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「大学生の来訪に思ったこと」
2026.04.01

さて、次に「寄せ蟻」の加工をします。ルーターやトリマーなどの工具を使って天板の裏に蟻溝を掘っていきます。
溝の加工が終わったら、それに合わせて差し込む方の蟻桟(寄せ蟻)を加工していきます。今回は重い一枚板を支えることになるこの部分ですので、いつも以上に慎重に、きっちりと強度を出せるように加工していきました。

脚部の各部材の加工も進めていきます。今回は脚部デザインは「I型」なので、中央に1本の柱で重い天板を支えなければなりません。そのために、通常より少しだけ部材の厚みを大きくし、さらに加工も慎重にきつく効かせてあります。だいぶん形になってきました。
話は変わりますが、先日(28日)工房に大学生3人が訪ねて来てくれました。実は、彼女たちの大学は富加町と提携しているようで、さかのぼること2年前に富加町内の事業所やお店などを(彼女たちが行きたいところを選んで)回るというプログラムの中で当工房を選んで見学に来てくれたのでした。
来たときはまさに今どきの大学生という感じで、片手にタピオカジュースなんかを持って、遊び半分にも見えるような気軽な感じで訪ねてきました。当初は「ああ、こんな感じか?」と少々こちらも気抜けするような感じでしたが、でも見るだけじゃあ面白くないだろうと思い、少しだけ「体験」活動として「鉋がけ」体験をさせてあげました。
すると、意外に(建築学科の学生という事もあり)、楽しんでやってくれました。その後もこちらの話を真摯に聞いてくれて、思いのほか満足してくれたようでした。その夜インスタグラムのダイレクトメッセージなどでお礼の言葉も頂きました。
その後もインスタグラムをよく見てくれていて、こんなやり取りもありました。
そして、それから2年過ぎ、今年になって以下のようなメッセージをいただきました。
そして3月28日(土)に3人でおいでになったというわけです。たった一度の、しかも大学のプログラムの一環でちょっと見学に来ただけの事なのに…普通なら大抵はそれっきりでおしまいでしょう。
それがこんな風にきちんと礼儀を持って、心ある対応も出来て…「素晴らしいな」と感動しました。インスタグラムで来るメッセージはいつもとても丁寧で礼儀正しく、感心しました。
そして、今回本当に「挨拶」に来てくれて。2時間ほど滞在してくれて、ゆっくりといろんな話をすることができました。
どうかすると、彼女たちよりもっと年を重ねた大人でも心の無い人はたくさんいます。礼儀を知らない人はたくさんいます。今回の一連の件を通して、若い人たちに素晴らしい人たちがいるという事を感じさせられました。
来たときはまさに今どきの大学生という感じで、片手にタピオカジュースなんかを持って、遊び半分にも見えるような気軽な感じで訪ねてきました。当初は「ああ、こんな感じか?」と少々こちらも気抜けするような感じでしたが、でも見るだけじゃあ面白くないだろうと思い、少しだけ「体験」活動として「鉋がけ」体験をさせてあげました。
すると、意外に(建築学科の学生という事もあり)、楽しんでやってくれました。その後もこちらの話を真摯に聞いてくれて、思いのほか満足してくれたようでした。その夜インスタグラムのダイレクトメッセージなどでお礼の言葉も頂きました。
(Mさん)
お世話になっております。本日富加町体験ツアーにて半布里工房様に訪問させて頂きました〇〇と申します!恐れ入りながら、DMで長文のご挨拶を失礼致します。
本日は貴重なお話と素晴らしい体験をさせて頂き誠にありがとうございました。私事ながら、建築を学んでいるにも関わらず学習の意欲を見失っている時期でありました。しかし、本日の体験と佐藤さんのものづくりへの熱い想いを受けて、改めて建築やインテリアへの学習意欲が湧いてきました!
佐藤さんの工房へ勝手ながらお邪魔させて頂いたこと、私にとってとても豊かな実りとなりました。暑く御礼申し上げます。
いつか佐藤さんにオーダーメイドの家具を作って頂くべく、これからも精進して参ります!重ねてにはなりますが、本日は誠にありがとうございました!
お世話になっております。本日富加町体験ツアーにて半布里工房様に訪問させて頂きました〇〇と申します!恐れ入りながら、DMで長文のご挨拶を失礼致します。
