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- 里山便り2015


2015.12.28
「年末のあいさつ」
今年ももう終わりかと思うと1年が過ぎるのが本当に早く感じます。プライベートなことで申し訳ありませんが、今年は我が家にとって忘れられない1年となりました。
息子(この里山だよりの中で「青年」として度々登場して来ました)が海外ボランティアに出かけ、本当に得がたい体験をすることができたのです。
まったく何度となくはらはらどきどきさせられましたが、その息子からLINEを通じて海外の様子を知ることができ、私たちにとっても良い経験となりました。なんだか目からうろこのような経験ができた1年でした。

まったく何度となくはらはらどきどきさせられましたが、その息子からLINEを通じて海外の様子を知ることができ、私たちにとっても良い経験となりました。なんだか目からうろこのような経験ができた1年でした。
さて仕事のほうですが、今年もおかげさまでたくさんのお仕事を頂き、ありがたく思っています。以前の里山だよりにも書きましたが、年々リピートのお客様が多くなり、今年1年を振り返ってみても約四分の一のお客様がリピートのお客様でした。
それはとりもなおさず当工房の仕事に満足いただけて再びご注文をいただけたということだと思うので、大変うれしいことと思っています。すでに来年もたくさんのお仕事をいただいていますが、その半分近くはリピートであったり、過去のお客様の紹介で来られたお客様であったりします。
本当にうれしいことですが、逆に言えば「間違いなく良いものを作ってくれるだろう」という期待の表れなのですから、その期待に応えるべくいっそう精一杯の仕事をしなければならないということでもあります。
過去のお客様の声の中に私が忘れられない言葉があります。2009年11月16日の里山だよりに載せています。「佐藤さんはどんなに忙しくても決して手を抜いて作ったりすることはない、私に丁寧に作って下さったように、他の方にも時間をかけて心の吹き込まれた家具を届ける方だと、ホームページを拝見したり実際にお会いしたりしてそう感じます。何より、佐藤さんの作った家具が私にそう教えてくれます」
そういうお客様の期待を裏切らないようにいっそう努力をしていかなければと感じるのです。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それはとりもなおさず当工房の仕事に満足いただけて再びご注文をいただけたということだと思うので、大変うれしいことと思っています。すでに来年もたくさんのお仕事をいただいていますが、その半分近くはリピートであったり、過去のお客様の紹介で来られたお客様であったりします。

過去のお客様の声の中に私が忘れられない言葉があります。2009年11月16日の里山だよりに載せています。「佐藤さんはどんなに忙しくても決して手を抜いて作ったりすることはない、私に丁寧に作って下さったように、他の方にも時間をかけて心の吹き込まれた家具を届ける方だと、ホームページを拝見したり実際にお会いしたりしてそう感じます。何より、佐藤さんの作った家具が私にそう教えてくれます」
そういうお客様の期待を裏切らないようにいっそう努力をしていかなければと感じるのです。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2015.12.24
「インドネシア、サラティガ通信」
10月からインドネシアへボランティアに行っている青年ですが、あっという間に2ヶ月が過ぎました。相変わらずLINEでのやりとりですが、本人曰く「いい感じになってきた。楽しくやれているよ」とのことでした。
親のいない子供たちの施設で活動をしている青年。決してきれいとは言えない施設の1室が彼の寝泊りをする部屋です。
トイレや風呂(シャワー?水を浴びるだけ?)も、日本の感覚でいてはやっていけない感じです。初めて使おうとした時は水にボウフラがいっぱいいたとか…もちろんきれいに掃除したらしいですが。

トイレや風呂(シャワー?水を浴びるだけ?)も、日本の感覚でいてはやっていけない感じです。初めて使おうとした時は水にボウフラがいっぱいいたとか…もちろんきれいに掃除したらしいですが。

ちなみに彼はタイへ行った時もそうでしたが、食事はすぐに慣れるみたいです。いつもおいしいと言っています。(前世はあっちの人かしら?) それにこの間は(私たちがよく心配をする下痢のことですが)「下痢なんて大したことないよ。あまりにも日常茶飯事ですっかり慣れちゃった」なんて言ってました。
一応払っている活動費の中から食事代としてお金をいただくのですが、ほかで食べることはほとんど無く、いつもここで食べているみたいです。「こちらへ来てお金はまだほとんど使ってない」と言っていました。
インドネシアはイスラム教の国です。「イスラム教=IS=恐ろしい」と短絡的に結びつけてしまう愚かな日本人(私も少なからずそうだと思いますが)も少なくないと思います。しかし、だからこそ、今インドネシアへ行って来る意味は大きいと思います。

ちなみにそちらにはドイツの女の子が同じようにボランティアで来ていて、一緒に活動したりしているようです。

現地の子どもたちは朝4時に起きて、6時には学校へ行き、お昼過ぎに帰って来るのだそうです。ですから、お昼から夜にかけてが彼の活動の時間。
そうすると午前中はわりと暇ですが、近くの大学で英会話の授業を受け持ったりしているそうです。テーマを決めて会話をさせるというようなことをやっているとか。これはかえって自分にとってすごく良い勉強になっているみたいです。たとえば「宗教」というようなテーマの場合、あまり今まで考えたことも無かったので逆に良い機会になったとか。

タイとはまた全く違った経験をしているようですが、これはこれで素晴らしい経験になることでしょう。残り期間は少ないですが、あと少し、体だけは気をつけて頑張って貰いたいです。
2015.12.18
「寄せ蟻の加工」
木工ネタですみません。「極上杢栃無垢一枚板座卓」の制作中です。今回も「反り止め」には「寄せ蟻」を使います。「寄せ蟻」の利点は加工の跡が分からないという点です。美観を優先する場合はこれを用います。
もう一つの利点は取り外しができるということです。実際に取り外すということはまず無いですが、たとえばどうしても現場で組み立てなければならないという時はこの方法を使えばできるのです。(2月に作るマカバ一枚板のテーブルはそれです。)
ところで、「寄せ蟻」は通常の「吸い付き桟」に比べて格段に手間がかかります。以下、その様子をダイジェストでまとめました。

まずはルーターという工具にストレートビットを付けて、正規のラインより小さめに荒彫りをします。
もう一つの利点は取り外しができるということです。実際に取り外すということはまず無いですが、たとえばどうしても現場で組み立てなければならないという時はこの方法を使えばできるのです。(2月に作るマカバ一枚板のテーブルはそれです。)
ところで、「寄せ蟻」は通常の「吸い付き桟」に比べて格段に手間がかかります。以下、その様子をダイジェストでまとめました。




以上、非常に大雑把ですがこんな感じで「寄せ蟻」の加工をします。
「蟻桟」(吸い付き桟)についてはいろんな考え方があります。「意味が無い」という人もいます。でもこういう仕事を頑固にやり続けるということには意味があると思いませんか?
さて完成まであと少し。オイルを塗って仕上げた瞬間に浮かび上がる極上の杢のきらめきを味わえることを楽しみに、がんばるぞっ!と。
さて完成まであと少し。オイルを塗って仕上げた瞬間に浮かび上がる極上の杢のきらめきを味わえることを楽しみに、がんばるぞっ!と。
2015.12.07
「つながる」
半布里工房をふるさとのこの地に開設して18年目になります。ここまでなんとか続けられたのは、第一に注文をして下さるお客様、その他にも家族やいろいろな人の助けがあってのことです。本当にありがたいことだと思っています。
以前も少し書いたと思いますが、近年だんだん多くなってきたのはリピート…すなわち以前作らせていただいたお客様が再びまたご注文を下さるということです。今年1年だけでも次のような仕事はすべてリピートのお客様の仕事です。
東京のお客様の胡桃(クルミ)のダイニングテーブルセット。こちらは2008年に胡桃(クルミ)のダイニングセット、2011年に学習机セット、2014年に床の間の床板をご注文いただいています。
以前も少し書いたと思いますが、近年だんだん多くなってきたのはリピート…すなわち以前作らせていただいたお客様が再びまたご注文を下さるということです。今年1年だけでも次のような仕事はすべてリピートのお客様の仕事です。





例えば、年月が経ってご子息が結婚し家を建てることになったので、今度はそちらのダイニングセットが欲しいという方。(たまたま現在も他の方からもそういう話をいただいてお打ち合わせ中です。) あるいは以前お納めした時は生まれたばかりだったお子さんが小学校へ入学の年になったので学習机を作ってほしいという方…そんな風に年月が経って今そういう再注文の波が来ているのかもしれません。
又、その他にも以前ご注文をいただいた方がお友達を伴って再びおみえになり、そのお友達の方のダイニングセットを制作するというようなことも増えてきました。そんなことを考えると、つくづく「つながっているんだなぁ」と思わされます。
こんなこともありました。来年1月から制作予定の胡桃(クルミ)のサイドボードと極上杢マカバ無垢一枚板ダイニングテーブルをご注文いただいたお客様のことです。その方からお聞きしたのですが、インターネットで当工房を知り「作ってもらおうかな」と思い更に調べていたところ、ダイニングセットの出来栄えを褒めていた知人の発注先がこちらであることが偶然わかったのだそうです。そして問い合わせてみたところ、佐藤さんならきっと良いように仕上げてくれる、と太鼓判をもらったそうです。全くの偶然ですが、ここでもつながっていたのですね。
「つながる」「縁」…そんなことをつくづく感じる今日この頃です。


