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木になる話
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接ぎ合わせ板について
接ぎ合わせ板とは、一枚板を接いだ接ぎ板の事です。通常、2枚ハギや3枚ハギなどと呼ばれますが、2枚ハギとは2枚の板を、3枚ハギとは3枚の板を接着して1つの板にする事を言います。つまり「ハギ」とは「接ぎ」を意味し、「接着」を意味します。

ダイニングテーブルや座卓の天板は、共木による2枚接ぎをお勧めしております。共木とは同じ丸太から取った木の事を指しますが、共木の2枚接ぎは色や木目、木味が揃うだけでなく、ブックマッチなどの美しい技法を使う事も出来ます。

2枚接ぎの天板は一枚板に負けない存在感があり、又一枚板よりお値打ちに制作できますので当工房ではよく使います。特に共木の2枚接ぎは、同じ丸太から材料を取りますので、市場で丸太買いをしている工房でないと制作は困難です。

接ぎ付けは「隠し雇い核接ぎ」という技法(仕口)を使い、接ぎ合わせ内部に加工を施してあります。当工房ではテーブルの天板は基本的にこの工法で加工をする事が多いです。接着強度と美観を考えた結果です。

接ぎ合わせ板は完全なる乾燥材です。仕上げはオイル仕上げと拭き漆仕上げを選択して頂けます。天板と脚を組み合わせるだけでも立派な接ぎ合わせ板のテーブルが完成致します。脚のタイプもたくさんご用意しております。
タモ接ぎ板天板「タモ 2枚接ぎの制作例」
共木(同じ丸太から取った木)を2枚接ぎにした天板です。一枚板同様の存在感があります。
ウォールナット接ぎ板天板「ウォールナット 2枚接ぎの制作例」
共木(同じ丸太から取った木)を2枚接ぎにした天板です。材やサイズ、仕上げ(オイル仕上げ、拭き漆仕上げ)等はご要望に応じます。お気軽にお問い合わせ下さい。
栓(セン) 2枚接ぎ板天板「栓(セン) 2枚接ぎの制作例」
共木(同じ丸太から取った木)を2枚接ぎにした天板です。素晴らしい木目(杢)が全体に表れていてきれいです。栓(セン)はこのような美しい木目が出やすい木でもあります。
胡桃(クルミ)接ぎ板天板「胡桃(クルミ) 3枚接ぎの制作例」
共木(同じ丸太から取った木)を3枚接ぎにした天板です。接ぎ板の場合は2枚接ぎをお勧めする事が多いですが、ご希望に応じて3枚接ぎでも制作致します。
接ぎ板天板「接ぎ合わせ部分」
隠し雇い核接ぎ」という技法(仕口)を使っています。接着強度と美観を考慮し、当工房ではテーブルの天板は基本的にこの工法で加工を施します。
以下は接ぎ合わせ板を使用した家具の制作例です。接ぎ合わせ板は全てオーダーにて、家具に合わせて制作しておりますので、材もサイズもお客様のご要望をお聞かせ下さい。
接ぎ板天板「タモ共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。耳の部分に変化を持たせるように仕上げました。
接ぎ板天板「胡桃(クルミ)共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。割れは千切り(チギリ)で補修してアクセントにしました。
接ぎ板天板「胡桃(クルミ)共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。板の曲がりを生かして、先端をクレバスのようにデザインしました。合わせ方を工夫すればセンタークレバスにする事もできます。
接ぎ板天板「ウォールナット共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。幅広の無垢板2枚を接ぎました。ウォールナットの深い色合いが出ています。
接ぎ板天板「楢(ナラ)と桜(サクラ) 3枚接ぎ 耳無し」
ダイニングテーブルの天板として使用。楢(ナラ)で桜(サクラ)を挟み込んで3枚接ぎにしました。左右対称の美しい仕上がりとなりました。
接ぎ板天板「ウォールナット共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。共木から無垢板2枚を接ぎました。ウォールナットを好まれる方は、この深い色合いが魅力のようです。
接ぎ板天板「山桜共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。今では入手が難しい幅広の山桜の無垢板を2枚接ぎ合わせにしました。
接ぎ板天板「栓(セン)共木 2枚接ぎ 耳付き」
こたつ座卓の天板として使用。素晴らしい杢が全体に表れた栓(セン)の板を、共木で2枚接ぎ合わせて制作しました。栓(セン)は美しい木目が楽しめる板です。
接ぎ板天板「胡桃(クルミ)共木 3枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。濃い色合いの良質な胡桃(クルミ)を、共木で3枚接ぎ合わせて制作しました。胡桃(クルミ)は優しい(柔らかい)雰囲気が感じられる事と、価格的にも比較的お値打ちでもあるので人気の樹種でもあります。
接ぎ板天板「タモ共木 2枚接ぎ 耳付き」
座卓の天板として使用。タモは比較的幅広の板が入手しやすく価格的にもお値打ちである事もあって、よく使われる材料の一つであります。
接ぎ板天板「山桜共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。幅が50cmほどの大きな山桜の板を、共木で2枚接ぎ合わせて作りました。このような幅広の山桜は現在では希少となっています。
接ぎ板天板「山桜 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。一枚が40cmほどの板と60cmを超える幅広の板を、2枚接ぎ合わせて90cm幅の大きな天板にしました。

このような幅広の山桜の板は現在ではなかなか手に入りにくく、希少となっています。
接ぎ板天板「ウォールナット共木 2枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。一枚が60cm近くある幅広の板を、共木で2枚接ぎ合わせて作りました。深い色合いの良質なウォールナットの天板です。
接ぎ板天板「ウォールナット共木 3枚接ぎ 耳付き」
ダイニングテーブルの天板として使用。深い色合いの良質なウォールナットの板を、共木で3枚接ぎ合わせて制作しました。