があるものですが、このベニマツは大変ヤニが少ないです。あっても部分的に固まっているので、米松などのように板全体からヤニが吹いてくるということがありません。そんな素晴らしい松です。

またこれは制作しているものだけの特権ですが、鉋掛けをしたり切ったりするとすごく良い香りがします。甘いというかバラの香りにも近い良い香りです。制作中は工房にその香りが充満します。そんなわけで、完成するのを自らわくわくしながら作業に向かっています。

jagar's garden話は変わりますが、昨日は「jagar's garden」に25人ほどのお客様をお迎えしました。みなさんでお昼ご飯を食べて、手品を見たり、歌を歌ったりして過ごしていかれました。良い天気でよかったです。
<追伸>
本日「ホールベンチ(CHR011)」についてお問い合わせをいただいたN様、メールアドレスが間違っているようで、返信ができません。一度ご確認いただき、再度お問い合わせをいただきますようお願いいたします。

もしくは、携帯の迷惑メール設定が「パソコンからのメールを受信しない」設定になっている可能性がございますので、その場合は設定を解除してくださいますようお願いいたします。
 
2017.05.31
「とっておきの…」
桜のパイチェア工房では桜のπチェアも完成し、最後の塗装に入っています。(πチェアの下に置いてあるのは他のお客様の「ランチョントレー」です。)
ベニマツさて、現在はダイニングテーブルの制作に取り掛かっています。材料は長く大事にとっておいた「シベリア産ベニマツ」です。そのベニマツの幅広の板を2枚接ぎ合わせて幅90cm×長さ190cm(板厚4.5〜5cm)のダイニングテーブルを作ります。

実はこの「シベリア産ベニマツ」という木ですが…私が工房を始めた頃から既にそうでしたが、シベリアの動物(アムールトラ)を保護するために伐採は制限されていました。ですから当時から既に入手は困難で、何かの拍子で(たとえば公共事業か何かが行われて?)たまたま伐採されたものが、数少ないですが日本に入ってくるというぐらいでした。しかも、日本では唯一富山港にしか入ってこなかったようでした。

ところが2010年に完全にこのベニマツが伐採禁止となり、新たに丸太を入手することは
出来なくなりました。

ベニマツ私は工房を始めた当時からこのベニマツという木が大好きで、いずれはこの木で素敵な家具を作りたいと思っていました。(もちろんこれまでにもいくつかは作ってきました。)

ですから、私は工房を始めた当初に富山港へ行き、直径60cm級の4m丸太を4本購入しておきました。既に20年の乾燥期間を経ていますので、その点でも完璧です。

そんなわけで、今回そのとっておきのシベリア産ベニマツで2枚接ぎのダイニングテーブルを作るということなんです。先に書きましたが、今回は幅90cm×長さ190cm(板厚4.5〜5cm)という大きさのテーブルですが、まだ在庫があり、同じ(それ以上も可能)大きさのテーブルが一つ、さらに厚みが7.5cmという分厚くて幅の広い板もありますので、もっと大きなテーブル(2枚接ぎで)もできます。

ところで、このベニマツという木ですが、それはそれは素晴らしい木です。詳しくはまた次回に書くつもりです。

共同作業(草刈り)

軽トラ
話は変わります。先日の日曜日は私も所属している「農事組合法人」の共同作業(草刈り)がありました。法人が管理している広い田んぼを、みんなで一緒に草刈をします。これから秋までに3回ほど行われる予定です。

日頃はオペレーターにお任せっきりなので、こんな時ぐらいは出ていって作業をします。作業の後はバーベキューで酒盛りとなりました。

ところで、我々田舎で暮らす者にとって欠かせないのが「軽トラ」です。この辺ではほとんどどの家にも1台はあるという感じです。まさに田舎の脚ですね。

畑畑では、先日玉ねぎを半分ぐらい収穫しました。今年はまずまずうまく育ったようです。とりたての玉ねぎは辛みも少なくておいしいです。サラダ玉ねぎを薄くスライスして鰹節をかけ、しょうゆをかけて食べるとすごくおいしいです。ビールのつまみにもいいです。

jagar's garden

jagar's garden
一方、「jagar's garden」ですが、デルフィニウム、バラ、アヤメなどの華々しい花も終わりを告げようとしております。これからはハーブ、タチアオイ、ホタルブクロ、アジサイ、ダリアなどが順次咲く予定です。

それにしても一番きれいな時期を過ぎたので、来週25人ほどの見学者を迎える予定ですが満足してもらえるかどうか心配です。

皆さんには庭でお弁当を食べながら、音楽を聞いたり、歌を歌ったり、手品を見たり、ゆっくりくつろいでいただくことになっています。もちろん当工房の家具もご覧いただく予定です。

jagar's garden jagar's garden jagar's garden

さぁ、せめて草引きぐらいしておかなくては…。
 
2017.05.22
「久しぶりの…」
jagar's garden jagar's garden5月5日のオープンガーデン以来、我が「jagar's garden」は見学にみえるお客さんが多くなりました。