そして、明日ぐらいから浜松のお客様の極上杢栃(トチ)無垢一枚板座卓の制作に入っていきます。その後、年内完成をめざして加茂郡のお客様の衝立制作へと入っていきます。
2015.11.24
「モネの池」
一昨日のお昼、妻と二人お昼ご飯を食べがてらドライブに出ました。目的地は近隣の「道の駅」です。家から15分ほど走ると美濃市の道の駅に着きました。そこでは、花の苗やら駄菓子やら五平餅、パンなどを買って、もう少し脚を伸ばそうかと板取町のほうへ向かいました。そちらへ行けば何か珍しい食べ物が食べれるんじゃないかと思ったわけです。
すると、またまたおもしろそうなお店があり、ちょっと立ち寄って漬物や切干やにんにくを買いました。帰ろうとすると看板が目に留まりました。
「モネの池まで10分」
「えっ、ニュースでやっていたあのモネの池じゃないの?すぐ近くじゃん!」
これは行かずにはいられないと車を走らせました。少し走ると片側1車線の国道は渋滞でした。その両脇に車がたくさん路駐してあり、大変な状況になっていました。名古屋ナンバーをはじめ他県ナンバーの車もいっぱいでした。
すると、またまたおもしろそうなお店があり、ちょっと立ち寄って漬物や切干やにんにくを買いました。帰ろうとすると看板が目に留まりました。
「モネの池まで10分」
「えっ、ニュースでやっていたあのモネの池じゃないの?すぐ近くじゃん!」



それでも湧水の池の水はきれいに澄んで、その中にハスの葉が幽玄の美を感じさせるように浮かび、その間を大小の色鯉がゆったりと泳いでいるというありさまは大変美しく思われました。
6月にはハスの花が咲いてそれは美しいことだろうと思いました。でも、きっと今日以上に人が多く渋滞もすごいだろうなぁと思ったのでした。少しお昼ごはんを食べに出たはずが、思わぬtrip(小旅行)となったのでありました。



又、シャクヤク、ペンステモン、フロックス、オルレア、ミヤコワスレなどを株分けして植えつけたり、チューリップ、アネモネ、ムスカリ、シラーなどの球根をたくさん植えました。
ビオラもいっぱい植えつけました。こちらのほうは東向きで日当たりがよいのできっと上手く育ってくれるだろうと思っています。楽しみ、楽しみ。
さて、工房では一宮市のお客様のケヤキ無垢一枚板ダイニングテーブルとベンチのセットが完成に近づいています。
今年もあと1ヶ月と少しになりました。まだまだ年内納品の仕事がいくつか待っています。いよいよ忙しい師走に突入です。
2015.11.13
「庭の拡張」
前から計画していてなかなかできなかったのですが、そろそろ来年の花の苗や球根を植えるタイムリミットが迫って来るのでやってしまいました。
隣接する畑のほうを少し削って花の庭を増やしたのです。一気にはできないので、先月中ごろからぼちぼち取り掛かりました。
草を引き、根を取り去り、仕切りのブロックを埋めたり、石を並べたり、籾殻やパーライト、堆肥を混ぜて土壌を改善したり、通路部分には新しい砕石を入れ足して固めたり…。こんな感じに新しい花壇が出来上がりました。(それにしても、電柱が邪魔ですね…。)

草を引き、根を取り去り、仕切りのブロックを埋めたり、石を並べたり、籾殻やパーライト、堆肥を混ぜて土壌を改善したり、通路部分には新しい砕石を入れ足して固めたり…。こんな感じに新しい花壇が出来上がりました。(それにしても、電柱が邪魔ですね…。)

まだまだバラやクレマチス、その他いろんな宿根草の苗を買ってきて植えたり、シャクヤクやペンステモン、フロックスなど、大きくなりすぎた宿根草の株分けをして移植する予定です。



カブに限らず、野菜が虫に食われないようにするために植え付け前や後に薬を使う人が多いですが、私はできる限り無農薬で育てたいと思っているので、こうなることは止むを得ません。
2015.11.05
「里の食べ物、里の暮らし」
一昨日の文化の日は絶好の行楽日和でしたが、相変わらずどこにも行かず家におりました。結局、朝早くから夕方までずっと外で動き回っていました。(お昼ご飯も庭で食べました。)
まずは畑に出てエンドウの柵を作り、カブの間引きなぞをやっておりました。その後、本日のメインイベントである「干し柿作り」に取り掛かりました。(これは妻がいる時にしかできませんので…。)

今年は渋柿が豊作(生り年)です。収穫かごに2杯分も取りました。(そんなに取っても食べられないですが、そのままにしておくと猿を呼び寄せることになってしまうので、あまり残しておかないほうがいいのです。)
まずは畑に出てエンドウの柵を作り、カブの間引きなぞをやっておりました。その後、本日のメインイベントである「干し柿作り」に取り掛かりました。(これは妻がいる時にしかできませんので…。)



ところで、この作業をやっているとき、妻がポツリと一言言いました。「やっていることは(まるで)農家だよね」…そうです、うちは農家ではないのですが、普段やっていることを考えるとなんだか昔の農家のようです。結構広い畑を耕作して、結構たくさんの野菜も作ります。ジャガイモや玉葱などはほぼ1年分ストックしています。そのほかの野菜も(完全ではないですが)自給自足に近いぐらい、食べきれないくらい作ります。


私の子供のころは、主におばあさんが畑から取れたものでいろんなものを作ってくれました。ふかし芋は私も大好物でした。他にもこの地域では「ぶんたこ」と言いますが、あんこがいっぱい入った草もちのようなものも大好きでした。
よくおじいさんと一緒に風呂を薪で沸かしましたが、ついでに焼き芋も作ってくれました。芋が入った芋ご飯、おこわ(もち米のお赤飯)、いろんな野菜を入れて作るけんちん汁、たけのこご飯…いずれも私は大好きでした。昔を思い出させる懐かしい食べ物です。
このような昔から続く里の食べ物は、やはり無くしてはいけないものだと思います。(もちろん、そういう作業は結構手間がかかって大変です。なんだかんだ言って妻がやってくれなければ何もできないので、私は大きなことは言えないのですが……感謝)
静かで美しい里山自然と豊かな里の暮らし…いつまでも守っていきたい日本の風景です。
2015.11.02
「近況」
最近少し肌寒くなって来ました。秋は時間が過ぎるのが早いようです。
我が畑の近況です。秋冬野菜は葉物が多いですが、第一農園では大根、カブ、白菜、キャベツなどが育っています。今年はことのほか生育が良いようです。



私のイチゴ畑は毎年畝間をかなり広く取って作っています。すごく贅沢な作り方ですが、後々収穫がしやすいということもありますし、終わった後で新しくランナーが伸びて太郎苗、次郎苗が出来てきたときにそのまま地面に根付くので、ほったらかし農法の私にはちょうど良いからです。


しかし、結局古いiPhoneのバックアップを取り、新しいiPhoneに移し変えるのに相当時間がかかり、結局一日仕事になってしまいました。アップルサポートに電話してやったのですが、何が原因か分かりませんがなかなかうまくいかず、結局4回もアップルサポートに掛けなおす結果となってしまいました。
でも最後に電話を受けてくれたアドバイザーの方がすごく感じが良かったです。「そうですか、今日は4回も電話をしていただいて本当にありがとうございます。上手くいきませんか。それはご心配でしょう。もし私がそうだったとしてもまったく同じ気持ちになりますよ。分かります。…しっかりサポートしますから安心してください。……(最後)あっ、出来ましたか!よかったですう!私も安心しました」というような感じでした。こういうのを聞くと本当に安心します。やはり「人」ですね。結局は。

なんだかんだやらなければならないことばかりです。いけないいけない、一つ一つ今のことを大事にしてやっていくことが大切なのでした。
2015.10.23
「携帯無しで過ごそうかな?でも…」
先日来わけあって携帯電話を持たずに過ごす日々を3、4日ほど持ちました。というのは、息子に私の携帯を貸さなければならなくなったからです。私はほとんど工房(家)で過ごすことが多いので、まぁ無くてもいいだろうということで息子に貸したわけです。
最初はさぞかし不便だろうなあと思ったのです。しかし実際に過ごしてみると、それが大して不便でもなく、全然問題なく過ごせてしまいました。そもそも私の携帯に電話をかけてくる相手といえば業者がほとんどで、携帯が通じなければ家に掛けてこればほとんど問題ありません。そんなに緊急の用事も無さそうですし。こちらから掛けたいときは固定電話で事足ります。というわけで通話についてはほとんど問題なし、というか携帯が無くても我慢できます。
その他で私が普段携帯を使うのはインターネットを見たり、お天気や地図のアプリを見たり、その他音楽のアプリを楽しんだりが多いですが、それらもどうしても無くてはならないものではありません。そもそも携帯というのは「便利道具」であって、必要不可欠な道具ではないのですね。そういうことがよく分かりました。私たちは携帯があることを前提として日々暮らしているようになってしまっていますが、実は意外とそうではないんです。こうやって携帯無しの日々を、たまには持ってみるのもいいかもしれませんよ。
…ただ、唯一「LINE」だけは必要欠くべからざるものになっています。というのは、海外に行っている青年との交信手段がこれだけなのです。(彼は携帯を解約して行っているので)ですから、これだけはどうしても必要です。そんなわけで、いよいよ携帯の更新期間に入ってきたので新しいのに変えようと思っているのですが、悩ましいところです。

