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「楽しかった木工体験」
2023.03.07
3月3日(金)、4日(土)、5日(日)の3日間にわたって行われた「木工体験、世界に一つ、自分だけのカッティングボードを作ろう」のイベントは、とても楽しく終了することができました。今回の木工体験は「富加町いなか舎てくてくめぐり」の期間の中で行いました。

木工体験木工体験朝9:30から開始しましたが、それぞれに好きな板を選んでいただいた後、いきなり鉋掛け作業から行いました。

みなさん初めての鉋掛け体験なので、初めは苦労されていましたが、だんだん上手に…中には「ずっと削っていたい!」という方も。
木工体験木工体験鉋は私が普段使っている鉋を、皆さんに使っていただきました。

良い鉋で、適切に仕込まれた鉋で、しかも少しコツを教えてもらえば、初めての方でもちゃんと削れるということが分かったと思います。
木工体験そして思い思いにデザインをしていただきます。個性的なものが多く、私も参考になりました。
木工体験次は糸のこ盤を使って切り抜いていきます。いきなり本番は難しいので、まずは木っ端を使って練習から…「えーっ!難しい!」と悲鳴のような声が。(笑)
木工体験木工体験それでも何とかなるものです。多少のずれは気にしない!怪我の功名でかえっていい感じになったという人も…。
サンダーを使って仕上げの削りをします。
木工体験 木工体験 木工体験 木工体験
木工体験そして、ひもを通す穴をあけます。
木工体験切り出し刀で面取りをしてサンディングをして仕上げます。鉋掛けの時もそうでしたが、木には方向性があるということが、こういう作業をしているとよくわかります。

たかが「切り出しナイフ」ですが、「難しい!!」との声…ここまで来たら完成は近いです。
木工体験木工体験そして、オイルを塗って仕上げです。喜びの瞬間です。
木工体験木工体験木工体験ついに完成!長時間にわたる苦労が喜びに変わります。

みんなで記念撮影をしました。
こんな感じでカッティングボード作りは進みました。結構本格的な木工体験で、長時間にわたる活動でしたがみなさん終始楽しかったようで、長い時間があっという間に過ぎたような感覚でした。

終了後には皆さん一様に「楽しかった!」「素敵な時間でした!」と喜んでいただけました。そして「また来たいです!」との声をたくさんいただきました。

その後、お客様から次のような感想をメールなどで頂きました。

(岐阜市 K様より)
今日は素敵な一日でした。一緒になった人たちも素敵な方でした。

一つづつ工程が楽しかったですし、鉋削りは鰹節が作れて、初体験で面白かったです!佐藤さんが褒め上手なので、出来た物も素敵でした。また参加したいです。ありがとうございました。

(富加町 S様より)
初めて参加。すぐ近くに住んでいたのに知らなかった世界。

本職の人が使う本物の道具。鉋、糸鋸、小刀、研磨、ドイツ製の体に優しいうわぐすり(?)を惜しげもなく素人の私たちに使わせていただき、新鮮に教えてもらって自己肯定感もアップさせてくださる導きに感動。素敵な一日でした。

(岐阜市 Y様より)
昨日は大変お世話になりました。

初めて使う道具や見たこともない機械を使う作業でしたが、丁寧に教えて頂き、無事完成しました。 本当にあっという間の3時間。皆さんでおしゃべりしたり、集中して無口になったり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

終わった後の素敵なお庭でのお昼(コンビニおにぎりでしたが)もとても美味しかったです。今朝は右腕が少々筋肉痛です。

(名古屋市 T様より)
本格的な木工体験という事で、緊張感もありつつワクワク。繊細な作業、見たことのない大きな機械も使わせていただき刺激的な時間でした。難しい作業もありましたが、佐藤さんの丁寧な説明や優しい言葉がけもあり終始楽しい時間に。

私は糸鋸が思うように扱えず、結構な蛇行運転をしてしまいましたが、これが怪我の功名(笑)味のある仕上がりで、まさに世界に一枚だけの私の作品になりました!

