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里山便り
 
 
2010.12.20
「炭焼き芋]
薪ストーブ寒くなってきました。工房では薪ストーブが活躍中です。仕事の合間にこの薪ストーブで焼き芋をして食べています。

今年はサツマイモがわりと多く収穫できましたので、いっぱい食べれそうです。先日もふかしイモにして食べました。子どもの頃は祖母がよくこれを大量に作ってくれましたので、おやつ代わりにして食べたものでした。ちょっとしょっぱいあの味は今でも覚えています。

寒さで凍みてしまわないように、我が家では大きな発泡スチロールの箱にもみ殻を入れ、その中にサツマイモを埋めてふたをし、土蔵の中に保管しています。

焼き芋さて薪ストーブでの石焼き芋ならぬ「炭焼き芋」ですが、まず新聞紙を水でたっぷり濡らして芋をくるみます。そして、アルミホイルでくるんで、よく熾きた炭がいっぱい入っている薪ストーブの中に入れます。しばらく待ち、適当なところで芋を出します。

焼き芋どのくらいの時間がかかるかというと…適当です。時にはにおいが知らせてくれる事もありますし、早く出しすぎてまだ芯が硬かったりする事もあります。でも概して、アルミホイルも少し焼けてしまって周りの皮が焦げるぐらいが一番おいしいみたいです。今回も芯までよく熱が通って、ほくほくで甘い焼き芋でした。
工房工房では年内納品の仕事に追われています。もうすぐ1年が終わりです。つくづく早いものだと感じます。
 
2010.11.29
「納品そして写真撮影」
先週の日曜日、お客様の家に大きな食器棚を納品に行ってきました。たいていの場合は、私とお客様とで二人で持てば持てるものばかりなので、あと奥さんをつれていくときもありますが、よほどでない限り人を頼むような事はありません。ところが今回の物は相当でかい食器棚であり、現場の状況によってはもしかすると大変な搬入になりそうな気がしましたので、とっておきの秘密兵器を使う事にしました。

家具の納品それは、実はいつもお世話になっている材木店のやり手の社員さんです。彼には以前も3回ほどお手伝いをお願いした事があります。その時も大変な搬入でした。何しろ名古屋の都心で車通りが多く、しかも3階まで大きな一枚板テーブルやら大きな食器棚を運び上げなければならないという時でした。

家の造りからして階段を使って搬入する事が出来ず、3階の窓から入れるしかないので、ユニックの免許を持っている彼に頼んだのでした。すぐそばに電線があったりして大変な所でしたが、うまく操作してくれて無事搬入ができました。大助かりでした。というわけで、今回も彼にお願いして搬入となりました。(今回はユニックは使いませんでしたが。)搬入は思ったよりスムーズに済み、組み立ても無事終わりました。

食器棚ところで、この食器棚、一度工房で組み立てて写真を撮ってみたのですが、場所も場所だけにあまり良い写真になりません。おまけに光の加減も悪く、私の写真撮影の技術の乏しさもあって、せっかくの食器棚なのに良い写真になりません。この通りボケボケです。そこで、納品の時にもう一度ちゃんとした写真を撮ろうと思い、デジタル一眼カメラを持って行きました。

さて写真撮影にかかりましたが、ここでもう一度彼にお願いして撮ってもらいました。すると、やはり違いますね。何やら「感度(ISO)を低くして撮るときれいに撮れます。ただし、シャッタースピードが遅くなるのでブレやすいですけど」という事らしい。

食器棚 食器棚 食器棚

食器棚この写真なんかは雰囲気もあってグー!やはり今の私にはこんな写真撮れません。それにしても、せっかくいいカメラ(といってもそんな特別なカメラじゃないです)を持っているのに宝の持ち腐れですね。やっぱり、もう少しカメラの勉強をしなきゃいけませんね。どこかのカルチャー教室でやっているカメラ講座でも行ってきますか。それとも、誰か講座を開いてくれませんかね。
2010.11.25
「携帯、ケイタイ、そして"現代用語の基礎知識"へ」
携帯電話 携帯電話わたしの携帯はご覧の通り、はげはげのいかにもみすぼらしい物です。

でも、仕方ないんです。というのは…普段はいつもズボンのポケットに入れて工房で仕事をしています。そうすると、木の屑やら埃などがポケットの中にいっぱい入ってしまいます。

時には、メジャーやねじやいろいろなものを一緒にポケットに突っ込んでしまいますので、ポケットの中はガチャガチャとぶつかり合い、そして携帯は無残なあり様になってしまいます。

妻や子どもたちはずいぶん前から「恥ずかしいから携帯を替えたらどう?」と言ってます。確かに最近は、人前で使う時はこっそり隠れるようにして使っています。でも新しいのに替えても又どうせ同じ運命になると思うとその気になりません。

ところが、です。最近流行りのあれ、「スマートフォン」ってやつ?あれが欲しくなってしまいました。

「iphone4」カッコイイよね。それに最近「アンドロイド」なる物が続々登場して、どれもかっこいい。「Blackberry」?なんだか「出来るビジネスマン」っぽくて、かっこいいよねえ。確か、映画「M-I 3」だったか、トム・クルーズがそんなのを使っていたのを見て、かっこいいなあと思ったものでした。

どうやら、インターネットも見れるし、パソコンのメールが出来るらしい。家にいなくても「お問い合わせ」が確認できるし、返信もできるぞ!それにyou-tubeも見れるし、そのほか便利な「アプリ」ってやつがいっぱい出てるらしい。それを持って町を歩けば、「おいしいうどん屋さんはないかなあ」なんて思った時にさっと地図で調べられるなんて事もできるらしい。