今日もまた電話があり、「来月5日に20人ぐらいで見せていただきに行きます」とのことでした。もちろん大変うれしいことです。恥ずかしいような素人の庭ですが、たくさんの方と交流ができることが楽しいです。

ただ…本当のことを言えば「庭は今が盛りです!」。見に来られるなら今が一番かなという感じです。現在はシャクヤクが盛りで、バラも咲き始め、デルフィニウム、オルレアなどが相変わらず賑やかで、それらを取り囲んで足元にキンセンカや(峠は過ぎましたが)ビオラ、ワスレナグサ、ミヤコワスレなどが咲いています。鉢の寄せ植えもきれいに育ってきました。水回りに植えたアヤメやギボウシも涼しげです。

庭の様子 庭の様子 庭の様子 庭の様子

バラもこれから1週間ちょっとぐらいが見ごろになるでしょう。

庭の様子 庭の様子 庭の様子

庭の様子もちろんその後もまた主役がアジサイやハーブなどへと変わっていき、ホタルブクロ、ペンステモン、タチアオイ、ダリアなども咲いて、それはそれで緑濃き夏の庭としての良さを見せてくれるとは思います。ただ、華やかな庭という意味ではやはり今が最盛期ということになるでしょう。

ところで、久しぶりに「πチェア」を作っています。この椅子は大変手間がかかり、工程が複雑です。それに各工程で「こつ」というものが大事になってくるのです。ですので、長く作っていないとそれらを思い出すのに少し時間がかかったりします。(工程を書くのも大変なので書いてはいません。体と頭に覚えさせています。)

以前このホームページに「この椅子(πチェア)のできるまで」というページを作って載せようと思いましたが、あまりにも工程が複雑で多すぎて載せることを断念しました。

そういうわけで今回も何とかようやく完成に近づきました。アームの形が少しづつ出来上がっていきます。

パイチェアの製作 パイチェアの製作 パイチェアの製作 パイチェアの製作

パイチェアの製作 パイチェアの製作 パイチェアの製作南京鉋や四方反り台鉋などの手工具はもちろん、ディスクグラインダーなどの電動工具も手工具同様に繊細に扱えなければ出来ません。

パイチェアの製作 パイチェアの製作 パイチェアの製作
パイチェアの製作 パイチェアの製作
組み立ての後も、まだ仕上げ彫刻が残っています。もうひと頑張りです。
 
2017.05.15
「畑と庭と…」
前回の里山だよりからずいぶんと時が経ってしまいました。その間いろいろなことがありましたが、工房の周りの風景は相変わらず穏やかに美しく推移しています。

畑ゴールデンウィークの初日には畑に夏野菜の苗を植えました。第一農園にはトマト、ナス、スイカ、トウモロコシ、ゴーヤー、ミニメロン、サツマイモ、ズッキーニ、まくわ瓜などを植えておきました。それから2週間ほど経って、現在はこんな感じです。
イチゴゴールデンウィークの終わりごろからイチゴも取れ始めました。ただ、猿の襲来に合って3回ほどやられてしまいました。

ですので、この頃は猿に取られる前に早めに取るようにしています。(本当はしっかり熟してから取りたいのですが、それを待っていると猿に取られてしまいそうです。)
ジャガイモジャガイモはだいぶん大きくなってきました。すでに花が咲いています。(花は千切って取ってしまいます。) 収穫まではもう少しかかりますが、楽しみです。しかし、隣の畑ではジャガイモも猿に取られたみたいで、心配です。
畑第2農園にはキュウリ、ネットメロン、大しょうが、ピーマン、ししとう、万願寺トウガラシ、オクラなどを植えておきました。それとハーブですが、ルッコラ、チャイブ、バジルなども植えました。
エンドウ現在はエンドウが盛りです。食べきれないほどたくさん実がなっています。毎日のように食卓に上がっています。私はエンドウの味噌汁(地味噌)が大好きです。
玉ねぎ玉ねぎも猿に少し抜かれましたが、被害は最小であとは何とか大きくなっています。こちらはそろそろ収穫の時期を迎えます。
曳山祭り

曳山祭り
5月3日には県内の垂井町という町の曳山祭りを見に行ってきました。なかなか大した大きな山車(だし)で、すごかったです。全国あちこちに曳山祭りはありますが、山車の上で子どもたちが歌舞伎を演ずるというのは珍しいのではないでしょうか。

聞けば、この歌舞伎を演ずる子どもたちは2週間前からほとんど学校も休んで練習を繰り返してきたとのことです。(学校は公欠扱いだそうです。)

そういう伝統が残っているのも今では珍しいでしょう。例えば演目の一つは「一条大蔵」という有名なものでした。これを演ずるのに1時間以上かかります。それをその日場所を変えて6回ほど演ずるのだとか…すごい!もちろん歌舞伎はすごく上手で、大人顔負けでした。それに可愛かったです。

プチオープンガーデン前回の里山だよりで少し書きましたが、5日には知り合いの人に声をかけたりして「プチオープンガーデン」をしました。20人ぐらいの人が来て下さり、庭で花を見ながら、ピザも食べて頂いてのんびりと過ごしていただきました。(途中から酒盛りに変わりましたが…) 残念ながら私はピザを焼くのに忙しく写真を一枚も取れませんでした。
モッコウバラ ハンカチの木モッコウバラも、ハンカチの木もオープンガーデンに間に合ってくれました。