さて、その青年は先日タイでのボランティアを終え、次のボランティア先であるインドネシアへと旅立っていきました。
今度はインドネシア中部の町にある「orphan house」…すなわち身寄りの無い子供たちの施設で英語を教えたり、世話をしたり、生活力(将来仕事につけるようにするための能力)をつけるための指導などのボランティアに携わります。
最初はさぞかし不便だろうなあと思ったのです。しかし実際に過ごしてみると、それが大して不便でもなく、全然問題なく過ごせてしまいました。そもそも私の携帯に電話をかけてくる相手といえば業者がほとんどで、携帯が通じなければ家に掛けてこればほとんど問題ありません。そんなに緊急の用事も無さそうですし。こちらから掛けたいときは固定電話で事足ります。というわけで通話についてはほとんど問題なし、というか携帯が無くても我慢できます。
その他で私が普段携帯を使うのはインターネットを見たり、お天気や地図のアプリを見たり、その他音楽のアプリを楽しんだりが多いですが、それらもどうしても無くてはならないものではありません。そもそも携帯というのは「便利道具」であって、必要不可欠な道具ではないのですね。そういうことがよく分かりました。私たちは携帯があることを前提として日々暮らしているようになってしまっていますが、実は意外とそうではないんです。こうやって携帯無しの日々を、たまには持ってみるのもいいかもしれませんよ。
…ただ、唯一「LINE」だけは必要欠くべからざるものになっています。というのは、海外に行っている青年との交信手段がこれだけなのです。(彼は携帯を解約して行っているので)ですから、これだけはどうしても必要です。そんなわけで、いよいよ携帯の更新期間に入ってきたので新しいのに変えようと思っているのですが、悩ましいところです。


今度はインドネシア中部の町にある「orphan house」…すなわち身寄りの無い子供たちの施設で英語を教えたり、世話をしたり、生活力(将来仕事につけるようにするための能力)をつけるための指導などのボランティアに携わります。

そしてそのあと引き続き、なかなか取り掛かれずにお待たせしてばかりいますが、加茂郡のお客様の玄関衝立の制作へと続きます。よろしくお願いします。
〜緊急連絡!!!〜
学習机を制作ご希望のお客様。トップページにも告知してはございますが、来春ご入学に合わせて制作するためにはぜひ今(今月中に)ご注文を頂きたく思います。現時点でギリギリお一人様は空きがございます。よろしくお願いします。
学習机を制作ご希望のお客様。トップページにも告知してはございますが、来春ご入学に合わせて制作するためにはぜひ今(今月中に)ご注文を頂きたく思います。現時点でギリギリお一人様は空きがございます。よろしくお願いします。
2015.10.13
「愛着を持って使い続けると…」
昨日、浜松からお客様がみえました。現在ウォールナットのπチェア4脚を製作中ですが、そのご依頼主であります。このお客様には以前からいろいろとご注文をいただいて、ご贔屓にしていただいています。(お客様の声1、お客様の声2)
この後もまた座卓を作らせていただくことになっています。ありがたいことです。
πチェアについては今回で9脚目となるご注文になります。大変気に入って頂き、本当にうれしいです。それで今回は自分のお尻に合わせて座ぐりをして欲しいということで、工房にいらっしゃいました。そして、目の前で座ぐりをして差し上げたというわけです。(実は以前も同じようにして差し上げました。)
ところで実はこのお客様、以前制作しましたπチェアを2脚持ってみえました。桜のπチェアとウォールナットのπチェアです。そして、「すごくいい感じに経年変化していますよ」と言って見せていただきました。お聞きすると1年に一回はオイルを塗ってメンテナンスもしておられるご様子。「なぜなぜして使ってますから」と笑いながら言われました。
どちらも色合いに深みが増し、艶々で透明感が出ています。愛着を持って使い続けるとこんな風に味わいが増していくのだなと改めて感じました。うちにあるπチェアもこのお客様に預けて使ってもらおうかなと思ったほどでした。(笑)
「ぜひ写真を撮って里山だよりに載せてください」と言われました。撮影の技術が乏しいのでうまく伝わるかどうか分かりませんが、写真をご覧ください。ぴかぴかの新品もいいですが、やはり使い続けて美しく変化していくものはさらにいいですね。無垢の木の家具の本質はそこにあるのでしょう。出来上がった時が最高なのではなく、そこから使い続けながら更に美しく育っていくのだなあと感じます。
πチェアについては今回で9脚目となるご注文になります。大変気に入って頂き、本当にうれしいです。それで今回は自分のお尻に合わせて座ぐりをして欲しいということで、工房にいらっしゃいました。そして、目の前で座ぐりをして差し上げたというわけです。(実は以前も同じようにして差し上げました。)
ところで実はこのお客様、以前制作しましたπチェアを2脚持ってみえました。桜のπチェアとウォールナットのπチェアです。そして、「すごくいい感じに経年変化していますよ」と言って見せていただきました。お聞きすると1年に一回はオイルを塗ってメンテナンスもしておられるご様子。「なぜなぜして使ってますから」と笑いながら言われました。
どちらも色合いに深みが増し、艶々で透明感が出ています。愛着を持って使い続けるとこんな風に味わいが増していくのだなと改めて感じました。うちにあるπチェアもこのお客様に預けて使ってもらおうかなと思ったほどでした。(笑)
「ぜひ写真を撮って里山だよりに載せてください」と言われました。撮影の技術が乏しいのでうまく伝わるかどうか分かりませんが、写真をご覧ください。ぴかぴかの新品もいいですが、やはり使い続けて美しく変化していくものはさらにいいですね。無垢の木の家具の本質はそこにあるのでしょう。出来上がった時が最高なのではなく、そこから使い続けながら更に美しく育っていくのだなあと感じます。
2015.09.29
「相変わらず…」

あれから2年経ったので(割引が無くなり)来月になると料金が結構上がってしまいます。そこでどうしようかと。他社に乗り換えるかそれとも…とりあえず、まずは携帯ショップに行って聞いてみようと出かけたわけです。
まずは2年前に買った大手電気屋さんへ。2年前の当時の店員さんはもうすでにいませんでした。つかつかとカウンターへ。すると黒いシャツ(ソ○○バ○○)の店員さんが(そこそこベテランでしたが)近寄って来ました。
ソ :「何か御用ですか?」
私 :「今はソ○○バ○○のiPhoneを家族全員で使っていますが、そろそろ2年経つのでどうしようか相談に来ました。」
(来月からどのくらい料金が変わるか聞き、どうするのがいいか、安くできる方法は無いか聞こうとしたら)
ソ :「乗り換えのご相談ですか?でしたらそれはこちらではできませんので、あちら(N○○ド○○)の方に行ってもらわないと。」
私 :「(心の中で)おいおい、私があなたを指名したのではないぞ。そっちが勝手に近づいてきて、『来るところが違う』って人を馬鹿にしたようなことを言って!」
私 :「今はソ○○バ○○のiPhoneを家族全員で使っていますが、そろそろ2年経つのでどうしようか相談に来ました。」
(来月からどのくらい料金が変わるか聞き、どうするのがいいか、安くできる方法は無いか聞こうとしたら)
ソ :「乗り換えのご相談ですか?でしたらそれはこちらではできませんので、あちら(N○○ド○○)の方に行ってもらわないと。」
私 :「(心の中で)おいおい、私があなたを指名したのではないぞ。そっちが勝手に近づいてきて、『来るところが違う』って人を馬鹿にしたようなことを言って!」
そして、すぐにこの店員さんの話を聞く気持ちは消えました。それで、次にN○○ド○○の人のところに行って話しを聞くと、今度は結構な速さで、また例の調子で専門用語を並べ立て自分のペースで話を進めていきます。それでは私は全く理解できません!
最終的に何を言われたかというと「(今日は9月29日)来月になるとこのサービスができるかどうかはわかりませんから、来月になってから来てもらわないと…」 まるで「このシロウトが(全くシロウトなんだから困るわ。そんなの常識ですよ)」と言わんばかりの雰囲気でした。しかし、携帯ショップってどうしていつもこういう感じなんでしょうね。そんなことを感じるのは私だけでしょうか?
たまたま運が悪くそういう店員さんに当たっただけかもしれません。確かに、結局何件か回った中で、最後のショップの店員さんは「私が言うことじゃないですけど、やはり他社に乗り換えられるのが安いと思います。詳しくは分からないですけど、これぐらいはかかると思います」と言って他社の場合の試算をしてくれましたし、「こういう条件で一番安いところを探されるのが一番です」と言って料金設定時の目安まで教えてくれました。
私は思います。小学校1年生でも分かるような話をすることができてこそ、本当のプロなんです。私の尊敬する哲学者「田中美知太郎先生」は言っています。「平易な言葉で語れる人が本当に優れた賢者なんだ」と。その本を読んだ(学生の)時からいつもそう思うようになり、難しい言葉を使って書いたり言ったりしないようにしようと思うようになりました。(たとえば文章を書く時もそうです。漢字を使ったり、難しい言葉や横文字を使えばいいってもんじゃあないです。時にはあえてひらがなを使った方がよく分かる文章になりますから。) そして私も自分の仕事のことはできる限り分かりやすくお客様に伝えていけるように努力したいといつも思っています。
私は今回も、分かりやすく(私のレベルまで下りて)話してくれる人から携帯を買いたいと思っています。私たちは「商品」を買うのじゃないです。商品を売っている「人」から買うのです。




そのほかにも学習机用の楢(ナラ)など、今年から来年の春にかけて制作を待つ木材が工房内や材料置き場に待機しています。
私はこういう材料を眺めている時間が好きです。「どんな風に変わるのかなあ」「どんな風にするとその良さが引き立つかなあ」などと思案している時間が貴重な時間になります。
2015.09.25
「勝手に○○」