昔から「電気」に弱いくせに家電大好きなわたしは早速「○'s電気」へ…そこで、携帯コーナーへ。見ていても分からないから、すぐにそばにいた「お姉ちゃん」を呼んで、

「すみません、ちょっといろいろ教えてほしいんですが」
「あ、どうぞ!」
「あのお、実はスマートフォンに興味があるんですが、携帯関係については全くどシロウトなので、いろいろ聞いていいですか?」
「ハイ。何でしょうか?」
「この機種とこの機種はどんなところが違うんですか?」
「こちらはwi-fi環境のあるところで…ホワイトプラン…ウィジェット…Flash…有機EL…and so on…」
「ああ、そうですか。なるほど。(おいおい、さっぱり何言ってるんだか分からんぞ!)」
「僕の場合は携帯は通話だけなんです。携帯メールはしないし、iモードだって使った事はありません。そうすると僕の場合、どの会社のどの機種を使ってどういう料金体系が得でしょうねえ。」

ここまでくると、さすがに「お姉ちゃん」の様子も変になってきます。(やっぱりね。そろそろ潮時かな。もう一度出直した方がよさそうだな。)結局何も決まらず、店員さん泣かせの困ったお客さんになっただけで、自分の知識の無さをあらためて認識したわけです。

現代用語の基礎知識 そこで思いました。「もう少し勉強しないと。」…というわけで、本屋さんへ行き、購入した本は「現代用語の基礎知識」(おい!そこからかよ!)

この本で一から勉強しなおそうというわけで、ペラペラとページをめくります。そもそも「スマートフォン」って何?「アンドロイド」って何?…ああ、そういうことか!「ウィジェット」ってそういう意味だったの?

やはり、当分新しい携帯は持てそうもありません。情けないオチでした。
2010.11.09
「思わぬ木工体験?」
座刳り一昨日の日曜日、お客様がお越しになりました。πチェアをご注文頂いたお客様です。ご夫婦と娘さんの3人でそれぞれがお気に入りの材質でご注文を頂きました。そして以前から「座刳りの作業の際に工房へ行きます」というお約束でしたので、来て頂きました。

木くずや埃が舞う中、座刳りの作業を目の前で見て頂きました。そして、実際に座って確認をして頂きながら掘り進めていきました。

四方反り台鉋の仕上げ 四方反り台鉋の仕上げ仕上げの「四方反り台鉋」による削り作業の工程では、お客様にもちょっと体験をしてもらいました。「刃が当たらないよ、難しいよ…」と言いながら、それでも珍しい体験に楽しんで頂けたようです。

ところで、結構時間がかかる事ですから、あらかじめ「覚悟してゆっくり過ごすつもりで来て下さいね、それと汚れてもいい服装で来て下さい」と伝えてありました。ずっと見ているだけでは手持無沙汰になるといけませんので、急きょ簡単な木工体験をしてもらう事にしました。

彫刻天気もいい事だし、工房の外にテーブルを持ちだし、ベニ松で作った小さな木の箱にナイフで彫刻をする体験をして頂きました。初めにナイフの使い方やけがをしないための注意点をお教えして、あとは好きなように模様を掘って頂きました。

これも思わぬ体験という事で喜んで頂けたようです。娘さんはこの箱の中に座刳りで出た桜やナラ、ウォルナットの鉋くずを詰めてお持ち帰りとなりました。

気持ちの良い季節に、里山自然の中でプチ木工体験…ちょっといいかも?みなさん、そして当工房のお客様、ご希望やアイデアがあれば是非お聞かせ下さい。
 
2010.09.16
「日常が戻った」
秋空

秋空
猛暑の夏も終わり、先週ぐらいからようやく秋らしくなってきました。朝晩は涼しさを感じるようになり、エアコンに頼らなくても過ごせるようになりました。昨日などは空も秋らしい青空で、筋雲やうろこ雲が見られ、とてもきれいでした。

猛暑の間は本当に仕事もはかどらず困りました。というのは、体力的な疲労感は勿論ですが、それだけでなく、この異常な暑さで製作した部材にも影響が出てきてしまうからです。最近になってようやく日常の仕事ができるようになったという感じです。本当に今年は異常な夏でした。

箱物部材今工房では、今年最大級の大物の製作にかかっています。箱物ですので部品の数も多くなります。おそらくすべてを数えると150から200個ぐらいの数になるのではないでしょうか。

箱物部材 箱物部材 箱物部材

箱物部材どの部品をどこに組み合わせて…と、まるでパズルのようです。間違えないように様々な印を付けて覚えておきます。この仕事は、あの猛暑の中では(部材も狂い、頭も狂いそうになり…)絶対出来なかったでしょうね。

さあ、エンジン掛けて頑張らないと…M様、ご依頼の品は少しづつ形になって行っています。来月の完成まで今しばらくお待ちくださいね。
 
2010.09.01
「少し遅い"残暑お見舞い"」
今日から9月になりますが、相変わらず真夏の暑さが続いています。少し遅いですが、「残暑お見舞い」を出しました。

残暑お見舞い

今年は例年以上に暑く、ばて気味です。みなさん、体に気を付けて頑張りましょう。
2010.07.16
「πチェア」
先日はるばる静岡からお客様がいらっしゃいました。お父さんと小学生の娘さんの2人連れです。

πチェア

πチェア

πチェア
以前にメールで、「現在椅子の購入を考えいろいろなHPを見て回っているところです。貴工房のCHR001(πチェア)が素敵と思いました。検討のため価格・納期などお知らせいただければ幸いです」というお問い合わせをいただきました。今回、実際に座り心地を確かめるためにお出でくださったというわけです。