それから10日ほど経ちますが、盛りを過ぎて散っていくものもあれば新たに花を開くものもあり、日々変化しながら庭をにぎわせてくれています。

これからシャクヤク、バラ、クレマチス、アヤメやショウブ、そしてアジサイというように主役が次から次へと変わっていきます。楽しみはまだまだ続きます。以下、庭の様子です。

庭の様子 庭の様子 庭の様子
庭の様子 庭の様子 庭の様子
庭の様子 庭の様子

ピザパーティーあと、おまけですが、ゴールデンウィークの最終日には親戚が来てピザパーティーをしました。その後先週も引き続き何人か庭を見に来て下さる人がいて、このところ忙しい「jagar's garden」となっています。
2017.04.19
「ちょこっと 〜jagar's gardenオープン〜」
工房裏手の桜 工房裏手の桜数日前までは満開に咲き誇っていた裏手の桜もそろそろ散り始め、葉桜となりつつあります。

この間当工房へお出で頂いたお客様にもこの桜の美しさを堪能していただくことが出来ました。

先日の土曜日には今年第2回目のピザ会を開催しました。久しぶりのメンバーが集まり、楽しく盛り上がりました。

ピザ ピザ ピザ

畑ではイチゴやジャガイモが順調に育っています。ジャガイモの方は第1回目の追肥、土寄せをしておきました。また、再来週ぐらいには夏野菜の苗を植える予定なので、畑に牛糞堆肥を混ぜて起こしておきました。

畑 畑 畑

エンドウ エンドウエンドウも胸の高さぐらいにまで伸びてすでにいっぱい花を咲かせています。

ゴールデンウィークの頃にはおいしいエンドウをいただけるでしょう。

ウォールナット2枚接ぎこたつ座卓工房では犬山市のお客様のウォールナット2枚接ぎこたつ座卓が塗装に入っています。現在は山口県周南市のお客様の本立てと大阪市のお客様の桜のπチェアの制作に入りました。

…ところで、こっそりと告知をします。来るゴールデンウィークの5月5日、「プチオープンガーデン(ついでにオープン工房)」をします。

庭づくりを始めて5年目になります。まだまだ胸を張ってお見せできるような庭ではありませんが、知り合いの奥様の「いいのよ、そんな立派な庭でなくても!むしろあんまり立派すぎない庭の方がいいのよ!」という声に勇気づけられて、ちょこっとオープンガーデンをすることにします。ですから、周りの景色も雑草も含めて我が庭だということで…。(汗) まぁ静かな里でしばしのんびりした時間を味わっていただければいいかなと…。

jagar's garden jagar's garden現在はこんな感じです。

jagar's garden jagar's gardenゴールデンウィークの頃にはモッコウバラが満開となるはず(?)です。

また珍しいハンカチの木は今年は少し遅れているのでどうかわかりませんが、例年ならば珍しい花(ガク?)が咲いている頃です。

庭を見て頂くことがメインですが、ピザ窯でピザも焼いて少しお出ししようかと考えています。とにかく今年はひっそりと、近隣の知人や友人に声をかけてお誘いしようかと考えています。

そんなわけで、もし他にもお越しいただける方があれば、前もってメール、電話などでご連絡いただけるとありがたいです。

「まだまだ5年目ですが… 〜jagar's garden プチオープンガーデン〜」

日時: 5月5日(金) 10:30〜16:00 ※ピザ試食はお昼頃(量に限りはあります)
場所: 半布里工房 jagar's garden

もちろん5月5日だけでなく、当工房自体はいつでもご来房大歓迎です。ただし、ゴールデンウィーク中は5月3日(水)のみお休みとさせていただきます。よろしくお願いします。
 
2017.04.04
「春先」
春の花工房の周りにも少しづつ春の花が咲き始めました。4月に入り、いよいよ春だなという感じです。

まずはスイセンなどの球根植物がいろいろ出そろい始めました。アネモネが咲き、チューリップももう少しで咲きそうです。クリスマスローズも盛りを迎えています。

春の花 春の花 春の花
春の花 春の花

スイセン畑の奥の方にもスイセンが自生していますが、庭のスイセンよりもこちらの方がよほど元気できれいです。やはり人間が触るとだめになりますね。
シャクヤク 雪柳シャクヤクが元気に芽を出し、雪柳も咲き始めました。
桜工房のすぐそばの地蔵堂の桜です。このあたりではまずこの桜が一番に咲くのですが、まだ二分咲きといったところです。
エンドウ 玉ねぎ畑ではエンドウがすくすく育っています。以前書きましたが、ほとんど全部猿にかじられてしまった玉ねぎも、元気に生き延びて大きく育っています。

ジャガイモジャガイモはすでに芽を出しています。しかし、少し早いので霜にやられてしまいます。やむなく寒冷紗などで覆っておきました。
大根やカブ大根やカブはすでに終末を迎え、花が咲き始めています。それでも大根は下半分ぐらいはまだ食べれます。例年は大半を捨ててしまいますが、今年は近所で鶏を飼い始めた人がみえるので餌として差し上げています。これで、もったいないことをしないで済みます。そのお返しと言って、その鶏が産んだ卵をいただきました。おいしくいただきました。