さて、先日の土曜日、東京からお客様がいらっしゃいました。そして、当工房へいらっしゃるついでに岐阜を観光していこうと思うということを言われたので、「それなら郡上八幡へ行かれたらどうですか?」と郡上八幡観光をお勧めしました。その際に私が「私は『勝手に郡上八幡観光大使』をやってますから」と言うとお客様には大うけでした。
郡上八幡へは当工房から車で50分ほど、電車(長良川鉄道)で1時間と少しで行くことができます。清流吉田川(長良川の支流)が街の中を流れ、小京都のような町並みを散策するだけで本当に楽しいところです。春の祭りや、夏の盆踊りは特に有名ですが、年中観光客が絶えません。詳しいことは過去の「里山だより」にも書いてありますので、そちらをご覧ください。

郡上八幡も松井屋さんにとっても迷惑かもしれませんが、私自身が気に入っているので勝手にお勧めしています。
そう言えば私は「勝手に新妻聖子応援団員」もやっています。前にも里山だよりに書いたことがあります。最近はちょくちょくメディアにも登場するようになりましたが、知る人ぞ知るミュージカルスターです。その新妻聖子がちょうど本日「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」という番組に出るようです。楽しみです。絶対見るぞ!よかったらどうぞ。
2015.09.15
「龍福寺(りょうふくじ)〜今を生きる」

また、このお寺で書道教室もやってみえたので、私も8年ほど通いました。習字を習いに行くというよりは境内でみんなで遊ぶために通ったようなものでしたが…。


夏のキャンプの時は、真っ暗なお寺の中(お墓もあります)で「きもだめし」をやったりしたものです。
ことほどさように、このお寺は私たちにとっては本当に我が庭のようなお寺なのです。私のうちは禅宗ではなく浄土真宗ですが、そんなことは全然関係なく、このお寺は「私たちのお寺」みたいな感じなのです。

当日は16名ほどが参加しました。私たちは夫婦とも参加しました。私も座禅は始めての経験でした。あぐらを組んで、できれば足を乗せ(私は足が堅いので片足しか乗せませんでしたが)、背筋を伸ばして、目は90センチほど先の畳を見るという格好です。

そうやって途中休憩(その間は住職のお話を聞き)を入れて、大体40分ぐらい座禅を組みました。すごく良い経験になりました。
その後でご住職の法話をお聞きしました。私たちは日ごろ「過去を振り返ってばかりいたり、先(未来)のことばかり気にしていたりして、少しも『今』を生きていない」と言われました。今を大事にする、今に集中することが一番大切なことなのだ、と。禅宗では何でもないことでも「今」していることをおろそかにした時に厳しく叱責されるということでした。たとえば歯磨きをするとき、チューブから出した歯磨き粉をこぼしたりすると、それはすごく叱られるのだとか。「今」に集中していないということなのです。
そういった何でもないことでも「今」を大切にしていく生活そのものが「禅」ということなのかもしれません。まったくそのとおりです。ほかにも住職の言われるすべての言葉が私に向かって言っておられるように感じました。家に帰って妻と話をしたら、妻も同じく「私に向かって話してみえるみたいやった」と言っていました。また忘れそうになった頃にときどき座禅を組みに行ってみたいと思ったのであります。
そして、その後は懇親会です。ご住職が3日前から仕込んでおられた、こだわりのカレーをいただきました。本当においしかったです。今日は「中辛」でしたが、禅宗の方たちの奉仕作業のときなどはいつも「甘口、中辛、辛口」と3種類、大量に作って用意してみえるそうです。大変良い経験になりました。
2015.09.07
「きらきらが蘇った!〜テーブルの再生〜」
それは突然の電話でした。つい先週のこと、10年前に栃(トチ)無垢一枚板ダイニングテーブルを作らせていただいたお客様からSOSの電話がありました。「この前佐藤さんにメールで教えてもらったように、サンドペーパーを買って来て、汚れたテーブルを磨いて再生しようと始めたんですが、とても手に負えなくなって…何とか助けてください」…と。
実は先週、次のようなメールが来ました。
私は(部分的に補修をされるんだろうと思い)通常皆さんにお知らせしているやり方をメールでお伝えしました。ところがしばらくして冒頭のような電話がかかってきたのです。
詳しく聞くと、(10年間)今まで一度もメンテナンスはしておらず、全体が相当汚れてしまったので全体を補修しようと取り掛かられたところ、「とても自分たちでは無理だ」と気が付かれたということでした。すでに補修を始めてしまったのでこのまま放っておくこともできず、忙しい中申し訳ないがすぐに何とかしていただけないかというような電話でした。
やむなく、次の日にテーブルを引き取りに伺い、再生をさせることになりました。10年ぶりに再会したテーブルは確かに相当汚れ、しみ、傷がついていました。
実は先週、次のようなメールが来ました。
御無沙汰しております。名古屋市中川区のHです。10年ほど前にそちらで栃の一枚板のテーブルを購入させていただいたものです。今もリビングの中心で大切に使わせていただいており、ありがとうございます。ご相談がありメールさせて頂きました。子供がいる分落書きや飲み物のシミなどが目立つようになり、自分でメンテナンスしたいのですが、メンテナンス方法とオイルの種類、購入方法などご教授下さい。宜しくお願い致します。
私は(部分的に補修をされるんだろうと思い)通常皆さんにお知らせしているやり方をメールでお伝えしました。ところがしばらくして冒頭のような電話がかかってきたのです。
詳しく聞くと、(10年間)今まで一度もメンテナンスはしておらず、全体が相当汚れてしまったので全体を補修しようと取り掛かられたところ、「とても自分たちでは無理だ」と気が付かれたということでした。すでに補修を始めてしまったのでこのまま放っておくこともできず、忙しい中申し訳ないがすぐに何とかしていただけないかというような電話でした。


2015.08.05
「ナコンラチャシーマ通信2」
タイでボランティア活動を続けている「青年」は元気でやっているようです。彼が行ってから2ヶ月が過ぎました。もっぱらlineでのやりとりが続いていますが、とにかく周りの人みんなが親切にしてくれるとのこと…ホームシックなんて全く無さそうです。「いつかまたもう一度ここに来たい」とすでに言っているぐらいです。さすが「ほほえみの国 タイ」というだけのことはあります。
月曜日から金曜日までは目いっぱい一日数時間の英語授業などをこなし(相変わらず教えるのは難しいと言っていますが)、土日は休暇です。その土日には必ずホームステイ先のホストファミリーの方がいろいろなところへ連れて行ってくれるようです。
こちらはホストファーザーのふるさとの近くにあるアンコールワット様式のお寺。あの有名なアンコールワットと同時期に建てられたものらしいです。

こちらはホストファーザーのふるさとの近くにあるアンコールワット様式のお寺。あの有名なアンコールワットと同時期に建てられたものらしいです。

同僚の方の息子が僧侶になるということで、その儀式に参加するということは結構度々あるようです。タイでは20歳になったら、みんながこうやって出家の儀式を行うのだそうな。ついでに22歳になった時には、男子は兵役に付くためのくじを引くのだそうです。ホストブラザーも今年くじを引くことになっていると言っていました。





それにしてもその数何十人…考えられないです。(この写真に写っている人の倍ほどの人数がいたらしいです。)お互いを大切にし合うという風土なんでしょうね。

…しかし、遠い国の若者がまさか自分の学校の部活動の服を着ているとは、思いもしないでしょうね。花巻北校 弓道部の諸君。
暑い暑い!!工房は休み無しで稼動しています。しかし、さすがにこの猛暑の中、昼休みは少し長めに取っています。そうしないとやってられない!工房内は40度を超えています。その熱が夕方になってもひかないので困ります。早く夏が終わってくれないかなあ。
2015.07.31
「高校野球賛 忘れられない試合」
高校野球の季節です。地方予選も終わり、甲子園大会が始まろうとしています。我が岐阜県はノーシード校同士の決勝戦となるなど、珍事態が起きています。いつも地方予選敗退が多く県大会に出る事も多くないという公立進学校と、かつては甲子園に出場経験があるものの近年落ち込み気味で、今年は春の県大会にも出れなかった公立校との決勝戦でした。
岐阜県はこのところずっと団子状態で、圧倒的に強いという高校が無くなってきました。結局、かつては野球に力を入れていた私立高校が「文武両道」を目指すようになって野球の力が落ちてきた事と、良い指導者が(大学への流出や高齢化などもあって)少なくなってきた事など、いろいろ原因は考えられるでしょう。
…なんて、こんな知ったような事を書いていますが、実は息子が長く野球をやっていたので、私もそれに付き合って長い間野球とは縁が深かったのであります。少年野球の頃は育成会長もやらされましたので、それこそ深く関わる事になってしまいました。(スポーツ少年団についてはいろいろ問題も感じます。私の出来る範囲で変える事もしたつもりです。)
中学3年の時は県の強化選手(スーパージュニア)に推薦されたおかげで、その合宿にも付き合って来ました。元全日本監督・西濃運輸監督の後藤寿彦さんを筆頭に、朝日大学の前監督林氏や県内の公立高校の監督がずらりと揃い、指導をして頂けました。その練習中もスタンドには私立強豪校の部長などが見学に来ていました。(半分は青田買いみたいな感じですが…。)
高校は本人の強い希望で、いわゆる野球の強豪校(甲子園出場経験も2回ほど)へと進学しました。練習試合は県外の野球の強豪校とも多くさせて頂いたので、遠征も数多くお付き合いしました。
横浜高校、慶応高校、日大藤沢高校、星稜高校、常葉菊川高校、愛工大名電高校をはじめ愛知県内の有名強豪校、いなべ総合高校、比叡山高校、近江高校、富山商業、智弁和歌山高校、福井商業、敦賀気比高校、遊学館高校、国士舘高校…数え上げればきりがありません。
投手をしていたので野手以上に体のケアには気を使わなくてはならなく、整体やマッサージにも定期的に連れて行っていました。その先生は元プロ野球(中日ドラゴンズ)の投手をしてみえました(あの星野仙一の後、中継ぎで投げたらしいです)ので、貴重なお話も多く聞く事になりました。
ですから、実を言うと野球は私の生活の中では結構な位置を占めていたのです。私自身はかつては野球にあまり興味が無い人間でしたが、息子に付き合ううちにだんだん良さがわかって来ました。特に高校野球は素晴らしいものだと感じる事になりました。
岐阜県はこのところずっと団子状態で、圧倒的に強いという高校が無くなってきました。結局、かつては野球に力を入れていた私立高校が「文武両道」を目指すようになって野球の力が落ちてきた事と、良い指導者が(大学への流出や高齢化などもあって)少なくなってきた事など、いろいろ原因は考えられるでしょう。
…なんて、こんな知ったような事を書いていますが、実は息子が長く野球をやっていたので、私もそれに付き合って長い間野球とは縁が深かったのであります。少年野球の頃は育成会長もやらされましたので、それこそ深く関わる事になってしまいました。(スポーツ少年団についてはいろいろ問題も感じます。私の出来る範囲で変える事もしたつもりです。)
中学3年の時は県の強化選手(スーパージュニア)に推薦されたおかげで、その合宿にも付き合って来ました。元全日本監督・西濃運輸監督の後藤寿彦さんを筆頭に、朝日大学の前監督林氏や県内の公立高校の監督がずらりと揃い、指導をして頂けました。その練習中もスタンドには私立強豪校の部長などが見学に来ていました。(半分は青田買いみたいな感じですが…。)