お話を聞きますと、家族3人それぞれが自分の気に入った椅子を探しているとの事。「今日は奥様はいらっしゃらないのですか?」と聞きますと、「妻はすでにアンティークショップでトーネットのアームチェア(※トーネットのアームチェアと言えば言わずと知れた名作椅子です)を見つけ、購入してしまいました」との事でした。

既にいろいろ研究をされているようで、ウェグナーの椅子もよくご存じでしたし、他の工房へも行ってみえたようでした。東京の有名な家具店KのAという椅子やら、飛騨高山の老舗メーカーH産業のCなども 候補に挙がっているようでした。

「今日はまた帰りにH産業の椅子を見に行ってきます」との事でした。そんな中に当工房のπチェアも候補に加えて頂いて大変うれしく思いました。

ギャラリーで実際に座ってみられ、ひっくり返して裏を確認されたりなど、細かにご覧頂きました。娘さんには「(手触りが?)つるつる!」という評価を頂き、お父様には「座りやすい。やはり実際に見ると、作りが(他と)全然違うのがわかりますね」と好評価を頂きました。

ゆっくり見て頂き、いろいろお話もできました。その上で、私の方からは(いつも言う事ですが)、「どうぞ他のメーカーや工房の椅子をいろいろ見て来てください。その結果、うちのが選ばれるならばそれこそうれしいですから」と告げました。そして、お客様はお帰りになりました。

そして数日経って、メールが来ました。「先日はご丁寧な説明を戴きありがとうございました。πチェア、大変しっかりとした作りに心が大きく揺さぶられました。娘はチェリーで決めた!一緒に年を取っていく!!と心決まったようです」という内容でした。

お父様は座刳りについて「自分のお尻に合わせて座りやすいように調整してもらえますか?実際に工房へ伺えば座繰りを調整してもらえますか?それと、ウォールナットは経年変化で色が抜けるという事ですが…」とのご質問というか、ご不安があったようなので、「勿論、来て頂ければその場で削って調整できますよ」というようなお返事を差し上げました。

その結果、πチェア購入を決めて頂く事になりました。うれしい事に、お父様と娘さんだけでなく、奥様まで「自分たちだけ特注椅子なんてずるい!」というような事で、一緒にご購入頂く事になりました。材質は、娘さんがチェリー、お父様がウォールナット、奥様がナラと三者三様です。それも楽しいと思います。

πチェアを作って約6年、徐々に進化しつつ、おかげさまでたくさんの人に購入して頂きました。中には、千葉県からわざわざこの椅子のためだけにおいで頂いたお客様もありました。

カウンターチェア 椅子は難しいです。自分の納得のいくデザインや構造を実現するにはかなりの時間と試行錯誤が要ります。

本日、新作カウンターチェアが完成しました。自分なりにまずは満足いく物になったと思っています。

だけど椅子は難しい。たかが椅子、されど椅子…です。でもまた多くの人に選んで頂けるような椅子を開発していきたいと思います。
 
2010.07.05
「日常」
工房内の温度本日、只今午後3時現在の工房内の温度は38℃にも達しようとしています。全く暑いです。少し動いただけで汗だくになり、ともすると頭がぼーっとなってきそうです。

7月に入ったばかりでこんな調子では、一番暑い時期になるとどうなっちゃうんでしょうか?数年前からことのほかこの異様な暑さを感じるようになり、さすがにクーラーを入れようかと思うようになりました。

スポットクーラーそしてついに買いました。スポットクーラーです。いやあ、実に快適!休憩の時に一気に体を冷やすと、生き返ります。これで暑い日中も仕事がしやすくなります。こんなことならもっと早く買えばよかった。

それより先に買うものがあるだろうって?いやいや、私どもは体が資本ですから。倒れてしまったら一巻の終わりです。機械より何より、まずは体です。20代、30代の若さなら、こんなことは考えなかったでしょうけど…。

ところで、ずいぶん久しぶりの里山便りです。畑の方もだいぶん様変わりしました。総括すると、今年も(昨年に引き続き)不作です。これだけ雨が多く日照時間が少ないとやはりだめです。みなさんそのようです。

 赤いハンカチの木おまけに猿の被害が甚大です。電気柵はさほど効果がありませんでした。結局どこからか猿が中に入っているようです。
畑の猿対策 畑の猿対策結局野菜それぞれに覆いをかける事になり、これは野菜の成長にも影響を与えるだろうと思います。それでもスイカがすでに3個ほどやられました。

でも、何とかイチゴも食べる事ができ、ジャガイモも例年並みに収穫ができました。最近はきゅうり、なす、ミニトマト、トマトなどが獲れ始めて食卓に上がっています。味の方はいつものように、すごくおいしいです。

来年はもう一度猿対策を練り直して、出直しです。
 
2010.05.06
「ハンカチの木」
工房の前にちょっとした樹木の庭があります。今は亡き母が大変花や木が好きだったもので、色々な花木を植えていました。花ミズキ、こでまり、むくげ、紫式部、白式部、都忘れ、スイセン、チューリップ、どうだんつつじ、その他色々です。(すみません名前が分からないんです。)中にはめずらしい花もありましたが、母が亡くなって後に私がちゃんと手入れしないものだから、咲かなくなってしまったものもありました。

ハンカチの木そんな中に「ハンカチの木」があります。花弁のようなものが白いハンカチに似ていることから名づけられたようで、大変珍しい木のようです。新聞の記事に載ったりする事もあるみたいです。今がその最盛期で、多くの花弁(みたいなもの)がきれいに咲き誇っています。

白いハンカチの木 赤いハンカチの木しかもうちのは白と赤の2種類があります。赤の方はなかなか咲かなかったのですが、昨年ぐらいから咲くようになりました。

実はこれを植えたのも母なんですが、残念ながら母は生前にはこの姿を見る事はできませんでした。今生きていたら大変喜んだに違いありません。

畑の猿対策さて、暑いゴールデンウィークでしたが、この間に例年通り野菜の苗の植え付けもしました。そして、猿対策として畑全体を完全に柵で覆ってしまいました。下は網で囲い、その上に電柵をつけて、これでもうばっちり…のはず…たぶん…まあちょっとかくごはしておけ?