つくし つくし畑の脇にはつくしがたくさん出ていました。少し摘んで炒めて食べました。少しえごい(渋い?)ですが、この味大好きです。
ピザ会 ピザ会先月の20日には今年初めてのピザ会をやりました。いよいよピザシーズンの幕開けだなという感じです。
パンとローストチキンパンも焼き、ダッチオーブンでローストチキンも焼きました。妻が作ったシーザーサラダやナバナ入りのスパゲッティ―、ポテトサラダなども大好評でした。
ところでこの季節、異動や新しい仕事の始まりなど慌ただしいですが、我が家も御多分に漏れず忙しかったです。落ち着かない日々が続き仕事も停滞気味でしたが何とか再開し、進めています。お待たせしているみなさん、すみません。

ウォールナット2枚接ぎこたつ座卓ウォールナット2枚接ぎのこたつ座卓は天板の接ぎ合わせをしました。接ぎ面に雇い核(やといざね)の加工とビスケットジョイントの加工をダブルでします。
ウォールナット2枚接ぎこたつ座卓ハタガネで1昼夜締め付けます。
ウォールナット2枚接ぎこたつ座卓 ウォールナット2枚接ぎこたつ座卓ボンドが固まったら所定の寸法にカットし、表と裏そして木口の鉋掛けをします。

そして、現在は脚部の加工をしています。
 
2017.03.15
「小物作り」
畑仕事仕事に一区切りが出来たところで、久しぶりに畑仕事をしました。ずっと放っておいたので、草が結構伸びていました。玉ねぎは草に隠れて見えないほどになっていました。
畑仕事きれいに草引きをした後で、玉ねぎは猿にもう食べられないように、覆いをかけておきました。そして全体を管理機で起こしておきました。これも草対策です。
少し暖かくなってきて、庭ではクロッカス、アネモネなどが咲きだしました。庭のあちらこちらに植えたチューリップもたくさん芽を出しています。

クロッカス アネモネ チューリップ

エンドウ今年はエンドウの調子も良さそうです。
ウォールナット2枚接ぎこたつ座卓もちろん仕事もしています。これから犬山市I様のウォールナット2枚接ぎこたつ座卓の制作にかかっていきます。

まずは板を出して、木取りを始めます。
ランチョントレーちょっとその前に…香川のお客様のランチョントレー6枚を制作しています。

まずは板を半分に挽き割ります。マジックの印は「ブックマッチ」のための合印です。

ランチョントレー ランチョントレーブックマッチにして接ぎ合わせをします。
ランチョントレー所定の厚みに削り、所定の幅、長さにカットした後、すぐに表裏ともに鉋掛けをします。
千切り(チギリ)の加工 千切り(チギリ)の加工千切り(チギリ)の加工です。治具を使ってトリマーで穴を掘り、ノミで隅をきれいに仕上げます。
千切り(チギリ)の加工 千切り(チギリ)の加工穴に合わせて千切りを削り、合わせてから嵌めていきます。一日置いて鉋で削ります。
裏側の縁を斜めにカットします。赤い線は削るときの目印です。昇降盤という機械で大まかにカットした後、鉋で削ります。

ランチョントレー ランチョントレー ランチョントレー

ランチョントレー木端(こば)、木口(こぐち)も鉋で削ります。
オイル塗装最後は塗装です。今日オイルを2回塗り終えました。この後ワックスを2回ほど塗って仕上げます。

そんな感じで「たかがランチョントレー」と思われるかもしれませんが、完成までにはなかなかの手間がかかるのです。
 
2017.03.08
「結婚記念日」
ひつまぶし二十数年目の結婚記念日でした。いつもは特に何もしないのですが、急に「おいしいものでも食べに行こうか」と言って家族で近くの鰻屋さんへ行き、「ひつまぶし」を食べました。

このお店のオーナーは名古屋の名店「蓬莱軒」で修業をされた方ということです。おいしかったです
雪今朝起きてみると時ならぬ雪。春まだ遠からじですか?
さて前回の里山だよりからちょっと日が空いてしまいましたが、制作中だった学習机セット2セットもほぼ完成となりました。

引き出しの制作以下、制作の様子をまとめて一挙出しです。前回「気が遠くなりそうです」と書いた12杯の引き出しの「天秤差し(蟻組み)」加工です。

のこぎりでコツコツと挽き込み作業をします。12杯分すべての部材の挽き込み回数は、おそらく1000以上になるのではないでしょうか。さすがに肩がちょっと疲れました。

引き出しの制作 引き出しの制作 引き出しの制作
引き出しの制作ノミ作業です。同じ姿勢(作業台の上に乗り、腰を少しかがめたような姿勢)で延々何時間(何十時間?)も続けると、本当に腰が痛くなります。作業台の下には格闘の跡が…。