作業が進むにつれ、愛着がどんどん増してきたカッティングボード、今から使うのが楽しみです。本日はありがとうございました。

(富加町 A様より)
カッティングボード1つにも予想を超えた細やかな工程があり、もっと知りたくなりました。真剣に深く教えてもらえて、興味深い貴重な体験でした。

「あ〜楽しかった」では終わらない、今後のモノづくりに活かせることがいっぱいあって、始まりな感じです。

カンナを落としてしまった時、うわって思いました。道具をもし壊してしまったらと思うと…一番イイのは普通使わせないことです。でもお陰で、良い道具で良い調整がしてあれば、素人でも上手くできると…その通りでした。

子供たちに本物を使わせることが大事だという考え方がとてもステキだし、共感しました。私も、人にも犬にも物にも適当とか勢いでなく、深く真剣に向き合っていきたいって 思いました。ありがとうございました。

(小牧市 K様より)
こんばんは!本日お世話になりましたKと申します。先生のご丁寧なご指導のもと、優しさにも癒されながら「世界に一つのカッティングボード」が完成することができました!!

もう感謝感動です!!ありがとうございました。想像以上の仕上がりで大満足です!奥様の手作り鬼まんもすごく美味しかったです。ご馳走様でした。

カッティングボードまずは早速パチリしてみました!あっという間の一日でこんな素敵なカッティングボードが仕上がって感激です。ありがとうございました。

はい♪ お値段以上想像以上の最高のものができました。ありがとうございました。次回の25周年パーティーも楽しみにしています♪

(追伸)
充実した最高の一日でした!初心者の私でも丁寧なご指導のもと無事完成することができました。ありがとうございました。何より先生のユーモアがあって本当に楽しかったです♪ また参加させてくださ〜い。

(小牧市 F様より)
今日は岐阜県加茂郡富加町にある「半布里工房」でカッティングボード作りに挑戦しました。とても優しく丁寧なご指導のお陰で素敵な(自分で言うか?!)作品が出来ました。早速花瓶を置いてみました。使い道が違うような。

夫から「今度は細めで長いのを作って」とオーダーが入りました。出来の悪い生徒ですが、また参加させてください。今日は楽しい一日をありがとうございました。

嬉しい感想をたくさんいただき、感激しました。他にもInstagramなどで感想の言葉をいただきました。豊橋市という遠いところからも参加していただいた方もありました。うれしいことです。

今回は3日間とも「一日4名限定」という少人数の木工体験でした。でもやってみて、「これぐらいの人数がしっかり一人一人に向き合えていいな」と感じました。これからもそんな木工体験を考えてやっていきたいと思います。
「チェリーのちゃぶ台」
2023.02.20
富加町てくてくめぐりすでにお知らせしていますが、3月3日、4日、5日の3日間にわたって「てくてくめぐり」のイベントが開催されます。

前にも書きましたように、当工房は「木工体験 カッティングボードを作ろう」を行います。まだ少し空きがありますのでどうぞご応募ください。
チェリーのちゃぶ台さて、工房ではチェリーのちゃぶ台の制作が進んでいます。直径110cmと、少し大きめのちゃぶ台です。

まずは天板の板接ぎをします。
天板の鉋掛け1〜2日置いて、接着剤が固まったら表裏ともに鉋掛けをします。
天板のカットそして、円形にカットしていきます。
脚部の方も進めます。まずは枠の「天秤指し(蟻組み)」加工です。毎回言っていますが、私の場合は手加工でこれを行います。