いよいよこれから楽しみな野菜の季節が始まります。
 
2010.04.26
「ジャガイモのこと」
花ミズキ 溝さらえ 庭の花ミズキがきれいです。どうだんつつじやむくげなどの木の新芽もかわいらしく顔を出しています。

昨日は暖かい一日でしたが、毎年恒例の町内の行事で土地改良区の用水の溝さらえと「お日待ち」(要は酒宴です)がありました。

しかし、昨日は例年になく話題が「猿の被害」の事ばかりです。みなさん、本当に困ってみえます。町の方へお願いを出す事が正式に話し合われましたが、おそらくこれといった効果的な対策は取ってもらえないでしょう。結局各自で自衛するしかないのではないかと思っています。

ジャガイモの芽さて、ジャガイモのその後ですが、地上に芽が出始めて少し大きくなったところでまず最初の作業をします。4本も5本も出てきますので、そのうち元気そうなのを2本選んで、あとの芽は手で抜き取ってしまいます。

これをせずに放っておくと、小さなイモがいっぱいできてしまいます。少しでも大きな芋を育てるためです。こうしてまた少し日がたって、芽が15センチぐらいに伸びたところで、1回目の「中耕、追肥」を行います。

ジャガイモ ジャガイモ畝の肩の所に肥料をぱらぱらと撒きます。そしてこの肥料を土と混ぜながら、同時に株の根元に土を寄せてやります。この作業は半月ほどしたらもう一度行います。順調な生育を促すためにはとても大切な作業です。

こうしてジャガイモは成長していきます。
 
2010.04.19
「清水寺そして梨割り山トレッキング」
先週の水曜日は「美濃西国三十三観音御開帳」のお堂当番でしたので、一日中清水寺にいました。子供の頃ここは遊び場の一つで、境内や石段を走り回って遊んでいたものでしたが、お寺の事は何も知りませんでした。今回めぐり合わせで、たまたま総代になったおかげでこういう機会に恵まれ、清水寺の事を少し深く知る事ができました。

一日中ずっとお堂の中で参拝に見える方のお世話をしながら、お年寄りの方からこの寺の事を詳しく聞く事ができました。すると、今までは知らなかった事が次から次へと出て来て、また不思議な感覚にもなりました。

まず、このお寺の成り立ちですが、非常に簡単に言うと次のようになります。およそ1200年前、延鎮という僧が夢に出た観音様の教えに従って京都へ行き、そこで出会ったある僧侶に頼まれてそこで庵を守り、結果京都の清水寺を開山し、征夷大将軍の坂の上田村麻呂に建設させました。

この延鎮が2年後、その僧侶を追って東国へ旅をすると、我が清水寺のある山の上に一筋の光が見えたそうです。それを頼って行くと、あの時の僧侶に出会いました。そこで延鎮はこの僧侶こそ生きた観音様に違いないという事で、この地に庵を開き、また坂の上田村麻呂を呼んでお寺を建てました。それがこの清水寺です。ですから、京都の清水寺とは本当の意味で兄弟寺という事ができます。

十一面観音 十一面観音 又、ご本尊の「十一面観音」は国の重要文化財で、これはあの「宇治平等院鳳凰堂」の阿弥陀如来像を作ったという「定朝」の作という説が有力です。ひのきの一刀彫で素晴らしいものです。
日切地蔵 毘沙門天ご本尊の両脇には「日切地蔵」と「毘沙門天」が祭ってあります。「日切地蔵」とは、自分でいついつまでと日にちを決めて、その日までに願い事がかないますようにとお祈りをすると、その願いをかなえて下さるというありがたいお地蔵さまです。早速私も日にちを決めてお願いをしておきました。何のお願いかは言えませんが…商売の事?いいえ、違います…。

ところで、ここにずっといますと、不思議な気持ちになります。まず、参拝にみえる方が一様に同じ事をおっしゃいます。本堂でご本尊を拝まれると、みなさんが「あっ、鏡みたい!自分が写ってるかと思った」と…そして、「ここの観音様が一番素晴らしい」など。

私も思うのですが、日本広しと言えど、重要文化財のご本尊を、そのお堂の中に入り込んで隣に座り込み、手を伸ばせば触れる距離で見せて頂ける所はあまり無いのではないでしょうか。中にはそばに何時間も座り込んで、お堂番の方と話して行かれる方もありました。

中には、以前日切地蔵さまにお願いをしたところ再就職がかなったという事で、この期間内に5回も参拝に来て見える若いご婦人も見えました。そういう方が多いのです。私は特別信心深い方ではありませんが、このお寺の持つ不思議なパワーを感じました。

境内の滝 パワーと言えば、最近は「パワースポット」流りですが、ここもマイナスイオンがたっぷりの、いわばパワースポットだと思います。境内にはいつも清涼な空気が充満しています。きっとこの境内を遊び場としてきた(私たちのような)地元の子供たちも、知らず知らずのうちにこのパワーを受けて育ってきた事でしょう。
梨割り山遊歩道 ところで、この清水寺の裏から「梨割り山遊歩道」が整備されています。遊歩道といっても結構大変な山道ですから、ちょっとしたトレッキングになります。天気も良いので、ちょっと行ってみました。
工房 工房 山頂からは富加町を一望できます。ちょうど我が工房の裏山のあたりなので、眼下には工房も良く見えます。