引き出しの制作 引き出しの制作
引き出しの制作 引き出しの制作
加工を終えたすべての部材に鉋を掛けて仕上げ、組み立てをします。
引き出しの制作 引き出しの制作1昼夜置いて、ボンドが固まったら削って仕上げ、仕込みを行います。
引き出しの制作裏側(側板と向う板との組み合わせ部)は、いつもと同じように「あられ組み」です。
つまみ 引き出しの制作
つまみも切り出し刀で削りだします。
本立て本立ても完成しました。蟻組みの部分には当て木を当ててクランプで締めますが、当て木にもちょっとした工夫が必要です。

本立て 本立て
学習机セット 引き出しかくして、最終段階の塗装も終わりに近づきました。あとはストッパーを付けるなど、仕上げをして完成。納品の時を待ちます。

ふうーっ、結構大変だった…。(-_-;)
2017.02.24
「時代おくれの新しさ」
お雛様カミさんと娘が「早くしないとだめだよ」というので、やっとお雛様を出してきて飾りました。猫のジャガーによる最終チェックも合格しました。
チューリップ クロッカス一昨日飛騨市の材木店と電話で話をしていたら、また40cmも雪が降ったとのことでびっくりしました。高山に住んでいた頃のことを思い出しました。

当地ではチューリップや球根植物が地面からむっくりと芽を出し、クロッカスもきれいに咲きだして、いよいよ春間近という感じです。

先日、何気なしにNHKにチャンネルを回したら「阿久 悠」を放送してました。既にエンディングに近かったのでちゃんと見たわけではありませんが、阿久 悠さんの書いた詩に目が留まりました。

時代おくれの新しさ

時代に遅れないように
というのがモットーで
そればかり考えて来たが
近頃になって
どうしたら上手に
時代に遅れられるだろうかと
懸命に考えている

時代という不確かなものが
まるで被害妄想のように
お色直しをくり返しているが
ずっとそれにつき合っていては
ぼくらは風邪をひいてしまうし
また
折角着たものに馴染むひまもない

だからといって
時代ばなれでいいわけではなく
走りまわる時代を
きちんと見つめながら
「勝手にジタバタしなさいよ」
ぐらいのことは言っていい段階
ということである

変わらなくてもいい変化
不必要な新しさ
人間を馬鹿にした進歩
それらを正確により分け
すぐに腐る種類の新しさや
単なる焦りからの変化には
「パス」
と叫んでも悪くない

しかし
そのためには
新しがるよりもっと正確に
時代の知識が必要になる
一歩先へ行って
時代遅れを選択する
やっぱり
幸福を考えたいから

1998年に明治大学の卒業式で学生に送られた詩だそうです。わたし、結構「パス」してます。

デスクサイドチェストの制作さて工房では学習机セットのデスクサイドチェストの制作中です。部材の加工と仕上げ、部分組立てが済み本組み立てとなりますが、その前に後からでは塗装がしにくくなる内部の部分だけあらかじめ塗装をしておきます。
デスクサイドチェストの制作組み立てにはクランプ(ハタガネ)をいっぱい使います。どこかの木工所のようにプレスがあれば簡単だろうなあといつも思います。まぁ、無いなら無いで工夫をすればいいだけの話ですが…。  
デスクサイドチェストの制作組み立ててから余分な部分をカットします。
デスクサイドチェストの制作天板も加工が終わりました。
デスクサイドチェストの制作これからいよいよ引き出しの制作に入ります。机の分も合わせて2セット分12杯の引き出しです。すべてに「天秤差し(蟻組み)」加工をします。気が遠くなりそうです(笑)
 
2017.02.17
「ジャガイモの植えつけ」
今年は暖冬だと思っていたのに全くさにあらず、1ヶ月ほどずっと寒い日が続きました。工房の薪ストーブは近年では一番の稼働状態で、在庫の薪(端材、残材のストック)のストックも乏しくなってきました。今日もしとしと雨が降って寒いので薪ストーブを焚いて仕事をしています。

でも、そろそろ暖かくなってくるでしょう。畑や野山の草花が伸び始めており、春の気配を感じさせます。

ジャガイモの植えつけジャガイモの種イモの植えつけはまだ先とのんびり構えていたのですが、たまたまJAから買っておいた種イモを見てみたらもうすでに芽が出始めていました。これはいけないということで急遽畑を準備して植え付けをしました。

詳しいことは過去の里山だより(2010年3月16日2013年3月6日)にも書いてあるのでそちらをご覧いただければと思いますが、今年も例年通り男爵の種イモを7列(約140個ほど)と、新たにお店が薦めてくれた十勝黄金という種類の種イモを1列(20個ほど)植えました。これで1年分の我が家のじゃがいもになります。

先にも書いたように種イモがもう芽を出し始めていたのでこんなに早くなってしまっただけで、もっと後の方が良いと思うのですが…仕方ありません。芋の都合です。心配なのは早く植えすぎると「晩霜」にやられちゃうんじゃないかということです。気を付けなければいけません。