その様子を動画に取りましたのでご覧ください。
天秤指しこんな感じに仕上がります。
チェリーのちゃぶ台組み立ててからまた1日以上置いて、接着剤が固まったら鉋で削って仕上げます。
面取りとサンディングこの後、面取り作業やサンディング作業をしてきれいに仕上げます。
蛇腹面蛇腹面天板の方は側面を「蛇腹面」に仕上げます。ここで使う鉋は、内丸鉋という鉋です。
丸い面緩やかな丸い面が出来上がります。
ちゃぶ台の天板ちゃぶ台の脚こうして天板、脚部共に加工が終わりました。この後、塗装に入ります。
バレンタインデー話は変わりますが、先日はバレンタインデーでした。今年は妻と娘のほかに、孫からもチョコレートをもらいました。
孫からのチョコもったいなくて食べれません。
コーヒー最近コーヒーに凝り始めております。まだまだ始めたばかりの初心者です。知らないことばかりなので、これからいろいろなコーヒーを飲み比べたいと思っています。
「インターネットもない時代」
2023.02.07
カッティングボード1月は小物強化月間となっていました。まだ残っている昨年分の「ふるさと納税返礼品」としてのカッティングボードをたくさん作りました。
カッティングボードの発送そして、梱包して各地に送りました。ちなみに、あて先はすべて自分の手書きです。なぜ手書きにするかと言うと…一つはもちろん「心を込めて」と言う意味であります。

しかしもう一つは…この仕事をやっていると、普段字を書くというようなことは本当に少なくなります。全く恥ずかしいことですが、時々本当に簡単な漢字さえ忘れてしまい、「あれ?どういう字だったっけ?」などということもあります。

ですから常日頃から「できる限り字を書く」という習慣はつけなきゃいけないなと思い、こういう機会(年賀状もそうです)は自分の手書きにしています。美しい字じゃないので申し訳ありませんが…。ちなみに、日本全国のいろんな地名やその漢字を覚えることができました。
木の器木の器そしてもう一つ。長く在庫切れしていた木の器もようやく作ることができました。

木工旋盤を使って成形します。
木の器木の器私の場合はいつも家具づくりで出た端材を使って作るので、どんな材料でどんな大きさで作るかはすべてその時次第ということになります。

今回は欅(ケヤキ)、胡桃(クルミ)、栃(トチ)、栓(セン)、栗(クリ)などで、30cmを超える大皿・大鉢から16cmほどの小鉢まで24枚ほど作りました。
木の器iichi」というショッピングサイトで売るほか、当工房でも直接売っています。もうすぐ開催される「富加町いなか舎てくてくめぐり」の時にも並べるつもりです。
富加町いなか舎てくてくめぐり富加町いなか舎てくてくめぐりその「富加町いなか舎てくてくめぐり」のチラシが出来上がってきました。
富加町いなか舎てくてくめぐり今年は22軒のギャラリー(?)が参加されます。コロナ禍により3年ぶりの開催です。新しい顔も増えて、なんだか一新されたような感じです。

しかも運営を若い方が中心になってやっていただくことになり、InstagramなどのSNSをどんどん活用していくようです。この先も長く続いていくといいですね。
富加町いなか舎てくてくめぐり 富加町いなか舎てくてくめぐり 富加町いなか舎てくてくめぐり
手作りカヌーそのInstagramに先日ある写真を載せたら、(ウチとしては)最高の数の「いいね!」が付きました。それは何かというと…「手作りカヌー」です。
手作りカヌー27年ほど前になりますが、私がこの世界に入って間もないころ(まだ工房を開く前です)、仕事が終わってから毎日1〜2時間ぐらい、1ヶ月かけて作った木製(ウッドストリップ)カヌーです。

太っ腹の社長のご厚意で会社(木工所)が終わった後も作業場を自由に使わせてくれて、作業場の隅で毎日作っていました。(「終わったら電気だけ切って帰れよ」とおっしゃったぐらいで、本当に優しい社長でした。)

手作りカヌー手作りカヌーもちろん、その頃は今のようにインターネットやYouTubeなんて言うものはない時代です。とにかく知り合いに聞いて作るしかなかったのです。

一から聞いて設計図も自分で書いて、必要な材料、資材も聞いては買いに走って(ネットは無い時代なので、お店を探して)…よくも作ったものだと今さらながら思います。

今は何でもYouTubeにのっているので、何かを作ろうと思えば結構簡単に出来てしまいます。インターネットで必要なものは簡単に買えますし…でもそれが良いかどうか…。
手作りカヌー完成したカヌーを車に積んで、近くの(当時は飛騨高山に住んでいましたが)湖や川へ行っては家族で乗って楽しんだものです。苦労して作ったカヌーを初めて川に浮かべたときの喜びは忘れません。飛騨高山の郊外にある私が勤めていた木工所のすぐ前の川でした。