最近購入したデジタル一眼レフ300倍ズームで工房を狙ってパチリ!「うんうまく撮れた!」 うららかな春の一日を気分良く、健康的に過ごす事ができました。
 
2010.04.13
「田舎の暮らし(続き)」
田舎暮らし実は最近、近所でご不幸がありました。私は同じ班だったので(この地域のしきたりで)2日間役に出ました。主に受付の仕事です。今は葬儀と言うとどの家でも葬儀場(セレモニーホール)で行われるようになりましたからずいぶん簡単になりましたが、ほんの数年前までは自分の家で葬儀を行っていましたから大変でした。

この場合は、町内の人全員で葬儀のお手伝いをします。葬儀当日は町内全員が一日中仕事を休んでお付き合いとなります。朝から全員で当家にご挨拶に伺った後、分担して仕事を進めます。

「野の人」…昔、土葬をしていたころは町内の人で墓穴を掘っていました。土葬をしなくなっても、その代わりお墓を掃除したりする仕事をしました。野の人に選ばれると葬儀の間中は皆から最高位の扱いを受けます。

「六地蔵、花筒、水筒作り」…裏山から竹を切ってきてこれらを作ってあげます。

「おとき」と言われる料理の準備…ご当家や親類の方々の食事の準備をしてあげます。勿論自分たちの食べる分も。ですから相当の量になります。集会場の調理場だけでなく庭に「はそり」を持ち出し、大きな鍋をかけて大量に味噌汁やら煮物を作ります。(男が作るのですが、これがすごくうまい!大量に作るからでしょう。)その他「しきび」を取ってきたり、勿論「受付」の仕事などもあります。

葬儀が終わると、集会場で当家や親類の食事のお世話をし、そのあとで逆に当家や親類の方々から食事とお酒の接待を受けます。又その後で当家に全員が上がって、宗派に関係なくお経をあげます。こうして2日間のお勤めが終わります。いやはや大変でした。勿論一番大変なのは当家に決まっていますが…。

田舎で暮らすという事はこういう行事やしきたりも甘んじて受けなければなりません。いわゆる「付き合い」っていうやつです。最近は(よそから来た人などがとくにそうですが)「信教」の理由やら「仕事」の都合やら、とにかくいろいろ理由を付けてこういう事に参加されない方が増えてきました。毎年決まった町内行事の日に、決まったように旅行に出かける人がいたりして…私はそれはどうかと思います。田舎に暮らすならそれは覚悟の上で暮らすべきだと…。

たとえば「役」一つとってもそうです。田舎では様々な団体からさまざまな役が回ってきます。とくに私の町内のように小さな自治会ならなおさら役は多く回ってきます。毎年です。役のない年なんてありません。私も今までに(この12年ほどの間に)保育園の保護者会長、小学校の委員長を2回、中学校の委員長を2回、スポーツ少年団の育成会長、町内の自治会長、体育委員を2回、自治会会計、子供会の育成会長を2回、土地改良組合長、工区役員、社寺総代、班長など数回、その他いろいろ…あげればきりはありません。こういう事は避けては通れません。役が当たった以上は地域のためにできる限り誠実に仕事をするのが筋です。それをやっつけ仕事で済ますなんて事は田舎では通らない事です…それが本当だったんですけどね…中には…。

田舎暮らし 田舎暮らし 田舎暮らし

「田舎暮らし」というのはただ単に田舎の美しい自然や暖かい人情を無償で頂いて暮らすという事じゃあないんです。田舎には田舎の暮らし方があるんです。それができない人は田舎に暮らすべきではありません。田舎で生きていく覚悟がある人だけが、田舎の美しい自然や暖かい人情の恩恵を享受できるべきなんです。

田舎暮らし※ 右の写真は4月11日に「春の祭り」で行われた「田の神おどり」(重要無形文化財)です。
2010.04.07
「美濃西国三十三観音御開帳、そして田舎の暮らし」
お寺の桜

善の綱
日本全国、桜の美しい季節になりました。工房裏手にあるお寺の桜も今真っ盛りです。

ところで現在、このお寺を含めてこの地方の三十三観音霊場では6年に一度の「御開帳」という催しが行われています。お寺の参道には「幟(のぼり)」と「善の綱」が飾られ、にわかに賑やかな感じになっています。私も幟と善の綱をあげさせて頂いていますが、毎日のように大勢の人が観光バスやら自家用車でいらっしゃいます。

※「善の綱」… 一人分が8mほどの長さのさらしの布を全員の分つないだもので、これを飾ると現生で徳を積んだ事になり、死後「閻魔大王」の前での判定の際に証拠の品となり、天国への道を保障されるものだという。(地元のお年寄りの話)

清水寺 清水寺 同じ地区内ですが、少し離れたところにある「清水寺」というお寺でも同様の事が行われています。このお寺は訳あって檀家を持たないお寺なので、昔から宗派に関係なく地域の人々が協力して守っています。

毎年各自治会で役員(総代)が決められ、行事などのお世話をします。たまたま今年は私がその役に当たり、ちょうど6年に一度の御開帳の年で大当たりとなりました。

清水寺 清水寺 3月から数日をかけてこの準備に出かけて行きました。山の中から竹や木の杭を切りだし、幟を立て、善の綱を張りました。また地域の方々の家を回り協力を募りました。仕事柄頼まれて「開帳」という看板を作らせて頂きました。勿論ボランティアです。

80歳近いご高齢の方々が中心になって指導されるもので、その準備などは昔ながらのやり方で行われました。何というか、スローなテンポで…こんな感じは久しぶりに味わいました。