さて、制作中の学習机セット2セットの方は、デスクサイドチェストの加工に入っています。

学習机セット 学習机セット机の方は天板裏の吸い付き桟の加工を終え、整形と仕上げをして完成しています。
デスクサイドチェストの加工チェストの方は部材の加工の真っ最中です。2セット分ですので部材の数も多くなります。ひたすら切って、掘って、削って、磨いて…繰り返しが続きます。
 
2017.02.10
「復活」
先週の火曜日頃からのどが痛く、鼻水が出るのでおかしいなと思っていました。それでも熱は無いので普通に仕事もしていましたが、どんどんそれがひどくなってきたので、医者へ行きました。しかし、普通の風邪と診断され薬を出されましたので、それを飲んで過ごしていましたが…一向に治りません。

そんな時に息子がやはり医者へ行き、「インフルエンザやった」と言って帰ってきました。木曜日のことです。次の日、自分も心配になって医者に聞きましたが、「熱が出ないと検査をしても無駄ですよ」と言われ、結局そのままにしていましたが症状はひどくなる一方で…からだもだるく、金曜日、土曜日と仕事になりませんでした。

そして、ついに日曜日になって熱が高くなってきました。「やはり」ということで「休日診療」に行きました。しかし、検査の結果は陰性で、一応その時点ではインフルエンザとは診断されませんでしたが、医者に「どうしますか?」と聞かれたので「状況から考えてインフルエンザの可能性が高いと思いますし、今服用している薬は一向に効かないのでインフルエンザの薬をください」と頼みました。(結局自分で診断を下したみたいな格好になりました。)

そして日曜日、月曜日と完全に休養して寝ていました。熱も高くなり汗もすごくかきました。ようやく火曜日ぐらいから仕事を開始しましたが、火曜日はさすがにまだえらかったので、早めに終わりました。そして水曜日ぐらいから何とか仕事に復帰したという感じです。結局先週の火曜日から1週間ぐらい風邪にやられていたという感じになります。

家内の実家の方の言い伝えにこんな言葉があります。

髪の毛がのびると風邪をひく

実は私は先週の火曜日に床屋にカットに行きました。最近髪の毛が伸びすぎて、うっとおしいなと思っていたところでした。そしたら風邪をひきました。これは偶然でしょうか?ほかにも面白い言い伝えはいっぱいあります。また今度書きます。

学習机セット 学習机セットさて、そんなわけで工房の仕事は停滞してしまいましたが、浜松市のH様の学習机セット2セットの制作が続いています。

部材に鉋掛けをして、整形をし、サンディングをしてから組み立てをします。

学習机セット 学習机セット天板の接ぎ合わせです。いつものように雇い核加工およびビスケットジョイントの加工をして、ハタガネで締め付けて接ぎ合わせをします。
学習机セット 学習机セット1昼夜以上(寒いこの時期は少し長めに時間をかけます)置いてから所定の幅と長さにカットし、表、裏ともに鉋掛けをします。

これから裏側に「吸い付き桟」加工をしていきます。

小箱(手許箱) 小箱(手許箱)こちらは先日の端材で作った小箱(手許箱)です。塗装が終わり、美しい木目が浮かび上がってきました。
2017.01.27
「ルーティーン」
誰にでも何がしか「ルーティーン」というのはあるものでしょう。私の場合、朝の日課は大体決まっています。「朝はパン」…なんかCMで聞いたようなフレーズですが、これはもう大学時代から変わりません。

学生の時2年ほど住んでいた学生寮の朝食は、決まって「トーストとキャベツに目玉焼き」でした。1年365日変わらずでした。その寮には留学生のアメリカ人もいて、その人たちはなぜか目玉焼きが2個だったのがうらやましかったことを思い出します。(考えてみたら完全に差別ですよね。アメリカ人は体が大きいからだとかナントカ…テキトウなことをおばちゃんは言ってました。) とにかくその時からずっと「朝はパン」です。

ストーブ

物置
工房へは朝7時ごろ入ります。工房に入るとこの時期はまずストーブに火をつけることから始まります。このところずっと寒い日が続いているので、薪ストーブが欠かせません。写真の左側のおが屑ストーブの方は最近ちょっと出番が少なくなっています。(薪ストーブと比べるとやはり火力が落ちるからです。)

薪(日頃家具作りで出る端材、残材です)は別の物置の方にストックしてあるので、そちらから持って来ます。今年は結構使いました。あと残りは20数袋となっています。このまま寒い日が1ヶ月も続くと無くなってしまいそうです。まぁ、おが屑ストーブと両方をうまく使いながらやっていきます。
研ぎ台そしてその上で湯を沸かし、研ぎ台の中に湯を入れます。(うちでは鉋やノミは毎日必ず使うので、砥石は1年中水の中に入れっぱなしです。)
畑 畑それから少し外へ出て畑や庭を眺めてきます。玉ねぎの苗がきれいに猿にやられていました。上の方だけをかじってあります。猿だけはドウシヨウモアリマセン。

コーヒータイム工房に戻り、湯を沸かしてコーヒーを飲み、少しぼーっとします。こうして1時間ぐらいかけてゆっくりと朝は始動していきます。
小箱 小箱さて前回書いた小物の制作です。まずは「小箱」。底板を張って全体を鉋掛けしてから上蓋と底とに2つにカットします。その後で内枠を取り付けます。
小箱 小箱次に外側を鉋で削って整形します。きれいな杢の板なので、できるだけシンプルに仕上げます。
小箱手掛けの部分を削ったり細かい部分を仕上げてから全体をサンディングして仕上げます。あとは塗装です。