横浜高校、慶応高校、日大藤沢高校、星稜高校、常葉菊川高校、愛工大名電高校をはじめ愛知県内の有名強豪校、いなべ総合高校、比叡山高校、近江高校、富山商業、智弁和歌山高校、福井商業、敦賀気比高校、遊学館高校、国士舘高校…数え上げればきりがありません。
投手をしていたので野手以上に体のケアには気を使わなくてはならなく、整体やマッサージにも定期的に連れて行っていました。その先生は元プロ野球(中日ドラゴンズ)の投手をしてみえました(あの星野仙一の後、中継ぎで投げたらしいです)ので、貴重なお話も多く聞く事になりました。
ですから、実を言うと野球は私の生活の中では結構な位置を占めていたのです。私自身はかつては野球にあまり興味が無い人間でしたが、息子に付き合ううちにだんだん良さがわかって来ました。特に高校野球は素晴らしいものだと感じる事になりました。

又、実際にドラマのような試合が展開されるのです。息子たちの場合もそうでした。3年最後の夏、県大会の3回戦でした。相手はプロ注目の今大会ナンバーワン投手を擁する岐山高校(秋季大会3位で東海大会出場、春季大会も3位)でした。この高校とは因縁が深く、前年の大会でも接戦の末さよなら負け、秋季大会も延長の末さよなら負けという苦渋をなめている相手です。
この試合でも1点を争う好試合となりました。結局2対2のまま延長に入りました。我がチームの先発投手もよく踏ん張り、相手投手とともに素晴らしい投手戦を繰り広げましたが、結局延長12回表に1点取られ3対2。しかしその裏、我がチームも代打に1年生の新人を送って、その子がタイムリーを放ち同点となり3対3。
そして延長13回表から息子が登板となりました。もうその頃には雰囲気が異様に盛り上がって、恐ろしい感じでした。もう1点も許されない、1点取られたら負けという雰囲気です。息子がマウンドへ走って向かうのを見て私は思わず「ここでか!…」と叫んでいました。登板がうれしくもあり、「ここで投げて欲しくない」「怖い」と言う気持ちもあり…複雑でした。
しかし、結果は13、14、15と3イニングを1安打のみ、1三振、無四死球、9人でぴしゃりと押さえるという好投を見せてくれました。もちろん味方のナイスプレーにも助けられました。捕手がいいところで盗塁を阻止してくれました。又、延長14回には交代した内野手(控えの2塁手)が、3連続ファインプレーという離れ業で3アウトにしてくれました。(この選手は小学校のスポ少の頃からの知り合いです。)
そして延長15回の裏です。高校野球は規定により15回で同点の場合は翌日再試合という事になっています。相手投手もへとへとながら(おそらく玉数は250球以上は投げていると思います)、踏ん張って2アウトとなりました。2アウトランナー無しです。
そこからドラマが起きました。バッターは我がチームの4番(現在は北陸地方の独立リーグで活躍しています)。ライトポール際にあわやホームランかという大きな当たり(ここでのスタンドの盛り上がりがすごかったです)のあと、きれいにレフト線へ流しうちで進塁。2アウト1塁となりました。

そして続く5番が打った打球は強い当たりではありましたがショートゴロ。「終わりか!」と思った瞬間、ショートがエラー!セーフとなり、2アウト1、2塁となりました。一打サヨナラの場面となったのです。
ここでバッターはキャプテン、キャッチャーの子。この選手は実は昨年も出場しており、その時はこのチーム相手に最後のバッターになってしまい、悔しい思いをしていた子です。不思議な因縁ですが、そのシーンがまたもめぐってきたのです。スタンドの声援は叫びと変わっています!親兄弟はもう見ていません。合掌して下をうつむいています。


相手の投手や捕手はがっくりとひざと手を地面につけてうなだれています。セカンドのランナーがサヨナラのランナーとなって、その瞬間試合終了!
ベンチからは全員が飛び出し、ヒットを打ったキャプテンに飛びついて行きます。スタンドはもう叫びと涙と喜びと、何がなんだか分からない状態でした。実にこの試合は奇跡のような試合だったと思います。監督も打つ手がすべて当たり、出る選手がみんな活躍するという。
結局この試合に勝ち、次の試合(4回戦)も7対5と逆転されての4回から息子が登板、結局大逆転で気が付いたら15対8というコールド勝ちで準々決勝へと進みました。息子はソロホームランの1点は取られましたが、あとはがんばって3イニングを押さえてくれました。
結局この大会は準々決勝で敗退。ベスト8でした。我がチームは私立の強豪校ですが、息子たちの学年はすべてが近隣の中学の出身者、いわばすべてが地元の生徒でした。その多くは小学校のスポーツ少年団の頃からの顔見知り、中学校でも対戦した仲間ばかりです。そういう意味でも本当にいいチームでした。それだからこそ余計にドラマを生むのです。
息子は現在は野球をやっていませんが、高校野球を通じて得たものは大きな財産、力になっています。あれだけの経験をしてきたのですからたいていの事は乗り越えられえるし、我慢も出来ます。高校進学の時、普通に公立の進学校へ行くか、この野球の強豪校へ行くかで相当悩みましたが、今では良かったと思っています。普通に進学校へ進んでいてはつかないだろうと思う大きな力(人間力)が付いたのではないかと思っています。…もうすぐ甲子園。どんなドラマが繰り広げられるのか楽しみです。
さて工房では奈良のお客様の栃無垢一枚板のダイニングテーブルが佳境となっています。ユニークな板ですので、割れやら穴やら様々な問題を持っています。でも逆にそれが味にもなります。何とか使えるように加工をしています。もうすぐ完成です。
2015.07.17
「夏の庭」

猛暑、台風と厳しい天気が続いています。庭もすっかり荒れて……と言うほどではありませんが、さすがに花にとってはつらそうで、緑中心の夏の庭となっています。
他にもタチアオイやダリア、様々なハーブの花たち、ムクゲの花などが咲いています。私はムクゲを見ると「ああ夏だなあ」と思います。暑い夏の納品で高速を走るとたいてい道の両側に植えてあったりするので、ムクゲ→真夏→暑い→アチィー!…と連想してしまいます。
2015.07.09
「あられ組み、石畳組み、ロッキング」
もう1ヶ月以上前のことですが、あるテレビ番組のディレクターから電話がかかって来ました。その番組はみなさんよくご存知だと思いますが、某有名アイドルグループが自分たちの力で色々なものを作って自給自足の生活をするというものです。
実はこの番組から電話がかかってきたのは今回で2回目…前回は木で作った水路をつなげるのに「雇い実接ぎ」を使いたいのだが、それについて聞きたいというものでした。
で、今回は「枡を作るのですが、枡を組み合わせている組み方についてちょっとお聞きしたい…」というものでした。「石畳組み」について詳しくお聞きしたいという内容です。
聞くところによると、すでに「枡」を専門で作っている会社などにも聞かれたようですが、その時の返事は「ロッキングという組み方です。石畳組みなんて知らない」というようなお返事だったとか…。
大量生産の現場では、通常こういう仕事は「コーナーロッキングマシーン」という機械で大量に早くこなしていきます。ですから、「ロッキング」と言われたのでしょう。全然間違いではありません。
実はこの番組から電話がかかってきたのは今回で2回目…前回は木で作った水路をつなげるのに「雇い実接ぎ」を使いたいのだが、それについて聞きたいというものでした。

聞くところによると、すでに「枡」を専門で作っている会社などにも聞かれたようですが、その時の返事は「ロッキングという組み方です。石畳組みなんて知らない」というようなお返事だったとか…。
大量生産の現場では、通常こういう仕事は「コーナーロッキングマシーン」という機械で大量に早くこなしていきます。ですから、「ロッキング」と言われたのでしょう。全然間違いではありません。