このごろは地域の行事を行うにも、やはり時代の流れで「合理的に」となりますから、みなさんできる限り無理をしないように、無駄を省いて…という感じになります。でも昔は違っていたようです。娯楽といっても今のように大してありませんでしたから、たまに行われる地域の行事は言わば娯楽のようなものでもありました。準備をしながら皆で話したり、ごちそうを食べたり酒を飲んだりと…楽しんでやったものでした。朝から晩まで一日中なんて当たり前の事だったようです。

今回も実はそんな感じの準備の仕方でした。朝8時半ごろ(大体そんな頃)に集まり、まず火を焚いて温まり、お茶を飲みながらしばし歓談。ぼちぼち始めますかという長老の言葉で、準備にかかります。2時間ほどすると、またお昼休憩。そして奥様方が作ってくださった豚汁や漬物などを含めて仕出し料理を頂きます。

当然の事のようにお酒とビールが出ます。(また車の運転をしなければいけないのでと言ってお酒は断るのですが…。)昔の話やら地域の言い伝え、最近増えた猿の事やらその他興味深い話も聞きながら、長いお昼ご飯となります。それからまた続きの仕事を始めます。こんな感じで進んで行きます。

(次回へ続く)
2010.03.23
「学習机」
学習机時節柄、学習机の納品が続いています。4月の新入学を前にして、希望に胸ふくらんでお待ちになっている事と思います。何とか間に合い、まずはほっと胸をなでおろしています。

納品にお伺いすると、ご注文頂いた親さんはもちろん、新一年生のかわいらしいお子さんが大変喜んで下さるので、本当にうれしく感じています。どのお宅でも、設置すると早速机の前に座ってなでまわしてみえます。

金メダルあるお宅では、女の子が「金色のシール」を2枚持ってきて、私に「ハイ」と言って下さいました。すぐには何の事やら分かりませんでしたが、「金メダル」という意味だったようです。一枚は以前納品させて頂いたダイニングセットの分、そしてもう一枚は今回の学習机の分です。 「よくできました」という意味での金メダルシールだったようです。かわいらしいお礼の気持ちの表し方にうれしくなりました。

ご両親と座って雑談をしていると、今度は何やら紙に絵を描いて見せてくれました。見ると、私の顔と学習机の絵が描いてありました。お子さんの素直な喜びが感じられ、大変うれしく思いました。

金メダル又、あるお宅では、設置させて頂き、お茶を頂いて雑談をする中で親さんの喜びの言葉を頂きました。そして帰ろうとすると、かわいい女の子から手紙を頂きました。まだ1年生になる前なのに、一生懸命上手な字で、かわいらしいお礼の言葉が書かれていました。本当にうれしく思います。又、こんな手紙をかわいいお子さんから直接頂き、内容を読みますと、つくづく一生懸命作らなくてはいけないなと感じます。間違っても手抜きなどはできないなと…。

我が子供たちにも私の作ってあげた学習机がありますが、本当に大喜びしていた事を思い出します。机の中に鉛筆をしまったり、ファンシーグッズをしまったり…上の娘はとくによく使っていました。下の息子は、大喜びで机の上に登り、飛び降りたり、ブリッジをしたり…彼らしい喜びの表現をしてました。

やはり、学習机というのは特別な感じがします。無限の可能性を持っている子供さんの使われるものですから、単に「字を書いたり本を読んだりするための道具としての家具」というだけではない何かを感じるのは私だけでしょうか?きっとこれから先、この場所で、勉強はもちろんですが、悩んだり、闘ったり、喜んだり、さまざまな青春や人生のページを綴っていかれる事でしょう。(オッと、ちょっと格調高くなりすぎたかな?)

いや、実際に納品させて頂いて、こうして使われるお子さんに会ってみるからこそ、そういう事を感じるのでしょうね。(やはり直接納品する事はいろんな意味で大事ですね。)これからも学習机、作りますよ!積極的に!
2010.03.16
「ジャガイモの植え付け」
先週の金曜日(3月12日)、ジャガイモの種イモを植え付けしました。本当はもう少し遅くやる予定でしたが、あわててやりました。理由は3つ。

1つ。このところ雨が断続的に降り続き、土が乾く間もないのです。週明けにはまた雨が降るとの予報でしたので、このままだといつまでたってもやる時がなさそうです。そこで、2日ほど晴れが続いたので…エーい、やってしまえ!それにしても、変な気候ですなあ。

春到来2つ。例年、植え付けは春のお彼岸前後と決めていたのでのんびりしていました。ところが、種イモをふと見てみると、何としたことか!いつになく芽が伸びすぎて来ていたのです。もちろん、種イモは蔵の中(暗く室温が比較的一定したところ)に置いておいたのですが…。

昨年まではこんなことはなかった。やはり暖かいんですね。異常な気象です。あまりに芽が伸びていると生育がうまくいかないこともあるようで、今年はうまくいくか心配になりました。

3つ。近頃というかここ数年の家庭菜園ブームで、ホームセンターや花木センターなどにも野菜の苗がいっぱい売ってあるようになりました。(以前は苗屋さんに行って買っていたのが普通ですが…。)しかも、いつの間にかどんどん速く出回るようになっています。

ジャガイモなどは1月に植えようが2月であろうが3月であろうが、いつ植えても結局実のできるのはほとんど同じ時期なのです。あわてる必要はないのに…逆に、あまり早すぎるとまだ寒かったり雪が降ったりして良くはないと思うのですが…。まるでみんなが競い合うかのように早く植え付けをしているような気がします。12月に植える人もいたりして…。

ジャガイモに限らず、夏野菜の多くにもこのようなことが言えます。トマトやナス、きゅうり、スイカその他多くの夏野菜は、大体ゴールデンウィークの前後に苗を植え付けるのが常でした。あまり早すぎたりすると晩霜にあったりして良くはなかったのです。あわてる必要はないのです。ところがここ数年見ているとみなさん早い早い!