T様やっとできました!(この里山だよりを読んで下さっているでしょうか?)
コースター コースターもう一つの「コースター」の方です。板の表の方に中心を出します。それから八角形にカットします。これはあとから轆轤(ろくろ)作業をする時に、少しでも抵抗を減らすためです。
コースター次に表側の中心に少し大きな穴をあけます。つかみを作るためです。
コースターこれから轆轤(ろくろ)作業です。まずは外形を丸くします。
コースター コースター次に裏側を削っていきます。裏側の中心には丸いつかみの穴を作り、外側を丸めて削っていきます。そして、最後はサンドペーパーをあてて滑らかに仕上げていきます。

この後、ひっくり返して表側の整形をしていくのです。(まぁ、ぼちぼちやっていくことにします。)

なんだか端折って(はしょって)書きましたが、細かいことを言えばここまででも結構な手間になります。私はこれは本業ではなくあくまでも端材、残材がもったいないので作っているというくらいですから…あまり売るつもりは無いです。またどうせ誰かに分けてあげたりしちゃうのでしょう。

でも、つくづく思いました。これを本業としてやっていくなら、何はともあれ「スピード」命だなと。
2017.01.23
「小物、小物…」
ロウバイ 一輪挿し庭のロウバイが黄色い可愛らしい花を咲かせています。少しだけ手折って玄関やトイレの中の一輪挿しに挿してみました。すると周りにすごく良い香りが広がりました。ロウバイの香りっていいものですね。

この間工房でネジなどの金物を整理にかかったところ、結構大変な手間になってしまいました。

金物引き出しの中に無茶苦茶に突っ込んであっただけなので、いざ使おうとするとなかなか見つからず、結局また買ってくるというようなことになっていたのです。とりあえず全部広げてみると結構な数になりました。中には特殊なものもあるので捨てるわけにはいきません。これでちょっとは使いやすくなりそうです。
椅子の加工 椅子の加工さて工房では北名古屋市のお客様の学習机セットが完成しました。

椅子の部材を加工します。楢(ナラ)材は堅いので座グリも結構大変です。塗装も終えました。
フックの加工 フックの加工こちらはフックの加工です。机のサイドにお客様の希望を聞いて穴をあけ、ナットを埋め込み、このフックをねじ込むようにします。

ナラ、桜、ウォールナットとついでにたくさん作っておきました。

楢(ナラ)の学習机セットかくして、すべてそろった楢(ナラ)の学習机4点セット…あとは納品の日を静かに待っています。

そしてこれから浜松市のお客様の学習机3点セット(桜とウォールナットで2セット)の制作に取り掛かります。

小箱と、その前にちょっと小物を…残材を使った小箱を作っています。捨てるのはもったいない残材を生かすためです。どのように仕上がるでしょうか?お楽しみに。
コースターまた、端材利用のために思いつきでコースターも作ることにしました。大きさはまちまちですが、良い木味のコースターになると思います。また少し轆轤(ろくろ)師になります。
 
2017.01.16
「再び、学習机のこと」
雪 雪前回の里山だよりで「暖冬」と書いたとたんに大雪です。ここ数日は我が里も雪に埋もれました。天をそしる(謗る)とこういうことになります。

全国各地の様子を見るとそれはそれは大変な被害のようでお気の毒ですが、当地はせいぜい5cm〜10cmほどの積雪でしたので大したことはありませんでした。

そんな中お友達がみえたので、雪の中から野菜を掘り出して少しおすそ分けをしました。ついでに焼き芋もしてあげました。今年は以前ビニールハウスの中に掘って作ったサツマイモ保存用の穴がいい具合で、大活躍です。

学習机セットさて、現在工房では学習机セットの制作が続いています。引き出しの仕込みまで終わり、つまみの加工をして取り付けました。
部材私の制作スタイルではいわゆる「作り置き」というのはほとんどしません。(理由はポリシーやら仕事の内容にかかわることなので、このことはいずれまた書くつもりです。)

しかし、物によっては話が違ってきて、引き出しのつまみやら、ストッパーなど(ほかに「千切り」などもそうですが)は一度にたくさん作っておきます。

部材 部材今回在庫が無くなってきたのでついでにたくさん作っておきました。ここまで作っておき、あとはその都度仕上げて使います。

そして本体の塗装にも入り、いよいよ最後のアイテムである「KOSI-KAKE」の制作に取り掛かります。

ところで…今年も何人ものお客様から年賀状(メールの年賀状もありました)をいただきましたが、その中に以前学習机を作って差し上げたお子さんからの年賀状もありました。

一人の方はすでに中学生ですので、7年ほど前に作らせていただいたことになります。この女の子からは毎年年賀状を頂きます。勉強を頑張っていることやお稽古事のフィギュアスケートを頑張っていること。昨年は中学受験の勉強に一生懸命なことが書かれていたり、今年は無事(私立)中学に合格した喜びも書かれていました。そしてその中学で部活や勉強にも一生懸命取り組んでいる様子が(もちろん写真入りで)書かれていました。