本日は貴重なお話と素晴らしい体験をさせて頂き誠にありがとうございました。私事ながら、建築を学んでいるにも関わらず学習の意欲を見失っている時期でありました。しかし、本日の体験と佐藤さんのものづくりへの熱い想いを受けて、改めて建築やインテリアへの学習意欲が湧いてきました!
佐藤さんの工房へ勝手ながらお邪魔させて頂いたこと、私にとってとても豊かな実りとなりました。暑く御礼申し上げます。
いつか佐藤さんにオーダーメイドの家具を作って頂くべく、これからも精進して参ります!重ねてにはなりますが、本日は誠にありがとうございました!
(Aさん)
本日富加町ツアーで伺いました、○○○〇大学2年の〇〇です。今回佐藤さんのお話を聞き、手作りの家具だからこその魅力や、作業の細さなど普段の授業では知ることのできないことをたくさん学ぶことごできました。
鉋の体験までさせて頂き、本当に貴重な時間を過ごすことができました。本日は本当にありがとうございました。また機会がありましたら、お邪魔させていただきます。
本日富加町ツアーで伺いました、○○○〇大学2年の〇〇です。今回佐藤さんのお話を聞き、手作りの家具だからこその魅力や、作業の細さなど普段の授業では知ることのできないことをたくさん学ぶことごできました。
鉋の体験までさせて頂き、本当に貴重な時間を過ごすことができました。本日は本当にありがとうございました。また機会がありましたら、お邪魔させていただきます。
その後もインスタグラムをよく見てくれていて、こんなやり取りもありました。
佐藤さん!お久しぶりです。いつも陰ながら素敵な投稿やストーリーを楽しみにさせて頂いております。
今年も体験に伺う生徒がいると聞いていて、チームメンバー一同で羨ましい〜!とお話しておりました。昨年の半布里工房様での鉋削り体験等佐藤さんに頂いた貴重なお時間に感銘を受け、今年は道の駅の改善提案にて富加町の更なる発展のお手伝いができればと携わらせて頂いております。
これからも富加町には大変お世話になりますので、是非また半布里工房様にお邪魔させて頂きたいです!その時は何卒よろしくお願いします!
今年も体験に伺う生徒がいると聞いていて、チームメンバー一同で羨ましい〜!とお話しておりました。昨年の半布里工房様での鉋削り体験等佐藤さんに頂いた貴重なお時間に感銘を受け、今年は道の駅の改善提案にて富加町の更なる発展のお手伝いができればと携わらせて頂いております。
これからも富加町には大変お世話になりますので、是非また半布里工房様にお邪魔させて頂きたいです!その時は何卒よろしくお願いします!
そして、それから2年過ぎ、今年になって以下のようなメッセージをいただきました。
こんにちは、お世話になっております!富加プロジェクトに参加した学生のみな無事卒業が確定して、残すは卒業式のみとなりました!
そこでお伺いしたいのですが、3/28のご都合はいかがでしょうか?簡単ではございますがご挨拶と、ぜひアルカジータを見せていただきたく存じます。お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
そこでお伺いしたいのですが、3/28のご都合はいかがでしょうか?簡単ではございますがご挨拶と、ぜひアルカジータを見せていただきたく存じます。お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
そして3月28日(土)に3人でおいでになったというわけです。たった一度の、しかも大学のプログラムの一環でちょっと見学に来ただけの事なのに…普通なら大抵はそれっきりでおしまいでしょう。
それがこんな風にきちんと礼儀を持って、心ある対応も出来て…「素晴らしいな」と感動しました。インスタグラムで来るメッセージはいつもとても丁寧で礼儀正しく、感心しました。
そして、今回本当に「挨拶」に来てくれて。2時間ほど滞在してくれて、ゆっくりといろんな話をすることができました。どうかすると、彼女たちよりもっと年を重ねた大人でも心の無い人はたくさんいます。礼儀を知らない人はたくさんいます。今回の一連の件を通して、若い人たちに素晴らしい人たちがいるという事を感じさせられました。
「木工体験 スプーン作り」
2026.03.26