私のように昔のようなやり方をしていると、苗を買いに行くともう売り切れているなんてことが起きかねないこの頃です。…で、結局ジャガイモの種イモも早めに買っておいたというわけ。結局、仕方なく少し早目の種イモの植え付けとなったのでした。気候の変動で全てが早くなってしまったと考えるべきか、それとも人間がせっかちに、競争的になってしまったと思うのが正しいのか…分かりません。

ところでジャガイモの種イモの植え付けですが、私のやり方はずっと一緒です。もちろん、今はいろんな情報誌やらインターネットで調べれば、やり方は簡単に分かりますが、私のやり方は、祖母から習った昔ながらのやり方を変わらず続けています。

1.冬のうちにまず石灰を撒いて土に混ぜ、土を中和しておきます。富加町JAの豚糞堆肥を軽トラいっぱい積んできて土に混ぜくっておきます。連作被害を防ぐため昨年と同じ場所には絶対植えないようにする事は言うまでもありません。

2.JAの「アズミン苦土石灰と化成肥料8-8-8」を畑に撒き、管理機で良く起こして混ぜます。これは徹底的にやります。できる限り深く、土がふわっとなるぐらい柔らかくおこします。(「化成肥料」と「有機肥料」については又いつか書きたいと思っています。)

3.種イモを芽の出方をよく見て半分に切り、切り口には藁灰をつけておきます。(本当はこの状態で、切り口が乾くまで1、2日放っておくといいです。)

いなか舎(や)てくてくめぐり

いなか舎(や)てくてくめぐり

学習机
4.70〜80cmほどの間隔で畝を作り、その畝の最下部に穴を掘って、種イモを植えます。(ちなみに、この畝を作るときに使っている目印のひもは祖母から受け継いでいるもので、何でもないものですが、もう何十年も使っているものです。)

ジャガイモは、種イモの上にいくつも芋ができてきますので、この先2、3回追肥を兼ねて土寄せをし、この上に盛っていくのです。

初めに大きな畝を作る必要はありません。だんだん大きくなっていくのです。芋と芋の間隔は大体移植ごて1個分ぐらいです。

とりあえずはこうしてジャガイモ作りが始まります。うちでは毎年7、8本畝を作り、種イモを140〜160個植え付けます。順調に育てば6月にはここから800〜1000個のジャガイモができます。それを蔵の中に保存し、ほぼ1年間食べます。

今年もおいしいジャガイモができることを願っています。唯一つ気がかりは猿です。さあてと、どうするかなあ…。
 
2010.03.02
「早春の一日を "いなか舎(や)てくてくめぐり" で」
春到来工房の周りや畑には雑草が息を吹き返し、梅や桃の花も咲き始めました。暖かくなってきました。春到来です。
いなか舎(や)てくてくめぐり

いなか舎(や)てくてくめぐり
地元の有志で企画され、毎年行われている「いなか舎(や)てくてくめぐり」というのが今年も開催されます。ひょんなご縁から協力をさせて頂く事になり、このイベントに参加しています。

富加町内のギャラリーやお店を見て歩きながら、ゆっくり早春の田舎を味わってもらおうというものだと思います。多くは町内の方々が趣味のものを集めて自宅に並べ、飾ってみて頂くというものだと思います。時節柄お雛様も多いようです。中には造り酒屋などもあります。

富加町はこれといって何も無いところですが、のどかな里山をゆっくり歩いて回って頂くと「なかなか良いところだなあ」と思われるかもしれません。良かったらどうぞ。(期間中、開催日はそれぞれがバラバラです。当工房は一応3月6日と13日のみとなっていますが、主がいる日はOKです。)

学習机ところで、工房ではご注文頂いている学習机の制作の真っ最中です。今月中旬の完成を目指してあともう少しです。お客さま方、しばしお待ち下さい。
 
2010.01.25
「自然との格闘」
土方作業この2日間ほどは野良仕事デーとなっていました。前から気になっていた事をやっていました。裏山の藪や隣の耕作放棄地から伸びてくる、竹の根の侵入を食い止めるために囲いを作ることです。

ホームセンターでちょうどよいプラ板(畦用の波板)を購入して、3方向に約20メートルほど埋めました。久しぶりの土方作業でしたので、結構疲れました。

きれいに囲った中には、新たに梅の苗木を1本植えました。前に植えてあったラフランスは枯れ、梨はイノシシにかじられてしまいました。(何とか生きてはいますが。) その後は来るべき春の野菜の作付に備えて畑を起こしておいたり、又、冬場の樹木の剪定、そして切り取った枝の処分、また荒れた藪の手入れ、草刈りなどでたっぷり時間を取られました。

裏山全体の対策私がそんな事をしていると近所の方が裏山全体(約100メートルもあるでしょうか)に、イノシシ、猿対策のための網を張られました。(もちろんボランティアです。ご苦労様です。)

とにかくこのところ、猿の被害が甚だしいのです。何も食べるものが無くなって、もう手当たりしだい野菜を食べに来ています。葉物はもちろん、まだ小さい玉ねぎの苗さえ食べられてしまうありさまです。

2日ほど前に車を走らせていますと、30分ほどの間に2回も猿が道路を横断する姿を見ました。猿の姿は珍しくありませんが、こんなに人家の近くに現れるようになったのはここ最近の事です。今のところ行政は何もしてくれませんので、それぞれが自分で対策をしなければなりません。私も3月になったら、本格的に畑全体を囲ってしまう計画をしています。