組み接ぎの枚数が増えていくとだんだんとその断面の形が細かく変わっていきますが、正方形に近くなると「あられ」のような形になるので「あられ組み」と言い、更に細かくなると薄い長方形になり、石畳のような形に似てくるので「石畳組み」と言ったりします。
私の場合は箱物家具の引き出しを作るとき、その奥の方(向う板と側板を組み合わせる際に)の加工にこの組み手をよく使います。もちろんいろいろなやり方がありますから、かならずこうでなければならないことはないのですが、強度とか見た目の美しさなどを考えて、このやりかたが好きなのでそうしているわけです。
その加工には先ほども書いたように「コーナーロッキングマシーン」があればきれいに早くできるわけですが、それは「大量生産の現場」だからこその話…同じサイズのものを大量に制作する現場ならばそりゃあ有効な機械です。でも私どもが作るのはたいていの場合、「少量」で「サイズもさまざま」ということがほとんどです。ですからその機械の有用性は発揮されませんし、そもそもそんな機械は持ってもいません。

まぁ「治具」と言っても大変原始的なものです。組み枚数が増えるほど誤差も大きくなってきそうなので、「そんなもので大丈夫か?」と言われそうですが、結構幅広の板の場合でもこの程度にはできますから、一応合格点はあげられるでしょう(!?)
(「人が仕事をするのじゃなくて機械が仕事をするのだ」とか言って良い機械を揃えたり、治具の開発制作に腐心している人たちも多いようですが、僕はそうは思いません。機械を使いこなす手業こそが大事なのだと思います。)



妻がいろんな人にあげたりすると「(ミニトマトを食べた人からは)えっ?フルーツトマトじゃなかったの?!」とか「いやあれは絶対普通のミニトマトではない!種類が違うんじゃないの?」とか言われたり。(いや、ごく普通のミニトマトです。)
他の人からも「きゅうりもトマトもすごくおいしかった!」と言われます。ジャガイモは言うまでもありません。(うちの一番の自慢はジャガイモです。) そう言われるのがうれしくて、また今年もいっぱい作っているのです。

コロたんも今年も上手くいきませんでした。(つる枯れしてしまいました。)


いつもは7〜8段花ぐらいに止めてその上はもう伸ばさないように先を摘んでしまいますが、今年はまだまだ立派に実が付きそうな勢いなのでもう少し伸ばします。すでに私の身長をはるかに超えたところまで伸びています。

また、珍しくネットメロンも調子良いです。いつもならつる枯れして終わり…っていう感じですが、今年はいい感じにネットができ、しかもそこそこ大きいのがいくつもできています。すでに何個か収穫して追熟させています。熟れる時を楽しみに待っています。
2015.07.06
「タイ ナコンラチャシーマ通信」
私のよく知るある青年が、6月1日からボランティアでタイへ行っています。タイの田舎の学校でこどもたちに英語を教えるというのがその主な任務です。ここで4ヶ月過ごし、さらにその後インドネシアへと向かう予定のようです。
まずは現地のNGO本部へ行き、1週間ほどオリエンテーションを兼ねて、そこで過ごします。同じ時期に活動をするために世界各国から集まった志を同じくする若者と、そこでしばらく共同生活をします。フランス、イタリア、フィンランド、香港、インドネシア、タイ、そして日本と様々な国から集まった仲間です。コミュニケーションは世界共通言語の英語で…日本から持参したふりかけが大好評だったようです。
まずは現地のNGO本部へ行き、1週間ほどオリエンテーションを兼ねて、そこで過ごします。同じ時期に活動をするために世界各国から集まった志を同じくする若者と、そこでしばらく共同生活をします。フランス、イタリア、フィンランド、香港、インドネシア、タイ、そして日本と様々な国から集まった仲間です。コミュニケーションは世界共通言語の英語で…日本から持参したふりかけが大好評だったようです。
宿泊は運の良い事に、その学校の校長先生のお宅にホームステイさせて頂く事になったようです。最初の写真のようなタイ式の宿泊施設を覚悟していたので、快適なお宅に住ませて頂いて天国のよう…ご家族の方はもちろん、皆さんが本当に親切なようで、すごく住みやすいと彼は言っていました。
ただし現在は連日40℃近い暑さのようで、しかもエアコンはほとんど無いみたいです。ただし扇風機がどこにでも置いてあるみたいで、「大丈夫」だと言っていました。今年は雨が少なく、水道の水が出ないなんていう事もあるようです。「今日は朝から水汲みだ」などと言っていました。

彼はすべての学年の英語の時間を受け持つ事になったようです。いろいろゲームを工夫したり、遊びを入れたりして四苦八苦しているみたいです。「教えるのは難しい」と言っておりました。
ただし現在は連日40℃近い暑さのようで、しかもエアコンはほとんど無いみたいです。ただし扇風機がどこにでも置いてあるみたいで、「大丈夫」だと言っていました。今年は雨が少なく、水道の水が出ないなんていう事もあるようです。「今日は朝から水汲みだ」などと言っていました。



日本とは全く違った文化の中で現地の生活に溶け込んで、素晴らしい経験となる事でしょう。彼とはLINEでやりとりをしているので、遠くはなれていてもその生活の様子がよく分かります。LINEもいろいろ言われていますが、便利なものです。LINEのおかげで彼とつながる事が出来ているわけですから。
2015.06.18
「近況」
前回の更新から、あっという間に2週間以上が過ぎました。この間、我が家は慌しく過ぎていきました。(いろいろあって結構忙しかったです。うれしいことですが…。)
さて畑の方は、昨日ジャガイモの収穫をしました。前にも書きましたが、今年は完全に不作です。(周りの人に聞いても同じようなことを言われます。)原因は第一にやはり4月頃に雨が全然降らなかったことだと思います。やはり欲しい時に雨が降らないと全く大きくなりません。その後病気も出たりして、生育が不調となりました。
持論ですが、作物は初期生育が大事です。その頃にしっかりと根を張らせ、茎葉を大きく育たせないと後でしっかりした成長は望めません。逆に言えば初期にしっかりと育っていれば、後は少々厳しい環境になっても耐えることができるのです。そんな力が付いているのです。病気にもなりにくいと思います。
思えば人間にも同じようなことが言えるかもしれません。小さい頃にしっかりと人としての土台となる部分を太らせておくことが大事なんじゃないでしょうか。やれ学習塾だ、そろばん塾だ、ピアノだ、英語だ、スイミングだ…そんな習い事ばかりに時間をかけるよりも、もっと人間として大事な根っこの部分を太らせてやることが大事なんではないでしょうか。
話が大脱線しました。ジャガイモのことでした。とにかく例年に比べると今年は全体に小ぶりでした。私は勝手に野球ボール大のサイズのものをLサイズ、それより大きいソフトボール大ぐらいのものをLLサイズ、テニスボールかそれより少し小さいぐらいのものをMサイズ、それより小さいものをSサイズ、SSサイズと言って分けています。例年ならLサイズ、LLサイズが半分ぐらいあるのですが今年はほとんど無く、大体がMサイズかSサイズでした。それでも収穫かごに4杯以上取れましたので、量的には十分かなという感じです。

持論ですが、作物は初期生育が大事です。その頃にしっかりと根を張らせ、茎葉を大きく育たせないと後でしっかりした成長は望めません。逆に言えば初期にしっかりと育っていれば、後は少々厳しい環境になっても耐えることができるのです。そんな力が付いているのです。病気にもなりにくいと思います。
思えば人間にも同じようなことが言えるかもしれません。小さい頃にしっかりと人としての土台となる部分を太らせておくことが大事なんじゃないでしょうか。やれ学習塾だ、そろばん塾だ、ピアノだ、英語だ、スイミングだ…そんな習い事ばかりに時間をかけるよりも、もっと人間として大事な根っこの部分を太らせてやることが大事なんではないでしょうか。
話が大脱線しました。ジャガイモのことでした。とにかく例年に比べると今年は全体に小ぶりでした。私は勝手に野球ボール大のサイズのものをLサイズ、それより大きいソフトボール大ぐらいのものをLLサイズ、テニスボールかそれより少し小さいぐらいのものをMサイズ、それより小さいものをSサイズ、SSサイズと言って分けています。例年ならLサイズ、LLサイズが半分ぐらいあるのですが今年はほとんど無く、大体がMサイズかSサイズでした。それでも収穫かごに4杯以上取れましたので、量的には十分かなという感じです。


その他の野菜も比較的順調です。そういえば、実は「ネットメロン」として買ってきた苗が一つだけ(お店の人が間違えて札を付けてあったのだと思いますが)育つにつれて「なんか違うぞ?」と思うようになり、さらに育ってきたらかぼちゃだということに気がつきました。他の3株は他のお店で買ったので間違いなくネットメロンでした。「まぁかぼちゃも一つぐらいあってもいいわ」とあきらめることにしました。
"jagar's garden"も数々の花が咲いては散り、次々とその様子を変えて行きました。今は緑濃い夏の庭に変貌しつつあります。アジサイ、カラー、タチアオイなどがきれいです。
これからは、ダリヤ、エキノプス、グラジオラス、カサブランカ、タチアオイ、そしていろんな種類のハーブたちが目を楽しませてくれることと思います。
2015.05.29
「カラカラ天気」
2015.05.15
「草引き」
草引きはすでに日課というか、もう体に染み付いたものとなっています。母屋と工房を行き来する度に、ちょっと気になったらちょっと草を引くという感じで…。ですから私の手(爪の間にも土が入り)は、土で汚れているのが当たり前という感じになっています。もちろんその後で手洗いはしてますよ…。
思い出すと、我が祖母の手もいつもそんな手をしていました。指先はいつも土で汚れ、草の色が染み付いて黒いというか緑色というかそんな色をしていました。服にはいつも草が付いて、時には虫が付いていたり…。服のポケットの中は、紐の切れ端やら草が入っていたり、それらに混じって飴が入っていたりして…その飴を時々私にくれたりしてました。今私はそれに近づきつつあるかもしれません。
ところで草引きですが、庭造りも畑作りも草との戦いである事は間違いありません。ほうっておくと草が絶対勝ちます。私が特に目の敵のようにして抜く草が2つあります。