そして、現在制作中のご注文主であるお子さんからは完成を楽しみにしていること、そのお姉さん(2年前に同じように制作させていただきました)からも勉強を頑張っていることが書き添えてありました。

どの方のお便りももちろん嬉しく、一介の家具屋に年賀状をいただけること自体本当にありがたいことだと感じていますが、お子さんから頂くこうした年賀状もまた嬉しいものです。

以前書いたと思いますが、学習机は私にとってはやはり特別な家具であることに変わりはありません。引き出しの「天秤差し(蟻組み)」加工や天板の「吸い付き桟」加工など、学習机というアイテムに対しては他のメーカー(工房)ではあまりやっていないことだと思います。

結構手間がかかることなので、時には正直言って「大変だなあ」と感じることもあります。しかし、この学習机の向こう側にご注文主となるお子さんの姿を思い浮かべると、「いかん、いかん、頑張らなくっちゃ!」という気になるのであります。そういう気持ちを後押ししてくれるのが、上に書いたようなお子さんからの手紙であったり、納品時に見せてくれるお子さんの素直な喜びであったりするのです。

学習机 学習机 学習机

うちの場合は学習机もリピーターのお客様からのご注文であることが多いので、年間にそれほど多く作っているわけではありませんが、一つ一つ精一杯作らせていただいているのであります。
2017.01.10
「暖冬」
新年は1日から工房に入り、年末にやり残した片づけや整理をして過ごし、3日から本格的に仕事を開始いたしました。

学習机まずは年末から続いている北名古屋市のお客様の学習机セットの制作です。学習机とデスク下ワゴンの本体と本立てはすでに完成し、塗装を待っています。
引き出しの加工 引き出しの加工現在は引き出しの加工に入っています。例によって「天秤差し(蟻組み)」の加工です。

ところで…今までにどれだけの蟻組み(天秤差しを含む)加工をしてきたことだろう。数え切れませんが、引き出しだけでもおそらく優に100杯以上、大きな箱物本体の蟻組み(留形隠し蟻組みも含め)も40か所以上は作ってきたと思います。

引き出しの加工うちの場合は言うまでもなく、それをすべて手加工でやることにしています。ですから、やはり常にこれをやっていないと勘は鈍ってくるものと思いますが、ありがたいことに年に何回かはこの加工をする機会をお客様から頂いているので、一応腕が鈍るということは無いようです。

この引き出しの加工と仕込が終わると、次はKOSI-KAKEの制作に入っていきます。M様、もう少しです。

畑 畑話は変わり…暖冬です。当地では今年はまだ本格的な雪が降っていません。それどころか寒中だというのに春の気配を感じるぐらい暖かいです。

イチゴは昨年のうちから花を咲かせてしまっています。もちろんこの花が甘いイチゴになるはずもないので千切って取っています。ナバナもすでに花を咲かせ始めています。

庭 庭庭でもスイセンやデルフィニウムが花を咲かせています。デルフィニウムが開花していることを話したら園芸店の店員さんもびっくりしていました。

しかし、これも良いわけがありません。普通なら今はまだ地上部は枯れてしまっているようでなければいけません。

畑白菜も例年なら凍みるのを防ぐために上部をしばっておいたりするのですが、今年は全くそんなことをする必要がありません。おかしいです。エンドウや玉ねぎは順調に育っています。でも、やはりもっと寒くならないと野菜はうまく育たないだろうと思います。

さて冬の楽しみの一つは工房の薪ストーブです。薪ストーブに火をくべると穏やかな気持ちになります。そして薪ストーブで焼き芋をしたり、お餅を焼いたりして食べるとすごくおいしいです。べにはるかや安納芋の焼き芋です。どちらも甘くておいしいですが、べにはるかの方が異常に甘くておいしいです。

安納芋の焼き芋 安納芋の焼き芋 安納芋の焼き芋

焼き餅 焼き餅今年はお餅もうまくつけたみたいです。お醤油を付けて二度焼きするのがおいしいです。

そんな感じで日々を過ごしているのであります。
 
2017.01.01
「年始のあいさつ」
年賀状あけましておめでとうございます。
無垢一枚板今年は、私にとっては節目の年になります。ですから今年を再スタートだと思って、これからも少しでも長くお客様に喜んで頂けるような仕事をできるように精進していきたいと思います。
先日、知り合いの方が「佐藤さんオープンガーデンはやらないの?」と言われました。庭づくりを初めて4年…そろそろかな?果たして実現や如何に?(私次第ですね) そんな時は当然オープン工房も同時に行います。(こっちの方が大事?)

ガーデン ガーデン ガーデン

無垢一枚板また今年は注文の仕事以外にも、出番を待っている「とっておきの材料」にも日の目を見させてやるつもりです。

本年もどうぞよろしくお願いします。
無垢一枚板 無垢一枚板 無垢一枚板 無垢一枚板
無垢一枚板 無垢一枚板 無垢一枚板
 
 
 
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