ちなみにカヌーの名前は舳先に書いた「カワセミ」の絵にちなんでだれが付けたか「どろセミ号」でした…。

まっ、ともかく、昔から何でも自分で作るのが好きな私なのです。
「第2回木工体験 世界に一つ 自分だけのカッティングボードを作ろう」
2023.01.11
トップページのバナーでも載せていますが、「第2回木工体験 世界に一つ 自分だけのカッティングボードを作ろう!」というイベントを開催します。

第2回木工体験 世界に一つ 自分だけのカッティングボードを作ろう!第2回木工体験 世界に一つ 自分だけのカッティングボードを作ろう! 期日:3月3日(金)、4日(土)、5日(日)
時間:9:30〜12:30頃
場所:半布里工房

各日とも1日4名限定です。お早めにご応募ください。


ところで、そのイベントの第1回の様子は以前の里山だよりにも書きましたが、その時参加していただいた別のお客様からも感想の言葉をいただきましたのでこちらに掲載させていただきます。

(T.M.様より)
今回は初めての木工体験。しかもカッティングボードが作れるということで、とても気合いを入れてお邪魔しました。たくさんの種類の板の中から自分好みの板を選んで、自分の好きな形に成形して、おまけにレーザーまで彫刻していただいて…とても贅沢な体験でした。

はじめて見る&使う道具も多く、特に糸のこ盤は思うように進まずに難しかったです。同じように作ったカッティングボードなのにそれぞれの個性が出てて、まさにオンリーワンです。

佐藤さんの体験は、ただ作るということだけでなく、木の性質や道具の知識なども教えていただけるので勉強になります。本当にありがとうございました!

p.s.カッティングボード、母や友人にも自慢してしまいました!もったいなくて、実はまだ使えてないです。笑 また是非お邪魔したいです。


第2回木工体験 世界に一つ 自分だけのカッティングボードを作ろう!第2回木工体験 世界に一つ 自分だけのカッティングボードを作ろう!2回目となる今回のイベントは、まだ告知を始めたばかりです。ぜひご参加ください。応募はお早めにどうぞ。
カッティングボードさて、そのカッティングボードですが…例年この時期は「ふるさと納税」でたくさんのご注文をいただきます。またまた足りなくなったので急いで作っています。

でも今は、ただ商品として作っているだけではありません。作りながら「どうやったらイベントに参加していただくお客様に楽しく作ってもらえるかな?」「ああいう準備をしておこう、こういう準備も必要だな…」などと考えながら作っています。それもまた楽しいものです。
大雪ところで話は変わりますが、年末年始はバタバタと、しかし楽しく過ぎていきました。昨年末は大雪に見舞われました久しぶりの大雪でした。

新年を迎える準備はいつものように粛々と進みました。(2010年1月4日の里山だより2020年1月9日の里山だより
大晦日のご馳走すべての仕事をやり終えたら、集まってきた息子夫婦や娘夫婦と一緒にご馳走を楽しくいただきました。大晦日は毎年必ず「焼きいわし」、「糸昆布と里芋、ダイコンなどの煮物」は欠かせません。あとは岐阜県ですから必ず「飛騨牛」です。
新年のご馳走新年は朝は必ず「お雑煮」です。夜はこんな感じで、すごいごちそうではありませんが、かわいい子供たちや孫に囲まれて食べるだけでとてもおいしく幸せでした。

初もうでのおみくじは「吉」…今年も良い年になりそうです。健康に気を付け、丁寧な仕事と生活を心がけたいと思いました。
「年始の挨拶」
2023.01.01
愛猫リンちゃんあけましておめでとうございます。

今年も皆様に喜んでいただけるように精一杯仕事をしたいと思います。

皆様にとって今年一年良い年でありますようにお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。