一つはこれ…名前は知りませんが、畑やら庭やら家の周りのどこにでも生えています。その生命力はすさまじいです。これをほうっておくと大変な事になります。あたり一面を席巻します。
ちょっと手で抜こうとすると葉の部分だけが抜けてしまい、根っこは残ってしまいます。ですから、根っこからしっかり抜かなければなりません。しかもその根っこが結構深いのです。草かきを相当深く入れなければ根は抜けません。その根がすごくしっかりしていて、堅い芋のような塊になっていて、さらに地下茎を伸ばしてどんどんはびこっていくのです。こんな厄介な草もありません。
思い出すと、我が祖母の手もいつもそんな手をしていました。指先はいつも土で汚れ、草の色が染み付いて黒いというか緑色というかそんな色をしていました。服にはいつも草が付いて、時には虫が付いていたり…。服のポケットの中は、紐の切れ端やら草が入っていたり、それらに混じって飴が入っていたりして…その飴を時々私にくれたりしてました。今私はそれに近づきつつあるかもしれません。
ところで草引きですが、庭造りも畑作りも草との戦いである事は間違いありません。ほうっておくと草が絶対勝ちます。私が特に目の敵のようにして抜く草が2つあります。


ちょっと手で抜こうとすると葉の部分だけが抜けてしまい、根っこは残ってしまいます。ですから、根っこからしっかり抜かなければなりません。しかもその根っこが結構深いのです。草かきを相当深く入れなければ根は抜けません。その根がすごくしっかりしていて、堅い芋のような塊になっていて、さらに地下茎を伸ばしてどんどんはびこっていくのです。こんな厄介な草もありません。

そんなわけで家中どこにでも生えてくるドクダミです。私はわざわざドクダミを育てようとする人の気が知れません。(ドクダミ茶にでもするのでしょうが…。)

ガーデンの方は盛りを誇っていたモッコウバラとクレマチス(モンタナなど)の時代が終わり、今はシャクヤクとテッセン(クレマチス)、そしてエゴノキの花がとてもきれいです。
2015.05.07
「ゴールデンウィークも終わり」
今「jagar's garden」は花盛りです。モッコウバラとクレマチスが盛りを迎え、とてもにぎやかです。
その他にもオルレア、オダマキ、シャクヤク、ミヤコワスレ、鳴子ユリ、姫ウツギなどなど、様々な花が咲いています。


エンドウはすでに旬を迎え、このところずっと毎日のように食卓に上がっています。私はエンドウのお味噌汁が大好きで、毎日のように妻にリクエストしています。イチゴはもう少しで盛りとなりそうです。すでに何個かは食べましたが…。
毎年世間はゴールデンウィークであちらこちらへお出かけのようですが、私はいつもこんな感じで自宅と工房にこもっています。
でも正直言いますと、世間のゴールデンウィーク気分が気になります。どこか仕事をしていても落ち着かないというか、はっきり言うと「どこか遊びに行きたい!」と思いつつ、結局こんな感じの日々を送っているのであります。しょうがないか…。
でも正直言いますと、世間のゴールデンウィーク気分が気になります。どこか仕事をしていても落ち着かないというか、はっきり言うと「どこか遊びに行きたい!」と思いつつ、結局こんな感じの日々を送っているのであります。しょうがないか…。
2015.04.24
「わくわく」


毎年相変わらずですが、トマト(2種類)、ミニトマト、ナス(2種類)、きゅうり、ピーマン、ししとう、万願寺とうがらし、スイカ、ネットメロン、とうもろこし(種まき)、ゴーヤー、しょうがなどを植え付けしました。この後もコロたん(ミニメロン)、オクラ、サツマイモ、プリンスメロン(あるいはまくわうり)などを植えていく予定です。



モッコウバラ、クレマチス、オルレアなどが花芽を膨らませて今にも開花しそうです。「祭り前夜!」といった感じですごく楽しみです。ワクワクして見ています。今年はまた新しくデルフィニウムやタチアオイなどの花の苗を植えました。どんな風になるか楽しみ…。
一昨日あたりから可児市のお客様の胡桃のダイニングセットおよびソファ、ローテーブルといった一連のご注文の方に取り掛かっております。
いよいよ暑い季節になってきます。植物も動物も、そして人間も活動が活発になってきます。忙しくなります。
いよいよ暑い季節になってきます。植物も動物も、そして人間も活動が活発になってきます。忙しくなります。
2015.04.13
「時は過ぎ…」
前回の里山だよりから、すでに10日ほど経ってしまいました。この時期は季節の移り変わりがめまぐるしい感じがします。寒かったり、暑かったり…庭や畑の植物も日一日とその姿を変えていきます。毎日写真を撮っていますが膨大な量になっています。

10日ほど前ですが、桜の満開の時に今年2回目のピザパーティーをしました。雨の予想も吹き飛ばすような奇跡的な好天の中、相変わらずおいしいピザとパンでした。
もちろんお客さんが差し入れてくれる肉や魚介類をバーベキューにしたり、スパークリングワインをいただいたり、こちらも相変わらず大変おいしかったです。


もちろんお客さんが差し入れてくれる肉や魚介類をバーベキューにしたり、スパークリングワインをいただいたり、こちらも相変わらず大変おいしかったです。


ジャガイモは大体10cmから15cmぐらいになってきたら、丈夫そうな芽を2本だけ残してあとは芽かきしてやります。一度に全部できればいいのですが、成長に差があるので、様子を見ながら少しの間この作業が続きます。


と言ってたいそうな事ではないのですが、やわらかい筆などでおしべとめしべを撫でてやるだけです。結構面倒くさいので、果たしてどれだけできる事か…。
前にも書きましたが、私は朝7時過ぎに動き始めます。まず畑と庭を眺め、水遣りをしたり、時には上記のような作業を少しします。そして約30分ほどしてから(8時少し前ぐらいに)工房に入ります。その後コーヒーを1杯飲んでから、8時ごろから仕事を始めます。毎日変わらない朝のルーティーンです。

その他にも庭のあちこちに様々な花の芽が勢いよく顔を出し、一日一日その大きさを変えています。我が庭も3年目に突入し、寒い冬を乗り越えた宿根草の芽はいちだんと株を大きくしています。なんだか今年は期待が持てそうな予感がします。楽しみです。
2015.04.02
「この仕事の楽しみは…」




きのこの折り紙です。開いてみると中に手紙が書いてありました。一生懸命心を込めて書いてくれたのが分かります。又々嬉しくなりました。以前にもそのような事がありましたが、純真無垢な子どもさんの素直な喜びが分かるので、これだから学習机作りはやめられません。
ところで、このお客様には5年前に「ナラ拭き漆食器棚」をご注文頂きました。その食器棚が年月を経て「すごくいい感じに色が変わってきてますよ」という事でしたので、見せてもらいました。漆は年月と共に明るくなっていき、透明感が出てきます。私たちはそれを「色が抜ける」と言いますが、この食器棚もそんな風に変わっていました。明るく、透き通ったようになり、木目が余計に際立ってきていました。ビフォーアフター風に写真を載せます。
「どこも問題ありませんか?」とお聞きしましたが「全くありません」と言われ、とても美しく使われている様子から、愛着を持って使われているんだなあと感激しました。制作者として、本当にありがたく感じました。
このように、自分の作ったものを又見る事ができるのも再びご注文を頂いたからで、そんな機会を頂いた事に感謝したくなりました。
このように、自分の作ったものを又見る事ができるのも再びご注文を頂いたからで、そんな機会を頂いた事に感謝したくなりました。
2015.03.30
「動き出した植物たち」
誰にでもあると思いますが、小学生の頃、理科の勉強で植物の観察日記を書かされました。私はそういうのはあまり得意ではありませんでした。きっと必要性を感じていなかったからだと思います。やらされていただけ…。外へ出て活動する(遊ぶ?)事は楽しかったのですが、その課題はあまり楽しい活動ではなかったように思います。
でも、今は毎日庭の花や畑の植物を見るのが楽しみです。そして、日に日に移り変わる
植物の様子をほぼ毎日写真に収めています。(デジカメのおかげです。) この里山だよりもいわば私の私的な「観察記録」になってしまっているかもしれません。すみません…。
庭の雪柳が可愛らしい真っ白な花をいっぱい咲かせる時期になりました。東京では桜が満開とニュースが伝えていましたが、当地はまだ少し先になりそうです。
でも、今は毎日庭の花や畑の植物を見るのが楽しみです。そして、日に日に移り変わる
植物の様子をほぼ毎日写真に収めています。(デジカメのおかげです。) この里山だよりもいわば私の私的な「観察記録」になってしまっているかもしれません。すみません…。

それでも庭や畑では様々な植物が活動を始めています。
"Jagar's Garden"の入り口にある球根植物のコーナーでは、スイセンなど様々な種類の球根植物が花を開いています。
2015.03.18
「焦ってます」
このところ「てくてくめぐり」に追われた感がありますが、ようやく終わり通常の業務に戻りました。気がつけば注文の制作の方がかなり遅れていてあせりにあせっています。皆様少し遅くなりそうです。申し訳ありません。ピッチを上げて制作にかかっております。
北名古屋市のM様の桜の学習机セットは机とワゴンの方はほぼ完成し、塗装を待っています。現在は「KOSI-KAKE」と本立ての製作に取り掛かっていますが、何とか4月に間に合いそうです。