インターネットで「猿対策」と検索するとたくさん出てきます。網やら、電柵やら…もちろんホームセンターにも、イノシシ、猿対策の「電柵」が売っています。広い範囲に囲う事を思うと結構な出費になりますが、仕方がありません。何か安価で有効な方法はありませんかね?そんなものを考え出して売り出せば、家具作りなんかやっているよりよほど儲かるんでしょうね。
2010.01.08
「里の味」
薪ストーブ

焼餅

干し柿
雪がちらつき、寒い日が続いています。今年は本当に寒い冬になりそうな気がします。

工房では薪ストーブが活躍しています。暮れに搗いたお餅を薪ストーブで焼いて食べています。くずのような切れ端のお餅もこうして焼いて食べると大変おいしいです。

折しも、お出でにになったお客さんにも少し食べて頂きました。昼食を食べられた後でしたが、「これは入ります。おいしいです。」と言って頂きました。

軒先につるしてあった干し柿も食べ頃となりました。小さくて色も黒っぽく見栄えはよくありませんが、とても甘くて結構おいしいです。素朴な味がします。

先日納品させて頂いたお客様が、この里山便りを読んで干し柿の事を知っておられ、食べてみたいとのお話でした。「お店に売ってあるような干し柿ではなく、ああいう(堅そうな)素朴な干し柿が食べたいんです。」との事。なので、少し送って差し上げました。

早速お礼の電話があり、喜んで頂けました。こんなもので喜んで頂けるならば嬉しいです。今年は言わば、猿に取られるのが悔しくて急きょ収穫をした渋柿を、捨てるのももったいないからといってダメもとで作ったような干し柿でしたから、来年はもう少し本腰を入れて干し柿を作ろうかと思います。黒くならないための秘訣も聞きましたので…。

ちなみにわが富加町は、隣に梨・柿の産地(美濃加茂市山ノ上町)や皇室に献上されるような「堂上蜂屋柿」の産地(美濃加茂市蜂屋町)があります。
2010.01.04
「年末年始の過ごし方」
「温泉宿でゆったりお湯につかりながら、雪見酒を飲んで年越しをする」「エーゲ海の初日の出を拝みながら、幸せな気分に浸る」「雪山登山をし、山頂にて雄大な初日の出を拝み、気持ちを新たにする」…いいですねえ。でも、そんなこと今まで一度もした事がありません。

我が家の年末年始はいつも同じ。毎年やる事は決まっています。大掃除は言わずもがな。とくに田舎の家は大きくて、この辺の家はたいていどの家も母屋と離れと2軒分ありますので、大掃除となると大変です。それに私は工房もありますから…。

お餅つき28日は決まって「お餅つき」。昔から「く(苦)餅は搗くな」と言って29日には餅をついてはいけない事になっていますから、28日なのです。今年も2杯、4升のお餅をつきました。
お餅つきお飾り用の丸いお餅や、のし餅、又きなこ餅や餡餅、おろし餅などにします。
お飾りのお餅お飾りのお餅はうちの場合は6ヶ所6組です。(玄関、仏壇、神棚、離れ、蔵、工房の6ヶ所) 横には切った大根に松の葉を立てて飾ります。
裏山この松の葉取りがまた大変…その辺に簡単にあるものではなく、いつも決まって裏山に登って探してきます。結構時間もかかり、ちょっとしたトレッキングになります。最近はなかなか松が無くなって、かなり上の方まで登らなければ手の届く松の枝には出会えません。
それからお墓へ行って掃除をして、花を供えます。しめ縄や神棚の飾り、松飾りもあります。もちろんそれらの合間を縫って、年末・正月用の買い出しにも行かなければいけません。妻はおせちやら料理の仕事があります。

そうやって何とかすべての事を終えると31日の夕方になります。食事前に家族全員で仏壇に料理をお供えし、お経をあげます。そしてようやく大晦日の宴が始まります。ふうーっ…やっと一息です。疲れているので酔いも回りながら、妻が作ってくれた料理を味わい、紅白を見て楽しみます。

神社(氏神様)紅白が終わると除夜の鐘が鳴り始めます。そうすると、この辺りは家から歩いて近くの神社(氏神様)へ初詣に出かけます。真夜中の初詣です。いつも寒い中、完全防寒をして出かけますが、今年はとりわけ大雪でしたので雪の初詣となりました。

厳かさを壊さないためでしょうか、昔からこの初詣では誰ともおしゃべりをしない事になっています。近所の人と出会っても黙って通り過ぎます。変ですが、そういう事になっています。帰って来ると1時頃…こうして年越しが終わります。

旦那寺1日の朝はゆっくり寝ていたいところですが、そういうわけにもいきません。朝早くから、正装に着替えて旦那寺と近くのお寺の2ヶ所にお年始に上がります。お寺にお供えのお米と「お年玉」を持ってあいさつに行くのです。

もちろん、これらの事はやらずに辞めてしまえばただそれだけの事です。ただ、昔ながらの日本の年越しもなかなか捨てがたい、良いものです。だんだんと忘れ去られていく日本の風習は、できる限りは大事にしたいものです。
 
2010.01.01
「あけましておめでとうございます」
謹賀新年 今年もよろしくお願いしますあけましておめでとうございます。昨年も何とか皆様からお仕事を頂き、思い出深いお客様との出会いもさせて頂きました。感謝、感謝です。

昨年末には「学習机プロジェクト」なる取り組みをさせて頂く事ができ、それなりに好評を頂く事ができました。

世の中の景気が急に良くなるとは思えませんが、あくまでも「ポジティブシンキング」、前向きに今年も新たな歩みを続けていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
 
 
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