工房に引き上げてきて加工を開始します。大きく割れが入っていたりしますので、この割れを補修するところから始めます。まずはともあれ、割れの中に樹脂を注入していきます。周りにはみ出さないようにマスキングテープで養生してから、樹脂を注入します。
バンドソーで形を切り抜くのも自分でやります。とにかくうちの木工体験は、ほぼすべて自分の力で作っていく体験です。よそではなかなかできないと思います。「大丈夫かな?」と思われるかもしれませんが、ちゃんと(うまく)導いていきますので大丈夫ですよ。
次はいよいよ形を成形していきます。ここで使うのが「南京鉋」という鉋です。始めは刃の当たり具合がわからず手こずると思いますが、コツがわかると気持ちよく削れて楽しくなっていきます。気持ちよすぎて(調子に乗って)、ついつい削りすぎてしまうことも…。
オイルを乾かす間、アトリエにて庭を見ながら休憩。今回は「お彼岸」ということで、おはぎとお茶のサービスをしました。こんな感じの木工体験です。皆さんぜひご参加ください。申し込みはinstagramのダイレクトメッセージ、あるいはメールや電話でも結構です。
詳しくは「木工体験」のページをご覧ください。お茶サービス付きですが、メニューはその日によって変わります。
さて、またまた話は変わります。「喜びと幸せ」についてです。私どもは普段決して贅沢な暮らしはしていませんし、出来ません。高い旅館に泊まったり、海外旅行にしょっちゅう行ったり、高級な買い物をするなんてことはまずありません。
でも、私どもはいつも幸せに、日々の暮らしに満足して暮らしています。喜びや幸せは身の回りにいっぱいあります。妻とよく話す言葉が「たまに大きな幸せに会うよりは、(小さくても)日々が幸せな方がいいよね」です。
でも、私どもはいつも幸せに、日々の暮らしに満足して暮らしています。喜びや幸せは身の回りにいっぱいあります。妻とよく話す言葉が「たまに大きな幸せに会うよりは、(小さくても)日々が幸せな方がいいよね」です。
時々うちに来るお客さんが「この辺でおいしい(料理の)お店はありませんか?」と聞かれるのですが、私はあまり知りません。なぜか?私たちはあまり外食をしないからです。
たまに「どこそこのお店が美味しいらしい」といううわさを聞いて行ってみても、ほとんどの場合「それほどでもないね」「うちで食べる料理の方がよほど美味しいわ」となってしまいます。ですから我が家では、「寿司、焼き肉、ウナギ料理」などのように家では作れない料理以外のお店はあまり行かないのです。
我が家の料理は(料理を作るのが好きな妻の)手作り料理で、しかも食材はほとんど自家製、畑からの直送です。いわば、いつも旬のものを食べています。美味しくないはずがありません。健康にもいいと思います。
これからも、身の回りにある小さな幸せを積み重ねて暮らしていこうと思っています。
工房横の地蔵堂の桜が今満開です。のんびりとゆったりと時間が流れる里山へ、ぜひお越しください。
たまに「どこそこのお店が美味しいらしい」といううわさを聞いて行ってみても、ほとんどの場合「それほどでもないね」「うちで食べる料理の方がよほど美味しいわ」となってしまいます。ですから我が家では、「寿司、焼き肉、ウナギ料理」などのように家では作れない料理以外のお店はあまり行かないのです。
我が家の料理は(料理を作るのが好きな妻の)手作り料理で、しかも食材はほとんど自家製、畑からの直送です。いわば、いつも旬のものを食べています。美味しくないはずがありません。健康にもいいと思います。
これからも、身の回りにある小さな幸せを積み重ねて暮らしていこうと思っています。工房横の地蔵堂の桜が今満開です。のんびりとゆったりと時間が流れる里山へ、ぜひお越しください。
「てくてくめぐり盛況のうちに終わりました」
2026.03.11