さて、今日も汗ばむほどの陽気でした。いきなり薄着になっています。畑や野山の植物も一気に伸び出しています。

イチゴはむくむくっと首を上げるかのように茎を伸ばしはじめました。鉢植えにしたほうは水やりがしやすいように、工房の前に持ってきました。


2015.03.11
「いなか舎てくてくめぐり その2」

脚は分解できます。天板はこの脚部の上に載せてあるだけの構造です。サイズは「幅142cm×奥行65〜77cm×高さ37cm 板厚5.5cm」です。こちらも特価で販売しています。
以下展示の様子です。
次の土日も開催します。よかったらどうぞお越し下さい。
2015.03.05
「いなか舎てくてくめぐり 始まります」

当工房ではいつも販売はしませんが、今年は少しだけ小物の販売もします。少し暖かくなってきて、ぶらぶらめぐるには気持ちが良い季節になってきた事ですし、どうぞお越し下さい。
P.S.もちろん当工房は年中無休ですので、通常の営業はいつでも行っています。通常の家具などのご相談の方は、これ以外の日に来て下さっても結構です。
2015.02.27
「じゃがいも植え付け」


昨年の暮れに届けてもらっていたジャガイモの種芋を見たら、もうすでに芽が動き始めていました。これはいけないと思い、早いですがジャガイモを畑に植え付ける事にしました。
思えば10年以上前は、ジャガイモの植え付けは大体「春のお彼岸の頃」と決まっていたものでした。しかし、家庭菜園ブームなどの影響からか苗屋さんに野菜の苗や種芋などが並ぶのがどんどん早くなり、JAも種芋を配るのが早くなり…結局少しづつ早く植え付けをするようになってきたように思います。早く植えたところで、収穫は大体いつも同じなのにね。結局私たちは踊らされているだけなのですね。


2015.02.19
「このごろのこと」
久しぶりの更新になってしまいました。先日お客様から電話があり、「納品の時期の事ですが…」という話のついでにこう言われてしまいました。「最近、里山だよりの更新が無いようで、よほどお忙しいかあるいは体調でも崩されたのではないかと心配してました」と…。
実は先々週の土日に東京へ納品で出かけましたが、その前日から風邪気味だったのを無理したようで、帰ってきた次の日からダウンしてしまいました。今回の風邪は少し尾を引いてなかなか治らず、3日間仕事を休んで寝ていました。薬のせいもあるでしょうが、よく寝ました。
実は先々週の土日に東京へ納品で出かけましたが、その前日から風邪気味だったのを無理したようで、帰ってきた次の日からダウンしてしまいました。今回の風邪は少し尾を引いてなかなか治らず、3日間仕事を休んで寝ていました。薬のせいもあるでしょうが、よく寝ました。
そんなわけで先週はあまり仕事がはかどらなかったです。それにしても、お客様が「里山だより」を楽しみにしていて下さるという事を改めて感じたのでした。
そんな中でも少しづつ仕事はしていました。一つは、もうすぐ(3月7日から)行われる「てくてく歩き」のイベントに向けて小物の制作です。(「てくてく歩き」には当工房は3月7日と8日、そして14日と15日に参加します。)

今年はちらしに「小物の限定販売」と載せてしまった手前、どうしてもある程度の数は用意しなければなりません。そんなわけで「一輪挿し」と「箸置き」の2つをそれぞれ数十セット作りました。
そんな中でも少しづつ仕事はしていました。一つは、もうすぐ(3月7日から)行われる「てくてく歩き」のイベントに向けて小物の制作です。(「てくてく歩き」には当工房は3月7日と8日、そして14日と15日に参加します。)



その後でブラシを使って磨きます。福岡市のS様、もう少しで完成の予定です。
この後(今週から)北名古屋市のお客様の桜(サクラ)の学習机4点セット、岡山県のお客様のウォールナット無垢一枚板こたつ座卓と特注テレビ台、奈良県のお客様の栃(トチ)無垢一枚板ダイニングテーブル、加茂郡のお客様の玄関衝立、各務原市のお客様の胡桃(クルミ)ダイニングセットとソファベンチ、小テーブル、そして福井市のお客様の学習机3点セット…という風に進めて参ります。皆様またそれぞれにご連絡致しますので、しばらくお待ち下さい。
2015.01.28
「ごくろうさま」
突然の事でした。軽トラの車検に出していたら修理屋さんから電話がありました。
「佐藤さん、○○も○○ももう破損していてだめです。新品に交換しなければいけません。そうすると○万円も余分に料金がかかってしまいます。そこでどうでしょう。この際、新しいのに替える余裕はありませんか?」
私(げっ!寝耳に水。晴天の霹靂!どうして今なんだ!何かと物入りの時期なのに…余裕は無いよ…)でも、今回の車検の総額はちょっとかかりすぎだし、またこれからもあちこち駄目になってきそうだし…。事実、今でもハンドルの下のカバーは外れて、紐でしばりつけている有様だし、ドアロックは壊れかけドアの閉まりもなんだか危なっかしい感じだしなぁ…。
修理屋さん「ちょうどいいのがあるんです。年式は古いですが、とてもきれいに乗ってあって程度もよく、もともと私が新車で売ったもので、大工さんが仕事で使っていたので(畑仕事では無い)きれいに使ってあります。それに私がずっと管理してきたものですから自信があります。」
「佐藤さん、○○も○○ももう破損していてだめです。新品に交換しなければいけません。そうすると○万円も余分に料金がかかってしまいます。そこでどうでしょう。この際、新しいのに替える余裕はありませんか?」

修理屋さん「ちょうどいいのがあるんです。年式は古いですが、とてもきれいに乗ってあって程度もよく、もともと私が新車で売ったもので、大工さんが仕事で使っていたので(畑仕事では無い)きれいに使ってあります。それに私がずっと管理してきたものですから自信があります。」

2015.01.21
「忙し!」

今年はだめなんでしょうか?それとも我が庭に合わないのでしょうか?なんだか寂しい感じです。


2015.01.13
「春を待つ心」
ここのところ日中は少し暖かさも感じるほどですが、その陽気の中木々の芽はふくらみ、庭のロウバイは花を咲かせています。
一昨日の日曜日は町内の新年会でした。その中でも我が家のピザ、パンの話になりましたが、又一度皆さんに食べてもらえるような機会を作らねばと考えたりしています。ほかにもピザ会を楽しみにしている方々(パーティー)は結構あって、そちらもまたやらなければ…春が待ち遠しいです。今年も昨年以上にピザ会の回数が増えそうです。当工房のお客様の中で「ぜひ一度ピザ会を…」とご希望の方は又メールでも下さい。皆さんのご要望が多ければ、そんな機会も考えたいと思っています。
さて、工房では神戸のお客様のベイマツ無垢一枚板のダイニングテーブルがすでに完成しております。天板表も鉋がけ一発仕上げです。



私はもともと「ベニマツ」という木材が好きで、ベニマツを使った家具を作りたくて木工房を始めたのです。しかし、いろいろな事情で結局広葉樹を主に使って家具作りをするようになりました。
しかし、我が家の食器棚も子どものベッドも、サイドデスクも、ベンチソファもベニマツで作ったものを使っています。いずれメインダイニングテーブルもベニマツで作ろうと思っています。又、娘の嫁入り道具や息子の新居の家具もベニマツで…と考えているほどです。(それだけのストックはありそうです。) 今回ベイマツのテーブルを作りながら、あらためて松の家具の良さも思い出したというわけです。

2015.01.05
「年末、年始の暮らし方」
我が家では年末年始は毎年決まって同じような過ごし方をします。以前もこの里山だよりで書きましたが…まずは年賀状作り。親類・友人バージョンと仕事・お客様バージョンの2種類を作ります。宛名書きはいつも手書きです。下手くそな字ですが、自分の手で書く事にしています。今は宛名ソフトを使って書かれているものが多いですが、それでは味気ないと思うので…。今年もお客様から何通も賀状が来ました。10数年来続いている方もあります。ありがたい事です。
そして大掃除…このあたりはどの家もそうですが、母屋・離れと2軒分ありますから大掃除は大変です。おまけに工房もあります。すべてきれいにする事は出来ませんが、それにしても大変な量になります。それを私と妻と娘の3人(娘はあまり家にいないのであてになりませんが…)でやります。
今年は何年かぶりに工房の方もガラス拭きをしました。これで今年は視界良好といけそうです。(?)
そして大掃除…このあたりはどの家もそうですが、母屋・離れと2軒分ありますから大掃除は大変です。おまけに工房もあります。すべてきれいにする事は出来ませんが、それにしても大変な量になります。それを私と妻と娘の3人(娘はあまり家にいないのであてになりませんが…)でやります。


このお客様には前から特注椅子も頼まれていて、そちらの方も進めていかなければいけません。
そんな感じで本当に慌しく年末は過ぎていきました。大晦日はへとへとに疲れた後でお風呂に入り(入る前にお風呂掃除もしました。その間に妻は料理の準備です)、出てから仏様に家族みんなでお参りします。そしてようやく、ゆっくりと紅白歌合戦を見ながら食事をします。今年は大好きなSASがサプライズ出演という事もあり、大変楽しめました。
私はこのように、針葉樹の家具の場合は鉋仕上げのみで仕上げをします。(サンディング仕上げをしないという事) サンディング仕上げをすると、でこぼこした感じになってしまうからです。