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木になる話
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千切り(チギリ)
自然の木を家具の材料として使うわけですから、中には「割れ」や「穴」「節」などといった材料としては欠点となる部分があります。

ところが、この欠点は(人間と同じで)時にはとても良い「味」となります。それをそのまま生かすためには、これ以上割れが広がらないように、あるいは使い勝手が悪くならないように工夫してやる必要があります。

千切り(チギリ)千切り(チギリ)そのためによく使うのがこの「千切り」という技法です。蝶々の形をしたこの小さな木片を埋め込んでやることによって、「割れ止め」や「穴埋め」などの効果をもたらします。

そして千切りは本来の技術的な役割を果たすだけでなく、蝶々型の模様となってデザイン上のアクセントにもなります。ですから、木の種類や色を見てどんな樹種で作るかを決めていきます。一般的には濃色で硬い木(高価な物)を用います。

以下に、この技法の加工の様子を簡単にご紹介致します。
千切り(チギリ)今回は割れ止めとしての千切りの加工をします。板の割れの入っているところに、千切り加工用の治具を固定して置きます。
千切り(チギリ)トリマーという工具を使って、治具を型紙として一定の深さに穴を掘っていきます。
千切り(チギリ)一気には掘れないので、少しづつ深くしていき、最後に角の丸くなっているところを、ノミを使ってまっすぐに仕上げます。
千切り(チギリ)一定の深さまで掘られた千切りの型穴です。
千切り(チギリ)次に穴に叩き込む雄木を作っていきます。型穴に合わせて墨付けされた雄木を、のこぎりで切ります。
千切り(チギリ)穴に合わせながらノミを使って形を整えていきます。この加工の精度が重要になってきます。
千切り(チギリ)ぴったりに加工された千切りに接着剤を付けて、穴に叩き込みます。

はみだした接着剤をふき取り、乾くまで1日放置します。
千切り(チギリ)千切り(雄木)の方は穴の深さより少し厚めに作ってありますので、上に出ている部分を鉋で削り取って平面にします。
千切り(チギリ)天板表面にぴったりと収まるまで丁寧に鉋をかけます。
千切り(チギリ)オイルを塗って完成です。