3月1日〜8日まで開催された「富加町いなか舎てくてくめぐり」も終わりました。風が強い日が多かったのですが、それでも本当に多くのお客様に来ていただき、狭いアトリエ(会場)内はあふれんばかりに、靴を脱ぐスペースも無いほどでした。
写真を撮る暇が無いほどでしたので、いい写真がありませんが…。
ミニチュアオブジェ作家さんによるワークショップも大人気で、たくさんの方が楽しんでいかれました。15分ほどでできる可愛らしく簡単な物でしたので、子供さんも多く体験していかれました。

またアトリエの前に広がる庭に興味を示されるお客様も多く、本当ならばそこでもゆっくりと過ごして頂きたかったのですが、風が強かったので庭でゆっくりしてもらえなかったのが残念でした。それでも短い時間でしたが庭を一緒に見ながら庭談議ができたことも楽しい時間となりました。
お客様からは、購入した作品を「気にっていますよ」と写真を撮って送っていただきました。
「てくてくめぐり 始まりました」
2026.03.03
popirikumamaさんのミニチュアオブジェ作品も「かわいい、かわいい!」と大人気でした。

popirikumamaさんによる「ミニチュア絵本のストラップ作り」もたくさんの方が参加されて楽しんでいかれました。参加費300円で、15分程度でどなたでも簡単に作れます。皆さんもどうぞ体験してみてください。
「いなか舎てくてくめぐり」
2026.02.24
さて話は変わりますが、富加町で毎年恒例の行事になっている「いなか舎てくてくめぐり」が3月1日(日)から始まります。今年は22個のギャラリーが参加して皆さんをお待ちしています。(パンフレットはどのギャラリーにも置いてあります)
当工房の家具や木工品の展示はもちろん、今年はミニチュアオブジェ作家の方のミニチュアオブジェ作品も展示をします。

また期間内随時ワークショップも行います。ミニチュアオブジェ作家さんによる「小さな絵本のストラップ作り」です。(予約不要です)10分程度で出来、小さなお子様から大人まで誰でも簡単に作れるそうです。よかったらどうぞご参加ください。(参加費は300円です)
「のさり」
2026.01.23
畑では冬野菜がたくさん育っていて、寒くなってきた中でどんどん甘みが増して美味しくなっています。ネギもダイコンもカブもその他葉物野菜も、買ってくる野菜よりよほど美味しいです。そんな中、きっちり猿の襲来に遭っています。玉ねぎの苗は、今年も上の方をかじり散らかして去っていきました。
先日NHKを見ていたら宮崎県椎葉村のドキュメンタリーを放送していましたが、そこで暮らす人たちが使う言葉で「のさり」という言葉があるようです。
自分なりに解釈した意味合いで言うと、人間も生物もすべてが自然という大きな力の中で等しく生かされている。猿、イノシシなどに取られることもあるし、年によっては不作もあったり、ミツバチの少ない年もあったり、いろいろである。
それらはすべて「のさり」として受け入れる…というような内容であったと思います。この言葉にすごく共感を覚えました。私たちも「のさり」の気持ちを少し持って暮らすことが大切かもしれません。
自分なりに解釈した意味合いで言うと、人間も生物もすべてが自然という大きな力の中で等しく生かされている。猿、イノシシなどに取られることもあるし、年によっては不作もあったり、ミツバチの少ない年もあったり、いろいろである。
それらはすべて「のさり」として受け入れる…というような内容であったと思います。この言葉にすごく共感を覚えました。私たちも「のさり」の気持ちを少し持って暮らすことが大切かもしれません。
「今年もよろしくお願いします」
2026.01.06








































































































































